November 8, 2018

シグナルが変わる前に信号を英語で言えるように







80年代に多感な小・中学生時代を過ごしました。

子供でしたので、流行りのJ-POP(当時は邦楽とか歌謡曲とかポップスと呼ばれていました)をカッコイイと思い、さらにその歌詞に影響を受けました。

どんな影響かというと、信号は英語で「シグナル」と言うと思い込んでいた影響です。

直接歌詞を載せるとややこしいことになるかもしれない(引用なら良いんでしたっけ?)ので、具体的な歌詞を紹介するのは避けますが、交差点にある信号機のことをシグナルと表現する歌はけっこうあります。

80年代の歌は特にそんな気がします。

さあ同世代のみなさん(40代)、思い出してください。

あの歌でしょ、それからあの歌。あの歌もそうです。








というわけで信号は英語でsignalと言うと思っていたのですが、違いました。

ググればすぐに出てきますが、信号は英語で

traffic light



です。

とらふぃっく★らいと。








…とこの記事を書くにあたってちょっとググってみたら、signal もアリのようですが、ここカナダ(のとある州のとある町の自分のまわりのごく狭い行動範囲)ではあまり聞きません。


traffic light とか、または単に light の方が確実に伝わると思います。

シグナルというと、合図のような意味合いの方が一般的かと思います。









頭ではわかっていても、いざ英会話の場にあると僕の場合「トラフィック・ライト」とは出てこなかったんですよね、最近まで。

あ、あと、Goサインは「青」じゃなくて「緑」なんですよね。

つい blue と言ってしまうんですが、green です。

運転手がぼーっとしてて、「青だよ」と教えてあげるときは greenです。









November 6, 2018

好きな事を見つける




良く言われている事だし、このブログでもよく使う表現ですが、英会話では

好きなこと


について読んだり、書いたり、聞いたり、話したりすることが上達の近道です。









…って言われてもねぇ。

好きなことって、あるようでないよねぇ。






洋服も好きだし、音楽も好きだし、食べる事だって好きだし、旅行も好き。

でもそれについて語るほとではない。

仕事だって忙しいし。






「あなたの夢はなんですか?」

「本当にやりたいことは何ですか?」

自己啓発の本とか、手帳術の本を読むとたいていそんな質問がある。







「100歳の誕生日に、あなたはどんなことを言うと思いますか?後悔していることはありますか?」

「もしあと1年の命だとしたら、何をしたいですか?それぐらい真剣に考えないといけませんよ」






そうやって脅されてもまた危機感を持てない。

もう老眼も始まって、健康に動き回れるのもあと20年あるかないかだというのに。





・・・と思っているのはですね、YouTubeやブログで何かを発信したいと思ったからです。



デジカメで動画撮影が楽しい。

タブレットでの動画編集も楽しい。

サムネイル編集も楽しい。





でも発信するネタそのものがないんです・・・。






好きなものがあるって、強みですよね。




英語が目的ではなくて、英語はあくまでも手段。

海外から個人輸入をするために海外のサイトを見ているうちにその分野の言葉に詳しくなったとか。

そしてそのアイテムが好き過ぎて紹介したくてブログやYouTubeを始めたり。






「誰かに伝える」ということを考えると、好きな事が見つかるかも。




このブログに書くことも、単に自分が英会話が好き、っていうよりも、

「ねぇねぇ、聞いて!」

という聞き手や読み手を意識するともっと楽しく書ける気がします。




そうそう、好きなものについてSNSで発信すると、その反応によってもっとそれが好きになるんですよね。



仲間がいると趣味がより楽しくなって続く、ってのはこういうことなのかもしれませんね。

今はスマホ一台でなんでも出来る時代なので、ブログででもSNSででも好きなことを発信してみると、漠然とした「好きなことリスト」が本当に好きなことに絞られてくるかもしれません。


今後は読者層を想定して、画面の向こうにいる、これを読んでくれている人を意識して書いてみようかな、と思っています(本当か?)。







November 5, 2018

夏時間・デイライトセービング(Daylight Savings)から冬時間へ




昨日は、カナダの夏時間が終わり冬時間の始まる日でした。

せっかくなので、これを読んでくれている皆さんが、いつか英会話スクールなどで夏時間・冬時間の話が出たときに役に立つことを書こうと思います。

(単にネタを思いついただけともいう)





サマータイム制度とは言わない



今日、これだけ覚えて欲しいことは、時計の針を変えるあの夏時間制度のことを

サマータイム(summertime)って言わないで!

