英語で自己紹介
うちの職場は人の入れ替えがすごく多いので、頻繁に歓迎会があります。
歓迎会といっても飲み会ではありません。勤務時間内に集まって、ちょっとしたリフレッシュメント(クッキー、カップケーキ、カットフルーツ、コーヒー、紅茶、ジュース、炭酸飲料など)が会社から振舞われます。
そこで新入社員に対して自己紹介をするのですが、英会話で自己紹介と言えば1番最初に習う事かもしれませんね。
でも今回は、職場で新人を受け入れる側の人がどう自己紹介をするかを記事にしてみたいと思います。 改めて10人以上の同僚や先輩を見る機会でしたので(頻繁に見ているはずなのに、今までは気付かなかったことに気付きました)。
自己紹介でのタブー
日本では、年齢とか、未婚・既婚、子供が何人いるとか、そういう話をするかもしれません、というか、わりと多いですよね。
でもカナダでは、というかうちの職場では、そういうのは一切しません。
仕事に関係ない事は基本的に言わないことが多いです。特に新人の歓迎会ような、知り合って間もない間柄の人への自己紹介なのでなおさらですね。
仕事がらみのことを言え
同僚や先輩上司が言っていたのは、
1.フルネーム
2.所属部署
3.直属の上司の名前
4.勤続年数
でした。
1.フルネーム
ところが自分以外の人は全員フルネームで言ってたのです。日本と違いラストネーム(苗字)を言う機会があまりないので驚きました。
これはきっと、業者からの電話のようなあまり上辺だけの対応と違って、これから職場の仲間として一緒にやっていきましょう、という意思の表れによる礼儀なのかと思いました。
ちなみに英会話スクールの自己紹介などでは、ファーストネームしか言わないことが多いですよね、生徒も講師も。
ファーストネームだから打ち解けている、と言うよりは、ファーストネームだけの場合は、日本で言うところの苗字だけ言っているような当たりさわりのない挨拶なのかもしれません。
2.所属部署
3.直属の上司の名前
上司が権限を持っているのはもちろん、部下も上司を立てます。
日本のような上司が帰るまで部下が帰れないとか、部下が上司にお土産だのお歳暮だのを差し出すみたいな事はありませんが、こーゆー自己紹介の場では、しっかり上司を立てます。
先程の所属部署を言う時に、何々課で誰々のもとで働いてます、と言うように同僚や上司は上司の名前を出していたのです。
日本では
「〇〇課所属の〇〇です、宜しくお願いします」
とは言うけれど、
「〇〇課所属の〇〇です、××課長の元で働いています」
とは言わないですよね?
僕の上司は辞めちゃったので(笑)、うちの課の人は誰も上司の名前を挙げてませんでした。
4. 勤続年数
カナダでは「先に入った方が先輩」みたいな上下関係はありません。例えば20年働いているおばちゃんよりも去年入ったばっかりのマネージャーの方が偉いです、 当たり前だけど。1つの会社でどんどん上に上がっていくと言うよりは、転職して役職を上げていく文化なので、必ずしも新人が下っ端と言うわけではありません。
経験者でないと就職できないので(新卒は不利)、役職が同じなら立場も同じです。なので自分よりも後から入社した人でも自分と役職が同じなら同僚となります。自分の方が先輩では無いのです。
うちの職場での経験は浅いかもしれないけれど、採用された時点で自分と同じだけの技能があると認められているからです。
なので日本のように先輩だからと威張ってるのは単なる新人いじめです。
というわけで勤続年数は会議での発言等に影響は無いのですが、こういう時にはやっぱり長く働いていることが威張れるんだなと思いました。
やっぱり新人にとっては、誰がどれぐらい働いているかと言うのは参考になりますもんね。自分だけ新人かと思ったら実は〇〇さんも今年入ったばっかりだったとか、× × さんは勤続20年なので何でも聞ける、などなど。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
音声入力なのでダラダラ話したまま文字に起こされてしまっているので読みづらいかと思いますが※、最近の新入社員歓迎会の感想を書いていました。
…って日記かよ!
※一旦アップした後でパソコンから修正しました。え?まだ読みづらいって?我慢して!
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