July 4, 2020

Corn on the Cob って何それ美味しいの?




トウモロコシをまるごと1本食べるときに、いつも思い出すことがあります。

カナダ人の友人の運転で郊外にドライブに行こうという話になった時の事です。

車の中で corn on the cob を食べに行こう、と提案されたのですが、それがなんだかわかりませんでした。

コーン・オン・ザ…何?みたいな。

「cob だよ、cob! C,O,B!!」のように言われましたが、そもそも cob がなんだかわからない。

オン・ザ・なんとか…コーンが何かに乗ってる?

ポップコーンのような容器に入っている何かを連想しましたが、それなら in ですよね。

ドライブの道中の話で車はもう走り出しているし、それが何でもコーンの何かを食べることに僕は異論はなかったので、とりあえず目的地に向かうことしました。


* * * * *


着いた場所はトウモロコシ畑でした。

コーン・メイズ(とうもろこし畑の中に作られた迷路)の受付の横に、トウモロコシを売る屋台(クリィミーマミの移動クレープ屋のような、フード・トラックと呼ばれる自動車)がありました。

そしてわかりました。

corn on the cob とは、まるごと1本のトウモロコシだ、と。
(辞書には「皮のついたままの穂付きトウモロコシ」などどあります)

要は単なる茹でトウモロコシなんですが、トウモロコシ畑を目の前に、たっぷりの溶かしバターと塩コショウをかけて食べるのは格別でした。素材の味を活かす、ってやつですかね。

日本語だと、「トウモロコシ食べに行く?」で済むのに、英語だと corn on the cob とフルネームで言わないとまるごと1本食べるイメージにならないのかもしれませんね…って個人の意見ですが。

日本語では「コーン」はラーメンに乗っていたりする粒のことで、「トウモロコシ」といえばまるごと1本ガシガシ食べる茹でトウモロコシや焼きトウモロコシみたいな連想が個人的にはしやすくなってると思います。

もし英語で会話をしてる中で、「つぶつぶのじゃなくて、まるごと1本のトウモロコシ」と言いたくなったら corn on the cob を思い出してください。



※個人的には「とうもろこし」とひらがなを使う派なんですが(外来語じゃないよね?)、今回の記事中では読み易さを考えて「トウモロコシ」とカタカナ表記にしてみました。




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