昨日は、カナダの夏時間が終わり冬時間の始まる日でした。
せっかくなので、これを読んでくれている皆さんが、いつか英会話スクールなどで夏時間・冬時間の話が出たときに役に立つことを書こうと思います。
(単にネタを思いついただけともいう)
サマータイム制度とは言わない
今日、これだけ覚えて欲しいことは、時計の針を変えるあの夏時間制度のことを
サマータイム(summertime)って言わないで!
ということです。
サマータイム(summertime)というのは、単に
- 夏の時期
- 夏の季節
- 夏季
という意味なので、時間を繰り上げて出勤しましょう時計の針も変えましょうという政府を巻き込んだあの夏時間という意味にはなりません。
That restaurant is busy during summertime.
(あのレストランは夏の時期は忙しい)
冬が厳しく長いので、夏季と冬季で営業時間が違う所が多いですのですが、そういう時の「夏季」がsummertimeだったりします。
Daylight Saving (または Daylight Saving Time)
制度としてのサマータイムは、daylight saving (デイライトセービング)と言います。
そう、昼の光をセーブするのです。
だから夏に関係なく、11月の上旬まで時間を戻さないのです、
11月になっても「夏」時間と言うのはヘンなので、やっぱりデイライトセービングの方がしっくりきます。
スマホ時代の現代は混乱なし
さて、実際のデイライトセービングですが、20年ほど前はわりと大変でした。
寝ている間に時間が変わるので、起きてから家じゅうの時計の針を進めたり戻したりするのです。起きたばかりで寝ぼけている時に見た時計は信用できない(まだ直していない)、というややこしい状況で、さらにその日が時間が変わる日だと忘れてしまっていると待ち合わせに遅刻したりします。
でも今は電波時計のお陰で、スマホを見ても、タブレットを見ても、パソコンを見ても、常に正しい時間です。
目覚ましも変更後の時間で鳴るので、起きたあとに、
「えーっと、夏時間から冬時間になるときは時計の針を進めるんだっけ…いや、戻すんだっけ?」
みたいな混乱もありません。
もし僕が20代前半で留学していたら、ケータイどころかネットもない時代だったので、きっと大変だったと思います。
昔の(っていうか同世代含む)の日本人が海外生活するときには大変だったんだろうなと思います。
まとめ
もし英会話のレッスンや外国人との会話で、サマータイム制度の話になったら、
デイライトセービング
という呪文を思い出して下さい。
そして電波時計の前は大変だった、という話を広げるアイテムとして、
- 壁掛け時計
- 腕時計
- ビデオの予約
- コーヒーメーカーの時計
などの話をしてみて下さい。
ああ90年代。
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