January 15, 2019

英語にキラキラネームは無い

たくさんの種類があるように見えて、クリームやソースが違うだけでどれも同じようなスポンジケーキだったりします。



英語圏で生活してわりと驚くことは、

「名前のバリエーション、少ねぇ!」

です。



たとえば僕の周りに何人ものデイビッドさんがいます。あの人もこの人もデイビッド。デイブさんも数名いますが、彼らも名簿ではデイビッド。



新しく会う人がデイビッドだったり、今の若者がデイビッドだったり、生まれた子にデイビッドと名付けた話を聞くと、名前が誰かと被ることをあまり気にしなくてもいいのかも、と思ったりします。



そういえば、関係ない話ですが、カナダでは、スーパーマーケットでは「期間限定」とか「新商品」とかいう文字をあまり見ないし、どのレストランも似たようなものしか出さないし、文具も何十年も同じようなものしか売っていません。

服だって日本人のようにコンビニに行くのにわざわざ着飾ったり芸能人でもないのにブランドのバッグを持ったりしません。

名前においても商品にしても、日本よりは選択が少ないように思います。

まったくもって個人の感想ですが、人と被ったりするのを日本ほど恐れないし、日本ほど人と違いを出そうとしないし、日本人ほど簡単に物に飽きたりしません。言い換えれば、日本人より冒険しない。一度気に入ったらずっとそれを買い続ける人が多い感じです。




話が逸れましたが、歩いていて

「あ、〇〇さん!」
(Hi 〇〇!)

みたいのを耳にすると、

「あの人も〇〇って名前なのか!」

と、こっそり思ってます。





もしもうちの部署にも他の部署にもデイビッドさんがいたらどうやって判別するか。

それはフルネームです。

必ずフルネームで呼ばれる人っているじゃないですか。
チャーリーブラウンとかマイケルジャクソンとか。

そんな感じでフルネームで呼ばれがちな人がいますw


あとは
「うちのデイビッド?」
みたいに、our を使ったりもしますw





日本だと太郎さんや花子さんという名前はあまり新生児の名前ランキングに上がらず毎年新しい名前がトレンドになったりしますが、英語圏では何百年も同じような名前が付けられているようです。


最近は僕もそのような感じに慣れてきて、人の名前は既にあるものから選ぶべきという考えになったり、一度気に入った商品を延々と買い続けたり、外食しても同じようなものしか頼まなかったりしています。


そういえば英語は一人称も「I」しかないですよね。
日本語なら、俺、僕、私、あたし、あたい、おいら、ワテ、自分の名字、自分の下の名前、とたくさんありますけど。

そういう文化のようです。

カナダに来たらマジで商品の種類の少なさにビックリするから!

(あいかわらず支離滅裂なオチ)







January 13, 2019

海外でゲップはおならより下品って言けど本当?




ツイッター経由でフォロワーさんより質問を頂きました(ありがとうございます☆)!

その質問とは、「おならは自然現象だから仕方がないがゲップはマナー違反と聞いたことがあるが本当?」というもの。






実は僕も同じようなことを聞いたことがあって、初めて海外に行った時(20年ぐらい前w)に現地の人に聞いたことがあります。

海外だと人前でおならをするのとゲップをするのではおならの方がマシ、って聞いたんだけど、本当?と。

その人はヨーロッパ(非英語圏)からその国(英語圏)に移住した人で、日本語がペラペラだったので日本語で聞いたのですが、

「そんなのどっちも下品に決まってるじゃんw」

と笑いながら即答されましたw









僕はその後カナダに移住して十数年経ちますが、個人の感想としては、

日本と同じで人前でのおならもゲップも失礼、でも親しければ平気でする人もいる

という感じでしょうか。





むしろ、日本より寛容かもしれません、ゲップもおならも。



日本だとゲップをすると露骨に嫌な顔をしたり注意したりする人も多いと思いますが、カナダ人はけっこうゲップをしてる人がいます(僕は人前での堂々としたゲップはやめて欲しい派ですw)。

そして誰も非難しないんです…内心どう思ってるかはわかりませんが。


親しくなくてもゲップする人は多い気がします。
ただし、ゲップが出てしまった後に「Excuse me(失礼)」と付けるのがマナーのようです。

むしろ Excuse me さえ言えばゲップしても良い、と言える気さえしています…w







僕は親に「海外ではゲップはおならより下品だ」と言われて育ったのですが、もしかしたら人前でゲップをしないように昔の人が考えた嘘かもしれません(夜に口笛を吹くと蛇が来る、みたいな)。


おならに関してはまったく日本と同じといって良いと思います。
「人による」です。





まとめ:

日本でもカナダでも、人前でのおならもゲップも下品w

January 8, 2019

整髪料は英語で?

