February 26, 2019

日本人がカナダに住まわせてもらってる感

関係ないけど靴を買いました★

「生意気」と言われた気分



なんか周りに敵が多い気がして、みんな自分の話を聞いてくれない気がするんです。

例えば職場で、新人が自分の意見を押し通そうとするんです。

もう僕は今の雇用主の元で11年目で、今の部署では6年目なので、誰が何をやるとか、どこで何が処理をされるとかは知っているので、例えば派遣社員とかに

「〇〇証明書は僕の机の上ではなくで、入り口の横の受信箱に入れて下さい」

などと言うと、それはおかしい、あなたが処理をすべき、とか、コミュニケーションをとるために直接渡すべき、などなど、その派遣さんが入社する前に何年もかけて話し合いで決めたシステムを批評してきます。

でも他の人には言わない。むしろ仕事の話はせずに世間話をしているように感じることも。


新人とか派遣だけでなく、社内の他部署の人達の態度もそんな感じ。
常に命令口調というか、ムスっとしているというか、汚い物でも見るかのような態度。
でも他の人にはお得意のHow are you?で始まる世間話。


How are you? は普通に使います 


でも一度でも、その派遣さんや他部署の人のピンチを救ってあげたりすると、態度が変わる。

僕は今の部署ではまだ6年目だけど、まだ数か月しか在籍していない派遣が経験したことのない、年に数回しか起きないことに対処出来たりするのです。





そこで気付いたのが、見た目とか属性とか、外側で判断されていたということ。

それでもまだそこまで関わりの無い人には、ミーティング等で意見を言うと、「彼は間違っている」という前提で否定される(上司が間に入ってくれる)。

これって一言で言うと、「生意気だ」って言われてるみたいな感じ。

何の癖に生意気、なんでしょうね。

アジア人の癖に生意気、英語も一人前じゃないのに生意気、資格もないのに生意気、ということなんでしょうか。







誰だって強い人にはペコペコするでしょ




こういうのは逆の立場で考えても同じことが言えるかも。

例えば日本で、あなたが発展途上国から来ていると思われる外国人アルバイト店員にレジの対応をされたとします。彼らに対して、がんばってるね、おつかれさま、という気分にはなるかもしれないけど、就職の面接官に会う時みたいな緊張感は無いでしょ?

もし職場に学生バイトがいて、そのバイトがミスを犯してしまったら、
「なんだよぉ、しっかりしてくれよぉぉぉ、間違えられると困るんだよぉ」
とは思うかもしれないけど、上司には同じような態度はとらないでしょ?

もし街で物乞いが寄ってきたら無視するし、うぜーなって思うけど、街でバッタリ会ったのが同僚とか近所の人とかだったら愛想笑いするでしょ?


僕の職場の場合、見た目や肌の色…というより、カナダ生まれ(または英語圏生まれ)でないということが見下されている原因で、さらにはその外国がフランスやロシアではなく黄色人種の国というのが下に見られている原因なのでしょう。

カナダ人からしてみれば、口には出さないけれど、何かと野蛮な文化と思われている節がありますから。

まず英語を話さないということが、すでに未開の地といったイメージのようです、彼らの潜在意識的には。日本や中国、韓国に英語を教えに行く英語講師は、まるで識字率の低い国の人達に言葉を教えに言っているような感覚の人が多いですよ(元英会話スクール勤務です)。

ナイフやフォークを使わずに木の棒で食事をする民族。火をきちんと通さず、生魚を食べる民族。藻のような、海岸の岩に張り付く、カナダでは家畜のえさとなる海藻を食べる民族。浴室を水浸しにしてシャワーをあびる人達(カナダでは浴槽に立ってシャワーを浴びるので浴槽の外に水が行かない)…みたいな、多文化を見下す感覚が無意識レベルであるんでしょう。

誰を弱い人・強い人と見るかは、価値観のような、深い所にある心理的なものだからしょうがない。

誰だって強い人にはペコペコするでしょ?












