■ ニックネームは自分でつける
英語を勉強して色々な人に会って、英語圏の人は自分のニックネームは自分でつけるということに気付きました。
例えば Michael さんが Mike で行くのか Mikey で行くのかそれともそのまま Michael で行くのかは本人が決めるようなのです。
ちなみに英語で「私はMikeで行きます」と言う場合は
I go by Mike.
です。
Call me Mike
と同じような意味です。
もちろん子供の頃は自分で決められないので、周りの大人が呼ぶ愛称があるようですが。
■ 英語名でもいいじゃない
日本では基本的にあだ名は周りの人が付けてくれるもので、自ら名付けるのはちょっとハズカシイ感じがするかもしれません。
英語圏では逆に、呼び名を言ってくれないと周りが困惑することがあります。
- ウィリアムと言ったけど、ウィルとかビルとかニックネームはあるのだろうか
- うっ、あまり聞いたことない名前…復唱できない…
そんな場合、自己紹介の時に
Please call me _______.
と言ってくれるとホッとしますよね。
語学学校で、日本人が突然「ブリトニーと呼んで下さい」と言い始めたら「あの顔でブリトニーだって」「スター気取りかよ」などと失笑されてしまう場面に出くわしたことがあります。
実は僕もそう思っていました。
親が英語名でもないのに、帰国子女でもないのに、クリスチャンでもないのに、そう思っていたけれど、今思えば本人が Please call me Britney と言っているのを他人が「いや、お前はブリトニーではない」と言うのはおかしな話です。
芸名やアーティスト名って、ツイッターのユーザー名、ユーチューブのアカウント名だって自分たちでつけた名前なのに、おかしくはないですよね?そんな感じでブリトニ―でも何でも読んで欲しい名前をつけましょう。
■ おすすめの英語名
英語名をつける時によく言われるのが、日本人としてのアイデンティティを失ってもいいのか、外国人に合わせて自分の名前を失ってしまってもいいのか、というような意見です。
でも、最初に言ったように、自分でつける名前であれば、植民地になって母国語の名前を失ったのとは違い、あくまでも自分の意思です。
ユーザー名、アカウント名だって、別に SNS の運営会社に強要されて本名をねじ曲げられているわけではありません。
これは日本人対英語圏の人という構図ではなく、他のどの国の人でも同じです。発音が難しい国の人が自己紹介をして、こちらが名前をお呼びできない場合、◯◯と呼んでください、と言ってもらえると助かります。
英語圏の人の名前でも、発音が難しい場合もあります。ありがちな名前かもしれないけれど、聞き取りの不審者には難しい名前だってあります。そんな時にニックネームを言ってもらえるとやっぱり助かります。
例えばタカヒロさんならTakaではなく、英語っぽいTucker(タッカー)なんかはどうでしょう。
もしエミさんだったらEmi じゃなくてAmy(エイミー)とかエリさんなら Ellie(エリー)とか。
全然似てなくても、最初の一文字さえあってればもうOKでしょう。
■ 英語名は便利
オンライン英会話レッスン家や、スクールで英会話レッスンを受けてる人は、是非今日から英語名で名乗ってみましょう。
僕は英会話スクールでは恥ずかしくて本名でやっていて、英語名でやるのは、留学したら、就職したら、移民手続きが完了したら、と思っていながら結局タイミングを逃してしまいました。
一時期途中から名前を変える宣言をしてみたのですが、周りの人も混乱するし、自分が呼ばれても気づかないこともあったし、やっぱり自己紹介の時にすでに英語名を持っているとスムーズにいくと思います。
講師が毎回変わり、自己紹介がつきものの英会話のレッスンは絶好のチャンスです。
スクールに限らずこれから新しい人達に会う機会があるみなさん、ぜひ英語名を持ってみませんか?
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