ということです。




サマータイム(summertime)というのは、単に
  • 夏の時期
  • 夏の季節
  • 夏季
という意味なので、時間を繰り上げて出勤しましょう時計の針も変えましょうという政府を巻き込んだあの夏時間という意味にはなりません。

That restaurant is busy during summertime.
(あのレストランは夏の時期は忙しい)

冬が厳しく長いので、夏季と冬季で営業時間が違う所が多いですのですが、そういう時の「夏季」がsummertimeだったりします。




Daylight Saving (または Daylight Saving Time)



制度としてのサマータイムは、daylight saving (デイライトセービング)と言います。

そう、昼の光をセーブするのです。

だから夏に関係なく、11月の上旬まで時間を戻さないのです、

11月になっても「夏」時間と言うのはヘンなので、やっぱりデイライトセービングの方がしっくりきます。



スマホ時代の現代は混乱なし


さて、実際のデイライトセービングですが、20年ほど前はわりと大変でした。


寝ている間に時間が変わるので、起きてから家じゅうの時計の針を進めたり戻したりするのです。起きたばかりで寝ぼけている時に見た時計は信用できない(まだ直していない)、というややこしい状況で、さらにその日が時間が変わる日だと忘れてしまっていると待ち合わせに遅刻したりします。


でも今は電波時計のお陰で、スマホを見ても、タブレットを見ても、パソコンを見ても、常に正しい時間です。


目覚ましも変更後の時間で鳴るので、起きたあとに、

「えーっと、夏時間から冬時間になるときは時計の針を進めるんだっけ…いや、戻すんだっけ?」

みたいな混乱もありません。

もし僕が20代前半で留学していたら、ケータイどころかネットもない時代だったので、きっと大変だったと思います。

昔の(っていうか同世代含む)の日本人が海外生活するときには大変だったんだろうなと思います。


まとめ


もし英会話のレッスンや外国人との会話で、サマータイム制度の話になったら、

デイライトセービング

という呪文を思い出して下さい。



そして電波時計の前は大変だった、という話を広げるアイテムとして、

  • 壁掛け時計
  • 腕時計
  • ビデオの予約
  • コーヒーメーカーの時計

などの話をしてみて下さい。

ああ90年代。











October 31, 2018

握手の強さはお辞儀の深さ

 

 

 

握手は強く


ニュージーランドでワーキングホリデーしてました。

その時のルームメイト(ニュージーランドではフラットメイトと言われてました、そう言えば)のうちの1人、Sさんは日本で英語の先生をしていた人で、日本語がペラペラ!

入居するときに「宜しくお願いします」の握手をしたかどうかは覚えていませんが、いつだったか握手の話になりました。

「知ってる?握手の強さは、日本のお辞儀の深さと同じ意味なんだよ。」



日本ではお辞儀が深ければ深いほど、頭の位置が低ければ低いほど相手に敬意を払っていることになりますが、英語圏では握手の力が強ければ強いほど気持ちがこもっているそうな。

と言われても、そのときはいまひとつピンと来ませんでした。








冷めた握手 


その後カナダに渡ってワーキングホリデーをしたり(人生2回目♥)、日本で英会話関連の仕事に就いたりしてたくさんの英語圏出身の人達と会ううちに、ニュージーランドで会ったSさんの話を思い出すようになりました。