但しイケメンに限る



と、さんざん書いたけど、必ずしも外国人、とくに発展途上国の多いアジア地域の出身の人が下に見られているわけではない(書いてて思ったけど、カナダの田舎者から見たら日本も東南アジアも一緒のくくりなのかもね)。

僕は留学生時代、既に髪も薄くなっていたし、服もみすぼらしかったし、そもそも若くなかったから、どこへ行っても(店でも、大学内の部署でも)ウザがられた。

でも、例えばファッション雑誌から出てきたような小ぎれいな女の子とか、モデルみたいな長身の男の子なんかは、例え英語が下手でも対等に扱われていたような気がする。

なんていうか、例え生意気でも、迷惑かけられても、なんか許しちゃう魅力っていうのがあるんだよね、美男美女には。

これって単に、「但しイケメンに限る」ってヤツだ。

僕は男なので女子同士の「ブスはつらいよ」的な話はわからないけど、メンズの場合、背が高いとか、手が大きいとか、声が低いとか、そういうフェロモンプンプンな人が何をしても許されてる。とくに女性が多い職場の場合(うちの職場な)。

僕はこの但し書き(「但しイケメンに限る」)に当てはまらないので、「移民のくせに生意気だ」カテゴリーに入るので、存在そのものが生意気らしい。








まとめ


一言で言うと、立場をわきまえないと、と思いました。

立場、と言っても、本来なら派遣社員に指示をしたり訪問者に手順を教えるべき立場なんだけど、そういう立場ではなくて、自分は移民、とくに黄色人種の移民という立場、ということ。

人種差別は職場でも明確に禁止されていることだけど、無意識レベルで移民を快く思ってない人も中にはいるはず。

人種のことに触れるような、明らかな人種差別はされることはないけれど、背の高い既婚の白人の同僚にはニコニコなのに、アジア人で背も低くていい年して独身の僕に極端に失礼なのは、潜在的な人種差別だと思う。証明はできないので人事部に訴えられないけど。

とびきりのイケメンだったり、難しい資格を持っていたり、生まれながらの英語話者でもない限り、何もしなくても「移民のくせに生意気だ」という扱いを受けているので、「自分が正しい」と声を上げる前にちょっと考えてみよう、ちょっと大人しくしよう、と思った。

残念だけど。

バイアスは心理的なものだから頭で考えてどうにかなるものでもなく、生理的に受け付けられないようなもの。ほぼ白人の中で自分だけ日本人なので、味方を作るのも難しい。

納得のいかないことに悔しくて寝れない日もあったけど、白人様の国に住まわせてもらっていることを忘れずに、上司にこっそり訴える作戦でいこうと思います(幸い上司2名は味方で、僕の訴えを聞いてくれて手順を変えたりしてくれてる♥)。

今日の記事全然英会話と関係なくね?
(毎度のことw)


February 25, 2019

ディティール?ディテール?



テーかティーか問題


Detail って言葉、すでもう日本語ですよね、ディテールって。

「ディテールまでこだわったプラモデル」
「細かいディテールが好きなんです、ここのブランドの服」
「食器やテーブルなどのディテールもフランス風」
「ディテールはのちほど連絡します」

などなど、詳細とか細部とか、そんな意味で使われますよね。



でも、たまにディ「ティ」ールって言う人がいます。

「T」はテーではなく「ティー」ですが、ディテールは detail なので「テー」。
ディズニーランドを「デズニ―ランド」言ってしまうのとは違うのです。


ポニーテールをポニーティールと言わないのと一緒。 
綴りは違いますがフェアリーテールをフェアリーティールと言わないのと一緒。
机(デスク)ディスクと言わないのと一緒。


でもやっぱり、テーシャツとかデズニ―とか言ってしまう年配の人のようになりたくないという意思が働くのでしょうか。

日本の英会話スクールで働いていた頃(十数年前)、先輩が「デティール、デティール」とよく言っていました…。



イントネーション問題


ここでニュージーランドでワーキングホリデーをしていた頃の話。

ええ、20年ぐらい前の話です…もう年齢制限のあるワーホリが出来る年齢はとっくに過ぎてしまいました…。

和食レストランでアルバイトの面接をしましたが、オーナーは英語がペラペラな韓国人で(見た目はサンタクロース)、面接は英語でした。

曜日や時間帯といったシフトなど、詳細(detail)は後程、と言われたので、帰宅後アメリカ人のルームメイト(ニュージーランドではフラットメイトと呼ばれていました)に面接はどうだったか聞かれた時に

