May 31, 2018

ホームステイ対策!?英語圏の家


カナダのIKEAのディスプレイを見て日本で同じものが売っているのか疑問に思う



今日はまったく英語に関係のない、異文化ネタです。
これからホームステイをする若い人たちに興味を持ってもらえたらいいな、という大義名分を掲げ、英会話系のブログですがちょっと脱線します。


ここのところ毎週のようにIKEAに行き小物(ドリンクボトルとか)しか買わないくせに展示ルームで家具の引き出しを開けたり閉めたりしている今日この頃です。こっそり写真を撮ったり(みんなやってます、可愛い顔して)。インテリアのレイアウト例は参考になりますよね。

そこで普通に流し台や電気調理台(英語ではストーブと言います)、食器洗い機などを見ていてふと思いました。

日本のIKEAでも同じものが売っているのだろうか、と。

日本の流し台や洗面台はカナダのそれと比べると低いのですが、このカナダのIKEAで売っている流し台はきっと日本の住宅には合いません。

っていうか日本はガスコンロが主流で、ああいう(どういう?)上に加熱機器(何て言うの?英語ではストーブと言います←2回目)が付いた大型オーブンなどは住宅事情だけでなくライフスタイルにも合わないでしょう。




キッチン:食器洗い機と大型オーブン


食器洗い機


日本の食器洗い機は小型で台所の天板の上に水切りかご感覚で置く感じですが(英語ではカウンタートップと言うそうな)、カナダの食器洗い機は天板の下に取り付け工事をする感じです。ああいうのが取り付けられる家は日本にはあまりないでしょうね。まず流し台との高さが合わないと思います。

調理台ストーブとオーブン


ストーブと言っても暖房機器ではありません。「オール電化の家のガスコンロの代わりのやつ」と言えばわかるでしょうか。その、ヤカンや鍋を加熱するアレの下には大型オーブンが一体化されています。それも日本の住宅には合わないでしょう。




バスルーム: The floor is meant to be wet(浴室の床は濡れるべくしてある)


カナダの浴室は日本と違います。
脱衣場の中に浴槽がある、といえばわかるでしょうか。

洗い場は浴槽の中。
“脱衣場”に水が飛ばないように、シャワーカーテンを閉めます。

日本は浴槽の外にも、バシャ―っと水を流しますよね。浴槽の外って言うか、洗い場ですから当然です。

日本の英会話スクール勤務時代、外国人トレーナーが新人外国人講師に日本の生活について説明をしていたときに、

The floor is meant to be wet.

と言っていました。そう、浴室の床(体を洗う所)は濡らすべくしてあるのです。

そこで、日本のIKEAのモデルルームはどうなんだろ、と思いました。 そもそもシャワーカーテンとか、独身者向けのユニットバスでしか使いませんよね。そのユニットバスの床だって排水溝があって meant to be wet だし。


洗面台とトイレ


カナダは大抵トイレもバスルームにあるので、洗面台と便器が同じ場所(バスルーム)にあります。だからなにかとそういう感じなのですが(マットとか)、日本の店舗はどうなんでしょうね。

そうそう、カナダでは便座カバーは使わないし売ってないのですが、日本のIKEAではどうなんでしょう。お客様から「便座カバーは売ってないんですか?」って聞かれたりするのかな。


なんだかんだ言ってスウェーデン本店のことは知らない



人によっては「日本ディスってんのかよ」と思われてしまいかねない本日の記事ですが、決してカナダが正しいと言っているわけではありません。

もしかして僕が行く店舗は、カナダのライフスタイルに合わせたカナダ限定の品揃えになってるのかもしれません。

となると世界各国のIKEAに行ってみたくなりました。

まずはやっぱり日本のIKEAに行ってみたいですね。

(実は10年ぐらい前に行ったことがあるがどうだったか覚えていない)













May 29, 2018

The Good News








悪い事もあるけれど、良い事だってありますよね。

悪いことをお知らせしなければいけない時は、何かそれを中和する良い事もお知らせしたいですよね。

例えば、今年も職場のパソコンのアップグレードがあって、アンインストールだのインストールだの面倒くさいことをやらなければならなくなったとしましょう。

それをお知らせする人の立場といったら!
(みんなに「えーーーーーまたーーーー」って言われる)

この
「えーーーー」
を中和させるのに、
「でもね、その代わり〇〇しなくて良くなったんだよ」
と言いたい!