というのも、明らかに僕に興味のない人の握手が、弱いんですw



カナダのワーキングホリデーで会ったカナダ人たちは、全員が全員、日本人などの外国人に興味があるとは限りません。冷めた目で見られることもありました。

また日本で会った、採用されたばかりの新人英会話講師だって必ずしも全員がやる気に満ち溢れてるとは限りません。日本人を見下してやる気のない不良外国人予備軍の人だっていました。

そんなうつろな目をした人達(笑)の握手は力がこもってなく、相手の手を触るだけ、つまむだけだったことが多かったのです。



熱い握手


冷めた人達とは逆に、

「これからよろしくな!」

みたいな、熱血系の人たちの握手は力強いです。

想像通りというか当たり前っちゃー当たり前なんですけど。



商談が成立したドラマのシーンを思い浮かべて下さい。

商談成立!握手!となったときに、ガッツリ握手をするのではなく、もしも相手の手に触るだけの弱々しい握手だったら。

こんな冷めた人に商談を任せられるのか、と思い始めるでしょう。


カナダの就職面接では、始める前に面接官と求職者が握手をします。
(着席前のタイミングだったりすることが多い)

その時に、もし弱々しい握手だったら。

面接官にとっては、求職者がやる気がないように思えるし、求職者にとっては、面接官が冷めた人だと思えてくるでしょう。




握手の強さはお辞儀の深さ



力の入っていない弱い握手は、冷めた印象になるみたいですね。

お辞儀で例えると、ひょこっと頭を動かすだけの、

「ちーっす」

的な、相手の目も見ないような、そんな感じの感情のこもっていないお辞儀。




逆に力のこもった握手は、熱血な印象になるようです。

お辞儀で例えると、頭を深々と下げて

「末永くよろしくおねがいします」

と言っているような、感情のこもったお辞儀。





もちろん痛がられるほどの強い握手はいやがられますが(笑)、
ぎゅっと感情のこもった握手は相手に敬意を示すことになるようです。


お詫びの代わりに握手はしないので、お辞儀と握手を同じように語ることはできませんが、深いお辞儀と力強い握手は丁寧さという点では同じ意味合いになるようです。





October 29, 2018

ビハインド、バハインド、ビリーブ、バリーブ





Believe、バリーブ。Behind、バハインド。 



 某SNSで、相互フォローして頂いているフォロワーさんの「Believeはリーブなのかリーブなのか」という質問が流れてきました。

とあるアメリカ人歌手がそう歌ってるのに気づいたそうです(なんという耳の良さ)。

別に僕に質問してきて下さったわけでもないのですが、出しゃばってコメントをさせて頂きましたw

だってずっと誰かに言いたかったことなんですもの!

といっても、言語学専攻でもないし、英会話講師でもないので、あくまでの個人の意見で、憶測の域を出ないものなんですけどね。

語っても良いですか?

1つ目は、人による、というお話。
2つ目は、あいまい母音のお話。




1.方言でもなく、流行語でもなく、人による。


まずは、言葉の違いを生み出す要素の話。

英語の話になると、「アメリカでは」「イギリスでは」というように、英語か米語で分けがちですが、それ以外にも言葉の違いを生み出す要素はあります。

  • 地域(南部訛りとか、〇〇島のアクセントとか)
  • 階級(貴族階級と労働者階級とか)
  • 家庭環境(アフリカ系とかラテン系とか)
  • 出身(例えば日本出身の移民(僕)の場合、英語がカタカナっぽい)
  • 世代(若者言葉と年寄り臭い言葉とか)
  • 口語と文語
などなど。


でも、忘れていませんか?「人による」という、もう一つのパラメーター。


日本語を学んでいる外国人に下記のようなことを聞かれて困ったことはありませんか?