「 details は後で、だって。」

と言いました。

すると、

「何が後でだって?」

とルームメイト。僕の detail の発音が通じなかったのです。




日本語で「ディテール」と言う時は、

  • お歳暮
  • 55(ごじゅうご)
  • カレー粉
  • ドリカム
  • 擬音語

みたいなイントネーションなので、そんな感じで言っていたのですが、そのアメリカ人が言った「ディテール」は、

  • ハッピー
  • ラッキー
  • ジョンソン
  • 団さん
  • 長男
  • しょっちゅう
のような抑揚の「ディィィィィテ―(ル)」でした。


でも、今オンライン辞書の音声ファイルを聞いてみたら違いました。

dictionary.com は発音付きです。


北米とイギリスでも違うらしく、また名詞と動詞でも違うみたいです…。

なんだよここまで書いてて間違ってたのかよ。





まとめ


この「detail」という言葉、カタカナの発音と英語の発音が違うのは確かです。
RもTHもないのに通じない発音だなんて。
油断できませんね(なんのこっちゃ)。

正しい発音に関しては各自調べて頂くとして(笑)、ディテールのことをドヤ顔で「ディティール」と言ってしまう先輩がいたんです、ということを誰かに伝えたかったので、記事に出来てよかったです♥



February 24, 2019

英語の主語、いつも人にしていませんか?




初心者の英語


英会話学習の初心者の場合、自分のことを中心に話すことが多いと思うので、

I went to Tokyo yesterday.

のように、Iが主語になることが多いと思います。

特に「英語」学習ではなくて「英会話」学習の場合、会話という特性上、話し言葉が中心になるので、ますます  I(私は)で始めることが多くなることでしょう。

よく日記を書くことが英会話の上達のために推奨されていますが(僕もおススメします)、初心者の場合 I で始まる文章ばかりになると思います。

例えば、

I went to Tokyo yesterday.  I went to a bookstore, and I bought a book. I was happy.

のように。 

すぐに he, she, they など、I 以外の主語も出て来るようになりますが、構文としては I で始まる文章と同じになります。

なぜならば人を主語にするのは簡単だからです。

上記の例で言うと、book を主語にしてしまうと

The book was bought by me. 

のように、受動態に変えなければいけないからです…って、そんな表現、普段使わないですけどね。






モノを主語にして脱・初心者



新聞や小説など会話以外の英語、特に書き言葉になると、日記のように「私は~しました」だけというわけにはいきませんよね。

「その車は故障した」
「ある事件が起きた」
「ブログが大人気」

など、「私」「彼」「彼女」以外にも、モノが主語になる文章がたくさん出て来るわけです。



僕がTOEFLの準備コースや大学付属の大学準備コースを受講してハッとさせられたのは、
「英会話学習者は I を主語にしがち」
でした。


大学入学向けの英語コースでは、僕もクラスメイト(留学生)も
I think ______
I believe _______
I assume ________
などと書きがちでしたが、先生いわく「それはあなたの意見ですよね?」。

例えば地球温暖化について書くのに、
「私はこう思います」
というのはせいぜい高校生(もしかしかしたら中学生)まで。

大学の論文では

「〇〇の発表によると、気温上昇が認められます」
「△△の研究では、海面の水位が〇年で〇センチ上昇しています」

のように、モノを主語にして描くことが多くなります。

なので動詞にSをつけたり受動態にしたりと頭の体操になりました。






ビジネス英語


ビジネス英語の場合はちょっと違っていて、「私(私ども)が責任を持って引き受けます」と言って誰が行うのか(主語)を明確にして顧客を安心させたり、「私(私ども)にご依頼ください」と言って顧客に他社ではく自社と契約をしてもうらうように促したりするので I とか We とか主語を人にするのは良い事のようです。

ということを大学のビジネスライティングのクラスで言われたので拍子抜けしました(笑)。それまでは「論文の主語はなるべくモノ」と教わってきたので。

それでも契約書とか、規約とか、取り扱い説明書とか、警告とか、注意事項とかはモノが主語の文章が多く見られます。

「返品は〇日以内で、その際にはレシートが必要になります」
「お支払いはカードがご利用いただけます」
「表示価格には消費税は含まれません」

などなど。

繰り返しますが「私が」「私どもが」というように親近感を出したい場合などは I や We を主語にすると効果的です。

よっぽど個人の営業成績がかかっているとか、それぞれ顧客に個人個人で担当が付いているなどの場合を除いて、普通は「We(私ども)」が使われます。




愚痴聞いてくれる?



