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April 9, 2022

「静電気がバチっとした」を英語で


 



犬に触ったら静電気がバチっとしたんです。

同居人がそれを見ていて目が合ったので

「静電気!」

と言おうとしましたが「静電気」が英語で出てこなくて、スタ…スタなんだっけ…スタティスティックスは『統計』だし…なんて思っていたら、同居人に

「Did you get a shock?」

と言われました。



そっか!

「静電気」って名詞とか「バチっと」って擬音語とか言わかくても「ショック」でいいのか!

と学んだエピソードトークでした。





ちなみに静電気は static electricity で、静電気のショックを正式に言うなら static shock と言うみたいです(この記事を書くにあたって今調べましたw)。 

スタティック、スタティック、スタティック…覚えようっと。


March 17, 2022

brain fart と言えば何でも許される風潮


Photo by pixabay.com





一度教わった仕事をもう一度聞くとき、恐縮するというか申し訳なく思ってしまうので割と普通だと思うんです。

質問するときも「1度教わったのにすみません」「何度もごめんね」みたいに聞くときに謝ったりすることも。

仕事はちゃんと覚えなければいけないのは当たり前のことですよね。

というわけで僕はカナダに来てからも日本で働いていた頃同様にちゃんと仕事は覚えようとしてきたのですが、他の人を見るとしっかり覚えてなくても怒られてないんです。

僕も同僚も、同じ時に説明を受けたのに、サッパリ覚えちゃいない。

そして質問してくる。

質問相手が僕でも上司でも悪びれた様子はありません。謝りません。覚えてないのに。

よく日本では「外国人は謝らない」「海外では謝ったらだめ」などと言われえるのですが、それとはちょっと違うんです。

カナダ人は(アメリカ人と違って)すぐ謝ると自分たちで思っているらしく、カナダのお土産などにはカナダ人がよく言うセリフとして「Sorry!」と印刷してあるものもあります。

日本人の感覚からすると全然謝らない人たちですが(笑)。

そもそもうちの職場は「人間だからしょうがない」という暗黙の了解みたいのがあって、お互い以前教わったことを覚えていないことに寛容です。謝るまでのものじゃない、と言う感じ。

質問してきた人達が冗談めかして言うのが
「It's Monday morning」= 月曜の朝ですから(※月曜の朝は頭が回らない)
「It's been a long day!」= 今日は長い1日なもんで(※夕方に、朝からたくさん仕事をしてることを示唆)
みたいな、人体の疲労等に関することです。

たしかに人間だもの、しょうがないです。ロボットのように一度インプットすれば良いわけではありません。ど忘れだってします。

(だからメモ取れ、そして質問してくる前にそれを見返せって話なんですが…ボソっ)

そして曜日や時間帯に関係なく聞くのが、brain fart(脳のおなら)。

上記の例のように頭が回ってないようなときに使います。

既に知ってることなのに頭が回ってなくて間抜けな質問をしちゃった、ってときなどに

I have a brain fart

と言ったりします。

僕は根が意地悪なので「本当はちゃんと理解してないからそんな質問してるんじゃないの?ちゃんと資料見た?メモしなかったの?今の質問で15分取られたんだけど?」などと思ってしまって、「脳のおなら」で済まされてしまうとモヤっとします。

でも僕も使ってみようっとw

March 9, 2022

「リモート会議中に内職」は英語で?

Photo by pixabay.com





カナダで事務員として働く日々のお話です。


SNSを見ていたら、「リモート会議中に内職していたら~」と、ひそかに自分の業務をすることを「内職」と当たり前に表現している人がいて、日本語ではそういうのか、と納得しました。

なにせ僕が日本で働いていた頃はリモート会議中なんてありませんでしたから、そういう日本語に弱いんです。

15年前と今ではオフィスで使われる機器も働き方も変わったことでしょう。僕のビジネス日本語のレベルは「ファックス送信しました」で止まってますw



さて、リモート会議中の「内職」と言うのを知った翌日、偶然にもそんな感じの状況になりました。

4名でリモート会議をしていたのですが、担当者が話題に出た資料を探して「ちょっとまってくださいね~」となったとき。

急ぎの仕事を抱えていた参加者の1人を気遣った上司が、

「彼は急ぎの仕事があるからマルチタスクさせてもいいかな」

と言ったのです。




この意味での内職は、英語ではマルチタスク(multitask)って言うんですね。

ちょっとうしろめたさが減る感じw

たいていこういうとき、内職(マルチタスク)をする人は

I'm listening 「(会議を)聞いてますよ」

 と言いますね。



December 12, 2021

パソコンの反応が止まってクルクル回る表示が出てるのを英語で何て言う?

Image by Kevin Phillips from Pixabay




電話の指示によるパソコン操作

パソコンに異常があって電話のサポートを受けるとき、電話の指示に従いながらパソコンを操作しますよね。

最近ではリモートワークで電話やビデオ通話をしながらパソコンを操作することもあると思います。

そんな風に電話で指示を受けならパソコンを操作するとき、たまにパソコンの動きがとまって指示に従えない時があります。

画面に◯がクルクル回っていたり、砂時計が現れたり。今データを処理してますよ、ちょっと待ってくださいね、みたいなときです。


英語でパソコンの状況を説明

電話では「次に、そのアイコンをクリックしてください。」と言われているのに、画面には◯がクルクル回っていて“そのアイコン”が出ていないとき。

英語で指示に従っているとき、いつも困ります。

「あ、ちょっと待ってください、パソコンが...」

  • 処理中です?
  • 反応中?
  • ダウンロード中?
  • フリーズしてます?