クリスマスプレゼントでいただきました♥


このブログは読者層が不明で、ターゲットも特に定めていないんですけど、とりあえず、なんとなく英語を勉強している人だとしましょう。

社会人で、英会話スクールなり、英会話サークルなり、オンラインレッスンなり、英会話カフェなり、海外旅行なり、たまに英語を話す日本在住の人だと仮定します。

日本以外からも多くアクセスをして頂いているので、僕のように
「仕事中も無口だし、家に帰れば引きこもりでネットの日本語のコンテンツしか見ない」
という、海外在住だけど英語をあまり使わない人(どうなのそれ)も読者層だと仮定します。







そんな人が知っていれば便利な、とっさの一言。

整髪料(整髪剤)、って何て言うか知っていますか、というかパッとでますか?

ジェル (hair gel) とかスプレー (hair spray) とかムース (hair mousse) とか具体的に言っても済みますが、なんていうかこう、漠然と言う「整髪料」(整髪剤)。

整髪料の類は英語でひっくるめて
プロダクト (products) と言います。
「製品」かよw


全然整髪料の話などしていない、文脈的につながらないタイミングで言う時にはヘアプロダクト (hair product(s)) と言った方が良いかと思いますが、髪の話をしているときに整髪料と言いたい時は「プロダクト」です。


たとえば突然、

「プロダクト買わなきゃ」
I want to buy a product.

と言っても何を買いたいのかは伝わらないので

「ヘアプロダクト買わなきゃ」
I want to buy a hair product.

と言うべきですが、ヘアスタイリングの話をしている時とか、誰かがヘアジェルやヘアクリームの話をしているときなら product(s)とhairを付けない方が自然です。

そう言えばスキンケアプロダクトも同様ですね。スキンケアの話をしている時に「プロダクト」と言えばスキンケアと付けなくても肌用のクリームとかローションとかを指すことになります。






「整髪料」なのに、英語では「整える」も「髪」も「材料」も使わず「プロダクト」って言うの面白いですよね(同意の強要)。


というわけで、

整髪料って英語でなんだっけ?」

と思ったら

プロダクト!」

と思い出してください。約束だお!



January 6, 2019

ドギーバッグは古い?レストランで食べきれなかった分を持ち帰る時の英語




カナダのレストランは、基本的に量が多いです。
高齢者向けに量の少ないシニア・メニューなるものがあるレストランもあるほど。

もちろんレストランによっては完食してもまだ物足りない量の店もありますが。

そんな量が多い外食産業なので、食べきれなかった分を持ち帰る文化があります。

もしくは、完食したとしても、デザートを持ち帰りで別途注文したりします。

そうそう、ファストフードではない、普通に座って食べるレストランでもテイクアウトを受け付けている店もあります(電話注文をしておいて取りに行く)。

一般的なカナダのレストランで出される食べ物はラーメン、そば、うどんのように麺が伸びてしまったりスープの油が固まって浮いてきてしまうような、店から家まで持ち帰る間に状態が変化してしまう食べ物はあまり多くありません。

サラダ、パスタ、ピザ、スープ…もちろん出来立ての方がおいしいに決まっていますが、まあレンジで温め直せばまた食べられますよね。

それから気温も湿度も日本と比べて圧倒的に低いので、日本ほど食材の痛みの心配がありません(でも気を付けなきゃだめだYO!)。








というわけで食べきれなかったら残りを持ち帰るのは普通に行われています。
従業員にコソコソ隠れて持ち帰る必要はなく、お店の人に頼めば食べきれなかった分を持ち帰り用に包んでもらえます。



20年ぐらい前、ニュージーランドでワーキングホリデーをしましたが、そこでも持ち帰りは行われていました(日本食レストランでバイトしてましたw)。

僕よりも先にニュージーランドで英語を勉強していた日本人と外食したときのことです。その人は、レストランで

「これ、ドギーバッグに入れて下さい」(ドヤ)

と言っていました。

ドギーバッグとは、ドギー(犬)のバッグ(袋)で、食べ残しを犬にあげるのに入れるそれ用の袋、のことです。

実際には犬にあげると言うのは建前で、ドギーバッグというのが持ち帰り用の袋の俗称だそうです。

日本でも昔、犬にあげるから、という理由でタッパーを持参したり店の人に包装をお願したりする人がいたと聞きます。

英会話の本や旅行のガイドブックなどでもドギーバッグの話はわりとよく見かけましたが、英語圏でも日本でも「犬にあげる」という発想は同じなんですね。






でもこれ、20年前の話だし、日本人のワーホリの人の話だし、信用できません(笑)。
しかも、カナダに来て十数年経ちますが、ドギーバッグなんて聞きません(笑)。

もしかしたらNZ英語(キーウィ―・イングリッシュ)とカナダ英語の違いなのかもしれませんけどね。



僕がカナダのレストランでアルバイトしていた頃、カナダ人のお客さんからよく言われたフレーズは

Could you wrap this up, please?
これ、包んでもらえますか?

でした。

そこのレストランもテイクアウト(電話注文の後お客さんが取りに来る)をやっていたのでテイクアウト用の容器があるので、食べきれなかったお寿司などをその容器に入れてビニール袋に入れてあげてました。うん、確かに包んでる感じ。




なので自分がお客さんの立場になった今、僕も
「これ包んでもらえますか」
と言っていたのですが、あることに気付きました。

店員さんは「包む」というより「箱」と言っているのです!


