March 17, 2022

brain fart と言えば何でも許される風潮


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一度教わった仕事をもう一度聞くとき、恐縮するというか申し訳なく思ってしまうので割と普通だと思うんです。

質問するときも「1度教わったのにすみません」「何度もごめんね」みたいに聞くときに謝ったりすることも。

仕事はちゃんと覚えなければいけないのは当たり前のことですよね。

というわけで僕はカナダに来てからも日本で働いていた頃同様にちゃんと仕事は覚えようとしてきたのですが、他の人を見るとしっかり覚えてなくても怒られてないんです。

僕も同僚も、同じ時に説明を受けたのに、サッパリ覚えちゃいない。

そして質問してくる。

質問相手が僕でも上司でも悪びれた様子はありません。謝りません。覚えてないのに。

よく日本では「外国人は謝らない」「海外では謝ったらだめ」などと言われえるのですが、それとはちょっと違うんです。

カナダ人は(アメリカ人と違って)すぐ謝ると自分たちで思っているらしく、カナダのお土産などにはカナダ人がよく言うセリフとして「Sorry!」と印刷してあるものもあります。

日本人の感覚からすると全然謝らない人たちですが(笑)。

そもそもうちの職場は「人間だからしょうがない」という暗黙の了解みたいのがあって、お互い以前教わったことを覚えていないことに寛容です。謝るまでのものじゃない、と言う感じ。

質問してきた人達が冗談めかして言うのが
「It's Monday morning」= 月曜の朝ですから(※月曜の朝は頭が回らない)
「It's been a long day!」= 今日は長い1日なもんで(※夕方に、朝からたくさん仕事をしてることを示唆)
みたいな、人体の疲労等に関することです。

たしかに人間だもの、しょうがないです。ロボットのように一度インプットすれば良いわけではありません。ど忘れだってします。

(だからメモ取れ、そして質問してくる前にそれを見返せって話なんですが…ボソっ)

そして曜日や時間帯に関係なく聞くのが、brain fart(脳のおなら)。

上記の例のように頭が回ってないようなときに使います。

既に知ってることなのに頭が回ってなくて間抜けな質問をしちゃった、ってときなどに

I have a brain fart

と言ったりします。

僕は根が意地悪なので「本当はちゃんと理解してないからそんな質問してるんじゃないの?ちゃんと資料見た?メモしなかったの?今の質問で15分取られたんだけど?」などと思ってしまって、「脳のおなら」で済まされてしまうとモヤっとします。

でも僕も使ってみようっとw
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