どれも合っているようで違いますよね。


It's Spinning

というわけで、英語ではどう言うのだろと思い、英語のネイティブの同僚たちがリモートで指示を受けながら共有している画面の操作をしているのを聞いていたら、

It's spinning

でした。

確かに丸いの (it) がスピンしてますよね。

また別の人は

It's thinking

とも言ってました。

これも納得。丸いのがクルクルしてるときは、パソコン (it) が考えてるときですもんね。


まとめ

そもそも日本語で何て言うかも謎ですね。

もしかしたら、IT業界では一言でこの状態を言い表せる言葉があるのかもしれませんが、僕は日本での事務経験はあまりないので、日本語でもちゃんと説明できる自信がありません。

せいぜい「画面中央に丸いのが出てクルクルしてます」ぐらいでしょうか。

いや、実際には、もし電話でリアルタイムで指示さているなら焦ってしまって

「あ、ちょ、待って、あのー、えーっと、」

みたいになってしまうと思います。

英語でパソコン操作の指示を電話で受ける際には、この記事を思い出してください。


December 5, 2021

のんびり sweet time 取ってんじゃねぇよ、の話

 


のんびり・ちんたら・スィートタイム 

誰かに何かを依頼して、それを早くやって欲しいのになかなかやってくれないときに一緒にいた人が

「やつらはsweet timeを取ってる」

と言ったことがありました。

“sweet”なんて甘い言葉ですが、状況から「これは悪口だな」とピンときました。

辞書で詰め込むよりもしっくりくる(かもしれない)現場で遭遇した生きた英語。というわけでブログでシェアしたいと思います。



次の人が待ってるのに急いでやってくれない同僚

Sweet Timeを聞いた実例その1。

職場でのこと。僕は事務員なので書類を処理しています。

書類が処理をされる前には何工程かあるのですが、僕の前の工程の担当の人がたっぷり時間を取ってしまったためその書類が僕の所に回ってきたときには締め切りまで時間がありませんでした。

仕方がないので大急ぎで処理をしていた所、たまたま居合わせた同僚が

He was taking his sweet time 

のようなことを言ったのです。

急ぎだって分かっているのに、締め切りがあるのに、自分の所で流れを止めてのんびりコーヒーでも飲みながらチンタラやってたんだろう、とでも言わんばかりの言い草でした。

実際はその工程の担当の人も忙しかったでしょうし、僕に書類を回す前に色々確認することがあったとは思いますが、同僚的には「もっと優先順位の付け方を工夫できるだろう」とか「彼の業務量から言ってそこまで時間のかかる事ではない」というようなことが言いたかったのではと推測されます。

次の人が待っているのにのんびり甘い時間を過ごしている、と嫌味を言いたくなる感じ。同僚からちゃんと伝わりましたw



YouTuberも言ってた

Sweet Timeを聞いた実例その2。

フォローしている日本在住のカナダ人YouTuberがいるのですが、その動画の中で使われていました。

出入国だったか自己隔離の終了の認定のためだったか忘れましたが、例の感染症の陰性証明が必要で、それがないと行動が起こせないというときのこと。

それさえあれば次の行動に移せるのに、その機関が1週間だか2週間だか一般的な検査機関より時間を要しているということで(このYouTuberは諸事情により2020年以降も日本と数か国を行き来していてたくさん検査や自己隔離を経験している)、

They are taking their sweet time

のようなことを言っていました。

これを聞いてこのSweet Timeというのは先に挙げた同僚個人の言い方じゃなくて、ちゃんとした英語の表現なのね、と思ったのでした。



まとめ

時間がかかるとか、時間をとるという言い方だと take time がありますね。

  • It takes time それは時間がかかるのよ。
  • Take your time ゆっくりやって。

でもこれを

  • He was taking his time
  • They are taking their time

と言ってしまうと、じっくりやっている、丁寧にやっているといった印象にもなり、嫌味な感じが出ません(笑)。

これに sweet を付けて taking his/their sweet time と言うと、確かに嫌味が出ますね。


 この“sweet”が甘いお菓子や砂糖たっぷりのコーヒー・紅茶のイメージなのか、はたまたイチャイチャしている甘~い状態の事なのかはわかりませんが、とにかく嫌味、批評、陰口に使うには良いみたいですね。


Photo by pixabay.com

June 4, 2021

レジ締めは英語でなんて言うの?




カナダでレジ締めの仕事をしたことがあります。

と言ってもスーパーやコンビニのような小売りのレジではなく、とある機関で利用者からその都度お金を受け取って引き出しに入れるような、機械式ではないレジでした(入金額はコンピューターに手入力)。

そうです、引き出しです(笑)。機械式のキャッシュレジスターではなく、受付の机の引き出しでした(笑)。

スーパーやコンビニなど、一般的に“レジ締め”という言葉を使っている所では英語でもちゃんとしたレジ締めの呼び名があるのかもしれません。


その職場では、一日の終わりにお金を数えて帳簿と合っているかを確認することを

 reconciliation リコンシリエーション

と言っていました。



動詞は reconcile なので

「リコンサイルしなくちゃいけないので、30分時間を下さい。」

というような使い方をしていました。


本来なら、レジ締めの一連のプロセスを指すというより、現金と帳簿が合っているかを確認することを指すのだと思いますが、僕が担当していたレジ締めのメインは現金の確認ったので reconciliation と呼ばれていたのでしょう、


