April 28, 2018

ストレスを和らげる英語




ザ・ストレス~北米バージョン~


英語でも「ストレス」という単語は日本語と同じような感じで使われています。

言葉によっては、

「『ナイーブ』は日本語だと『繊細』とか『傷つきやすい』といった意味合いで使われているけれど、英語だと『世間知らず』『ものを知らない』『バカ』といった意味なんですよ」

みたいに、そのまま使うと意味が違ってしまうものもありますが、「ストレス」は日本語と同じ感じで使えます。

It's so stressful. →それって超ストレス
I'm stressed out.→俺ストレス 
Stress management →ストレスマネジメント
It causes stress. →それはストレスを引き起こす

のように若干語尾の変化や文脈による臨機応変な対応は必要ですが、基本的な意味合いは、「ストレス」は日本語同様、精神的あるいは肉体的に病気を引き起こしてしまいそうなイライラを表すのに使われています。…と思います(個人の感想です)。

ストレスの原因を英語で


ストレスに関連した英語、という意味で、「〇〇って、すごいストレスなんです」の〇〇をいくつか挙げてみます。

high volume たくさんの業務
social pressure 世間の目
peer pressure 仲間の目

などなど。
具体的なストレスの原因を書き出したらきりがないので辞めておきます(笑)。

ストレスの原因を英語で言えるとスッキリできそうですね。

いや、英語云々ではなく、何がストレスなのか、言語化出来る事は精神衛生上良さそうです。

日本語で言えても英語で言えないとそれはそれでストレス?


ストレスを和らげる英語


alleviate 緩和、などが一般的によく使われる単語だと思いますが、個人的に職場で良く聞く言葉で気になったものをご紹介、というか自分のために書き留めておこうと思います。

decompress ガス抜き
decompose 分解

なるほどね。

上司たちはうちら部下のストレスの元となる業務そのものをなくしたり、業務量を“緩和”させたりすることは出来ないけど、定期的に話を聞いてくれるのですが、そのときにやたら上記の2つを言っていたので、辞書で調べてみたら納得。


ストレスを感じたら


なぜこんなにストレスを表現する言葉が気になったかいうと、上司が業務の多さや客の質の悪さ(怒鳴ったり脅したり)することに対してマメにミーティングなどを開いてくれるからです、うちの職場は。

最近は違うかもしれませんが、日本ではメンタルヘルスは「気の持ちよう」とか「根性が足りない」とかで片付けられてきていました。一方心理学が各方面に応用されている北米ではメンタルヘルスの重要性は日本より理解されているので(個人の感想ですけどね)、「もうストレスでいっぱいいっぱいです」となる前に定期的に「大丈夫?」と聞いてきてくれる上司が多い気がします。

会社で入っている保険が適用できるカウンセリングも多いし、「ストレスと感じたら?」というテーマのワークショップも社内外でよく行われています。



というわけで英会話のレッスンでネタに困ったら、ストレスの原因や対処法などについて講師と英語で話してみて下さいね(丸投げ)。


April 18, 2018

文を繋げる関係代名詞 That


カンケ―ダイメーシとか言われてもチンプンカンプン。まるでお手上げ。
that で文章を繋げるってどういうことよ。
that は省略できるって?



と、あやふやなままでしたが、いつの間にか文章の中に that を使えるようになりました。


「that」 は「~って」



簡単に言うと、that は〇〇って、の「って」なんです。


彼は正しいって言う。
He says that he is right.

分解:
He says 彼は言う
that he is right 彼は正しいって



これが安いって知らなかった
I didn't know that this was cheap!

分解:
I didn't know 知らなかった
that this was cheap これが安いって




この場合の that は省略できます。

He says (that) he is right.
I didn't know (that) this was cheap.

カッコ内はあってもなくても無問題。

ということは今日の記事は役立たず…?