で、さんざん前置きを書きましたが、愚痴ってもいいですか?
(ええ、ここまで前置きです)

うちの職場は経理なので、個人の営業成績などもなく、顧客にそれぞれ担当が付いているわけでもないので、電話に出る人もかけてくる人もランダムです。

つまり、メールにしても電話にしても、コールセンターのように

「We(私ども)」

で対応すべき業務内容なのです。

支払い1つとっても複数人のチェックが入るので1人でどうにかなるものでもないので、

私が責任を持って処理します」

というよりは

私どもで必ず処理致します」

的な業種なのです。




なのに!

うちの新人(年上。生まれも育ちもカナダの英語系カナダ人。)ったら!




「かしこまりました。トムが処理します。」

って言うの!
ばっかじゃないの!

(トム=僕の事です)

お客様からしたら「トムって誰?」って話だし(ブログ上ではトムと名乗ってますが職場では日本の名前をそのまま使っているのでお客様は絶対「???」だと思う)、「私はあなたに言ってるんですよ!」って話だと思います。




例えば
「返金処理は〇日ほどかかります」
という場合、

Processing time is ___ business days..
We require ____ business days.
Please allow ____ business days.

などと言う企業がほとんどですが、
Tom has your request.
とか言うのです。

バカか。

新人なので、「うちの会社では返金を処理するのにこの書類ではだめなんですよ。〇〇書じゃなくて△△書を提出してもらってください」と教えてあげたら、お客様に

Tom says he wants △△.

って言うんです!


〇〇 isn't acceptable
△△ is required
We can't accept 〇〇
We require △△

とか、僕の名前を出さなくても言える方法いくらでもあるのに!
プロフェッショナルじゃないですよね。

実はこれ、この新人だけじゃなくて、最近入社した人わりとそうなんです(みんな中年以上)。

でも僕の先輩はみんなお客様には「We」で話すので、僕は間違ってないと思う…。





というわけで、話す(書く)前に、ちょっと頭を使って主語を使い分けしょうね、というお話でした。

愚痴を読んで下さりありがとうございましたw


February 22, 2019

ナチョス nachos は一般的な夕食です


これがこの日の夕食でした。
出前、っていうか宅配、っていうかデリバリーね。

カナダでは、ご飯!おかず!みたいな、明確な食事の定義がないので、ピザとかフライドチキンとかフライドポテトとか、そーゆーおやつみたいな食べ物が食事になったりするんだけど、このナチョスもそーゆーおやつみたいなーなんかいい加減な食事の一例です。

どちらかと言うとアペタイザーというかパブであるおつまみ的なメニューの1つなんだけれども、もちろんメインメニューにもあって食事として注文することができます。

だからこういうのが夕飯にもなり得るわけです。

よく考えたらフィッシュアンドチップスとかもそうだよね。日本で食事と言ったらご飯味噌汁みたいな感じだけどあれでもう普通に夕飯ってなっちゃうんだから。

で、写真はメインの夕飯です、アペタイザーではなく。そしてこれで1人分です。
まぁもちろん何人かでシェアしてもいいんだろうけど。

大きさがわかりやすいように隣にiPad miniを置いてみました。
音声入力で書いてるんだけどiPad miniって自動的にアイが小文字でピーが大文字で勝手に変換されるのね。

日本でレストランに行けば大抵どんなものがあるかわかると思うんだけど、例えばメニューをもらう前でもとりあえず生ビールと頼めるように、特にメニューに悩む必要ないと思うんだけど、カナダでさぁみんなでレストランに行こうとなったときにこの店には何があるかわからない、メニューを見てもいまいちピンとこないということがあると思います。

しかもパブとかなど特に食べたいメニューがない。日本にいればあーおにぎりが食べたい、ラーメンが食べたい、そばが食べたい、などなど選択肢が豊富にありますが、パブで頼むものがないと言う時、僕は大抵ナチョスかフィッシュアンドチップスを頼みます。なぜならば大抵どの店にもあるからです。

あー別に、ナチョスとかフィッシュアンドチップスじゃなくても、ピザでもいいですよね。ピザなら日本にいたってああ食べたいと思うことあるし。

というわけで、カナダに来るご予定がある人は、何か1つ、いつもこれを頼む、みたいなものがあるといいと思います。

てゆうか音声入力、なんでカナダが金田になっちゃうの?