それから、月末に毎月のクレジットカードや銀行の明細をレシートを照合して確認することも同じく reconciliation と言います。


ちなみに明細は statement(ステートメント)と言われています。




今の仕事はレジ締めがないので、すごく幸せです。

間違いの多い学生バイトもいて、自分が唯一の正社員だったのでなかなか帰れなかったので。

日本のデパートで働いていた頃も、レジ締めこそありませんでしたが閉店後に残って毎日帳簿を付けさせられたんですよねぇ。

エアコンもフロアの照明も消され、薄暗い自店の灯りだけで汗だくになって帳簿を付けていたのを思い出します。夏はもちろん冬でも汗だくでいつも喉が渇いてたっけ。

そして当時はすべて手書きで、本社への送信はファックスでした。

あ、違うかも。

たしかウィンドウズ95が普及してからはウチも閉店後にノートパソコンの送信を押すだけだったような。

そうするとタイムカードを押した後にファックスさせられてたのは最初の1~2年だけだったか?

タイムカード置き場とファックスのある事務所が別のフロアーにあって、退勤後はフロアーはデパート側により施錠されてしまうからどうしてもタイムカード打刻後にファックスを送信しなければならなくてしかも送信完了メッセージが出るまで日によっては30分とかかかるっていう…。


あ、また四半世紀以上前の話しちゃった。若い読者(いるのか?)減っちゃう!



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March 2, 2021

英語で心の準備をしてほしいと伝えるとき a heads-up ヘッズアップ

 



まだ特に何もすべきことは無いけれど、何かをしてもらうことになる、とあらかじめ伝えておきたいことってありますよね?

心の準備をしておいて欲しいときとか。



たとえば…

・業者から来週の月曜日に備品が届くことになった。備品を受け取るまでは特にこれといってすることは無いけれど、担当者に伝えておきたい。

・別の部署から、現在ウチの部署に向けて、とある書類を大量に記入中との連絡。申請書を受け取らない限り何も行動は起こせないけれど、いきなり大量の事務処理をすると知ったら担当者がビックリしてしまうから、今のうちに伝えて心の準備をしておいて欲しい。

・お客様が契約を検討中で、今はまだハッキリしていないけど、契約が決まったらバタバタと忙しくなるので担当者に伝えて心の準備をしておいて欲しい。



そんなときに便利な表現があります。

Just a heads-up, (そして本文を続ける)


もし、あなたがheads-upという言葉を使わずに漠然と「明日お客さんが契約に来るかもしれないって。」と伝えてしまい、相手に「え?俺何かしなきゃいけないの?」みたいなことを言われて“心の準備をして欲しかっただけだよ”と伝えたい時は、

It's just a heads-up.

と言うことも出来ます。

業務連絡で使われるので大抵は指示を出す人(上司とか)に言われることの多い表現です。



もし「エビデンス」とか「アジェンダ」とか「マター」とか言う意識高い系の人にマウントを取りたい場合には

「◯◯さん、ただのヘッズアップなんですけど、週明けに大量の納品があるそうです」

などと言ってみてはどうでしょう(冗談です)。




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February 27, 2021

英文メールの締めの言葉

 



英文メールの最後に、
  • Sincerely,
  • Regards,
などとつけますが、どの言葉を選んだら良いか迷うことはありませんか?

日本語なら
  • 敬具
  • かしこ
などの違いは、なんとなくわかりそうなものだと思います。母国語だから、同僚や前任者の書いた書類などをサンプルとして見れば、大体ニュアンスがわかるからです。


ところが英語の場合、日本で生まれ育った場合は日常的に使ってきた言葉ではないので、それぞれのニュアンスがピンとこないと思います。
  • Regards,
  • Kind Regards,
  • Best Regards,
のどれでも良いと言われても、よくわかりません。


個人的に僕は経験則でわかったことは、
  • 郵送の手紙の代わりとして送るメールはフォーマル(おおげさ)に
  • 電話の代わりに送るメールはインフォーマル(そこまでおおげさでない)でいい
ということです。

本来ならば印刷して郵送で送るところを今回は電子メールで送る、のような場合は Sincerely,のように丁寧な表現を使うけれど、電話で質問してもメールで質問してもどちらでも良いような社内メールや頻繁に連絡を取り合う業者との連絡の場合はRegards,などで良いわけです。

日本人は内容に関わらず、よく Dear で始まりSincerelyで終わるメールを書くように思われますが(僕もそうでした)、問い合わせのメールなどではそこまで形式ばってなくても良いようです。

というわけで、個人的におすすめの締めの言葉は
Thank you
です。

ちょっとメールっぽくない(書き言葉っぽくない)し、プロフェッショナル度に欠けるかもしれませんが、そもそも僕の場合、本文がネイティブのような文体ではないので(多分読み手にはノンネイティブだとわかってしまうと思います…)、あえて研修生っぽさ、素人っぽさを演出しています(セルフプロデュースを忘れないw)。
 




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February 18, 2021

追って連絡します、を英語で

 

Photo by pakutaso.com


電話でもメールでも、問い合わせがあったら、必ずしもすぐに回答できるとは限りませんよね。

ちょっとデータを調べなければいけなかったり、同僚に聞いてみなければいけなかったり、上司に相談しなければいけない時だってあります。

そのような「先方に『(確認してから)追ってご連絡差し上げます』的なことを言いたい時」に便利な表現があります。


I'll get back to you. です。


アイル・ゲッ・バック・トゥーユー。


他にもいろいろ言い方はありますが、まずは1つ覚えて暗記してしまうのがおすすめです。

早口言葉のように練習して普段からスラスラ言えるようにしておけば、特に電話対応の場合に役に立ちます。


September 17, 2020

じゃーん!は英語で何て言うの?