例えば
「でもね、その代わり今年のアップグレードは10分で終わるんだよ」
とか。

そんなときの表現。

The good new is...



例:
今年もアンインストールだのインストールだの面倒くさいことをやらなければなりません。The good new is 今年は所要時間たったの10分!


聞き手に良い面を知らせる時にお使い下さい。










May 19, 2018

差別、差別と言うなかれ






今回は特別英語のフレーズというわけではないのですが、英語圏での生活の験談から感じたことを書こうと思います。

昔は海外に住む人も多くなかったし一般人が発信する手段も無かったので海外経験の話は書籍化されてよく読まれていたようだけど、今は旅行も留学も手軽になったしネットのおかげで個人も発信できるようになったので経験談をお金に換えるチャンスを逃しましたが、とりあえず読んでくれたらうれしいです(なんて前置き)。


留学中の差別


「カナダで留学しましたが差別を感じたことは一度もありませんでした」
と言う人によくよく話を聞いてみると、滞在先はバンクーバーやトロントなど日本人が珍しくない街で、さらに期間も半年や1年の短期滞在とのこと。特に学生であれば、基本的に決まった人(そしてほとんどが特に学校関係者など理解のある人)としか会わないでしょう。

でもどこへ行っても白人しかいないような田舎町で、さらには留学生が行かないようなエリアであれば、職場でも、訪れた店でも、日本人どころかアジア人、いや、非白人なのは自分だけ、ということはしょっちゅう(そんなところが好きでこの街を選んだんですけどね)。

そんな外国人(日本人)慣れしていない人ばかりの街では、当然差別というか対応の違いのようなことはよくあります。

となると、それは差別と言うより単に日本での対応との違いにショックを受けている、またはちょっとキツい言い方をすると、過保護な日本を出て現実社会の厳しさに触れただけ、と言えるのではないでしょうか。


こんな差別を受けました



差別、というか、自分だけ対応を変えられて不快感を覚えたことを書き出してみます。

1.急に不愛想になる


レジでの精算あるあるなんですが、直前までにこやかにレジを打ち、なんなら世間話までしていた店員が、僕の番になると急にムスっとする。むしろ不機嫌になる。

こちらが頑張って愛想をふりまいて、ハロー、あ、はーい、クレジットカードで精算お願いしまーす、あ、ありがとうございまーす、とこちらから心を開いてもだめ。

そして僕の後ろの人の番になると、また笑顔再開(笑)。


2.透明人間


わりとよく無視されます。見えてないみたい。

僕は現在受付で働いているのですが、受付をスルーして奥にいる人に手を振ったり、挨拶しても無視されることもしばしば(邪魔されずに仕事に集中できるのでありがたいんですけどね)。

洋服を買いに行っても店員さんには見えないようです。白人のお客さんには話かけてるのにね(なので自由に商品が見れる)。

現地人の友達とレストランに行っても従業員には友達しか見えてないみたいで、本日のおすすめメニューとか日替わりメニューの説明の時にこちらを見てくれません(気を使わなくていいのでありがたいんですけど)。


3.話を最後まで聞いてもらえない


問い合わせとか返品とかお店に行って説明をすると、大抵最後まで聞いてもらえません。勝手に思い込みで早とちりされ、メールのやりとりなどを印刷したものを見せてなんとか理解してもらえるという、二度手間です。


仕事でもそうで、誰かの間違いを僕が直しているのに早とちりで勘違いされて僕のせいになります。なので誰かの筆跡が残るものやメールのプリントアウトなどの証拠が欠かせません(おかげで書類づくりが上手だと褒められます)。




それって本当に差別?



