最近自粛生活で、仕事も在宅、買い物も在宅(ネットショッピング)、娯楽も在宅(ネットフリックスやYouTube)という、メリハリのない生活を送っています。
週末もダラダラ。掃除や洗濯や買い物(ネットじゃ買えない生鮮食品)をする予定なのに全然やる気が起きません。
ところが、部屋着(スエット上下とか)から外出着(ジーンズにセーターなど)に着替えてみるとあら不思議!気持ちがシャキっとするのです。
普段その格好で買い物に出ているので、頭がそれに慣れてしまい、その服を着ると外出モードになるのでしょう。
大学に留学してた頃、心理学の先生が、条件反射の話をしていたときに「たいていの学生は勉強に適していない環境で勉強している」と言っていました:
1.大学生は寮の部屋、ワンルームアパート、ルームメイトからの部屋の間借りなど、書斎を所有している人は少なく、机とベッドが一緒の部屋になっている事が多い。
2.毎日その部屋で寝ているので、脳はその部屋を「リラックスする場所」と認識し、部屋に入ると脳が自動的に筋肉や血流や汗腺その他にリラックスするよう指令を出す(つまり副交感神経が優位になる)
3.これは脳が勝手にやっていることなので、気合や根性でどうにかなるものではない。
たしかに気合や根性で血圧や脈拍、手にかく汗の量などをコントロールできませんよね。
それと同じで、普段外出するときに来ていている服を着ると脳が身体中の神経だか細胞だかなんだかを(テキトーw)シャキッと目覚めさせてくれるのかもしれません。
そういえば着替えに関して他にも思い当たる節が。
- 仕事から家に帰って、部屋着に着替えるとホッとする
- たまにスーツを着ると日本での会社員時代を思い出して喉が渇く(汗をかいても上着を脱ぎづらい習慣があった&お客様の前で飲み物を飲むのは良しとされない時代だった)
- ひざ丈のコートを羽織るとアパレル勤務時代だった20代の頃を思い出して現在お腹が出ていることを忘れる
…個人的過ぎて伝わんないだろうな、これ(笑)。
でもみなさんも
- 職場の制服を着ると仕事モードになる
- 作業着を着ると力がみなぎる
- 浴衣を着ると体が自然に踊りだす
- ふんどしを締めると気合が入る
みたいなことってあるんじゃないでしょうか。
スイッチが入る、という表現がありますが、まさにスイッチを切り替えるのが着替えなのではと思います。
というわけで、やる気を出すには着替えてみるのがおすすめ、というお話でした。
片付け用、掃除用、料理用、買い物用、映画観賞用…と、用途に合わせてコスチュームを揃えてみようかとさえ思っている今日この頃です(コスチュームって)。
Photo by pixabay.com
No comments:
Post a Comment