 

pixabay.com


何かを紹介するときに、

じゃーん!

って言いますよね。



たとえば料理系 YouTuber がケーキを作り、それが完成したときに、

じゃーん!出来上がりました~!

とか言う時とか。




英語では、

Ta-da!

と言うようです。



日本語で「じゃじゃーん」と言うようなイントネーションで「タダ―」です。


ただ、北米のみなさんは、パーティーパーリーと言うみたいに、タダ―タラーと言っています。


動画で商品を紹介するとき以外にも、

  • こんなに汚れたTシャツも、この洗剤を使うと… Ta-da! 驚きの白さに!
  • 今日はデザートを買って来たよ~。Ta-da! アイスクリームで~す!
  • 種も仕掛けも無いトランプですが…Ta-da! 選んだのはハートのエースですね?



などなど、「じゃーん」と同じタイミングで使えます。



こういう感嘆や擬音など、普段から言っていないと咄嗟に口から出ることもなくタイミングを逃してしまうので、たとえ「海外かぶれ」とか「帰国子女でもないのに」とか言われても、日本語の会話の中にも使ってみるのもいいかもしれません(無責任)。





August 13, 2020

静かに!Be Quiet! とは何様だ

 





■誰でも知ってる Be Quiet


「『静かに!』を英語で言うと何ですか」
という質問をしたら、おそらく公立中学で英語を勉強した多くの日本人は
「Be quiet」
と言うんじゃないかと思います。

アイドルグループの歌にも Be quiet という歌詞が出て来てそう思いました。

それぐらい基本的な表現ですよね、ビー・クワイエットって。

でもこれ、実は割と横柄に聞こえてしまう表現で、ちょっと気を付けた方がいいなと思います。




■リアルな英語はもっと丁寧?


ニュージーランドで小さな子供のいる家庭でホームステイをした時にあることに気付きました。

親が子に丁寧な言葉遣いをするのです。
please をつけて注意をして、子供が聞き入れたら thank you と言っていました。

これはその家庭だけではなく、近所の小学校にボランティアとして運動会のお手伝いをしたときも、先生たちもそう発言していたのを見ました。

もちろん子供が危険な事をやりはじめた時などに
「やめなさい!」
と大声で叱る時は別ですが、それ以外の普段の注意は丁寧なのです。

子供が乱暴な口のきき方をしないような教育なのかもしれません。

「静かに!」と言う場合、Be quiet ではなく
「Quiet, please」 と言って、静かになったら「Thank you!」と言うような感じです。




■中学校で Be Quiet


帰国後は英語教育関連の会社に就職したのですが、業務の一環として小中学校の授業見学がありました。

ある中学校での授業見学のこと。その時は市主催の研究授業で見学者も多く、生徒のみなさんがちょっとざわついていました(ごめんね大勢で押しかけて)。

その日は英語で英語を教えるという試みだったので授業をしていた先生は英語で「静かに!」と言ったわけですが、それが
「Be quiet!」
でした。

ちょっとビックリしました。そこまで強く言わなくても…と。先生にそんなつもりは無かったのかもしれないけど、そこまで威張らなくても良くない?みたいな印象を受けました。

とは言っても僕はネイティブではないので気のせいかと思っていましたが、授業後のディスカッションで同じく授業を見学していたオーストラリア人が感想を求められたときに

「なんていうか…その…先生は大変お厳しくていらっしゃる(意訳)」

みたいなことを言葉を選んで言っていました。直接的な表現にびっくりしたような感じでした。




■上下関係の文化ゆえ気付かないパワハラ?


多くの人が Be quiet と言いがちなのは、そもそも日本語の「静かにしなさい!」が頭に浮かぶからなんですよね。

静かにしなさい!と言って良い文化なんです。

でも英語圏では、最近からなのか昔からなのかはわかりませんが、怒鳴ったり大声で叱ったりすることは暴力として扱われたり、少なくとも分別のある大人がすることではないとされる風潮があります。

また、普段は皆さん意識していないかもしれませんが、日本では年上には敬語を使うなど年齢による上下関係が特に厳しくもあります。

一方英語圏では、子育ての方針なのか、はたまた人権に対する意識なのか、子供達にも一人前の人間として平等に扱おうというような風潮もあります。

何が言いたいかと言うと、一方的に「静かに!」と怒鳴るようなシチュエーションが無いようなのです。

日本では年上の人が年下の人に怒鳴ったり注意するのは当たり前のことですが、英語圏では、少なくてもカナダでは、誰かに言ったりしたらそれはもう喧嘩です。セキュリティー(ガードマン)を呼ばれるレべル。

Be quiet! 静かにしなさい!