と、嫌な思い(?)もしていますが、果たして差別なんでしょうか。

自分でも、というか他の人も、日本でも、似たような事誰でもしているのよって少女Aさんも言っています。そうよ誰もが同じことしてるわ、ってミポリンも歌ってます、可愛い顔して。

(注:昭和歌謡の話です)

1.インセンティブのない接客業なんてそんなもん


チップやコミッションなどの歩合制ではない所では、愛想よくする意味がありません。日本の経営者が異常なぐらい固定給で過剰なサービスを従業員に強いているだけで、最低賃金で身も心もクタクタな従業員に鞭を打って笑顔を強いるのは酷なこと。自分もそこで働けばそうなります(今まさにそう)。

カナダに来て数年しか経っていないような外国人の片言の英語を理解したり、普通に言っても何回も聞き返されたり…と、もし自分が外国人の多い店で安い時給で何度も同じ質問されたり聞き返されたりしたら…同情します。


失礼な店員に当たってしまったときは、
「かわいそうな人。お疲れ様。」
としか思わなくなりました。


2.職業に貴賎はある


上記の「かわいそうな人達」と思う話にも通じていますが、カナダというか英語圏では職業差別のようなものがあります、残念ながら。

例えば言語学でも「上流階級の英語」「労働階級の英語」など区別されていたり、コメディーでもに登場人物がウエイトレスの仕事を自虐ネタにしたりします(「サーバー(給仕する人)」などではなく性差別のある「ウエイトレス」という言葉を自虐的に使ったりする)。

そして「職業に貴賎は無い」と言う言葉について。

サーバーだって立派な仕事です、〇〇さんはパートなのにお店の顔という意識を持ってすばらしい、××さんのテーブル拭きは職人技で他の人とは違う、など、どんな仕事も極めることが出来る、と本人も周りも言いがちな風潮が日本にはあります。

ですが、英語圏ではそれはパートの給料しか払わず正社員、下手すると役職者なみに働かせるという、倫理的にアウトな思想の裏返し。

そして英語圏では年齢問わずいつでも大学や専門学校に戻り易い風潮にあるので、ウエイトレスがいやなら資格でもとって転職すれば?という、本人の意思で変えられることなので、ウエイトレスを見下したような発言をするのは差別ではなく個人の意見という風潮です。

※もちろん、専門学校でホスピタリティーを学んでホテル・レストラン業界で働くプロフェッショナルもいるので、必ずしもサーバーが貧困層の職業と言うわけではありませんよ(最近自虐的なウエイトレスが出てくるアメリカのテレビコメディーを見たので例として使ったまでですw)

人種差別や性別差別は良くないこととされ、少しでも差別的な発言をすると野蛮人かのような扱いをされてしまうなど敏感ですが、こと職業となると鈍感なようです。多分、自分でどうしようもないことは差別の対象としないが、自分の努力でなんとかなる職業はその限りでないということなんでしょう。

実際、英語圏では医者以外でなくても博士課程を修了している人はMr/MsでなくDrを付けたり、職業で上下関係が簡単に生まれます。

日本では、お客様の呼び名は〇〇様以外にないし、庶民の店の代表であるコンビニでさえ「お客様は神様」の精神がまかり通っているし、客として過保護に扱われているのでカナダに来てスーパーマーケットで一流ホテル並みの接客を受けられないことに対して「差別だ」と言っているみたいなものだと思います。

ぜんぜん話がまとまりませんが(笑)、要は、庶民の店で人種差別的な接客態度をされても、彼らのレベルが低いだけなので気にすんな、ってことです。

3.機嫌が悪かっただけ


若くて清潔感がある美男美女はどこへ行ってもちやほやされますよね。別に差別される人がブサイクだと言っているわけではないのですが(笑)、もしあなたが、たまたま担当者がハッとするほどの好みの顔(とか体)だったら、きっと担当者はニヤニヤはしないまでもツンツンしたりはしないでしょう。

逆に美男美女だと嫉妬からムスっとされてしまうこともありますよね、接客業の皆様?

