留学が保留になったみなさんは、いつ渡航できるかわからず、計画が立てられない状況が続いていると思われます。
留学だけがすべてではありません。今ではオンライン留学もできますから、渡航しないのも正しい。
そしてまだ留学を検討している方は、落ち込んでいる場合ではありません。渡航の日まで出来ることはたくさんあります。
たとえば少しでも英語を上達させておく、アルバイトでお金を貯めておく、それからギフトラッピングの練習をしておく、など。
え?
ラッピングですって!?
そうなんです、ラッピングを覚えておくと便利です。
カナダでは、お店の人はギフト用のラッピングはしてくれません。
「プレゼント用ですか?ご自宅用ですか?」
とは聞かれないのです。
無料ラッピングがないのではなく、そもそもラッピングのサービス自体が無いのです。
レジカウンターにギフトボックスやリボンはありません。
というわけで、クリスマスや誕生日など、老若男女、各自スーパーやドラッグストア、ダラーストア(1ドルショップ)などでラッピングペーパー、薄紙、リボン、箱、紙袋…といったラッピング用品を別途買う必要があるのです。
そして、いかついおじさんもラッピングをするのです。
僕は昔デパートで働いていたので、ラッピングには自信がありました。
12月商戦では、クリスマスソングが全館で流れる中、暖房がガンガンかかっている店内で冬物を着ているので汗ばんで喉が渇いている中、毎日何件もラッピングをしていました。
…といっても、デパートに出店しているショップの店員だったので、マナーに厳しい年配の客にお歳暮等の贈答用のガチの包装をしていたわけではありません。
若い客層に箱とリボンで包む簡易ラッピングで、包装紙は滅多に使いませんでした。
簡易ラッピングといっても、リボンはねじれるわ箱はつぶれるわで慣れるまでに時間がかかりました(初期のお客様きたないラッピングでごめんなさい)。
なので当時は、熨斗を付けるような本格的な包装を頼まれる店じゃなくてよかったと思っていましたが、今思えば、あの時(25年前)しっかり包装紙を使ったラッピングを経験させてもらえば良かったです。
なぜなら25年後の今、カナダで大量のラッピングを格闘することになるわけですから。
カナダに来てから十数年、どうやってクリスマスの時期を乗り越えてきたかというと、
必殺 キャラメル包み
です。
デパート勤務時代も、やむを得ず包装紙を使わないといけない場合はキャラメル包みで乗り切っていました。あちこちテープで留めまくる、あの方法です。
いつかキャラメル包みではない、テープで留めるのは最後の1点だけという、あの斜め包みとやらをマスターしたいです…。
渡航前まで、友達の誕生日プレゼントは自分でラッピングしたり、空き時間があれば新聞紙で何かの箱を包む自主練をしたりするのも良いかもしれません。冗談です(半分本気)。
Photo by pixabay.com
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