という「命令」よりは、同じ大声を出すのでも

Listen up, people!
Please listen!
Can I have your attention!
(この辺の表現あんまり自信ないですがw)

のように「お願い」をするようなことが多いと思います。



今回のこの中学校の先生の例においては、あえて教科書に出て来る表現を使った説も僕の中ではあるんですけどね。


研究授業って先生方は前から準備されるらしいから、おそらくそうかな。








July 21, 2020

Thank you と Thanks to you





Thank you だと、ご存知の通り「ありがとう」という意味になりますが、Thanks to you では「あなたのおかげで」という意味になります。

面白いですね。







今更説明するまでもありませんが、 Thank you はそれで完成する一行です。

それに S をつけた Thanks to you ですが、日本語訳の「あなたのおかげで」と同じで文章としては完成しません。

Thanks to you, I was able to go there.
→あなたのおかげでそこへ行くことができました

でも、It's をつけて
It's thanks to you.
にすると、「あなたのおかげです」という意味になります。



なお Thank you に I をつけて、もっと大げさにすることができます。
I thank you. 

「ありがとう」と話しかける場合は、対象はyou になりますが、話し相手に他の誰かに対しての感謝の気持ちを表現するならば、

I thank him
I thank her
I thank them
I thank my sister
I thank my classmates
I thank my friends

と表現することもできます。





全然関係ないけど音声入力はすごく楽ですね。Google Chrome で入力してますが、早口で喋っても全然理解してくれて漢字も的確に変換してくれるので入力がすごく楽です。

May 31, 2020

これって英語で何て言うの?は答えがない場合もある

pixabay.com






英語学習に関する質問は、どんな質問でも頂くと嬉しいです。
いつもありがとうございます。

割と多く頂くのが
「_____て英語で何て言うの?」
というご質問。





たとえば
など。





実は日本での生活や風習に基づく表現に関してだったりすると、回答が

「無し」
(英語ではそもそもそんなこと言わない)

の場合があります。




例えば男の子と違う女の子って「好き」と「嫌い」だけで「普通」が無いってクリィミーマミも言うじゃないですか(本当よ)。



あ、例えを間違えました。別の例えを。



英語圏では、誰かがくしゃみをすると
「Bless you!」
と言ってあげるのですが(参考:Wikipedia Response to sneezing)、
日本語は何も言いませんよね。

(強いて言うなら「お大事に」?)


上の3つの表現、
  • 「いただきます」
  • 「お疲れ様でした」
  • 「お先に失礼します」
で言うと、記事内では敢えて代替えとしてのフレーズをご紹介しましたが、実際のところこれらを英語で何と言うか聞かれたら
  • 「該当なし」
が適切な回答かと思われます。





体に染みついているぐらい当たり前に使う表現の場合、どうも言わないと気持ち悪いという人もいるかもしれません。

大昔、ニュージーランドでワーキングホリデー中に知り合った、同じ語学学校のクラスメイトだった日本人の女の子が、

「ホームステイ先でも『いただきます』だけは絶対言うようにしているの。だって気に入っている言葉だから。」

と言っていましたが、彼女はどうしても日本語で「いただきます」を言わないと気が済まなかったのでしょう。手を洗わないまま料理をすると気持ち悪いとか、歯を磨かないまま寝るのは耐えられないといったレベルで。もしくはそれを言わないと呪われるとさえ思ってしまうような強迫観念だったのかもしれません。

ホストファミリーからしてみれば、日本人留学生が必ず食事の前に「itadakimasu」と言っていることは奇妙に映っていたかもしれません。必ずしも悪く受け取っていたとは思いませんが、きっと「アーメン」のような、宗教的な何かと思っていたかもしれません。

なぜなら該当する言葉が英語には無いからです。

疑問に思ったことの答えが無いとそこで行き詰ってしまうかもしれませんが、
「該当なし!ハイ次!」
あまり悩まないことも英語学習には必要かもしれません。









May 24, 2020

「メシ」を英語で言うと

https://pixabay.com/photos/rice-food-pickled-plum-salted-18786/
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ご質問いただきました。

①「メシ行こうぜ」の「メシ」は、食事という意味もあれば料理という意味もあるけれど、基本的は米という意味。そしてパンを食べても「朝ごはん」と言うように、米を指す言葉(メシ、ごはん)が米以外の食事全般を指す。このように、ある特定の単語が色んな意味になる単語はあるのか。

②ちなみに「メシ行こうぜ」のメシは meal で良いのか

の2つ。ありがとうございます。







①のご質問ですが、

もしかしたらキャンディー(candy)がそうかもしれません。アメリカ人が飴もチョコレートもクッキーもキャンディーと呼ぶのでびっくりした記憶があります。そもそもキャンディーは砂糖菓子の総称なので、日本で言うキャンディーのように飴限定ではないのかもしれませんが、チョコレートやクッキーという言葉もあるのに「キャンディー」と表すのは「メシ」「ごはん」に近い用法かもしれませんね。

ちなみにご存知かもしれませんが、キャンディーはアメリカで使われている砂糖菓子の呼び方で、イギリス英語では「スイーツ (sweets)」です。日本では甘いお菓子に関してはイギリスの呼び方を使っているわけです。ちなみにカナダではどちらでも通じます。



②の meal ですが、mealは個人的な感覚で言わせて頂くと(つまり間違ってるかもしれないけれどw)、“1食分”などと数えられるような文脈の時に使われるような気がします:

  • 飛行機で提供される機内食
  • 各地から招待された専門家が集まるようなコンファレンスで提供される食事
  • 献立の計画(meal plan)
  • 大学などの食堂の回数券やプリペイドカード (meal planやmeal card)

