英語で 「そうそう、わかる」「それな」と言いたい時には、
I know!
と言う事ができます。
例1
「最近、雨ばかりで嫌になってしまいますね…」
「I know!(意訳:本当にそうですね)」
例2
「あのレストランのハンバーガー、美味しいんだよね」
「I know!(意訳:わかる!)」
でもこれ、英語学習の初心者には、“知ってるよ(怒)”と言ってると思われてしまうこともあるようです。
他愛の無い文章の後に言われることが多いし、I knowと言っている人の共感している表情がうるさいことを言われて困っている人の顔に見れなくも無いからかもしれません。
僕も最初は英会話スクールで講師にこれを言われて一瞬びっくりしたことがあります。
そんなの知ってるよ、と言われたのかと思ってしまいました。
英会話スクール内という安全地帯での話なので、講師がそんなこと言うわけないという安心がありましたから怖い思いはしませんでしたが。
日本にいた頃、オーストラリアから来た人Aさんと、この「“I know”は英語学習の初心者には“そんなの知ってるよ(怒)”だと思われがちな件」について話をしたことがあります。
Aさんは「やっぱりあれはそう思われてしまっていたか」と、ある出来事を話してくれました。
Aさんが横断歩道で信号待ちをしていると、日本人が話しかけてきたそうです。日本在住のAさん、普段から「電車で自分の横には誰も座らない」と憤慨しているような人なので、見知らぬ日本人から片言の英語で一生懸命話しかけて来てもらえてうれしかったそうです。
その日本人は「ここのところずっと雨でいやですね~」と言ったそうで、その返事としてAさんが “I know!” と言ったところ、その日本人はハッと怯えたような顔をして、そのまま黙ってしまったそうです。
しかも、その“I know!”の言い方も、「本当にそうだよね、もうイヤになっちゃう!プンプン!」と言う時のような、嫌~な顔で言ったそうです。
もちろんここで言う「嫌」なのは雨。Aさんはその日本人に対して悪意は全然ありません。
でも、 I know を「知ってます」だと直訳で理解していて、しかもそれを言った人の表情が嫌な顔だったら。
そのあと信号はすぐに変わってしまったそうで、その日本人との会話もそこで終わってしまい気まずい思いをしてしまったと言っていました。
まとめ:
I know! は「それな!」
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