July 5, 2020

読めない単語は覚えられない


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■忘れた単語を音で思い出す


久しぶりに、手書きで“顔”という漢字を書こうとしたときのことです。「彦」まで書いて、手が止まってしまいました。

彦は「へん(左側)」だったか、それとも「つくり(右側)」だったか…。そもそも「彦」に何だっけ?

そのとき「ひこページ」という言葉が浮かびました。

そういえば中学生の頃、同級生のH君が、顔と言う字が彦(ひこ)と頁(ページ)から成り立っていることにウケて、

「ひこぺーじwww」

とみんなで言い合っていたのが頭の中に残っていたのかもしれません。

自分で言えるようなフレーズは、割と頭の中に残るものですね。



■覚えられない単語は音で覚える


これと似たような話があります。

今の職場で、システムのデータ入力や検索に、わけのわからない文字列が使われるのですが、それは意味を成さない子音のまとまりなので暗記は難しいものです。

なので、ブックマーク機能を利用するか、メモをしておいてその都度参照するしかないのですが、後輩に質問されたときや、上司に説明されたときは大変です。

ところが、僕は自分でも驚くぐらいスラスラとその文字列が言えるのです。理由を考えてみたら、僕は新人担当を押し付けられがちなのですが、新人たちに何度もその文字列を読み上げていたのがどうやら良かったようです。

(例えて言うとQWERTYUIOPみたいのをキューダブリューイーアールティーワイユーアイオーピーと何度も何度も言っているうちに見なくても言えるようになった、みたいな)




■音で覚える英単語


中学生だった頃、テスト前に英語をカタカナで覚えたりしませんでしたか?

Wednesday→ウェッドネズダイ
Japanese→ジャパン・イー・エス・イー

音で覚えると、テストの時に書けるんですよね。



社会人になって英会話スクールに通うようになってからは、筆記がなかったので綴りは覚えようとはしませんでしたが、単語はひたすら音で覚えました。

スクールで買わされた…いや、購入した、音声教材のCDを常に聞いたり(習ったセクションのみリピートしてました)、車の中ではラジオ英会話に続いて発声していました。耳だけで覚えたので綴りがわからないという難点はありますが、知ってる単語が増えて英会話に大きく役立っています。




■まとめ


visual learner (見たほうが覚え易い人)と auditory learner (聴いたほうが覚えやすい人)がいると言われるように、効果的な単語の覚え方というのは人によって違うのでしょうけど、覚えたい単語や、覚えたいアルファベットの順番、語呂合わせなどは、実際に声に出して言ってみると意外と定着するかもしれません。












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