February 18, 2019

海外に住んでも英会話が上達しない理由(わけ)

ネットフリックスでハットリくんを英語で観るでござる、の巻




最近ネタ切れです。

英会話の勉強をしていてコツが掴めた頃から、誰かにそれを伝えたくなりました。英語圏に滞在してからは、英語圏の文化や習慣なども誰かに伝えたくなりました。たとえば「カナダの人参は細長いんだよ」とか(←この情報必要?)。

でも最近、英会話を上達させようとか、もっと現地の習慣を身につけようとかいう気持ちは薄れてます。

そんなわけで今日は海外に住んでも英会話が上達しないのは何故(なぜ)か、その理由(わけ)を本気(マジ)で書こうと思います。

※こういう漢字を無理矢理違う言葉に読ませる歌謡曲(J-POP)、嫌いじゃない。



在住年数、関係ない


ワーキングホリデーという査証プログラムを2回利用したので、2か国にそれぞれ1年ずつ滞在したのですが、英語力の問題もあって日本人のいる店やレストランでアルバイトをしました。

つまり日本人としか働かなかったわけです。うふふ(笑ってごまかす)。

というわけでバイトの先輩達も当然日本人で、ワーキングホリデーで僕より数か月先に来ていた人、現地の人と結婚で数年前に移住した人、若い頃に移民してもう何年も住んでいる人、などなど、どう考えても自分より英会話が上達してて当たり前、な人達ばかりでした。

しかし。必ずしも移民2年目の人が移民3年目の人より英会話がスムーズというわけでもありませんでした。

何年も住んでいる日本人妻がカタカナ発音だったり決まった単語しか言わなかったりするのに対し、ワーホリ仲間の方がスラスラ話したりしていたりしました。



むしろ日本に憧れる


そんな在住年数の長い日本人の方々と接して気付いたことがありました。

僕らワーホリは出来るだけ英語の知識を吸収したり現地の土地勘などを身に着けようと必死で、ワーホリ同士の知ったかぶり合戦というかマウントの取り合いが酷かったのですが、現地の日本人の方は日本の情報についてマウントを取ってくるのです。


例えば新しく出来た空港。合併して名前の変わった市町村。終了したテレビ番組。結婚した芸能人。最近ヒットチャートで1位になった歌手。

そんなの数か月前まで日本にいた僕らワーホリの方が詳しいのが当たり前なのに、負けじと知ったかぶりして話に入ってくる。

当時は今と違ってネットでは音声や映像は手に入らなかったので、芸能人の名前や新しい市町村名などの固有名詞の漢字は文字の情報しかなかったので、読み方が間違ってる。なのに「はいはい、〇〇がまた1位取ったんでしょう?」とか知ったかぶる。

僕は早く「日本に住んでないからもう日本の事はついて行けないな(ドヤ)」と海外かぶれがしたかったので、それは意外な発見でした。

でもね、今ならわかる。

国内旅行の話をする時に新しい空港のことを忘れないようにしたい。「え、なんで羽田まで行く必要があるの?」とかつっこまれたくない。電車での移動の話をするときに、新しい駅のことを忘れたくない。「なんで遠回りするの?」と言われたくない。やたら新しい市町村名を言いたい。テレビ朝日を10チャンネルとうっかり言ってしまいたくない。

流行に置いて行かれたくない、という感じでしょうか。




プールで水泳、海で遠泳


これはいつも僕が例えることなんですが、英会話スクールで習う英会話はプールで泳ぎを習うようなもの。途中で足をつくこともできるし、一旦プールから上がることも出来る。一方海外で英会話をすることは海で遠泳をするようなもの。足もつけないし一旦水から上がることもできないから泳ぎのフォームなんか気にしてられない。もし楽な息継ぎの仕方を見つけたらそれが非効率でも正しくないフォームでもそれに逃げる。



実際に海外で生活をすると、もう「通じればいい」の世界。

もし「コンマリ」で通じるのなら、「整理整頓」「収納」「捨てる」「ミニマリスト」「ときめき」「片付け」など、いちいち説明しなくても良いので、そういう語彙を覚えようとする機会が減ります。

発音もそうで、通じている限りそれを正してくれる人はいません。お金を払って発音矯正でも受ければビシビシ指摘してくれるんでしょうが、普通に生活していてはそんな正しいフォームなど気にする機会もなく、犬かきでもなんでも会話を続けさせることでいっぱいいっぱいです。