「メシ行こうぜ」というときには eat を使って eat out と言う事が多いですね。
  • Let's eat out.
  • Do you want to eat out tonight?
eating out は「外食」の意味です。
 




英語ではキノコ類はなんでも mushroom と呼ぶし、海藻もなんでも seaweed と呼びがちなんですが、それはあくまでも candy がそもそも砂糖菓子全般を指す言葉なように、それぞれ「キノコ類」「海藻類」という総称だからちょっと違いますよね。

「朝ご飯はパンだった」
「パスタが美味しいイタ飯(メシ)の店」
「ラーメンを昼飯(メシ)に」
「低炭水化物ダイエットで晩ご飯はステーキだけでご飯抜き」

…こうやってよく考えると、うちらの母国語ってわけわからなくね?(褒めてる)


May 17, 2020

「ホームパーティー」は英語で Home Party とは言わない

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英語を日本語(カタカナ)にするときに余分な言葉を付けちゃう3選。

僕も英語を勉強する前はきっと普通に言っていたと思うし、こういう言葉はなんとなくウチら中年世代しか言わないような気がするけど、とりあえず3つ挙げてみますw




■ ホームパーティー

home party とは言わず、party のみです。

日本語では敢えて「『ホーム』パーティー」と「ホーム」を付ける事によってアットホームで、手作りで、私的な感じが出ると思いますが、英語の party は「飲み会」「食事会」的な意味合いなので、日本語で「家庭食事会」と言わずに「〇〇さん宅で食事会」と言うように、英語でも「home party とは言わずに」「party at 〇〇's」と言います。









■ ラブロマンス

映画や小説などのジャンルとして「ラブロマンス」がありますが、romance はそれ自体で恋愛の意味が含まれているので love は蛇足です。"love romance" は足の生えた蛇と同じぐらいヘンです(←この説明自体蛇足w) 

なので、英会話レッスン等で好きなの映画になった時に、

✖ I like love romance movies

とは言わず、

I like the romance
I like romance films
I like romantic movies 

と言います。

※いい加減なことは書けないので軽くググってみたら、“romance movies”という表現の記事は見当たりませんでした。

"romance films"はあった。
the romance の the はジャンルだから。
romantic movies の方が確かに自然

ま、とにかく、今日は「love romance ではなく romance」と覚えて帰って下さい。








■ スポーツジム

昨今スポーツジムが閉鎖されているということで良く聞く「スポーツジム」ですが、英語の場合は sports gym とは言わず gym と言います。

gym はそもそも gymnasium (体育館)の短縮系なので、これまた sports を付けてしまうと蛇足になってしまいます。

英語のネイティブは gym と言っただけで gymnasium が頭に浮かんでいるのでわざわざスポーツと言わなくても良いのでしょうが、きっと日本人は「事務」が浮かんでしまうので「スポーツ」と強調しているのでは、というのが個人的な見解です。(「事務に入会」「事務で汗を流す」「会社帰りに事務」なんて普通の日本人なら思わなそうだけど…w)。

というわけで、“私はスポーツジムに通っています”

✖ I go to the sports gym. 

ではなく、

I go to the gym. 

です。

どのジムに行こうが、go to gym でも go to a gym でもなく、go to the gym で良いみたいです(今さっき軽くググってみましたw)。 おそらくこれは「運動している」という話をしているからだと思います。


ロケーションとか物理的な店舗や建物の話をしている場合は a gym や gyms と普通の可算名詞として使えるようです。



例文を考えてみました:

There is a gym in this airport.
この空港にはスポーツジムがあります。

Gyms in this town are temporality closed. 
この街のスポーツジムは一時的に閉鎖されています。



というわけでこの3つ、英語で話す際には意識してみて下さいね(誰目線で誰向けに書いてるんだかアレですけど)。





March 3, 2020

ホームステイ先で「パンに塗るの何がいい?」と聞かれたら

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〇〇が欲しいと言う


ホームステイをしていた時に、朝食の支度をしてくれていたホストファミリーから、トーストに塗るのは何がいいか聞かれました。

いつもは一人でキッチンに行き勝手に支度をしていましたが、その日はたまたま子供たちの朝食と重なったので、ついでにその家のお父さんが用意してくれたのです。

でも、お店じゃないし、どんな種類があるかわからなかったし、自分が欲しいものを言うのは図々しい気がしたし、日本では親戚の家とか友達の家で何かを出されるときは「あ、何でも結構です、あるもので結構です、どうぞお構いなく」というのが礼儀だと思っていたし、とにかく「何でもいいです…」としか言えませんでした。

今なら、たとえ何種類ものジャムやピーナツバターやチョコレートスプレッドがあろうがイチゴジャム一択なので

Do you have strawberry jam?

と聞いてみるし、もし何があるかわからない場合は

What do you have?

と聞くと思います。

ホストファミリーにしてみたら、パンに何でもいいから塗ってくれと言われても困りますよね。

こういう「何でもいい」→「何でもいいって言われても…」→「でも本当に何でもいいし…」→「イチゴジャム?ピーナツバター?ナテラ(ヌテラ)?」→「じゃあイチゴジャムいいですか…?」

みたいな問答を繰り返し、結局卑しい人みたいになってしまいました。

なんでもいいです、のノリで「じゃ、イチゴジャムで!」とカラっと言っておけばよかったのに、まるで普段食べられないからここで自分が一番美味しいそうなものを食べたい、失敗は許されないから何があるか全部教えて…という卑しさです。

レストランでも選んで!