  • 良い→「よい」と「いい」の違い
  • 行く→「いく」と「ゆく」の違い
  • 10分→「じっぷん」と「じゅっぷん」の違い

厳密に言えばこれらは正式な言い方と口語的な言い方なんでしょうが、別に「いい」も「ゆく」も「じゅっぷん」もちゃんとした場で言えることですよね。

これらは方言でもなければ若者言葉でもない。

つまりそういうこと(どういうこと?)。




2.曖昧母音でテキトーに 


2つめは曖昧母音について。

繰り返しますが英会話の専門家ではないので、テキトーなことを書きます。

曖昧母音という発音があります。英語は日本語と違って、ア、イ、ウ、エ、オという母音だけではなく、曖昧な母音があるのです。

…かと思っていましたが、この記事を書くにあたってサッとググってみたら、ある特定の発音記号のことを曖昧母音というようですね。


言語学で言う曖昧母音には特定の法則があってちゃんとした発音方法があるのでしょうが、ここでは

ア、イ、ウ、エ、オ、と、ハキハキ言わずにダラダラ言うと英語らしくなるぜ

というのを提唱したいと思います。



英語をよく聞くと、必ずしも母音がアイウエオのどれかではないんですよね。

日本の小学校の朗読の時間に言わされるようなアイウエオではない母音も発音されています。

イーッ!
ウ・イ・ス・キ・イーッ!

という呪縛(どんな呪縛よ)から離れて、一度イッツオーライを

エッツオーライ

と言ってみると、カタカナの憑依がスーッと落ちると思います。
(エッツのエは曖昧に小さく言ってね)

英語っぽくなりませんでしたか?




同じように、


バリーヴ
ビリーヴ
ブリ―ヴ
ベリーヴ
ボリ―ヴ

と、バ行を小さく、そしてリーを大きして行ってみて下さい。
ビリーブじゃなくてもおかしくないと思えてきます…(?)。




まとめ:バリーブはあります!


なんだかポリープの話をしてるんだかブリーフの話をしてるんだかわからなくなってきましたが(笑)、バリーブもバハインドもビリーブやビハインドと同様に使われていて、どちらが正しいとか間違ってるとか、どちらが口語でどちらが文語でなどいうことはない、というのが僕の個人的な見解です。

そうです、ここは個人の感想を述べるブログですw


なんとなくアメリカ人がバリーブ、バハインドと言うようなイメージがあります(冒頭で英語や米語の違いではないと言っておきながら)。

アメリカの映画を見ると、はっきり「バ・ハーインド」って言ってますもんね。

というわけで、正解は1つではないので、お気に入りのBelieveやBehindを見つけて下さいね。

(なんちゅーまとめ)









October 27, 2018

英語のシャワーに打たれて

英語のシャワーってどうよ



英語のシャワーを浴びつつけると良い、って言うじゃないですか。

テレビコマーシャルでさんざん耳にする通販会社の電話番号をメロディー付きで覚えちゃう、みたいな。

それと一緒で繰り返し聞いているうちに覚えちゃうと言う人もいれば、ダラダラ聞いているだけでは意味がない、という人もいますよね。

この英語のシャワーは良いのかどうなのか問題について今日は綴ってみようと思います。



興味があるのは覚えちゃう


さんざん言い尽くされて手垢にまみれた表現ですが、言わせてください。興味があるトピックなら覚えやすいですよ、と。

逆に興味がないもの、野球の話や政治経済など興味のない分野の話は何度聞いても頭に入らないでしょう。

もしまだ内容まで興味のある・なしが言えるほど理解ができていない場合でも、声だとか口調だとか、英語の音そのものに興味があるとこれまたフレーズを覚えたりします。意味がわかるのは後になってからだとしても。

例えば「このナレーターの声が好き」とか、「Sの音がスーっとして(舌ったらずで th の音になったりしないで)好き」とか、それとは逆に「難しそうなことを言っているのにしたっ足らずでカワイイ感じでつい聞き惚れてしまう」とか、「イギリスのアクセントが好き」とか、「アメリカのアクセントが好き」とか、内容以外のことで興味を持つ場合もあるでしょう。

要は飽きずに何度も聞けるかどうかってことですね。




強烈な繰り返しは覚えちゃう



今日書きたかったのはこれです。


職場で毎日同じことの繰り返しをしているのですが、業務に関することはとても強烈です。

周りで話されていることも毎日耳に入るし、会議の話は真面目に聞かなければいけないし、顧客の話も真剣に聞かなければいけません。

そして繰り返しますが、仕事の話は毎日聞きます。自然とその分野の話は覚えた気がなくても口から出るようになりました。




仕事に似た環境を作れ



上記のことを踏まえると、カンタンに英語を覚えるには仕事に似た環境を作ってその関連事項を聞き流せ、ということじゃないかと思います。

でもどうやって?