いや、なんなら会話をしなくても「おとなしいのね」「無口なんだね」で済みます。

こうして自己流の英会話の海の“泳ぎ方”が確立されてしまい、何年住んでも上達しない人が出来上がるわけです(はい、僕のことですw)。


モチベーションは上がらない


通訳や翻訳や英会話講師など、言葉そのものを職業にしていない限り、何年英語圏に住んでも一般のサラリーマンでは仕事で触れる語彙や表現は限られてします。

毎日同じことの繰り返し。とほほ。
(とほほ、は嘘。効率化を狙えるのでルーティンは楽しい)

しかも仕事では略語や専門用語があるので同僚にいちいち文章で説明することもあまり多くありません。

そして海外在住邦人の憧れ、日本のテレビや映画(笑)。休みの日の楽しみはYouTubeやNetflix(笑)。

永住手続きが終わっている人は英語のテストも受けることもなく、日本の会社と違ってTOEICなどを定期的に受ける必要もなく、そりゃぁモチベーションも上がらないよね。


…と、英語の勉強のモチベーションが上がらない理由をダラダラ書いてみました(笑)。











February 12, 2019

オーガナイズしたら人生がすっきりした話








うちの職場、人が辞めすぎて上司すらコロコロ変わる状態だったんですが、ついには部長まで退職してしまいました。

ブラック企業と言うわけではなく、むしろ公的機関なので割としっかりしたところだとは思うんですが、同僚だけでなくついに部署のトップまで辞めてしまいました。

でも僕はその部長よりも前から在籍しているので、まぁいつもと変わらない生活をしています。その上司の人が来て、業務内容を引っ掻き回された感さえあるので、やっと3年前に戻ったかなと言う感じです。うふふ。


というわけで、上司がいなくなったので自分の業務内容とかルーティンとかを書き出してオーガナイズしてみました。

オーガナイズって日本語でなんて言うんでしょう。整理整頓とか、見直しとか、組織建てて何かするとかそんな感じですかね。

というわけで最近すっきりした生活になったなぁと思うきっかけを書き出してみたいと思います。英会話に全く関係なくてごめんなさい。

 1. Organizeで画像検索


Organizeと言うキーワードで画像検索するとすっきりしたファイルだったりきれいに収納してある洋服などの画像がずらっと出てきます。オーガナイズと言うのは単なる整理整頓と言うよりは色別や形別に並べたりそのようなことも含まれます。見てるだけでスッキリするし実際にやりたくなります。引き出しの中を揃えたりいらないものを捨てたりそういうことをするだけで気持ちがすっきりします。

ちなみに organize your life  で検索すると「何でも書き出す」「ルーティン化する」「先延ばししない」等々人生をすっきりさせる方法がヒットします。なのでオーガナイズと言うのはきっとスッキリさせると言う意味なのかも知れませんね。



2. 小物の整理


引き出しの中とかごちゃごちゃしてるものありますよね。そういうの何も考えずにただひたすら整理整頓(並べ替えたりいらないものを捨てたり)していると、まるで漢字の書き取りを黙々とやっているような、またはアパレルショップで黙々と商品のおたたみをしているような、精神統一の効果が現れます。

もちろんすっきりした引き出しの中に対するすっきりした感情も出てきます。探し物もすぐ見つかりストレスも軽減されます。て聞くと今すぐ引き出しの中の整理をやってみたいと思いませんかウフッフー。


3. 上司にカラーペンをもらってテンション上がる


直属の上司じゃないんだけれどもマメに用件を聞いてくれる臨時のスーパーバイザーがいます。その人は実は全組織の中でも上の方で、ほんとに偉い人なんだけれども、手芸とか文房具が好きな女性で特に日本の文房具にはまっていて、日本製のペンの話でよく盛り上がる人です。

部長が辞めてからもっと会う機会が増えて、この間はなんと「日本製じゃないんだけど」と言いつカラフルなペンをたくさん持ってきてくれました(使いかけ)。



今まではなんとなくを上司の顔色伺いながら備品を注文していたんだけれども、やっぱりいろんな色があった方が見やすかったカラーコードができたり書きやすかったり(インクジェル!)やっぱり手書きが好きなのでテンション上がるよね。

めんどくさい仕事も、なんていうんだろう、ファイルにレベルを作ったりきれいに並べたり優先順位で並べたり、やっぱり文具好きとしては文房具 1つでやる気も変わるよね。

もうなんかアウトルックからカレンダーを印刷していろいろ書き出して見た目的にも頭の中的にもかなりすっきり。



まとめ


というわけで今日は全く英会話には関係ない話にはなりましたが、こういうことが英会話レッスンの会話のネタになればなぁと思います(こじつけ)。

ちなみに今日も音声入力で書いています。ところどころ手で修正しなきゃいけないところもあるけど、iOSは句読点も改行も口頭で入力できるのでほんと助かります。毎日更新できるかもね。





February 5, 2019

英語でBinってどういう意味?