そう、留学生が「無視された、差別だ」と言っているのは、日本から来た最新ファッション・ヘアメイクの小ぎれいな若者に嫉妬している、それだけなのかもしれません。

あと、単に機嫌が悪かったとか虫の居所が悪かったとか、それだけなのかもしれません。上で述べたように、「感じの良い対応」は料金に含まれていませんので。


4.他人種は同じに見えてしまう効果と同じことの繰り返しにうんざりしただけ


心理学で the other race effect という他の人種の人は誰もが同じ顔に見えてしまうという効果があります。留学生が良く来る店とか部署の担当をしている人は、毎日同じような人の同じような質問を受けてうんざりしてしまうんでしょう。

仕事だとしても、人間だもの。

話を全部聞く前に、「はいはい、また同じ質問ね」と早とちりして勘違いされてしまうのも仕方がない。

5.あやしい外国人に警戒するのは当たり前


団体でうるさい中国人留学生、出稼ぎに来ているタイ人、香辛料の香りのきついインド人、フィリピンパブ勤務のフィリピーナ…皆さん、日本人のお客さん同様、親切丁寧に対応していますか…?

同じ在日外国人でも白人の英会話講師には生活の手助けをしたり、食べ物のおすそ分けをしたり、ボランティアで日本の文化や言葉を教えたりするのに、出稼ぎの中東や東南アジアの人達には怪訝な顔で対応している人、少なくないと思います。

残念ながら、一般の日本人留学生は、カナダでは日本における出稼ぎの東南アジア人と同じ立ち位置のようです。同じカナダに滞在中の留学生でも、ヨーロッパからの学生たちは違う体験をしてると思います。


それから、そもそもあやしくない外国人でも、カナダ国籍または永住権保持者しか認められないこともあるので、それを理由に断られたのを人種差別だと言うのは違うと思います。

人種差別といっても、その国で生まれ育った人が受ける差別と、よそから来た外国人(国籍取得どころか移民すらしていない留学生)が母国にいる時と違う対応をされることは、ちょっと違うと思います。

6.世の中道徳の教科書通りじゃない


未だにタバコを吸う人もいるし、吸殻を道端に捨てる人もいる。
ポイ捨てはだめ、絶対。だけどいるよね、ポイ捨てする人。

差別もだめ、絶対。だけどまだいる、差別する人。

一番差別と対極にある人は、組織行動学の教科書の言葉を借りると
white able-bodied heterosexual men
 (白人で、健常者で、異性愛者の男性)

これはもう、しょーがない。




まとめ:文句は市民になってから




差別は絶対よくないけれど、期間限定の滞在で現地の人と同じように扱ってもらおうとするのはちょっと無理があると思います。

日本でも外国人にはそれなりの対応をしているはず。日本語がわからないと決めつけたり、「外国人お断り」の看板を掲げたり。

でも日本に帰化したのに外国人扱いをするとか、生まれも育ちも日本なのにハーフで見た目が外国人風なだけで外国人扱いしてしまうのは良くないことです。

それと同じで、移民したのに、またはその国の国籍を取得したのによそ者扱いの態度をするのは歓迎されることではありません。

でも、頼まれてもいないのにその街に足を踏み入れて、つたない英語(TOEIC満点なんて関係ない)で文化的な勘違い(言葉を100%理解していてもお互い誤解していることは多い)でトラブルを巻き起こし続けている留学生が「差別だ」って言うのは、ちょっと違う気がします。



10年ぐらい住むと、短期滞在者が言う差別の経験談は、日本の文化や習慣を基準に「日本と違う」と言っているだけの話に聞こえてきます。ってひょっとして麻痺!?



余談



余談ですが、差別主義のことを、~ism と言います。

人種(race)差別 racism
性(sex)差別 sexism
年齢(age)差別 ageism

ということは…

おしゃれイズム=おしゃれ差別?
コムサイムズ=コムサ差別?


どんな差別なんでしょうw



May 15, 2018

「ただいま」「おかえり」を英語で

「ただいまー」
「お帰りー」
を英語で言えますか?



家に帰ってきたときの「ただいま」


I'm home
です。

でも、ドラマなどを見ているとわかりますが、

Hi
Hello

も、「ただいま」です。

個人の感想ですが、I'm home は、家族が全員2階にいて、あなたが帰宅したことに気付かないときに
「俺は家にいるぞー(着いたぞー)」
「私今家にいるんだけど!」
と知らせる時に言うイメージ。

Hi などの挨拶系は、家族に話しているときに(話し出すときに)言う感じ。




職場で言う「ただいま(戻りました)」


Hello.

