November 24, 2018

外食のBreakfastを日本語で

赤いのはピンクグレープフルーツ





カナダの朝食文化



カナダでは、週末の朝食は外食が人気です。

レストランやパブは、週末には朝食メニューを用意します。

遅い朝食(朝食兼昼食)のブランチメニューとして朝食メニューがお昼ごろまであったり、all-day breakfast として、朝食メニューを夜まで提供している店もあります。

週末の友人との外食に、ランチやディナーではなく朝食が選ばれることも多々あります。

個人的にも、慌ただしい平日と違ってのんびり食べられる、週末のレストランでのボリュームのある朝食が好きです。





朝食っていうか Breakfast



この朝食メニューの特別感をブログやSNSで言葉にするとき、なんと表そうか毎回考えてしまいます。

Breakfast は英語そのままなので、もっと伝わるように日本語にしたい。

ブレックファスト?でもブレークファーストともブレックファストとも言うし、これ自体そのままカタカナにしただけ。

朝ごはん?オムレツやベーコンやトーストだから、ごはん(米)じゃない。ちょっと違う。

一番マシだと思うのは「朝食」で、実際某人気英会話系ユーチューバーさんもアメリカでのbreakfastを「朝食」と表現していました。

でも家での朝食(トーストにコーヒー)と区別がつかないよね…。

朝食をレストランやパブで食べる、という特別感が出ない。




外食のBreakfastを日本語で




日本のレストランにも朝食メニューはありますから、インスタ映えする朝食もたくさんありますよね。

あまり友達と待ち合わせや旧友との語らいに朝食を選んだりしないかもしれないし、夜ににぎわう飲み屋が昼間の集客のために朝食メニューを提供したりすることは少ないかもしれません。

でも、例えばホテルの朝食バイキングとか、日本でも週末の朝に家族で朝食を外で食べることは特殊なことではありません。

で、SNSのタイムラインを見ていたらインスタ映えする朝食の写真が流れてきました。

モーニング、という説明文と共に。

そう!

モーニング!

レストランやカフェ、喫茶店で出される朝食はモーニングって言うに決まってるじゃないですか!

うちの地元(関東)はコーヒー一杯頼んだだけであれもこれも付いてくるようなモーニング文化はありませんが、モーニングといえば朝食のこと、というのがモーニング娘。のデビュー以来全国に知れ渡りましたよね(そうなのか?)。




モーニングセット。



普通に使う「朝食」という言葉ではなく、レストランなどで出される通常メニューとは違うメニューを「モーニング」と言うなどとは、日本で生活をしたことのない帰国子女や日本語学習者は夢にも思わないでしょう。

僕も「なんかそういう言葉があったはず」とは思っていましたが、朝食、ブレックファスト、朝食メニュー、朝食セット、朝ごはん…と、どんなに考えても「モーニング」が浮かびませんでした。

こういうのを「生きた言葉」って言うんでしょうね。

カナダのレストランのモーニングは、大抵コーヒーがおかわり自由で、ドリンクバーではなく店員さんが注いでくれるので友人や家族との会話も途切れずに済みます。

店員さんに心付け(チップ)を渡す必要がありますが、それでも外食したときぐらいは自分で飲み物を注ぎに毎回席を立ちたくないなぁ。

ドリンクバーってあんまり好きじゃない。


(なんの話?)





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