例えばTOEIC対策ならリスニングの練習問題の聞き流し、日常会話対策なら会話集に付いてくるCDの聞き流し、または興味のある分野について英語で言えるようになりたいのならその分野の映画やテレビ番組の繰り返しの聞き流し、など。

・・・ですかね(無責任)。


メールやネット記事、本や新聞、参考書でその分野の事を目にしながら、英語の音声をつけっぱなし(かけっぱなし、流しっぱなし)にしておくというのはどうでしょう。

要は英語のシャワー云々じゃなくて、リスニング、リーディング、スピーキング、ライティングを満遍なくやれば化学反応が起きて英語のスランプを脱出できるというだけの話ですね。

でもやっぱり、意味はわからなくても英語のラジオなどをつけっぱなしにしておくのは無意味ではないと思います。

って、どっちやねん、っていうまとめ。




October 25, 2018

オノラリウムその2~実はオノラリアム~


(↑リアルガチのカナダのお金です。pixabay.comより。)







過去の記事で、謝礼を英語で何て言うかの記事を書きました。

オノラリウム 

ところが、わたくし間違っておりした…。


書類の処理がメインで、基本的に人と喋らない仕事なので、

honorariumを見て頭の中で「おのらりうむ」とローマ字読みしていたのですが(最初のhを除く)、最近派遣さんを含め新人がドバっと入ってきて、上司や同僚が口頭で説明をしだして人間の声が飛び交う職場になって気付きました。

みなさんオノラリアムって言ってる、と。



今まで僕は「オノラリウム」と、まるで「クラスメイト」とか「マグナカルタ」とか「イチゴミルク」とか「隣同士」とかと同じイントネーションかのように言っていました…!

はずかしい!

実際は「オノラリアム」で、「ベジタリアン」とか「エイドリアン」とか「食べ放題」とか「テレホーダイ」などと同じイントネーションで発音されています…。

ちょーはずかしい!



というわけでお詫びして訂正いたします♥





October 22, 2018

フィッシュケーキ







日本で英会話スクールに通っていた頃(二十年ぐらい前です…ってかそんな前になるんですね、未だに初心者だからそんな昔に思えない)、上級クラスの方々と英語で話す機会がありました。

レッスンとは別に、格安でインストラクター1人に受講者10人ぐらいで自由に会話をする“実践の場”があったのです。

日本の英会話スクールなので、日常会話の練習となると内容は当然日本の話になります。昨日何した、とか週末は何する、など。

誰かがカマボコだかちくわだか練り物の話をしてそれを英語で言えず、言葉に詰まってしまいました。

すると年配の英会話がお上手な男性が

「Fish cake」

と助け船を出されたのです(ドヤ顔で)。

やっぱり上級者の方と一緒に会話をするのは参考になるなぁ、と思いました






というわけで練り物は fish cake (フィッシュケーキ)だと思っていたのですが、実際にカナダのレストランで出される fish cake は、練り物とは全然似ていませんでした。

上の写真のように、コロッケみたいなものなのです。

乱暴に言えば、カナダでシーフードと言えばほとんど揚げ物です。

(生牡蠣や茹でたロブスターなんかもありますけどね)




何が言いたいかというと、その国に無いものを訳すのは難しいとなあということです。

日本の練り物は fish cake じゃないし、
カナダの fish case はコロッケじゃない。

北米に遊びに来たら是非食べてみて下さいね。
(日本にもあるのかな?)