僕の発音がダメダメなので、包んで下さいと言うと聞き返されるので

「これ持ち帰りたいんですけど」

と言い返すと、

「ああ、箱ですね」
(Oh, you need a box)

みたいに言われたり、たまに同席者(友達とか)が言ってくれるときも

「箱ありますか?」
(Do you have a box?)

のように「包む」よりも「箱」と言うことの方が多いように感じます。



そして僕がよく行くレストランという狭い行動範囲の話ですが、ほとんどの店では容器だけくれて移し替えるのは客がやっています。

だから包むのは自分なので、「包んでもらえますか」より「箱下さい」の方が自然ですよね。

その箱とは、写真のような発泡スチロールの容器が多いです。

でも「箱下さい」よりも、

「これ持ち帰りたいんですけど」
Can I take this home?
I'd like to take this home.

みたいな表現のほうが、「じゃ、お包みしますね」とか「じゃ、容器をお持ちしますね」みたいに店員さんにお任せ出来て良いかも、と思う今日この頃です。



個人的には、食べ残しの皿を指さして
Could I have a box?
と言っていますけど参考にしちゃだめだよ!間違ってるかもしれないから(笑)。



November 29, 2018

「至急」は英語で何て言うの?





年度末の英語 でも書きましたが、もう一度書きます。

上司の上司がヘルプに入ってくれていて、よりちゃんとした用語を耳にするようになったので、アップデートです。

今までは上司不在だったので、「なんとなく」の英語で日々過ごしていました。


「急ぎ」はRush



社内で処理する書類に「大至急」と書くことありますよね?

そんなときはRushと書きます。

他の部署から周ってくる書類に「Rush」と書かれていることがありましたが、うちの上司は「RUSH」と書いてくれるようになりました。



よく考えてみたら、急ぎじゃないよ、ゆっくりやってね、という時に、

No rush. Take your time.

と言われたことがあるので、それの逆バージョンですね。



焦ってやらないで、みたいな時は

Don't rush.

と言われたこともありました。



この場合は動詞ですが、in a rush みたいな名詞の使われ方もそういえば聞いたことがある(そしてググったら見つかったw)ので、日々精進して参る所存でございます。


でもうちらにとってRushと言えば、宮沢りえのドリームラッシュだよね。

November 28, 2018

憧れの海外就職★面接編

憧れの海外就職



憧れの海外就職も、実際就職してみると日本での就職と変わらなくて、毎日家と仕事の往復ですよ(リア充どもは違うのか?)。

バカンスを1ヶ月も一気に取ったり昼休みを2時間も取ったりするのはヨーロッパの話で(マジでおとぎ話の国だなヨーロッパ)、北米はそんなんじゃないよ楽しいだけ。

人間関係もあるし、職場でのうつ病防止のワークショップや精神疾患の保険やカウンセリングサービスなどが充実してることを考えると、やっぱり仕事で病む人はいるし。

でも日本より有休が取りやすいとか(お伺いを立てず「この日取ります」って感じ)、個人のプライバシーに踏み込むことはパワハラなので1,2日の病欠なら病名は述べる必要はないし、朝起きるのが辛かったら「具合悪いんで行けません」のメール1本で休めるし(だから月曜と金曜は欠勤者多数)、法定最低賃金も日本より高いし(その分物価も高いけどネ!)、職場にもよるんだろうけど僕はカナダで働く方が好きです。




英語で面接


ってどっちでもいい前置きはおいといて(前置きは本文と関係ありません)、最近昼休みに他社で面接してきました。

銀行での所用とか、郵便局で荷物の受け取りとか、専門家のカウンセリングとか、病気以外にも「私用で」とだけ告げて抜け出せる職場なので、昼休みをちょっと延長して(そしてその分残業して)近所の同業他社で面接してきちゃいました★ エヘッ★

実際にその面接で聞かれたことは他言できませんが、去年からカナダ国内5~6社で面接してるので、聞かれがちな面接の質問をちょっとボヤっとボヤかして書きますね。

このブログの読者層は不明ですが、
  • ワーホリで英語圏で面接するかも、っていう若者
  • 英会話のレッスンで面接ごっこするかも、な受講生
  • 転職の予定はないけど「仕事、楽しい?」みたいな質問について考えてみたい40代(なにそれ)
みたいな人達に見つけてもらえたらいいな。



カナダの面接で聞かれがちなこと


とりあえず思い出したものを書き出してみます(社内の秘密を守るためにちょっと変えてます):

  • 今回募集しているのは会計の仕事ですが、実際に会計の経験はありますか?あなたが経験した会計業務の話をお聞かせください。
  • この職では個人情報を扱いますが、実際に個人情報を扱った経験をお聞かせください。
  • この仕事ではエクセルを使うのですが、あなたがエクセルで出来ることをお聞かせください。
  • もしお客様がお怒りの場合、どのように対応しますか?
  • 今までで一番やりがいを感じた経験はどんなことでしたか?
  • 今まで経験した中で一番の大失敗を、そして実際に行った対処法をお聞かせください。
  • この業務に就いた後の、あなたの目標をお聞かせください。
  • どのように業務を正確に遂行しますか?