お役に立ててたら拡散してね☆





April 16, 2018

書類あれこれ

日本語だと「書類」で済むことも、英語だとたくさんあります。「ドキュメント」だけじゃ誤解されることも。













Attached Documents


メールに添付する書類は attached や attached files/documents。
これはまあわかりますよね。
あまり attachment とは言わないような気がします。


Backup Documents


同じ添付書類でも、申請書の裏付けになる証明書類などは
backup と呼ばれたりします。

例えば申請用紙に生年月日を記入して、その証明としてパスポートのコピーを添付する場合、その添付したパスポートのコピーが backupとなります。


Supporting Documents


backupの場合は「裏付けとなる書類」という意味合いがありますが、申請書類の信ぴょう性をサポートする書類という意味でサポーティング・ドキュメント という場合もあります。


Source Documents


「この人の生年月日が〇月×日という、その情報はどこから?」
というソース(情報源)を提示している書類、と言いたい場合はソースドキュメントと言ったりもします。


Paperwork 


申請用紙や添付書類など、ひっくるめてペーパーワークと呼んだりします。
ペーパーワークに時間がかかる、ペーパーワークをまだ受け取ってない、などなど。

Document


口頭じゃなくて文書で記録していくこともドキュメントというらしいです。
たとえばいちいち食べたものを写真にしてSNSに記録していること
「生活をドキュメント(文書化)してるの?」
と言われることも。

そういえばノンフィクションのことをドキュメントって言いますもんね。

でも「書面でお願いします」と言うときの「文書で」は in writing だったりします。


Literature 


マニュアルのように文書化されたものをliteratureと呼んだりもします。
「文学」という意味での使われ方が有名ですね。






こんなん日本に住んでて使うんでしょうか。テスト対策にもならない。
でもカナダ事務職に就いて個人的に「へぇ」って思ったことなので、書いてみました。




April 10, 2018

Accrue アクルーって何?

年度末の会計用語


データ入力の仕事をしています。

年度末の期日までに入力をしなければいけないのですが、どうしても期日までに入力しきれない支払いが出てきます。

数年前、そんな入力しきれない支払いが出てきてどうしようか半分パニックになっていたところ、会計の人が

「アクルーするから大丈夫だよ」

と言ってくれました。

どうやら本年度は「アクルー」として記載して、実際の支払いは来年、という手続きをするらしい。

いや、魔法の呪文、「アクルー」を唱えれば、4月に入力しても3月に入力したことになる?

「アクルー」とは、交換する、みたいな意味なのかなーと思っていました。



Accrue 未払い



というわけで今年も年度末の季節がやってきました。

締め切り日を過ぎ、今年もたくさん耳にします、アクルー。

もう何年も耳にしているので、ネットで調べてみることにしました。

そう、意味を知らなくても何とかなってしまう海外生活。海外帰りの人が英語ペラペラだと思ったら大間違いですよ(?)。

良いサイトがヒットしました。
ビジネス英会話サイト[仕事英単語集]
(なんてすばらしいサイト)

「未払い」、だそうな。
そう、それ。しっくりきます。

「本年度は「未払い』で処理しておくから、来年度の入力で大丈夫だよ。」

うん。合ってる。





なんでもかんでも和訳する必要はない、英語は英語のまま理解を、なんて言うけれど、わからないままなんとなく使っている、ぼやっとした理解しかない、って言葉、たくさんあります。

全部が全部、日本語で置き換えられるわけではないけれど、辞書を引くってやっぱり大事ですね。

(と、アクルーとはまったく関係のないオチ)


April 5, 2018

Touch Base ってどういう意味?


I'll Touch Base with You の意味


決算を控え、とてつもなく忙しいわが部署。

状況が目まぐるしく変わるので、朝、晩と、1日2回、チーム全員で集まり、進捗状況を確認しています。

全体の他に、個別に抱えている案件もあります。

全体の時間を使っては勿体ないので、個別の案件については、上司は個別に話したいようです。

そんな時に上司が言う言葉。

I'll touch base with you.

