テーかティーか問題
Detail って言葉、すでもう日本語ですよね、ディテールって。
「ディテールまでこだわったプラモデル」
「細かいディテールが好きなんです、ここのブランドの服」
「食器やテーブルなどのディテールもフランス風」
「ディテールはのちほど連絡します」
などなど、詳細とか細部とか、そんな意味で使われますよね。
でも、たまにディ「ティ」ールって言う人がいます。
「T」はテーではなく「ティー」ですが、ディテールは detail なので「テー」。
ディズニーランドを「デズニ―ランド」言ってしまうのとは違うのです。
ポニーテールをポニーティールと言わないのと一緒。
綴りは違いますがフェアリーテールをフェアリーティールと言わないのと一緒。
机(デスク)ディスクと言わないのと一緒。
でもやっぱり、テーシャツとかデズニ―とか言ってしまう年配の人のようになりたくないという意思が働くのでしょうか。
日本の英会話スクールで働いていた頃(十数年前)、先輩が「デティール、デティール」とよく言っていました…。
イントネーション問題
ここでニュージーランドでワーキングホリデーをしていた頃の話。
ええ、20年ぐらい前の話です…もう年齢制限のあるワーホリが出来る年齢はとっくに過ぎてしまいました…。
和食レストランでアルバイトの面接をしましたが、オーナーは英語がペラペラな韓国人で(見た目はサンタクロース)、面接は英語でした。
曜日や時間帯といったシフトなど、詳細(detail)は後程、と言われたので、帰宅後アメリカ人のルームメイト(ニュージーランドではフラットメイトと呼ばれていました)に面接はどうだったか聞かれた時に
「 details は後で、だって。」
と言いました。
すると、
「何が後でだって?」
とルームメイト。僕の detail の発音が通じなかったのです。
日本語で「ディテール」と言う時は、
- お歳暮
- 55(ごじゅうご)
- カレー粉
- ドリカム
- 擬音語
みたいなイントネーションなので、そんな感じで言っていたのですが、そのアメリカ人が言った「ディテール」は、
- ハッピー
- ラッキー
- ジョンソン
- 団さん
- 長男
- しょっちゅう
のような抑揚の「ディィィィィテ―(ル)」でした。
でも、今オンライン辞書の音声ファイルを聞いてみたら違いました。
北米とイギリスでも違うらしく、また名詞と動詞でも違うみたいです…。
なんだよここまで書いてて間違ってたのかよ。
まとめ
この「detail」という言葉、カタカナの発音と英語の発音が違うのは確かです。
RもTHもないのに通じない発音だなんて。
油断できませんね(なんのこっちゃ)。
正しい発音に関しては各自調べて頂くとして(笑)、ディテールのことをドヤ顔で「ディティール」と言ってしまう先輩がいたんです、ということを誰かに伝えたかったので、記事に出来てよかったです♥
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