あやまらずに言い訳?
社内の他部署からの依頼を処理する仕事をしていますが、処理が終わったあとに
「実はあの依頼にミスがありまして、再度やり直しして頂かなければならないのですが...」
という状況がたまにあります。ムカーッ。
「実はあの依頼にミスがありまして、再度やり直しして頂かなければならないのですが...」
という状況がたまにあります。ムカーッ。
そういう時のメールは、日本人同士なら
「恐れ入りますが」
「お手数ですが」
「申し訳ございませんが」
「すみません」
「こちらの手違いで」
「私の確認ミスで」
など、お詫びの言葉とミスを認める言葉が入っていると思うのですが、そういう言葉が一切ないことが入社当時、気になりました。
その代わり、
accidentally
という言葉が使われているのです。
Accidentallyの使い方
「間違って削除してしまいました。」
は
Because of my mistake, I deleted it. I'm sorry.
ではありません。
I accidentally deleted it.
です(笑)。
えーっと、「私の不注意で」はどこかな?(無い)
アクシデントらしいです。ミスは不可抗力なのかな?あはは。
謝罪を強調したり、誰のミスなのか強調するよりも、さらっと
「間違いで」
と告げるのが普通のようです。
あまり謝られるとドン引きされる
あまりに腰が低すぎて、ちょっとのことで
「も、も、申し訳ございませんっ!」
と謝られると、引きません?
むしろ、謝罪の度が過ぎるとこちらが悪い人みたいになる、みたいな。
むしろ、謝罪の度が過ぎるとこちらが悪い人みたいになる、みたいな。
英語圏では謝るのが日常ではないらしく、日本人の感覚で
「私のせいで…」
「私がミスしたばっかりに…」
「私が不注意で…」
と言ってしまうと、たかだか業務の一環で大げさに謝罪されると受け取られてしまうようです。
切腹してお詫びしようとしている人と、切腹されたら「私が悪いみたいじゃないですか」と困る人の温度差、とでも言うのでしょうか。
しかも処理をやり直しするような場面では既にやらされる側はイライラしているのでw、言い訳されたり大げさに謝られるより手短に説明してもらった方が良いはず(個人の感想です)。
それにはシンプルに accidentally で済ませちゃった方が良さそう、というのが最近わかるようになりました。
ビジネス英語の決まり文句
多分、ビジネスで良く使われる決まり文句なのだと思います。疲れてなくても「お疲れ様です」って言うみたいな。
もう accidentally と言った時点で「私のせいで」という含みがあるので、それを聞いたら許してあげるようにしています。
ええ、もう一回事務処理をやり直してあげるんです(涙)。
その代わりこちらも、いちいち謝ったり説明したりせずに accidentally の一言で説明しちゃってます。
お互い様ですw
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