日本では「出されたものは文句を言わず食べなさい」が美徳で、給食も全員一斉に同じものを食べて、なんなら残したら一人だけ食べ終わるまで片付けられなかったりしますが、個人主義の英語圏では「好きなものは好き!」と言える気持ちが大事なのです。

宗教上の理由で食べられるものが制限されることも尊重されるし、ベジタリアンも宗教扱いされていないし、アレルギーの認知も進んでいるので、好き嫌いを言うのは悪い事ではありません。

なのでレストランへ行っても、いちいち細かく選ばされます。面倒臭いのでナントカセットとやらを頼んでも、ポテトはフレンチフライか、マッシュポテトか、ドレッシングはアレか、コレか、パンはホワイトかホールウィートか、などなど、「何でもいい」は許されません。

しかも、どの店もあまり選択肢がメニューに表示されていなく、昔は良く本当に「なんでもいいです」と言いたい気分でした。今では面倒くさいので同じものしか食べませんが。


彼らは同じものしか食べない


これもすべて、現地の人は同じものしか食べないからだと思います。

「海外では日本食は大人気」なんていうのは都市部だけの話。田舎では、同じものばかりです。レストランがたくさんあっても、どれも取り扱いメニューは同じような物ばかり。

なので、上記のホームステイのトーストの例なら、ジャム、ピーナツバター、チョコレートスプレッド、はちみつぐらいしか食べることは無く、日本のようにシラストーストやゴマ油トーストなどは無いのです(これは極端ですが)。

レストランの例では、和洋折衷、レストランの数だけメニューも様々です。
でも英語圏の人は同じものしか食べないので、「あれとこれとこれがあるけど、何にする?」などと選択肢を示さないのです。



要らないものも要らないと言おう


欲しい物をはっきりと言うことの逆に、要らない物をはっきり言うのも大事な事です。
日本では断るのは悪い気がして好きでもないものを無理矢理食べたりする(または残す)場面もあるかと思いますが、苦手な物、食べられないものをはっきり言うのもマナーのようです。

現地のレストランでアルバイトをしていた頃はお客さんはほぼ全員細かく好き嫌いを言ってくるし(嫌いなら残せばいいのに)、友人の家でホームパーティーなどをする際はダイエット中の人やベジタリアンの人達は遠慮なく断っています。

食べられないものを告げるのは失礼ではなく、
I don't eat meat. 肉、食べないんで。
I can't eat meat. 肉、食えねぇっス。
と言うのは良く見る光景です。



まとめ



自己主張とか大げさなことではなくて、普通に、アレが欲しい、コレはいらない、と、ソレ以上アレ未満でお願いします(なんのこっちゃ)。


March 2, 2020

英語でトイレットペーパーの別の言い方?&トイレに行くを英語で

pakutaso.com


英語でトイレットペーパーを気取って言うと



トイレットペーパーって英語っぽいですよね。

っていうか英語ですよね、toilet paper って。

はい、れっきとした英語です。



でも、違う言い方をするお店もあります。



その別の言い方とは…


bathroom tissue (バスルーム・ティシュー)


です。


英語で検索してみてくださいね。



トイレとバスルーム



日本では、「便所」だと直接すぎるので、昔の人は「トイレ」とカタカナ語に呼び変えて、それが定着しました。

でも英語で toilet というのはトイレという場所のことではなく便器そのものなので、トイレに行ってきますというつもりで

I'm going to the toilet (×)

と言ってしまうと「便器に行ってきます」となり、ある意味「便所に行ってきます」より直接すぎるほど直接的な表現になってしまうので、ホームステイ先などで言おうものなら怪訝な顔をされてしまうでしょう。

では日本語の「トイレ」にあたる言葉は何かというと、

  • bathroom バスルーム
  • washroom ウォッシュルーム

です。


  • bathroom はお風呂が一緒になったトイレ、つまり一般家庭のトイレです(日本のようにトイレが独立してある家は、家にトイレが何個もあるような大きな家がほとんどです)。

  • washroom はトイレしかない(お風呂やシャワーが付いてない)トイレ、つまり店舗や商業施設でのトイレです。

なので、

アパートや一軒家など、誰かの家のトイレは bathroom

ショッピングモールやレストラン、職場などのトイレは washroom

となりますがすべてbathroomでも問題ないです(ここまでの説明をすべて台無しにする)。アメリカ人はいつもbathroomと言ってる気がします、個人の感想ですが。



英語ではトイレは借りない



というわけで、一般家庭でトイレをお借りする場合、トイレがお風呂と一緒になっているかどうかで bathroom か washroom か使いわけなくても良いのです。


トイレお借りできますか?と言う時は bathroom を使います。

でも、借りるではなくて use なのです!

Can I use the bathroom?

となります。


「トイレに行ってきます」を英語で



トイレに行ってきますは、
  • I'm going to the bathroom
  • I'm going to the washroom
などと言えます。

が、レストランなどに行った時、カナダ人の友達の多くはこう言います:

I'll be right back.

