October 8, 2017

英会話学習・スランプの脱し方




英会話の学習には、スランプはつきものです。


英会話の上達の過程をグラフにすると、まっすぐな右肩上がりではありません。

rise over run (縦軸÷横軸)
ではないということです(で、いいんだっけ?)


例えば、初心者であるレベル1から初めて、レベル2、レベル3ぐらいまでそれぞれ1ヶ月ずつ順調に上達したとしても、レベル4だけで3か月かかってしまうような感じです。





学習者の感覚としては、ずっと苦手だったのにある日突然わかる瞬間が来る、という感じです。

「レベル1は難しかったのに今自分理解できてる!」
と気付く瞬間が来て、その後またレベル2で停滞する時期が来る。


理由はわかりません。脳の仕組み?人間の習性?

ま、理由はともかく、誰もが陥るこの停滞している時期に、「自分には向いていない」と思って辞めてしまう人も多いようです。

僕は英会話講師でもなんでもないただのオッサンなんですが、日本の英会話スクールで3年、カナダの語学学校で受付事務員として5年半働いていたので、そういう人をたくさん見てきました。

(…って書いてみたら英会話業界8年半もいた。今は英会話業界から足を洗いました。)


これは、誰かが言っていた、
「常にそのことを考えているから、ある日突然ひらめく」
に似ていると思います。

何か良い方法はないか、ずーっと考えに考えて、それでも良い案が浮かばなくて、気分転換に公園に散歩に行ったらふと良いアイデアが浮かんだ、みたいなアレです。




なので、外国人英会話講師に言われた、

「1ヶ月ぐらい英会話のこと忘れてスクール休んだら?」

はあまり良いアドバイスじゃなかったといまだに思っていますw






個人的にスランプ対処法でオススメなのは、

別方面から攻める

です。





例えばいくらやっても聞き取りが上達しないと思ったら、リーディングをやってみる。
たくさん読んでいるうちに定型句が頭に入ってきたりするので、聞いたことを脳内で補足することができます。

リーディングで行き詰ったら文法のドリル。
ドリルに飽きたら海外ドラマでリスニング。
リスニングに飽きたらペーパーバックの多読。
多読に飽きたらディクテーション。
ディクテーションに飽きたらラジオ英会話。
ラジオ英会話に飽きたら英作文。

などなど、基本的に
  • 読む
  • 書く
  • 聞く
  • 話す
でローテーションを回すと化学反応が起きるので、読むことに集中して取り組んだら話すことが上達した、なんて感じになります。

同じメンバーでも、大勢でいるとパッとしなかったのにユニット組ませたらキラキラ輝きだした、っていうのと一緒(そうなのか?)。





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