カナダでレジ締めの仕事をしたことがあります。
と言ってもスーパーやコンビニのような小売りのレジではなく、とある機関で利用者からその都度お金を受け取って引き出しに入れるような、機械式ではないレジでした(入金額はコンピューターに手入力)。
そうです、引き出しです(笑)。機械式のキャッシュレジスターではなく、受付の机の引き出しでした(笑)。
スーパーやコンビニなど、一般的に“レジ締め”という言葉を使っている所では英語でもちゃんとしたレジ締めの呼び名があるのかもしれません。
その職場では、一日の終わりにお金を数えて帳簿と合っているかを確認することを
reconciliation リコンシリエーション
と言っていました。
動詞は reconcile なので
「リコンサイルしなくちゃいけないので、30分時間を下さい。」
というような使い方をしていました。
本来なら、レジ締めの一連のプロセスを指すというより、現金と帳簿が合っているかを確認することを指すのだと思いますが、僕が担当していたレジ締めのメインは現金の確認ったので reconciliation と呼ばれていたのでしょう、
それから、月末に毎月のクレジットカードや銀行の明細をレシートを照合して確認することも同じく reconciliation と言います。
ちなみに明細は statement(ステートメント)と言われています。
今の仕事はレジ締めがないので、すごく幸せです。
間違いの多い学生バイトもいて、自分が唯一の正社員だったのでなかなか帰れなかったので。
日本のデパートで働いていた頃も、レジ締めこそありませんでしたが閉店後に残って毎日帳簿を付けさせられたんですよねぇ。
エアコンもフロアの照明も消され、薄暗い自店の灯りだけで汗だくになって帳簿を付けていたのを思い出します。夏はもちろん冬でも汗だくでいつも喉が渇いてたっけ。
そして当時はすべて手書きで、本社への送信はファックスでした。
あ、違うかも。
たしかウィンドウズ95が普及してからはウチも閉店後にノートパソコンの送信を押すだけだったような。
そうするとタイムカードを押した後にファックスさせられてたのは最初の1~2年だけだったか?
タイムカード置き場とファックスのある事務所が別のフロアーにあって、退勤後はフロアーはデパート側により施錠されてしまうからどうしてもタイムカード打刻後にファックスを送信しなければならなくてしかも送信完了メッセージが出るまで日によっては30分とかかかるっていう…。
あ、また四半世紀以上前の話しちゃった。若い読者(いるのか?)減っちゃう!
Photo by pixabay.com
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