これを書いている今日は、Thanksgiving Day で週末3連休です。
個人的には 15回目の Thanksgiving Day になります…って、検索で来てくれた方にはどうでもいいですね。
日本語では感謝祭とかサンクスギビングなどと言われているので、
- 感謝祭
- サンクスギビング
- Thanksgiving
などのキーワードで検索すると、その由来や、カナダだけでなくアメリカや他の国の Thanksgivingについてもいろいろ見つかりますので、そちらをご参照頂くとして、このブログでは
- 日本生まれ日本育ちの日本人が見た
- カナダのとある町の
- ごく限られた交友範囲の
- 招待して頂いた数件のご家庭での思い出
という、超個人的な意見をご紹介しようと思います。
などで「これがカナダのサンクスギビングだ!」ってわけではありませんが、参考になれば幸いです(何の参考…)。
- 祝日の1つ
- Thanksgiving Day は、カナダの祝日の1つです。
- カナダの祝日は全国一律のものと州によるものがありますが、これは全国的な祝日です。毎年10月の第2月曜日とされているので、◯月◯日と決まってはいません。
- 日本の「体育の日」が10月10日ではないのと似てますね。
- 由来等はググって
- 前述の通り、由来や目的等はGoogle等で検索してみてくださいね。
- 僕の個人的な解釈では、秋の収穫に感謝する日だと思っています。
- カナダは10月、アメリカは11月
- カナダは10月ですが、アメリカは11月のようです。
- 英語の先生が色々な国から来ている、なんて場合には気を付けないといけませんね。
- ターキーを食べる日
- サンクスギビングはターキー(Turkey、七面鳥)を食べる日です。
- 個人的には、過去15回、1人きりで過ごした年以外、ターキー以外を食べた記憶がありません。大学の寮の食堂もターキー、ルームメイトが作ったのもターキー、友人の実家にお呼ばれしたときもターキーでした。
- ベジタリアンでさえターキーに準ずるものを食べたいのか、ベジタリアン向けに形がターキーに似せたレシピもネットでは見かけます。大豆ミートや豆腐を使ったレシピはもちろん、七面鳥の丸焼きならぬカリフラワーの丸焼きなんてものも!
- 日曜日にディナーが多い
- クリスマスディナーは例外なく12月25日の夕飯ですが(24日じゃないよ)、サンクスギビングディナーは家庭によって必ずしもサンクスギビング当日(月曜日)ではないようで、日曜日の昼~夜が多いようです(ちなみに英語の「ディナー」は夕飯に限らず昼食にも使われる)。
- クリスマスのように◯月◯日と決まっているわけでもないし、何より翌日の火曜日は平日なので、帰省している人はサンクスギビン当日(月曜日)は遅くまでゆっくりしていられない場合もあります(苦しくなるほど食べたあとに運転は危険!)
- クリスマスも同じようなメニュー
- ターキーディナーは実はクリスマスディナーでもあります。クリスマスも友人宅や友人の実家にお呼ばれしたりしてますが、どのご家庭でもクリスマスもほぼターキーです。
- ただ、クリスマスの場合はターキーのみではなく、ハム(「天空の城ラピュタ」に出て来るような肉の塊)も定番の1つのようです。
- ターキーに付き物なのはスタッフィングという詰め物。お代わりとして別皿で出されたりもします。
- 日本ではなんでも炊いたご飯がつきますが、ターキーディナーでご飯のように出されるのがマッシュドポテト。
- 付け合わせの野菜はもちろん家庭によって違いますが、個人的によく見るのがマッシュドにんじん、マッシュドかぶ、マッシュドスクワッシュなども
- パンプキンパイ
- サンクスギビングやハロウィンなど10月といえばカボチャのイメージですが、デザートは必ずしもパンプキンパイではないようです(ターキーほど“絶対”ではない)。
- それでもサンクスギビングの連休前のスーパーのベーカリー部門にはパンプキンパイが高く積まれます。
- 日本のカボチャは北米でパンプキンと呼ばれるものとは品種が違うようです。
サンクスギビングの事についてというより、サンクスギビングディナーの事を長々と書いてしまいましたね。いつかカナダでサンクスギビングディナーにお呼ばれする人の心の準備の役に立つことを祈ります。
* * *
この記事に使う画像をいろいろ探していたら、庭を駆け回る七面鳥の画像と、丸焼きになった七面鳥の画像が出て来て、いたたまれない気持ちになりました…。
自分はもともと肉は好きではないし、むしろ豆腐とか大豆ミートとか好物だし、そもそも七面鳥はカナダに来るまで食べたことなかったから好物でもないんですよね。
とはいえお呼ばれしてターキーを断るのも失礼。いや、実際はカナダでは◯◯は食べられないと告げておくのは失礼には当たらりませんが、やっぱり気を使われるのは自分は面倒くさい。
しかも帰省できない友人同士で集まるような、少人数での食事の場合、ターキーが余ってしまうのも困ったもの(しかも残りをサンドウィッチなどにするようなマメなホストじゃなかったりする)。
来年は、いや、今年のクリスマスは、自分の分は自分でカリフラワーの丸焼きでも持参するぐらいのことをしようかと思っています。
…って何の話⁉
Photo by pixabay.com
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