November 11, 2018

英会話で身体的特徴に触れちゃダメ

見た目をいじるな



今日は英語の表現でも文法でも発音でもなく、英語で会話をする際の心構えのお話です。

英語圏では、見た目について触れてはいけません。

見た目を批評して攻撃しても、相手に効きません。
例えばカーリーヘアーの人に
「ちょw 天然パーマw」
とからかっても、相手にされません。それが何か?って話。


見た目を褒めても、会話は広がりません。
例えば新入社員が入ってきて、一対一で仕事を教えている最中に
「きれいな瞳ですね」
とか言っても、気まずくなるから言わないのと一緒。







見た目じゃ笑いが成立しない




日本では、見た目をからかっても良い風潮があります。

自虐を含め、見た目をいじって笑いが成立してしまう、という文化。
天然パーマ、ガリガリ、デブ、などなど。

例えば髪質の場合。

先祖代々日本人なら、大抵似たような髪質だと思います。黒髪ストレート。多少癖毛だとしても、まあざっくり分類したらそうですよね。

そんな中、カーリーヘアーの日本人は、目立つのでからかわれがちです。
「天パー」とか呼ばれたりして(昭和の時代だけ?)。
本人も前向きに生きていくため、それを自虐ネタとして笑いに代えるので、笑いが成立してしまいます。

でも、英語圏の場合、カーリーヘアーを笑おうとしても、笑いが成立しないのです。

「それが何か?」

って話です。

英語圏だと、癖毛の人なんて珍しくもなんともない。仮に珍しいぐらいの癖毛の人を見ても、それを笑うのは間違ってる、と大人ならわかります。

だからチビだのデブだの見た目を笑い日本のお笑い番組は、幼稚だと思われることでしょう(個人の感想です)。

脚本家や構成作家などのお笑いのプロが考えたネタでもなんでもない、誰かの身体的特徴を笑いのポイントにするなんてどう考えてもテレビでやることじゃない。

と思いませんかウフッフー。




まあ、カーリーヘア-をいじったアメリカのコメディーがあったような気もしないでもないけど。

そして赤毛をからかわれたエピソードが出てくる「赤毛のアン」っていうカナダの小説もあるんだけれども。



褒めるなら持ち物を



最近YouTubeをよく見てるんですが、ユーチューバーの見た目に関するコメントが多く目につきます。

美容系やファッション系ならまだしも、何かを紹介している、全然本人の見た目は関係のないコンテンツでさえも出演者の美醜に関する誉め言葉の多さと言ったら。



その他、芸能人が出るコンテンツでも、例えば女性タレントが女性のプロフェッショナル(製造業、研究職、販売業など、何かを職業としているその道の専門家)に話を伺いにいくような番組でも、第一声が

「お美しい!」
「お若い!」
「細い!」

という誉め言葉。

その伺っている話が美容や若さの秘訣ならまあ脚本として成立するとは思いますが、例えばテーマが「飛行機」だの「家具」だの「重工業」だの、若さや美貌が関係ないジャンルだと違和感しかないです、個人的に。

その違和感の原因は、英語圏のテレビ番組ではそういう本人に関わることは聞かないからだと思います。

例えば虫歯予防について話を聞く時に、歯科医の美醜は関係ありません。そこでその歯科医が美しいだの細いだのという話をすることは、その歯科医の個人的な(職業とは関係ない)ところを採点(品定め?評価?批評?)しているのと一緒に感じてしまいます。


しかも、誉め言葉のつもりでも褒めてない言葉もあります。

「若い」は人によっては「幼い」「貫禄がない」「大人としての品格が見えない」と受け取る人もいます(うれしい人が多いんだろうけど)。

さらに「細い」は男性に対しては「ひょろひょろ/ナヨナヨしてる」、女性には「出るとこ出てない」など、男性・女性として魅力的でないという意味にも受け取られてしまう可能性もあり、人によっては不快に思ったりします。子供が「あなた細いのね」などと言おうものなら、親が「やめなさい」とたしなめるほど。

もちろん英語圏で人のことを褒めないわけではありません。むしろ褒めまくります。

何を褒めるかというと、身体的特徴ではない、本人の意思で簡単に選択できることです。

つまり服装や持ち物です。シャツが似合ってるね、とか、このペンいいね、とか。

肌の色や髪質、体質、毛深さなど本人の意思で変えられない事は、褒められても

「お、おう (;^ω^)」

というリアクションしかできないので、あまり言わないのだと思います。


身体的特徴を褒めるのは口説く時だけ!





まとめ



英会話スクールの外国人講師や外国人観光客、留学先のクラスメイトなどなど、大して仲良くもない人に身体的特徴について触れるのはやめておいた方が無難です。

それが高評価でも低評価でも、です。


太った?痩せた?も、どちらにしてもその場で変えられるものでもないので、どちらにしても相手を責めることになりかねません。

痩せた?も言われた方は気になるらしいです、病気かしら、って。
どう?痩せた?とでも言われない限り、太っただの痩せただのは禁区…いや、禁句。


身体的特徴を褒めるなら、その特徴(髪質でも瞳の色でも毛深さでも)を愛(め)でる、また愛(め)でたいときだけにしましょう・・・って書くといやらしいな。

つまり身体的特徴を褒めたりけなしたりするのは、英語圏ではいやらしいことなのです。

やめましょう。




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