September 6, 2020

オンライン留学では出来ない事

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■ 渡航しなくてもオンライン留学で充分か


多くの大学がオンラインコースのみに切り替えて、当面の間はオンラインのみで学位が取れるコースが主流になってますね。

この現状に、日本に居たままオンライン留学すればいい、わざわざ海外に行くのは時間やお金の無駄、という意見をツイッターで目にしました。

留学経験のない人は賛成派が多く、留学経験のある人は反対派が多いように見受けられました。

ツイートのコメントを見ると、賛成または反対の理由は“学校だけでは得られない経験”が多いようです。




■ オンライン留学では出来ない事


カナダの事のみになりますが、ここでちょっとオンライン留学では出来ない事を、カナダで就職や永住権を取得したいという人の目線で書き出してみようと思います。

※以前のように留学先の大学に再び登校できるようになったら、の話です。


就職

日本の就活市場は新卒至上主義で中途は肩身が狭いですが、カナダは逆で経験者が優遇されるので、新卒者は職歴がまだ無いため不利となります。

そこでアルバイトやインターン、ボランティア活動の経験などを職歴の代わりに書くわけですが、リアル留学なら大学内でのアルバイトを始めカナダ国内での社会活動の経験をアピールできるわけです。


  • 大学内でのアルバイト
僕は在籍時に大学内で事務のアルバイトを得ることが出来たので、卒業後事務職に応募する時に求人票に書かれていた事、例えば“エクセル・ワードの実務経験がある事”、に該当することが出来ました。

  • 一般アルバイト
現地にいてオフキャンパスのワークパーミットがあれば郊外でもアルバイトが出来ます。同じクラスだった中国人留学生は夜間のデータ入力のアルバイトをしていると言っていましたが、これも求人要綱に該当するかもしれません。

  • インターン
(僕は経験していないので仕組みは良くわかりませんが)インターンとして企業で勤務した経験は強いです。履歴書にバッチリ書ける立派な職歴です。

  • ボランティア
厳密にはボランティアは仕事ではないので職歴ではありませんが、応募した会社の業務に似ているかもしれないし、何かしら関連している場合は有利に働きます。たとえば環境に関するボランティアをしてエコ関連の会社に応募した時とか。



移民

永住権を申請するときには、申請時点でのカナダに住んだ年数も関わるので、オンライン留学だけではカナダに住んだ年数はゼロになっちゃいますよね…。




■ まとめ:あなた次第


もし海外就職とか海外移住とかの予定がないなら個人的にはオンライン留学が良いですねぇ。

なぜならば、毎日和食が食べられるからです。孤独や勉強のストレスに襲われても現地の食べ物が口に合わないのは辛いものがありました。

和食はレストランも食材も高いので貧乏学生にはそうそう買えるものでもないし、大学の寮はキッチンがなく食堂を利用することになっていたし、田舎のせいか周りにも安く外食を済ませるとピザかハンバーガーぐらいしか食べるものはなく、キツかったです…。

きっと留学賛成派の人はこういう経験も大切と言いたいのかもしれませんね。食文化は意外と盲点だけれど異文化交流でいろいろ誤解を招きがちなジャンルですからね。





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