出会いとは人生変えちゃう宝探しかもね
僕はかなりのコミュ障で、引きこもり気味で、人見知りなので決まった人としか会っていません。
いい大人が「人見知りなの。うふふ。」なんてリアルでは言えないので、ブログの中だけでしか言いませんけど。
なのでこの年齢になると、もっと活動的に色々な人と会っておけば良かったな、と思うことが、英会話のことでもそれ以外のことでもあります。
なので、気が乗らなくても、面倒くさいと思っても、たくさんの人と会っておくと長い人生良い事あるよ、という事を書きたいと思います。
もしあの人達と出会わなかったら
1.英会話スクールで会った、ワーホリ帰りのクラスメイト
僕は元々、海外旅行どころか旅行自体苦手で、飛行機に乗ることも外国に滞在することも怖いとさえ思っていました。英会話を習っていたのは単にその言語に興味があったからで、自分が海外へ行くことは、たとえ期間限定でも考えられませんでした。
そんな飛行機にも乗ったことのなかった僕がなぜ1年間のワーキングホリデーに行ったかというと、当時通っていた英会話スクールのクラスメイトが、ワーキングホリデーで行っていたニュージーランドから帰国したばかりで、いろいろ話を聞くことが出来たからです。
もし英語を自宅で独学していたら、海外は怖いままだったかもしれないし、今こうして住みたい国に住んでいることもなかったかもしれません。
異業種交流会とか、自己啓発セミナーとか、各種勉強会・ワークショップなどには、こういう「出会い」という副産物があるので、二の足を踏んでしまいがちですがいつか参加してみたいと思います(参加したことないw)。
2.That's Not a Dream, That's a Plan
思い出話、続きます(笑)。ワーキングホリデーを2か国、計2年海外で過ごし、とうとう年貢の納め時とばかりに帰国後就職しました。でもやっぱり英語圏の方が自分らしくいられるし、英語圏の大学で学士号が欲しいという思いは消えませんでした。
当時の仕事は、英会話講師の斡旋会社で外国人講師の手配をすることでした。
ある時、自分の担当していた派遣先からアメリカ人講師に対しクレームが入り、顧客に謝罪をし、その講師は交代となることに。
まあ面倒くさいことだし、疲れることでしたが、そのアメリカ人を車に乗せて会社まで戻る車中、色々な話になり、お互いいつまでこの仕事をするかという話になりました。
なので「夢っていうか希望みたいなことなんだけど、英語圏の大学に行きたいなぁ、って思ってるっていうかなんていうかゴニョゴニョ。」のようなことを言ったら、
「それ夢じゃないじゃん、計画じゃんw」
(That's not a dream, that's a plan!)
と言われました。
それがわりと頭に引っかかって、実現するかしないかは別としてなんとなく計画を書き出してみたり(〇月までにTOEFL〇点、〇月までに資料取り寄せ、などの妄想w)、貯金通帳とにらめっこしたしてるうちに、気付いたら大学から入学許可証が届きましたw
そのアメリカ人は、母国では新聞記者(か新聞社勤務)だったと記憶しています。夢を計画と言い換える。言葉の力ってすごいね。
って話が逸れましたが、このアメリカ人と出会っていなければ、大学(今となっては卒業した母校)に願書を送っていなかったかもしれないと思うと、出会いは人生を変えるとつくづく思うわけです。
3.前の部署の人、今の部署の人
社内で顔が広いと何かと便利ですよね。社内に友達みたいに「〇〇ちゃん」って呼べるぐらいの人がいれば、頼みたいことも頼みやすくなるし。
コミュニケーション能力が高ければすぐに打ち解けるのかもしれませんが、あまり関わりのない別の部署の人となるとなかなか難しいものです。
僕は今の職場では労働組合に加入しています。月に一度、会合があるのですが、うちの部署では全員が組合員というわけではなく、その会合は強制参加でもないのでうちの部署からの出席者は自分1人ということもあります(昼食が出るので出席したいw)。
いざ出席したものの、そんな知らない人ばかりの中で(しかも日本人は自分だけ)どうしたものかと思いましたが、前の部署の人を見つけました。
数年前に人事異動したので知り合いがいたのです。
同じ職場になるのも何かの縁。出会いです。
1つの職場で何十年も働くのもメリットがたくさんありますが、人事異動や転職による出会いも意外な所で役に立つな、と思いました。
4.ひょんなことから
その他、僕は経験がありませんが、たまたまセミナーで隣に座った人が自分と同じ業界の人で意気投合して共同で起業することになったとか、たまたま飲み屋で知り合った人が有名プロデューサーでオーディションの誘いを受けたとか、たまたま竹下通りを歩いていたらスカウトされて〇月〇日に□□□レコードからデビューすることになったとか、いろいろ聞きますよね。
直接専門家に会うことはないにしても、たまたま知り合った人の友達が絵を描ける人を探していたとか、たまたま知り合った人の旦那さんが歌い手を探していたとか、そういうのがあるかもしれないじゃないですか。僕の経験は下にあります。
直接専門家に会うことはないにしても、たまたま知り合った人の友達が絵を描ける人を探していたとか、たまたま知り合った人の旦那さんが歌い手を探していたとか、そういうのがあるかもしれないじゃないですか。僕の経験は下にあります。
