January 8, 2020

仕事はサボってなんぼ




今回はまったく英会話に関係のない話ですが、海外で働くことに興味のある方に読んでもらえたらと思って書いてみます。うふふ。


去年は10月ぐらいまで、ずっと自分ばかり仕事を押し付けられてて、大変な思いをしていました。

あまりにも大変なので数人採用されたのですが、上司は新人にはあまり仕事を頼まず、一番古株の僕ばかりに複数の業務が回ってきて、締め切りも重なり、なんとか3人分の仕事を残業もせずにこなしていました。

誰かが日曜日に出勤しなければいけないと言う時も、仕事の押し付け合いが嫌なこともあったし、そもそも自分以外の人はやったことのない業務だったので、自ら引き受けました。

10月になりようやく新人達も業務を請け負うようになり、少しずつながら僕の業務は減っていったのですが、今後のことを考えて、次回の日曜出勤のリストから僕を外して欲しいと上司にお願いしました。もう数年連続でやってるし、そのせいで他の人が覚えないし。

すると上司は、
「じゃあ自ら志願しなきゃよかったじゃん」
と言ったのです(意訳)。

あまりにもがっかりしたので同僚2人に愚痴を言ったところ、2人にも
「そうそう、自ら言わなきゃ良かったんだよ」
と言われました。

そう…仕事から逃げ回るのがカナダ・スタイル(うちの職場だけかも、とも思いましたが、その同僚2人は他社からの転職組なので、カナダ人あるあるだと思うに1票)。



1人で3人分の仕事をしていたので、どうしても新人には仕事を覚えてもらいたいし、上司にはしっかり動いてもらいたいし、山積みの問題点も改善していかなければいけないので、会議では嫌われるのを覚悟で問題を指摘する発言、同僚の指導(という業務がある)も「出来なくてもいいよ」ではなく「出来ないと困ります」という姿勢、など、がむしゃらに働いていました。

そこへ新人が上司へクレーム。…からの人種差別主義者扱い(過去記事参照)。

なんやねん。

…もうね、年も明けたし、大人しくすることを最・最・最・最・最優先して、肝心の業務は後回しにすることにしました。

よく考えたら、電話やメールは新人たちが担当してくれていて、上司も去年からうちの部署専任になったので、締め切りを逃しても僕にはクレームが来ない♪ 

仕事よりも職場内で波風立てず、「口は災いの元」を胸に言葉にだけ気を付けて(無視するとかの態度は訴えようがないけれど発言はメモされて部長や人事に報告されてしまう)、毎日ただ時間が過ぎるのを祈る!

ということで、仕事初めだった今週から、仕事は待ちの姿勢に徹してます。

古株なので新人が忘れがちな業務も無意識にルーティンで出来ちゃうけどあえて手を出しません!(ウズウズしちゃうけど)

古株なので頑張れば新人さんより早く仕事を処理できるけど、無理して頑張りません!

古株なのですぐ仕事が片付いちゃって手持ち無沙汰になるけど、その分丁寧な仕事をします!

今までは朝も早めに出勤したり、昼休みも早めに戻ったり、お昼以外にある休憩時間も取らなかったんだけど(みんなも取らない)、しっかり休むことにしました(そもそも誰も時間通りに出勤してこないし...)。

いつもはコーヒーを始業前に買ってたのを我慢して午前中の業務のあいまにわざわざ離席して買いに行き、午後は歯を磨くためにまた離席することにしました。この2回の休憩は雇用契約書に書いてあるんですけどね。やっぱり契約は守らなきゃだめですね。





この「あまり仕事をしすぎないようにする」ということ、実はストレスマネジメントのカウンセラーから言われていたことでした。

結果、心が穏やかになりました。

実は、なぜか、新年に入ってから新人のうち一人は僕のことを無視しています。その人のせいで僕は上司から個別に指導が入ったり人事部長から呼び出しをくらったりしてるのでこっちが被害者なんですけどね。

でも、無視をされても心は穏やかです。外国人が少ない小さな街なのでこういうのに慣れているからということもありますが、やっぱりいかに頑張らないかということに重きを置いているので、ストレスがぐっと減ったのでしょう。

そんなことより安いワイヤレスのイヤホンとタブレットを買ったら思いのほか良かったので、もう今年はきっと家で仕事のことを考える余裕はありません。たのしみ♪

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