今日はビンの話です。
といってもビール瓶やガラス瓶のようなボトルのありません。

Binです。

Binには、ボトルやガラスといった意味はありません。

入れ物とか箱とか容器とか、とりあえず何かを入れておくものといった意味があるようです。

例えばオフィスで受信箱のように来た郵便物や書類をとりあえず入れておくところ。
その後仕分けした書類を入れておくそれぞれのトレイ。
これすべてbinです。
  Incoming Bin とかいます。

※他にも、トレイのように浅いプラスチックの入れ物でも、basket と言ったりもします。
バスケットと言うと、籐か何かで編んだ入れ物を思い浮かべてしまいますけどね。

それからゴミ箱。
Dust bin とか言います。
緑の生ゴミ用のポリバケツを green bin とか言ったりします。




リサイクル・ビンpixabay.com より。


こんまりメソッドでも、仕分けしたものを入れておくのに、アメリカ人の依頼主が
「これは捨てるのであのbinに入れておく」
のように言っていたりします。

受信箱のような浅いトレイもbin、ポリバケツのような深い大型容器もbin、ごちゃごちゃしたものを入れる大き目の容器もbin。

とりあえず何かを放り込んでおく容器はなんでもbinと言っておけば間違いなさそうですw

February 4, 2019

こんまりメソッドとスパークジョイ



こんまりメソッドが海外で人気だと聞いたことがあるかもしれません。
実際人気です。

どれぐらい人気かと言うと、僕が住んでいる、日本人がほとんどいない田舎町でも職場でこんまりメソッドの話題が出る位です。

こんまりと言う名前は出て来なくてもスパークジョイとか立てるたたみ方とか1カ所に集めるとかそういう事は皆さん知っています。特に女性の方々。

僕も最近、ある人の誕生日プレゼントにこんまり先生の本を買おうと思って書店に行ったら店員さんに話しかけられたのでタイトルを言ったところ、ああ、あの本ね、みたいな感じですぐに持ってきてくれました。

特設コーナーがいまだにあってそこにあったみたいです。

そしてさらに、最近Netflixの無料お試し期間に申し込み中なので、そこでも今年から始まったこんまり先生の番組を見ています。

こんまり先生の小柄なところ、黒髪ストレート、礼に始まり礼に終わる柔道のように家に挨拶をするところ、折り紙のように洋服をたたむこと、物に挨拶をすると言うような神道のようなスピリチュアルなところなどなど、日本人らしさがアメリカ人には新鮮なようです。

番組中でも日本語がそのまま吹き替えなどされずに流れていて、近藤麻理恵さんの名前も漢字で表記されていたり、日本人であることが受けているようです。

そのNetflixの番組は、基本的には英語ですが、こんまり先生の発言はそのまま日本語なので、英語日本語どちらもわかると本人たちが言っている言葉が直接聞けて良いなと思いました。

その番組は訪問する家庭が違うだけで同じような番組なんですが、毎回見てしまいます。

若い夫婦と子供たち、子供が巣立った家庭、様々な人種…人はそれぞれいろいろな人生を歩んでいるように、人それぞれものにまつわるドラマがあります。そんなことを思わせてくれる番組です。

それよりも何よりも通訳さんが素晴らしい。Marie Iida さんと言う方らしいです。

笑顔がとても素敵で、コミニケーションの取り方が最高。見てる方が全然気まずくならない。

こんまり先生の話は吹き替えではないので、こんまり先生の日本語の後に通訳さんの英語が来るので、これは英語でこういうのか!と発見の連続で勉強になります。

例えば3分の1に折ると言う表現。
3分の1がワンサード on third と言うのは知っていましたが、 3つに折ると言う時はサーズ thirds と言うんですね。勉強になりました。

世界中で人気のこんまりメソッド。英会話のネタに困ったら、ぜひ話題にしてみてください。

職場でも、これ取っとく?とっておかない?と言う質問になったら、ときめかないから捨てる、て言うのを言ってみたいと思います(まだ言ってない)。


※今回の記事も音声入力で作成しました。「こんまり」と「折る」がきちんと変換されなかったりするのでそこは手で直しました。あー、ホント楽。早いし。