です。ハロー最強説を唱えたい。
朝会っても、お昼休憩に出る1時間前に会ったばかりでも、ハロー。

これ、使えます。
もちろん Hi も。


もっと具体的に戻ったことを言いたい場合は、

I'm back.

が「戻りました」に近いかもしれませんね。



「おかえり」を英語で



直訳的に、おおげさに言うなら
Welcome home
とか
Welcome back
だと教わりました。

(I'm home の返事は何?と友達に聞いたらそう言われました)


ですが、ここでもハロー最強説を裏付けるお知らせ。

Hello
でも全然オッケーです。

そして、

How was your day?
How was school?
How was work?
How was it? (外回りの営業から戻ってきたときなど)
How was your lunch? (昼休みから戻ってきたときなど)

も「おかえりなさい」的な意味で使えると思います、っていうかよく言われます。




ドラマや映画の英語がわかる瞬間



英語学習の初心者で、海外ドラマを渋々見ていた頃、I'm home とか How was school?  だけは急に耳に入ってきました。

ペラペラぺラ~とまったく何を言っているかわからない中、

「あ!I'm home って言ってる!」

と、その言葉だけ英語でそのまま、吹替でも字幕でもなく役者の声で理解できてうれしかったのを覚えています。

登場人物が帰宅時になんて言っているかに注目しながら見るのもいいかもしれませんね。









May 14, 2018

「いただきます」を英語で

これ以前も書いたかも。
でもまあ、いいよね?




「いただきます」を英語で


「いただきます」と対になる訳語は英語にはないと思います(「思います」という個人的な感覚で英会話ブログを運営しちゃってます)。

食事の前の感謝のお祈りでなく、普段使いの「いっただきまーす」のような、食べる前に何かを言いたい時に使えるフレーズを紹介したいと思います。

ちなみに、黙って食べ始めても、その家の主より先に食べ始めても、特に失礼ではないみたいです。

そもそもレストランでは同席者の注文は同時に出されます。友達が食べ終わる頃自分の注文が来るようなサービスは良くないとされます(チップの額に響くので店員も同時に出すようにしてる)。

脱線しましたが、「いただきます」の代わりの言葉は誉め言葉です。

「いっただきまーす」の代わりに、「わー、美味しそう」みたいなことが言われます。

  • Wow
  • Mmmmmm salmon
  • It looks delicious
  • Looks good
  • Smells good
  • Yummy
  • Look at this!
  • I love pasta!


そういえば若い頃、留学先で同じく日本から来た女の子(同世代)が、

「ホームステイ先でも日本語で『いただきます』は言うようにしてる。だって大切な言葉だから。」

って言ってました。でもそんなこと言ったら「おはよう」だって「ありがとう」だって美しくて大切な言葉だから日本語で言うことになっちゃう。ここは郷に入れば郷に従えで現地の習慣を身に付ける方が良いのでは。たった半年のホームステイなんだから。とは言わずに「へー。」と聞いていましたが。

というわけで、「いただきます」と言いたい時はその代わりに料理を褒める何かを言いましょう。




「ごちそうさまでした」を英語で


同様に「ごちそうさまでした」もぴったりな訳語がない(と思われる)ので、料理を褒めましょう。

ネイティブのみなさんが言うのは、「ああおいしかった」「おなかいっぱい」などです。


↑この辺の表現ちょっと自信がないのでお近くの英会話講師などに聞いてみてね。
とにかくネイティブのみなさんは「ごちそうさまでした」の代わりに料理を褒めてます。


もし、「ごちそうさまでした」を誰かに言う場合は、thank you を付けると日本語の「ごちそうさまでした」のニュアンスに近づくと思います。

レストランを出るとき、カウンターの奥から顔を出すシェフに向かって
Thank you, it was delicious (ごちそうさまでした~)