October 5, 2018

英語はスポーツ!マッスルメモリー







英語はスポーツ、というのが僕の持論です。


筋力のような語彙力、英語で考え続けても疲れない持久力、とっさにフレーズが出る瞬発力…などなど、スポーツとの類似点があるというのもそうですが、なんといっても

マッスルメモリー

がそう思わせる理由です。




マッスルメモリーというのは、パソコンに慣れるとキーボードを見なくてもキーがわかるようになるとか、自転車に慣れると意識しなくてもハンドルを持ちつつペダルを漕げるようになるとかいうアレです。

筋肉が動きを記憶しているかのように、上の空でもお茶の子さいさいでいつもやってることが出来るようになることです。



例えば、物の名前(名詞や固有名詞)を言うときに、

pen なら a  (例:This is a pen)
apple なら an (例:This is an apple)
apples ならそのまま(何もつけない)
sun なら the
Google ならそのまま(なにもつけない)

って筆記試験なら余裕なんだけど、リアルタイムで考えながら発言するスピーキングでは、なかなか完璧にはいかないですよね。 a を付けるのを忘れたり、 an と言うべきところを a と言ってしまったり。

メールを作成しているときは、a を忘れても後から付け足したり、a を後から an に変えたりできるんですけどね。





何も考えなくても話しながらリアルタイムで複数形にsをつけて、三人称単数現在の動詞にもsをつけて、過去の仮定(もし〇〇をしていれば※※だった)には would have+過去分詞をサラッと言ってのけるようになるには、野球の素振り同様、相当の練習が必要です。

そう、英語は素振りなの!(なんのこっちゃ)


それぐらいになるには、やっぱりフレーズを何度も声に出して言うとか、ドリル形式の問題集を何度もやるとか、毎日の繰り返しが大事だと思います。



振付けと一緒。
歌詞が出てこないときは、踊ってみると出てくる、みたいな。



たくさん洋書を読むのが良いとか、英語のオーディオブックを聞き流すのが良いとか、全部こういうことですね(どういうこと?)。









October 3, 2018

意識高い系ビジネス英語・サークルバック Circle Back







職場でよく耳にするフレーズをご紹介するシリーズです。

今日は「サークル・バック」。

こんな状況で使われてました。




上司Aさんと上司Bさんがいます。

Aさんは全体をまとめる人で、Bさんは別の部署からのヘルプです。

Aさんは従業員の勤務時間等をまとめていて、BさんはIT関係、コンピューターシステムが専門です。



うちの部署でプロジェクトがあり、Aさんも本来ならばすべての会議に参加すべきなんですけど、どうしてもスケジュールがタイトなので、技術的なことに関する会議は不参加ということになりました。

実際にパソコンに入力するのはウチら一般従業員なので、入力方法の注意点や書類の処理の改善点だの実務的なことについての話し合いの場にはAさんはいなくても良いでしょう、という見解なのです。

ただ、そうは言ってもAさんが我々一般従業員をまとめる立場なので、決定事項を文書化したり、労務管理の都合上、問題点などは耳にしておく必要があります。

そこで言った、

「じゃ、あとで私にサークル・バックして」

Circle back to me, later.

という言葉。




はは~ん、
「私もその情報連絡網の輪に入れてね」
という意味のようですね。


とずーっと思っていましたがさっき調べたら違っていました


「あとで連絡して」
「フォローアップして」

のような意味らしいです。
詳しくは各自辞書で調べるように!そうしないと上達しませんよ!(←丸投げ)


でも近いですよね?

「一周回して私に返して」
が直訳だと思うのですが、
「各方面と連絡を取るとかいろいろ調べるとかぐるーっと一周したら結果を私に教えて」
みたいな感じだと思うのです。



さあ、意識高い系のみなさん!

「アジェンダ」、「エビデンス」、「ディシジョン」に加え、

「サークル・バック」

も職場で使ってみて下さいね☆












September 27, 2018

ミドルネーム、言う?