実際には実際の部署名や業務名も入ってもっと具体的です。

具体的なことを聞かれるので、同業他社で業務経験がないと難しいです。経験がないとそもそも面接に呼ばれないけど。

「デザイナーは面接の際に実際に自分がデザインした作品を持参して面接官に見せると良い」みたいなことを聞いたことがありますが、事務員の面接も「なんちゃらという書類をホニャララというソフトウェアを使って処理した経験があります」とまるで作品かのように具体的に言えなきゃいけない感じです。




カナダの面接であまり聞かれないこと


  • あなたを飲み物に例えると何ですか?
  • 将来の夢は何ですか?
  • 華々し経歴なのに、なぜ独立しないんですか?
  • 近々結婚する予定はありますか?

…日本で面接しなくなって10年ぐらい経つのでよく覚えてませんw


業務に関係のないことは聞かれません。

これはカナダの大学の産業心理学のクラスで学んだことなのですが、差別のない公平な採用の為に、主観的な判断はせず、データとして客観的に証拠を提出出来る採用の根拠が求められるからのようです。

例えばエクセルの使用が必須な職場で
  • Aさんはエクセルが使える
  • Bさんはエクセルが使えない
というのはBさんを不採用にする立派な理由になりますが、

「あなたを飲み物に例えると何ですか?」という質問で
  • Aさんはコーヒーと回答
  • Bさんは紅茶と回答
だとしたら、Bさんを不採用にした場合、
  • 人種差別だ!
  • 女性差別だ!
  • LGBTQ差別だ!
  • 障がい者差別だ!
と訴えられたら「差別ではない」と言ったところで証明できません。
なので迷信のような心理テストは間違いなくありません。

(ちなみにその心理学のクラスでは「手書きがきれいだからと言って仕事が出来るとは限らないので、手書きの履歴書を判断基準にするのも不採用にされた人から訴えられかねない」と言われました)











履歴書はすべてデジタルだし、顔写真や年齢、性別を求めるのは違法、って話はもうしたっけ?してないよね?その話はまた今度(加齢による肩こりがひどいので)。

November 26, 2018

パソコンの画面の閉じ方を英語で

パソコン用語を英語で





新入社員(といっても年上のオバちゃんとか)や学生のアルバイトに業務で使うソフトウエアの使い方を研修で教えたりしてます。

みなさんカナダ人なので、ノンネイティブの僕が英語で教えるのはちょっとストレス。

僕の英語はめちゃくちゃなので、決してYouTubeなどで人様(日本人)にお聞かせできるようなものではなく、ブログで人様に英語を教えるような分際じゃねーよな、って感じです。

というわけで必死なオッサンが使っている、「オフィスで使えるサバイバル英語」をご紹介したいと思います。





「画面を閉じて」というときの言い方3つ



X out
エックスアウト。
「画面の×(バツ)のアイコンをクリックして」、という意味。

Exit
「画面を閉じてそこから出て」、的なニュアンス。

Close the window
これはそのままですね、「ウィンドウを閉じて」という意味。


基本的に全部同じ意味です。





「クリックして」の言い方3つ




Click on that
それの上でクリックして。

〇〇の上で、という意味でonを使います。

Click on "Save" 
のように。



Hit "OK"
OKをクリックして、という意味。
ヒットして、です。
ヒット・オーケーを早く言って「ひろけー」みたいに聞こえます。


Press that button
「ボタンを押して」、と画面上でも言うのは日本語と同じですね。





まとめ



なぜ僕がこれらを知っているかというと、英語でパソコンの使い方を学ぶ機会が多いからです。

カナダの大学では情報システムの専攻だったので、当然先生が言うのはこういうこと(クリックして、保存して、などなど)でした。

就職してからは業務に必要なことは英語で言われてます(当たり前ですけど)。

つまり、ソフトウェアの操作マニュアルなど、機会があったら英語版を読んでみることをおススメします。使ってるうちに覚えます。多分(ひとごとw)。

留学の機会がある人は、英語だけを学びに行くのではなく、英語「で」何かを学ぶコースを選ぶと英語と何かを同時に学べて一石二鳥なだけでなく、意識せずに表現が身に付くという副産物が手に入ります。



November 24, 2018

外食のBreakfastを日本語で

赤いのはピンクグレープフルーツ





カナダの朝食文化



カナダでは、週末の朝食は外食が人気です。

レストランやパブは、週末には朝食メニューを用意します。

遅い朝食(朝食兼昼食)のブランチメニューとして朝食メニューがお昼ごろまであったり、all-day breakfast として、朝食メニューを夜まで提供している店もあります。