(すぐ戻ります)


わざわざ排泄を連想させるトイレに関する言葉を言わないのです。

「あーすっきりした」

みたいなことも too much information です。


まとめ



話が脱線しました。


というわけで、 toilet paper もちゃんとした英語ですが、意識高い系の皆さんはぜひ「バスルーム・ティシュー」というのも使ってみて下さい。

あ、あと、買い占めはダメ、絶対。

(↑これが言いたくてこの記事書いたw)






February 24, 2020

質問を切り出し易くなる便利な言葉





英語で質問する機会がありますよね。

例えばオンライン英会話。

会話中、「それとこれの違いは何ですか?」と疑問が浮かんだ時でも、会話をぶったぎって What's the difference between this and that? って言いづらいですよね?

  • あ、あの
  • えーっと、
  • ちょっといいですか?
  • まった!
  • しつもーん!
  • ゴホン!(咳払い)

みたいな、何かあると便利ですよね?


そんな時は I have a question. が便利です。



オンラインレッスン中なら、タイミングを見て「ちょっといいですか?」の代わりに使えます。

仕事中なら、「〇〇さん、ちょっといいですか」の代わりにも使えます。


本当は、
  • ちょっといいですか
  • お時間ありますか
  • 聞きたいことがあるんですけど

に相当する英語はありますが、咄嗟の時に言い慣れている言葉が出るように「I have a question」 一本に絞って毎回言うのがとりあえずは良いと思います。


日本語の「すみません、ちょっと良いですか」につられて「エクスキューズミー」と言ってしまう方が多い気がしますが、一対一のレッスン、たとえばオンライン英会話レッスンや職場の研修の場合、I have a question の方がフレンドリーかつ熱心な印象になると思います。

エクスキューズミーが自然な状況は、

  • すみません、ちょっと聞こえません。
  • すみません、トイレに行ってもいいですか
  • すみません、ホワイトボードの文字、間違ってますよ

のような時です。




相変わらず話がまとまりませんが、何が言いたいかというと、質問を切り出す時は景気づけに

I have a question.

と言うとその後の質問がスムーズですよ、というお話でした。





February 17, 2020

YEILD ってどういう意味?




YIELDという交通標識


どういう意味でしょう。

赤い逆三角形からすると「一時停止」のような。「徐行」のような…。





僕はカナダの運転免許がないのでカナダの交通標識には詳しくないのですが(じゃあこういうブログ運営すんなよって話)、一般的には、「譲れ」という意味で使われます。


普通に車同士でも「譲れ」というサインにありますし、バスの中でも優先席には「YIELD」とあります(お年寄りや体の不自由な人に「譲れ」と)。



この場合も、どうやら「譲れ」のようです。

譲るために一時停止をしなければいけないのか、徐行でもいいのかはわかりません(カナダの運転免許がないので)。

少なくとも、英語的には「譲れ」のようです。


February 16, 2020

犬はきちんとリードに繋いでおきましょう、は英語で何て言う?

Photography by なんちゃって英会話



犬を繋ぐリードは leash 


今日の記事りは、「『犬をリードに繋いでおく』は英語で何て言うか」です。

はい、答えは写真にありますね。

では、また次回の記事でお会いしま…いや、せっかくなので、解説しますね。




リードは英語では leash (リーシュ)と言います。

日本語ではリードですが、少なくともカナダではリーシュです。


  • 名詞として He needs a new leash 「この子には新しいリーシュが必要」
  • 動詞として  A dog is leashed  「犬がリードに繋がれている」
  • ハイフンを使って This is an on-leash area として「リーシュ区域」と形容詞として
などと使われます。



TOEIC対策!?公園の標識を解説してみます





On-Leash Area リーシュ区域

そのままですね。


Dogs are to be leashed  犬は繋がれます

(繋がれる運命です、みたいなニュアンス)。

is to be というのは、have to beとか must beとか is supposed to be のような「~すべき」というような意味合いで使われますが、「dogs are」 「犬は」とプレーンなBe動詞で使われていることからもわかるように、あたりまえな状況に使われているように個人的には思います。

  1. Dogs have to be leashed (犬は繋がれていなければならない)
  2. Dogs are supposed to be leashed (犬は繋がれることになっています)
  3. Dogs are going to be leashed (犬は(今後)繋がれます)
  4. Dogs are leashed  (犬は繋がれています)
  5. Dogs are to be leashed (犬は繋がれます)
5. が一番ほかに選択肢が無いような、「当たり前なんだからお前ら守れよな」みたいな感じがしませんか?

…しないですか、そうですか。

and 

そして

under effective control 

有効な管理下に置かれます

これは Dogs are to be に掛かっています。

Dogs are to be:
  1. leashed
  2. under effective control 
の 1. と 2. を and で繋げたものです。 


at all times

常に



Pursuant to 

~に従って、準じて


the Animal By-Law


動物条例

The が付いているのは、この看板の書き手も読み手も、「あの動物条例」と思い浮かべる動物条例が1つしかないからです。つまり、この動物条例とは、市の条例です。

The は1つしかないものに付ける、と教わったのに、なぜたくさんある動物条例に The なの?と思ったそこのアナタ!この「話し手も聞き手も思い浮かべるのは1つ!」と言う場合の「1つしかない」も忘れないようにしましょう。

頭文字が大文字になっているのは、フッターみたいな、見出し的扱いだからだと思われます。



まとめ


ペットの話題は日常会話で良く出て来る割に教科書には出てこないので、leash (リーシュ)と言う言葉を知っているといつか役に立つかもしれません。ふふふ。