全体会議の中で個別に

「あとであなたから話を聞きます」
「何かあるたびに連絡します」
「あなたとは連絡を取り合うようにします」

と言うような感じでしょうか。

レギュラーベースで連絡をする、気に掛ける、話を聞く、フォローアップする、そんな感じ。

Keep in touch のビジネス版、グイグイ版、ちょくちょく会う版、話す内容が決まってる版、といった感じでしょうか。

Keep in touch は、

「離れても連絡してね」

というニュアンスですが、
I'll touch base with you は、

「まめに業務連絡します」

という感じかな。


個人的には、「聞けばわかるけれど自分の口からは出てこない言葉」のカテゴリーに入る表現の1つです。今後なるべく使ってみようと思います。


April 1, 2018

イースターって何?



現在イースター連休の真っ只中で、住んでいる所から車で5時間の田舎町に滞在しています。

イースターって何

そもそもイースターって何?って話ですが、カナダではイースターとは祝日の1つです。
年によって日にちは変わりますが、曜日は固定されています。

金曜日・・・グッドフライデー。国民の祝日。
土曜日
日曜日
月曜日・・・イースターマンデー。祝日ではない。県民の日のようなゆるい祝日。

と、3連休または4連休です。

由来や何を祝っているのかについては各自ググって下さい。よくわかりません(笑)。

僕はずっとカトリック系の機関で働いているのでイースターマンデーは普通に休みかと思っていましたが、同業他社で働いている友人が出来て初めてイースターマンデーは国民の祝日ではないと知りました。

また社内会議で
「今週は4連休だから木曜までに済ませないと」
などという話題になると、他社から転職してきた人は
「4連休って、なんで?」
と驚きます。前職ではイースターマンデーは平日だったようです。


とりあえずチョコレート

先月のバレンタインデーにはハート型のチョコレートだらけでしたが、イースターには卵型のチョコレートだらけになります、店もメディアも。

そしてウサギ。

卵だらけでも、鶏じゃないんです。ウサギと卵型のチョコレート、これがイースター商戦のカギです。日本のお菓子メーカーのみなさん、これに乗っからない手はないですよ。

ウサギ型のチョコレートも出回りますけどね。

イースターエッグ探し

英語圏で育ったわけではないので実体験はありませんが、どうやらイースターには上記の卵型チョコレートを親が至る所に置いて、子供がそれを探して集めるイースターエッグハンティングをするみたいです。

職場に行くと、メールボックスに、コピー機に、棚に、ペン立てに、と、至る所で
「あ、こんなとこに卵型チョコレートが」
と気付きます。

朝早く出勤している物流のおじさん達のしわざです(笑)。


実際には庭ではなく、家の中に卵型チョコレートを隠すのが普通なようです。

(庭が無いアパート住まいの家庭もあるでしょうし、必ずしもイースターが晴天なわけじゃないでしょうからね)

「子供の頃、朝起きてすぐ家じゅうを探してチョコレートを集めたんだ」

というエピソードを聞くと、節分の次の日に朝起きてすぐ豆まきでこぼれおちた(外に撒けなかった)大豆を探したのを思い出します(急に和風な思いで)。



ギフト交換

と、これだけがイースターかと思いましたが、今回カナダ人家族の家に滞在したところ、なんと皆さんギフト交換してるじゃないですか。

いろんな卵型・ウサギ型のチョコレートや、ギフトカードなど。
(知らなかったので、一方的に頂いてしまいました。次のイベントで倍返しします)。

子供の場合、チョコレートの他におもちゃとか服とか帽子をプレゼントされるようです。
滞在先のご家族がそう思い出話をされていました。

日本のおもちゃ業界もチャンスですね(?)。



でもキリストの誕生日を祝うクリスマスは理解できますが(誰の誕生日であろうとおめでたいですからね)キリストの「復活」を祝うというのが日本人には(というか僕個人には)理解しがたいところで、日本のお菓子・おもちゃ業界では定着しないかもしれませんね。しかもウサギと卵とチョコレートって。