週末の友人との外食に、ランチやディナーではなく朝食が選ばれることも多々あります。

個人的にも、慌ただしい平日と違ってのんびり食べられる、週末のレストランでのボリュームのある朝食が好きです。





朝食っていうか Breakfast



この朝食メニューの特別感をブログやSNSで言葉にするとき、なんと表そうか毎回考えてしまいます。

Breakfast は英語そのままなので、もっと伝わるように日本語にしたい。

ブレックファスト?でもブレークファーストともブレックファストとも言うし、これ自体そのままカタカナにしただけ。

朝ごはん?オムレツやベーコンやトーストだから、ごはん(米)じゃない。ちょっと違う。

一番マシだと思うのは「朝食」で、実際某人気英会話系ユーチューバーさんもアメリカでのbreakfastを「朝食」と表現していました。

でも家での朝食(トーストにコーヒー)と区別がつかないよね…。

朝食をレストランやパブで食べる、という特別感が出ない。




外食のBreakfastを日本語で




日本のレストランにも朝食メニューはありますから、インスタ映えする朝食もたくさんありますよね。

あまり友達と待ち合わせや旧友との語らいに朝食を選んだりしないかもしれないし、夜ににぎわう飲み屋が昼間の集客のために朝食メニューを提供したりすることは少ないかもしれません。

でも、例えばホテルの朝食バイキングとか、日本でも週末の朝に家族で朝食を外で食べることは特殊なことではありません。

で、SNSのタイムラインを見ていたらインスタ映えする朝食の写真が流れてきました。

モーニング、という説明文と共に。

そう!

モーニング!

レストランやカフェ、喫茶店で出される朝食はモーニングって言うに決まってるじゃないですか!

うちの地元(関東)はコーヒー一杯頼んだだけであれもこれも付いてくるようなモーニング文化はありませんが、モーニングといえば朝食のこと、というのがモーニング娘。のデビュー以来全国に知れ渡りましたよね(そうなのか?)。




モーニングセット。



普通に使う「朝食」という言葉ではなく、レストランなどで出される通常メニューとは違うメニューを「モーニング」と言うなどとは、日本で生活をしたことのない帰国子女や日本語学習者は夢にも思わないでしょう。

僕も「なんかそういう言葉があったはず」とは思っていましたが、朝食、ブレックファスト、朝食メニュー、朝食セット、朝ごはん…と、どんなに考えても「モーニング」が浮かびませんでした。

こういうのを「生きた言葉」って言うんでしょうね。

カナダのレストランのモーニングは、大抵コーヒーがおかわり自由で、ドリンクバーではなく店員さんが注いでくれるので友人や家族との会話も途切れずに済みます。

店員さんに心付け(チップ)を渡す必要がありますが、それでも外食したときぐらいは自分で飲み物を注ぎに毎回席を立ちたくないなぁ。

ドリンクバーってあんまり好きじゃない。


(なんの話?)





I'm confused の使い方

品詞の使い分け




動詞、名詞、受け身(形容詞)の使い方って、わりと間違いがちです。

ツイッターなどでよく見ます。

I'm so exciting. 
(ワクワクしています、じゃなくて、俺ってすげーんだぜ、という意味)

とか言うのを見ると、ああ頑張って英語を使ってるんだなぁ(ほっこり)、と思います。

なぜほっこりするかというと、

「多分言いたいのは、I'm so excited.なんだろうな」

というのがわかるからです。



話変わるけどさー、「ほっこり」っていつの間に市民権得たの?



動詞、形容詞、名詞





たくさんのブログなどでまとめられている文法なのでいまさらな感じですが、まとめてみます。


excite は動詞です。頭とお尻に何かが付いてないと使えない。

It excites me. 
それは私をワクワクさせる。

That news excites me!
そのニュースは私をワクワクさせる(そのニュース、ワクワクする!)


exciting は形容詞です。これだけ言っても通じます。

That's exciting.
それはワクワクするね!

Exciting!
ワクワクする!



excitedも形容詞ですが、受け身なのがポイント。

I'm excited!
おれ興奮してる!

He's exited!
彼はワクワクしてる!




excitement は名詞です。

I'm seeking an excitement. 
ワクワクを探している。

I'll give you an excitement.
興奮をあげるよ。


なので、

I'm exciting は、
俺って(人を)興奮させる(すげぇヤツだぜ)。

I'm excited は
私は興奮しています。

という違いがあります。




例えば誰かが最新情報を紹介してくれて、

「へえ、そうなんですね、とてもワクワクしますね(I'm excited)」

と社交辞令を言うつもりが、

「へえ、そうなんですね、俺、ワクワクする男だぜ (I'm exciting)」
というように、下手に出るどころか上から目線になってしまいます。


Interesting/Interested もそうです。

I'm interested.
私は(それに)興味があります。

I'm interesting. 
俺って面白いヤツだぜ。

意味が逆ですよね。






教わる側が I'm confused.





さて、ここからが本題(相変わらず前置き長っ)。

最近職場に新人が入ったのですが、仕事を教える度にその人は

I'm confused.
(私(頭の中が)混乱してます)

と言うのです。




そういえば上司も他社からの転職組なのですが、その上司もよく

I'm confused.