某ソーシャルメディアで、「友人・知人のミドルネームって知らないものなの?」という質問を目にしたので、その話をしたいと思います。

結論から言うと、「知らない」です。




例えばウチの職場の人。
自分以外全員アングロサクソン系なのですが、全員ミドルネームはあります。

でも僕は知りませんw


多分カナダ人同士も、よほど付き合いが長くない限りお互い知らないと思います。
全従業員の氏名・住所・生年月日などを入力するデーターベースには、ファーストネーム、ミドルネーム、ラストネームという欄があるので、調べればわかります。

言い換えれば、調べなければわからないのです。通常はファーストネームとラストネームしか使わないので。


日本で言う訂正印や認印のような意味合いで書かれるイニシャルの署名はミドルネームを入れて3文字にする人もいますが、通常は2文字が多いです。




ただ、全体の1割2割ぐらいだと思いますが、職場でもミドルネームを使う人がいます。

英語圏ではどう呼ばれたいかは本人が主張することなので、本人の申請によりミドルネームは従業員名に入れられます。
ハイフンがあったりなかったりしますが、従業員リストにミドルネームがある人も一定数います。





また、ミドルネームをファーストネームとして使う人もいます。

例えばジョン・スミスさんの給与明細を作成するとします。

ジョン・スミスさんの従業員番号が見当たらないので従業員名簿を調べてみると、法的な名前(パスポート上の名前)はブライアン・ジョン・スミスだったりするのです。

なぜミドルネームをファーストネームとして使っているのかというと、
  • 「自分のファーストネームは好きじゃないから」
  • 「ファーストネームが父親と同じでナントカジュニアと名乗りたくないから」
  • 「なんとなく」
など、やっぱり本人の希望によるみたいです。






ミドルネームとは話がそれますが、パスポートの名前(本名)がトーマスだとしても、トムでもトミーでも自分が決めた愛称が社員の名前として名刺や名簿、ネームプレート等に使われます。

ただし、税務署が絡むような給与明細などには本名(ここではトーマス)が印刷されます。



でも職場でニックネームが“ちゃんとした名前”として使われるなんて、自由ですよねw

日本だったら、例えば友達に「カズ」と呼ばれてる「〇田かずひろ」さんの名刺やネームプレートは「〇田カズ」で、取引先からも「カズさん」と呼ばれ電話でも「〇田カズでございます」と言うわけです。

あ、日本なら「〇田さん」「〇田でございます」ですかね。






先述の通り、パスポートとか、税務署の書類とか、法的な書類はミドルネーム込みのフルネームで印刷されたりします。

なので、人事からの書類の宛名をみて

「〇〇さんってミドルネームはアレクサンダーって言うんだ、へぇ。」

みたいに知ることもあります。






仲の良い友達のミドルネームは、わりと知ってるかもしれません。

でも、「聞いたけど忘れた」、ということも多いと思います。








ミドルネームを言うか言わないか、という話題になったときに、

日本で言う〇〇みたいなもんです。秘密にする必要もないし、知られてもいいけれど、滅多に使われないしベラベラ言いふらしたりするものでもない。知られたらちょっと照れる。」

と言いたいと思っているのですが、イマイチ「日本で言う〇〇」に当てはまる良い例えが見つかりません。



日本の職場における、普段名字でしか呼ばない怖くて厳しい年配の上司の下の名前

がしっくりくる…かな?




「えー!〇〇部長って〇太って名前なの?〇太っぽいw」

「〇〇専務って下の名前『さくら』なんだよねw」

とか。


なので、ミドルネームを知っているというのは、親しい関係になると言えます。


  • パスポートを見せてもらった時に見たミドルネームを覚えている(怖っ)
  • データベースの個人情報欄で見たミドルネームを覚えている(怖っ)
  • ミドルネームが印刷されているような重要書類をよく手渡す
  • 家族同様に親しい(親の名前と同じだとミドルネームで呼ばれたりする)
  • 本人が教えてくれた


