April 26, 2017

ざっくり英単語



英字新聞を読めるようになりたいとか、ペーパーバックのミステリーを読めるようになりたいとか、洋画の字幕を読みながら映画を見たいとか、いろいろ目標はありますが、語彙がネックですよね。
スラスラ読みたいのに単語で引っかかってしまう。一行に何個も。1ページ読むのに30分とか(実話)。

巷ではいろいろ言われてますよね。

1.英語のリズムをつかむには1つ1つの単語にとらわれるよりも、流れを重視して、数行読み進めていくうちに全体の意味がわかるようになるという「多読・リーディングマラソン」派。

2.なんとなくわかった気になるのではなく言葉の意味をきちんと理解する「英語は語彙がすべて」派。

ずるい言い方ですが、僕のおすすめは

「どっちも♥」

です。





「仕事と私、どっちが大事なの?」
→どっちも大事。

「キャリアウーマンとしてこのまま続けるか、主婦として家庭に入るか。」
→どっちも頑張ろう。

「プライベートを犠牲にして仕事に生きるか、それとも仕事は金のためと割り切って趣味を充実させるか」
→どっちも充実させよう。

「店員さん、黒のコートとグレーのコート、どっちが良いと思いますか?」
→色違いで二点いかがですか?

「多読で流し読みか、いちいち止まって辞書を引くか」
→どっちも、です。語彙力はすごく大事だけれど、前後関係で推測する力も大事。




幸いなことに、いちいち辞書を引くのは終わりが見えなくて疲れるし、流し読みは読んでも読んでもぼんやしりかわからなくて疲れるという、どちらにもデメリットがあります。

なので僕がやっていたことは、一冊のペーパーバックを、ガッツリ勉強したい気分のときには机に向かって辞書を引き引き読んで、そうでない時はソファーに横になって流し読みしてました。

つまり、やったりやらなかったりです。


個人的には、なるべく調べることをお勧めします。
単語との出会いは運命の出会い(なんのこっちゃ)。

「成人式の日は大雪だったんだよね」
みたいに、印象的なことがあると覚えやすので、
「この単語、ハリーポッターで出てきて覚えたんだよね」
「これザ・シンプソンズで覚えたw」
みたいに、単語との素敵な出会いがあるかもしれません。


テスト勉強の場合は単語帳をつくったり単語集を買ったりするなどする詰込みがお勧めですが(その後も意外と覚えていたりする)、それ以外の場合、例えば新聞を読みたい、小説を読みたいなどといった場合、わざわざノートやカードに書き出さなくても良いと思います。

何度も出てくる単語はそのうち覚えるし、数回しか出てこない単語は大したことないということで、
忘れることを大前提として軽い気持ちで調べると良いと思います。

今はスマホで気軽に調べられるので、質より量で、体力の続く限り調べて、飽きたら流し読みが良いと思います。そして体力が回復したらまた調べる、という感じ。




最近もっと単語の意味をググらなきゃ、と思っています。
英語圏に住んでいても、使う単語は限られているので語彙不足に陥りがちなんです(←どうでもいい近況報告)。

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