お会計を済ませてくれた(ご馳走してくれた)上司に向かって
Thank you,  Jason. This was so nice of you. (部長、ごちそうさまでした)

出前のピザを取ってくれた友達に向かって
Thank you, Brian.  (ブラっち、ごちそうさまね)

あ、料理褒めてなかったw





洋画や海外ドラマの食事のシーンを「『ごちそうさま』(に相当する言葉)を言うタイミング」の観点でよく観察してみると新たな発見があるかもしれません。


相変わらずまとまらない記事となりましたが、英会話を習っている方のフリートークの際にネタになれば幸いです。


似たようなこと以前も書いてる:











May 12, 2018

「よろしくお願いします」を英語で


便利な言葉、「よろしく」


「よろしくおねがいします」って便利ですよね。
むしろ、無意識に使ってるんじゃないかってレベル。

メールでも、机の上に残すメモ書きでも、口頭でも、
「よろしくお願いします」
できれいに締められる。


丁寧な場面で「よろしくお願いします。」、軽く「じゃ、よろしく」。
そして言葉に詰まったら、とりあえず「よろしくお願いします。」。




困ったら「よろしく」




何かを伝えたあと、〆の言葉が見つからない時も「よろしく」って使いますよね。
  • こちらは対象外となりますので、えーっと、あの、…よろしくお願いします。
  • こちらをご確認下さい。よろしくお願いします。
  • これをチェックしておいてもらっていいですか。よろしくお願いします。

久しぶりに日本人と話すと、

「こちらは〇〇ですので、」

の後に、「お気を付けください」かな?それとも「ご了承下さい」かな?「ご確認ください」かな?と思っていたら「よろしくお願いします。」ときてズコーっとしたのを覚えています。

ホント、便利。


「よろしくお願いします」を英語で


そんな状況の時、普段なんて言っているか思い出してみました。


Please _____________.
Can you _____________?

などのお願いやお知らせのあと。

Thanks.

でした。






困ったら Thanks


初対面のときの
「(今後とも)よろしくお願いいたします」
の場合はNice to meet you と言うのは皆さんご存知だと思いますが、それ以外の、

「じゃ、よろしくね」
「では、宜しくお願いします」
「以上、宜しくお願い致します。」
「ヨロシク!」
「夜露死苦」

みたいな、漠然とした「よろしく」は、たいてい

Thanks.


で済みます。

特にメールの最後とか、付箋のメッセージの最後とかに「よろしくお願いします」で締めたいけど何と書けば良いかわからないという場合は Thanks で締めてみてはいかがでしょうか。

あ、自己責任でお願いします。(*'ω'*)
お詫びのメールとかの場合は、誰かに確認してください。

(またテキトーなことを書いて逃げる)



May 11, 2018

英文メールの書き方 季節の挨拶はいらない

去年あたり、ちょっと血迷って日本人の多い大都会に引越しをして、日系企業を含めて就活をしていたんです実は。

その時に日本語の難しさを知りました_| ̄|○

僕は日本に居た頃は、官公庁が顧客の仕事でメールや書類のやり取りをしていたので
  • お世話になっております
  • 何卒よろしくお願いします
  • 添付ファイルをご確認下さい

みたいなビジネス用語は余裕だと思っていたのですが、ダメでした(笑)。





Eメールは簡潔に


自分の日本語力はさておき、日系の人材会社から頂いたメールはの日本語が素晴らしくて感動すら覚えました。

日本語も英語もビジネスレベルとはこういうことなんですね。
カナダに居ながらあんな完璧な敬語を保つのは尊敬しかありません。

特に要件以外の、季節の挨拶的な出だしとか最後にもこちらを気遣う一文。多分テンプレートではないと思わせるカスタマイズされた文章。

英語でも、紙に印刷されて郵送される、いわゆるレターだと出だしが挨拶で最後は相手を気遣う文章で締められます。

カナダの大学でビジネスレターの授業を取りましたが、「Goodwill を築け」、つまり相手を良い気持ちにさせましょうみたいなことを何度も言われたのを覚えています。

レターと言っても、「お手紙」ではありません。日本語だと「ラブレター」のように「お手紙」というイメージがありますが、英語だと公式な書類もレターと呼ばれます。入学許可書や推薦状もレターです。