と言ってました。




confuse は動詞。

That confuses me.
それは私を混乱させる。

confusing は形容詞。

This is so confusing.
これマジ混乱する。

confused も形容詞。

I'm confused.
俺混乱してる。











ということで I'm confused という表現。

ネイティブ同士では普通なのかもしれないし、むしろ

「わからないなら『わからない』って言ってね」

の『わからない』に相当することで、うやむやにせずにきちんと意思表示をして良い事なのかもしれません。

でも、僕は日本での社会人経験が長いので、もし先輩社員の説明がわからなかったら

「私、混乱してます。」

ではなくて

「『申し訳ございません、もう一度よろしいでしょうか』じゃねーの?」

と思うわけです。

なんか、僕の説明が悪いみたいじゃん?

(実際そうなんだけど。英語だからうまく説明できない。)







ネイティブ同士では当たり前なのかもしれないけれど、なんかイラっとする(笑)。

どうなんだろ、ネイティブ同士でもイラっとするのかな?



英語でも、

 「すみません、理解が遅いので。」

とか、

「ちょっとおバカな質問かもれないんですけど、」

とか、教わる側がへりくだるのが普通で、この

I'm confused.

もそのへりくだっている感じの延長で言われることです。


私の脳では理解できません、という意味なのかもしれません。





でも、英語圏では日本のように必ずしも新人が奴隷のような扱いを受けることはありません。

「見て覚えろ!」


「一度しか言わないからな!」

ではなく、

「この会社、手順書ないの?(なんてずさんな会社)」

「研修マニュアルないの?(なんて遅れた会社)」

のように、教える側の姿勢や能力も問われます。

入社してすぐなんでも出来る人なんていないですから。

いくら他社でバリバリやっていても転職先はやり方が違ったりしますもんね。






でも、この

I'm confused.

を聞く場合、日本語で

「え?ちょっと言ってる意味わかんねぇっすけど。」

って言うべき場面で言われることが圧倒的に多い気がします(個人の感想です)。




なんか、理解しようとしないで

「教え方が悪い」

って言われてる気分になるんですよね。

(実際そうなのかもしれないけど・汗)



まとめ




英語のレッスンでも、何かの使い方でも、仕事の手順でも、もしわからなかったら

「あの~、大変申し上げにくいんですけど~、もう一度説明して頂けませんでしょうか…。」

などど遠慮出ず、

「I'm confused.」

と、はっきり言ってみましょうw































November 16, 2018

カナダ名物 Poutine 発音は?




カナダ名物と言えば?



「カナダ料理」と聞いてもピンとこないかと思いますし、カナダ人に聞いても人それぞれ違う答えが返ってくると思います。

海外で

「日本料理と言えば?」

と聞くと、間違いなく

「スシ!」

と言う人が大多数だと思いますが、カナダ料理と呼ばれているものって、

「それイギリス料理じゃね?」

とか、

「それ中東料理だし、カナダで広まったのたった30年前じゃね?」

みたいのが多くてアレなんですが、ここカナダ東部の田舎の港町で、カナダ人に

「カナダの食べ物と言えば何?」

と聞いて割と多くの人から返ってくる答えがこれ、poutine です。


全国チェーンのドーナツ屋、Tim Hortons の poutine




Poutine って、何?



poutine とは、グレービーのかかったフライドポテト(「フライドポテトは英語じゃない?」参照)にチーズをのせたものです。

ラーメンやお好み焼き同様、トッピングに応じて様々なメニューがあります。

でもまあ、フライドポテトです。

カナダじゃなくても食べられるんじゃね?みたいなことを言うのは野暮ですね。すみません、失礼しました。

元々はケベック州のフランス系カナダ人の料理のようで、ケベックの poutine屋さんは「元祖」「本場」みたいな雰囲気を醸し出しています。1回しか行ったことないけど(日本領事館があるんです)。





チェーン店 New York Fries の poutine




Poutineの発音



さて、この poutine ですが、日本ではあまり知られていないため、同じカナダ在住の人の間でもカタカナ表記が人によって違います(聞こえたままをカタカナにするので)。

しかも元々はフランス語が公用語のケベック州の言葉なので、本場の発音は英語ではありません。

本場ケベックで言われている発音はもちろんフランス語ですが、英仏がどちらも公用語の州(ニューブランズウィック州)の人などはやけにフランス語の発音が良かったりしますし、英語しか話さない人でも poutine だけはフランス語っぽく言ったりする人もいますので、カナダ人の間でも人によるところがあるかもしれません。


つまり同じ日本人の間ででも、 poutine を食べたのがどこで(ケベック?ニューブランズウィック?アルバータ?)、誰と(フレンチカナディアンの彼?英仏バイリンガルの彼女?それとも英語しか話さないアイツ?)だったのかによって、どうカタカナで書くかが変わります(いや、実際に食べなてなくてもいいんですけどねw)。


そして仮にカナダ人全員が同じ発音をしたとしても、日本人全員が同じよう聞こえるわけではないので、カタカナ表記が違ってくるわけです。

ざっと検索しても、

プーティン
プーティーン
プティン
プーチン
プチン
プッチン

と、様々です。



近所のピザ屋の出前の poutine




Poutineをカタカナで




さて。前置きが長くなりました。

ここまで全部前置きです。長っ!