職場で自分だけがミドルネームを持っていないので、自分以外の全員の封筒にミドルネームが印刷されているのを見ると、「あいつらガイコクジンだー」と思います(実際は自分が外国人w)。



September 20, 2018

ビジネス英語 Mapping







NHKラジオのビジネス英語を聴いていました。

ゲッ!もう二十年ほど前になることに今気づきました。

それなのに英語の初心者気分が抜けない…。

いや、気分だけじゃなくて、実力がビギナーだからビギナーの気分しか知らないのでしょう...。







さて、ビジネス英語を机で勉強していた頃から二十年、今ではビジネス英語を実際に使うようになりました。

そうすると、業務をしている時に、「あれ」や「これ」で考えていることを上司や同僚が横ですんなり言っているのを耳にする機会が多くあります。

それを盗んで覚えるわけです。

これは英会話の上達の基本だと思うのですが、「これは英語で何て言うんだろう」と自分で疑問に思ったものに関しては、記憶の定着が良いです。

むしろ自分が普段使わない(と思っている※)ような、興味のない表現は何度練習しても覚えないという経験はありませんか?

※覚えて損な表現はないというのが持論です。ひょんなことから口をついて出てくることがあります。

…って同じような事、毎回書いてますね。







さて、最近「便利だな」と盗み聞きして覚えた表現(って人聞きの悪い!)があります。

僕は手帳術が好きで、
  • 手帳に夢を書くと不思議と叶う
  • 手帳にタスクを書き出すと不思議とサクサク片付く
  • 手帳に頭の中のモヤモヤを書き出すと心の負担が減る

という真面目に信じているちょっとあやしいオッサンなのですが、仕事の煩雑で複雑に絡み合った手順も、誰が何をやるかをきちんと整理したり図にして可視化したりすればスッキリする、みたいなことに興味があります。

こういう絡み合った複雑なことの整理というか配置みたいなことが必要だというような話をした時に耳にした言葉。

Mapping (マッピング)。

タスクやプロセスを地図のように配置していくということ。プロセス・マッピングという使われ方をします。

マインド・マップもこの仲間ですね。考えている事(マインド)を一枚の紙にマッピングしていくと自分の考えがクリアになる、という。アレ(どれ?)。

その他、頭の中のモヤモヤをドサッと紙に下ろす(書き出す)brain dump もこれ系の言葉ですね。






迷ったときや悩んだときは、紙に思いつくまま図を書いてみると意外とすっきりします。

カナダの永住権を申請して1年ちょっと結果待ちだった頃、もし申請が却下されたらどうしようと不安に押しつぶされそうになりましたが、横軸のタイムラインを書いて、パスポートその他の各種期限を書いて、まだ時間があるから大丈夫、とか、もしこの期限までに結果が出なかったら計画の変更を考えようとか、ずいぶん気持ちが楽になったのを覚えています。

こんな図。なにこれw




そう言えば駅前留学(笑)をしていたとき、授業の最初の「〇〇と言えば」と生徒から単語を引き出すときも、講師(全員外国人が売りのスクールでした)は図を描いてましたね。





Party と言えば? 金。酒。若者。うるさい。


興味がある分野の言葉はよく覚えられると言われますが、僕はこういう自己啓発系の言葉がすごく好きです(なんの報告)。










September 13, 2018

仕事の遅れを英語で~backlog~





事務処理で、1つ1つ処理していかなければいけない場合、どうしても仕事が溜まってきてしまうことがあります。

同時に出来ないんだから、しょうがない。

そういう場合の表現を。





We are behind.
直訳すると「遅れてます」。
たとえば通常1週間かかるところを2週間かかってしまっているような場合などに使います。


We have a backlog.
このバックログというのは、溜まってしまった分の(遅れの分の)仕事です。

バックログが手付かずで、とか、来客の他にバックログもあるし、とか、バックログから片付けて行かないと、みたいな使い方をします。










エビデンスとかアジェンダとか、やたらカタカナ語を使う系の人達のボキャブラリーの中に「バックログ」も入れて欲しいな♪(なんでやねん)