紙のレターはフォーマルで公式なものなので昔ながらの形式がそのまま使われていますが、メールでは簡潔さが求められます。

そうなんです、日本語同様出だしと最後は挨拶的な文章が入るカナダのビジネス文書でも、レターではなくメールとなると違ってくるのです。


メールとEメールは違う



その前に一言。

日本語でメールと言えば電子メールですが、英語の場合 mail は本来郵送を指す言葉なので、電子メールの意味で mail と言ってしまうと混乱を招くので email や e-mail のようにEを付けるのをお忘れなく。

というわけで郵送(レター)と違って、メール(Eメール)では簡潔さが求められるのです(大事なことなので2回言いました)。


季節の挨拶はいらない




10年ぐらい前、カナダの某団体でアルバイトをしていたときに、日本からのメール(英語)を目にしたことがありました。上司が日本の取引先とやりとりをしていたのでそのお手伝いをしていました(相手には日本人スタッフがいることを知らせていない)。

そのメールには
「東京では桜が咲いてすっかり春になりました」
的なことが書いてありました(英語で)。

…かわいい(*'ω'*)

個人的に知り合いとか友達でもない限り、こういう文章は英語ではメールには書きません。この日本の取引先は実際に会ったり電話をしたりしない、メールと郵送だけの相手だったので、「友達かよwww」、「桜の報告www」みたな、ほっこりした気持ちになりました。

ビジネス的ではない、と言い換えることもできます。

日本語だと自然な事で、むしろ季節の挨拶がないのはぶっきらぼうで失礼な印象になってしまうかもしれませんが、英語のメールではいきなり本題に入ることが多いです(社会人は忙しいので)。


せいぜい
I hope you are well.
I hope this message finds you well.
などの一行程度です。

日本語でも、郵送する文書と違ってメールは簡潔であっさりしているとは思いますが、

  • お世話になっております。
  • お疲れ様です。


などの挨拶から始まりますが、英語だといきなり本題に入ります。



Dear じゃなくてもオッケー


イギリスなどでは違うかもしれませんが(あまりカジュアルじゃないって聞くし)、少なくともカナダでは同僚や上司、取引先には Hi _____(名前)、Hello _____ (名前)でよくて、必ずしもDearでなくても大丈夫です。


Dear はまさに直訳の「親愛なる」の通り、顧客へ「お客様を大事にしています」とアピールするときとか、社長が従業員に「社員を大事にしています」とアピールするときに使われているような気がします。

上司へ改まって退職届などを出すなら別ですが、上司だろうがなんだろうが日常のメールでは Hi _______, の方が自然です。


それでもヨーロッパの国や、英語を母国語としない国では Dear を使っている所が多い気もするので(気がするだけです)、この Hi の件は①カナダやアメリカに限って②自分が知る限り、なんですけどね。


そうそう、アメリカの企業ともメールやfax(たまに電話)をするので、わりと確かです。





あくまでも個人の感想なので、正確な英語の情報については各自ググるように。



May 5, 2018

便利な表現 -oriented と - driven

英語圏で生活していると、仕事をしているときに上司や同僚と話をしていて
「あ、それ便利」
と思うことが度々あります。

当然パクらせて頂いてます(笑)。

今日はそんな「あ、それ便利」と思った表現をご紹介。




目標やターゲットを示すなんちゃらオリエンテッド (- oriented) 


ホニャララオリエンテッド、という具合に言葉にハイフンで -oriented をつけると
  • 〇〇向け
  • 〇〇主義
のような言い方が出来ます。 


family-oriented ファミリー向け

customer-oriented   顧客第一主義

service-oriented  サービス第一主義













動かしているものを示すなんちゃらドリブン(-driven)




paper-driven 紙が主体の、紙で処理する、紙が必要な
※ネットでの処理しても更に印刷して紙で保存しなければいけないというニュアンス

mouse-driven マウスで動かす、マウスが主体の
※タッチパネルやショートカットではなく

market-driven 市場によって動かされる





ね?便利でしょう?(強引)