ツイッターで仲良くして頂いてるフォロワーさんからご質問を頂いたので、僕なりの、文字通り「なんちゃって英会話」な poutine の発音を発表したいと思います。


プーティーン


です。

あくまでもフランス語を話せる人がめっちゃ少ない、カナダの一番東(島を除く)の田舎の港町の話ですが、自分の周りの人はほぼプーティーンと言っています(そう聞こえます)。



Wiktionary の音声ファイルでは「プチン」に聞こえますが、これは(ケベックの)フランス語のようです。

merriam-webster.com では「プーティーン」と言っています。人によっては「プティーン」と聞こえるかもしれませんが、poo-TEEN と書いてあるので、カタカナにするなら「プーティーン」で間違いないでしょう。

っていうかみんなそう言ってるモン!(みんなって誰だよ)



以上、140字で済むようなことをブログ記事にしてみました(最近ネタ切れ)。

〇〇さん、ご質問ありがとうございました☆



November 14, 2018

ツナとトゥナ





英会話の勉強を始めた頃は、TとかDの音を「ちー」とか「ぢー」みたいに言うのが英語っぽいと思っていました。

例えば me too と言うときにミー・チューと言ったり、touch をチャッチみたいに言ったり、do you をジュー・ユーと言ったり。


でも、気付いたんです。

40代の英会話学習者にはおなじみの海外ドラマ(ちなみに英語では「ドラマ」ではなく「コメディー」と呼ばれる)、「フレンズ」のジョーイの言う How are you doing? の doing は「ヂューイン」ではなく「どぅーいん」だということに。

do をヂューと言わないのはなんとなく移民の英語のような気もしていましたが、そうでもないみたいです。









それに気づいた頃、カナダの日本食レストランでウエイターのバイトをしていました。

そこでよくマグロ(tuna)という単語をよく言っていたのですが、オーナーの日本人の方はチュナと言っていました。

ツナというよりは英語っぽいですよね。
ナイスチューミーチューのチューですから。

なので特に何も思いませんでした。







そして日本に帰り、カナダに行く前から仲良くしているイギリス人の友達とYouTubeの話をしていた時に言われました。

イギリスではユーチューブって言う、と。

まあそうでしょうね、としか思わなかったのですが、その友達曰く、アメリカ人の同僚はそう言わないとのこと。

アメリカ人は

ユートゥーブ

と言うんだそう。


スチューデントもストゥーデントで、チュナはトゥナ。


そう言えばパーティーはイギリス英語ではパーチ―、アメリカ英語ではパーリー、ウォーターもイギリス英語ではウォーチャー、アメリカ英語ではワールーですもんね(そうなのか)。




僕はカナダに住んでいるので、もっと t の音に力を入れて舌先で口蓋を叩かなきゃ、と思いました。

↑雑なまとめw





November 11, 2018

英会話で身体的特徴に触れちゃダメ

見た目をいじるな



今日は英語の表現でも文法でも発音でもなく、英語で会話をする際の心構えのお話です。

英語圏では、見た目について触れてはいけません。

見た目を批評して攻撃しても、相手に効きません。
例えばカーリーヘアーの人に
「ちょw 天然パーマw」
とからかっても、相手にされません。それが何か?って話。


見た目を褒めても、会話は広がりません。
例えば新入社員が入ってきて、一対一で仕事を教えている最中に
「きれいな瞳ですね」
とか言っても、気まずくなるから言わないのと一緒。







見た目じゃ笑いが成立しない




日本では、見た目をからかっても良い風潮があります。

自虐を含め、見た目をいじって笑いが成立してしまう、という文化。
天然パーマ、ガリガリ、デブ、などなど。

例えば髪質の場合。

先祖代々日本人なら、大抵似たような髪質だと思います。黒髪ストレート。多少癖毛だとしても、まあざっくり分類したらそうですよね。

そんな中、カーリーヘアーの日本人は、目立つのでからかわれがちです。
「天パー」とか呼ばれたりして(昭和の時代だけ?)。
本人も前向きに生きていくため、それを自虐ネタとして笑いに代えるので、笑いが成立してしまいます。