英会話における、色々な人と会うメリット
上記までが今回書きたかったことなのですが、ついでに英会話ネタも書いておきます(ついでかよ)。
決まった人とだけ話していると英会話の上達が止まってしまいます。外国人の彼氏・彼女を作っても英語が上達しないのはそのせいです。
1.発音
決まった人しか会わない(話さない)と、その人達の発音は聞き取れるけど他の人の発音は聞き取れないと、ということになりがちです。
例えば日本語でも〇〇県民全員が同じ発音というわけでもないし、滑舌も人によって違います。
アナウンサーは話し方の訓練を受けているので同じように話しますが、例えば映画1つとっても登場人物によって話し方が違います。それでも役者はセリフの訓練を受けているので観客が聞き取れるようになっていますが、一般人の話す言葉は本当にひとそれぞれです。
相手のことを聞き取るだけではなく、聞き取ってもらうのも決まった人以外だとむずかしい場合があります。いつも会っている人の場合、自分の英語で十分通じますが、そうでない場合、聞き取ってもらないことも。
たとえばコーヒーショップでいつもと違う人が注文をとってくれる時、いつも通りに言ったら通じなかった、ということがあります。
2.表現
発音以外でも、決まった人としか会わないと決まった表現しか覚えられません。
誰しも口癖、またはいいがちな言葉というのはあるので、新しい人と話すと新鮮です。
逆に、いつも会う人ならこちらの直訳もわかってくれますが、初めて会う人だと直訳的な英語だとわかってくれません。
「いつもの」と言われても何がいつものなのか分からないように、文脈が必要な言葉も伝わりにくいです。
発音以外でも、決まった人としか会わないと決まった表現しか覚えられません。
誰しも口癖、またはいいがちな言葉というのはあるので、新しい人と話すと新鮮です。
逆に、いつも会う人ならこちらの直訳もわかってくれますが、初めて会う人だと直訳的な英語だとわかってくれません。
「いつもの」と言われても何がいつものなのか分からないように、文脈が必要な言葉も伝わりにくいです。
要注意事項:海外にいる場合、「英語の為に」色々な人と会うのはダメ!絶対!
色々な人と会うのは聞き取りにしても話し方にしても英会話にとって有益なのですが、海外に滞在中において、英語の上達にばかり気を取られてしまったり、またはそれを出会い系サイトを利用する自分への言い訳にするのは絶対やめましょう。
1.危険
知らない人と話すと上記の理由で英会話の練習の刺激になるのですが、やっぱり知らない人と会うのは危険です。
出会い系サイトでどこか怪しい感じがするのに「ま、英語の勉強になるし」と自分に言い訳して会ったまではいいけれど、その後金銭的あるいは精神的に騙されたり、それ以上の取り返しのつかないことなりかねません。
これは日本にいても同じですね。知らない人と二人きりで会っちゃだめ、大人でも。
2.失礼
英語の練習のために友達を作るのは、その人に対して失礼です。
悪気はなくても「あなたを含め色々な人と話すと英語の勉強になります」なんて本人に言うと、その人は「使われてる」「英語のネイティブなら誰でもいいのかよ」「俺の性格とか内面は無視かよ」と思って失礼な人と言われそう。
実際、日本で英会話講師達と仕事をしていた時に、それを良く言われました。街で英語の練習のためだけに話かけられるんだそうな。
僕も近寄ってくるカナダ人から「友達にはなりたくないけど日本語の練習が出来ればいい」なんていう無言のメッセージを受け取ることがあるので、その気持ちわかります。
3.会うなら公共の場で、できれば友達と
色々な人と会うと念願の歌手デビューが出来たり英語が上達するかもしれないと書きましたが、もし会うなら公共の場で、出来れば友達とが良いですね。
なんて僕のような一般人が書くことではないのですが、まあ自分に言い聞かせる感じで(おじさんなので危険に巻き込まれるようなことはないと思うのですがw)。
例えば「ひょんなこと」に出会う確率を高めるのであれば、
- 他の部署の人も参加するような会社のイベント。
- 有名人の公演会、セミナー、ワークショップ
- ブロガーさん、フォロワーさん同士のオフ会
英会話の上達のためなら、
- 地域の寄付金集めのためのイベント
- 週末のファーマーズマーケット
- 図書館で行われる無料のセミナー
- アパートの管理人主催の住人のパンケーキ会
- 小さなシアターで上演される舞台
のようなイベントに、同僚や友達を誘っていくのが良さそうです。
気分が乗らなくても友達の誘いを断らずに行ってみるのは良いと言われているのは「ひょんなこと」があるかもしれないからなんですよね。
まとめ
最初に書いたように僕は引きこもり気味なので「ひょんなこと」の例はあまりないのですが、最近
- 近所の大学の日本語の教授(非日本人)が大学内の日本絡みのイベントに呼べたら呼ぶと言ってくれた
- 社内の他部署の人が実は日本のドラマで日本語を勉強していると言ってきた
みたいなことがあったので、ひょんなことから日本語を教えたりすることになったりしないかなーと思っていますw
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