でも、英語圏の場合、カーリーヘアーを笑おうとしても、笑いが成立しないのです。

「それが何か?」

って話です。

英語圏だと、癖毛の人なんて珍しくもなんともない。仮に珍しいぐらいの癖毛の人を見ても、それを笑うのは間違ってる、と大人ならわかります。

だからチビだのデブだの見た目を笑い日本のお笑い番組は、幼稚だと思われることでしょう(個人の感想です)。

脚本家や構成作家などのお笑いのプロが考えたネタでもなんでもない、誰かの身体的特徴を笑いのポイントにするなんてどう考えてもテレビでやることじゃない。

と思いませんかウフッフー。




まあ、カーリーヘア-をいじったアメリカのコメディーがあったような気もしないでもないけど。

そして赤毛をからかわれたエピソードが出てくる「赤毛のアン」っていうカナダの小説もあるんだけれども。



褒めるなら持ち物を



最近YouTubeをよく見てるんですが、ユーチューバーの見た目に関するコメントが多く目につきます。

美容系やファッション系ならまだしも、何かを紹介している、全然本人の見た目は関係のないコンテンツでさえも出演者の美醜に関する誉め言葉の多さと言ったら。



その他、芸能人が出るコンテンツでも、例えば女性タレントが女性のプロフェッショナル(製造業、研究職、販売業など、何かを職業としているその道の専門家)に話を伺いにいくような番組でも、第一声が

「お美しい!」
「お若い!」
「細い!」

という誉め言葉。

その伺っている話が美容や若さの秘訣ならまあ脚本として成立するとは思いますが、例えばテーマが「飛行機」だの「家具」だの「重工業」だの、若さや美貌が関係ないジャンルだと違和感しかないです、個人的に。

その違和感の原因は、英語圏のテレビ番組ではそういう本人に関わることは聞かないからだと思います。

例えば虫歯予防について話を聞く時に、歯科医の美醜は関係ありません。そこでその歯科医が美しいだの細いだのという話をすることは、その歯科医の個人的な(職業とは関係ない)ところを採点(品定め?評価?批評?)しているのと一緒に感じてしまいます。


しかも、誉め言葉のつもりでも褒めてない言葉もあります。

「若い」は人によっては「幼い」「貫禄がない」「大人としての品格が見えない」と受け取る人もいます(うれしい人が多いんだろうけど)。

さらに「細い」は男性に対しては「ひょろひょろ/ナヨナヨしてる」、女性には「出るとこ出てない」など、男性・女性として魅力的でないという意味にも受け取られてしまう可能性もあり、人によっては不快に思ったりします。子供が「あなた細いのね」などと言おうものなら、親が「やめなさい」とたしなめるほど。

もちろん英語圏で人のことを褒めないわけではありません。むしろ褒めまくります。

何を褒めるかというと、身体的特徴ではない、本人の意思で簡単に選択できることです。

つまり服装や持ち物です。シャツが似合ってるね、とか、このペンいいね、とか。

肌の色や髪質、体質、毛深さなど本人の意思で変えられない事は、褒められても

「お、おう (;^ω^)」

というリアクションしかできないので、あまり言わないのだと思います。


身体的特徴を褒めるのは口説く時だけ!





まとめ



英会話スクールの外国人講師や外国人観光客、留学先のクラスメイトなどなど、大して仲良くもない人に身体的特徴について触れるのはやめておいた方が無難です。

それが高評価でも低評価でも、です。


太った?痩せた?も、どちらにしてもその場で変えられるものでもないので、どちらにしても相手を責めることになりかねません。

痩せた?も言われた方は気になるらしいです、病気かしら、って。
どう?痩せた?とでも言われない限り、太っただの痩せただのは禁区…いや、禁句。


身体的特徴を褒めるなら、その特徴(髪質でも瞳の色でも毛深さでも)を愛(め)でる、また愛(め)でたいときだけにしましょう・・・って書くといやらしいな。

つまり身体的特徴を褒めたりけなしたりするのは、英語圏ではいやらしいことなのです。

やめましょう。




November 8, 2018

シグナルが変わる前に信号を英語で言えるように







80年代に多感な小・中学生時代を過ごしました。

子供でしたので、流行りのJ-POP(当時は邦楽とか歌謡曲とかポップスと呼ばれていました)をカッコイイと思い、さらにその歌詞に影響を受けました。

どんな影響かというと、信号は英語で「シグナル」と言うと思い込んでいた影響です。

直接歌詞を載せるとややこしいことになるかもしれない(引用なら良いんでしたっけ?)ので、具体的な歌詞を紹介するのは避けますが、交差点にある信号機のことをシグナルと表現する歌はけっこうあります。

80年代の歌は特にそんな気がします。

さあ同世代のみなさん(40代)、思い出してください。

あの歌でしょ、それからあの歌。あの歌もそうです。








というわけで信号は英語でsignalと言うと思っていたのですが、違いました。

ググればすぐに出てきますが、信号は英語で

traffic light



です。

とらふぃっく★らいと。








…とこの記事を書くにあたってちょっとググってみたら、signal もアリのようですが、ここカナダ(のとある州のとある町の自分のまわりのごく狭い行動範囲)ではあまり聞きません。


traffic light とか、または単に light の方が確実に伝わると思います。

シグナルというと、合図のような意味合いの方が一般的かと思います。









頭ではわかっていても、いざ英会話の場にあると僕の場合「トラフィック・ライト」とは出てこなかったんですよね、最近まで。

あ、あと、Goサインは「青」じゃなくて「緑」なんですよね。

つい blue と言ってしまうんですが、green です。

運転手がぼーっとしてて、「青だよ」と教えてあげるときは greenです。