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どんな英語のサイトを読んでいますか?
最近「英語の習得におすすめのサイトはありますか?」とご質問を頂きました。
普段どんなサイトを読んでいますか、とも。
実は、僕は英語のサイトは読まないんですよね.…英語が苦手なので。
でも、具体的なオススメのサイトは挙げることできませんが、英語を読むのが楽になったことを実感したいくつかのサイトの種類ならご紹介できます。
必要に迫られたものを読む
僕は英語が苦手なので読みたくて読みたくて仕方がないようなものはありませんでしたが、やむを得ず読んでるうちに結果的にその分野の表現に慣れたことがあります。
留学前
最新かつ公式の情報を得るべく該当する大学や部署のサイトから直接原語(英語)を何度もチェックしていました。1つでも必要書類を忘れてしまったら大変なので、読まないわけにはいきません。留学中
留学中は言わずもがな教科書やハンドアウト(配られるプリント)などをたくさん読みます、というか宿題を片付けたり試験対策をしたりするためには資料を読まないわけにはいきません。どこかにヒントが隠されているわけですから読む必要があったわけです。「英語を読むのが面倒臭い」という感情よりも「英語でもいいからヒントをくれ」という気持ちでした。海外就職
就職してからも留学時代同様、カナダでの労働許可に関する書類、就職に関する書類(求人票や採用後の申請書類)はもちろん、業務に関する書類た指示書など、リーディングのスキルを上げるためではなく、必要に迫られて読んでいます。その他、日常生活でも、ごみの捨て方、部屋探し、銀行関係などなど、
「え!なにこれ!どうやるの!?」→「これ読め」
みたいな読まざるを得ない状況で鍛えられます。
興味があるものを読む
学校や仕事で英語を強制的に読まされる環境でないと、なかなか読むのは難しいですよね。〇〇は英語学習者にも読み易く書かれている、などと紹介されても、易しく書かれたものは内容も平坦なことが多いもの。平坦な感動に興味はないし退屈な時間は要らないですよね。
というわけで、どの英語学習サイトでも書かれているしこのブログでも何度か書きましたが、みなさんがご自身で興味のあるものを読むのがやっぱりリーディング上達のコツという結論になります。
でも興味のあるものって言われても、難しいんですよね。できれば日本語では得る事の出来ない情報が「読まざるを得ない」状況になって良いですよね。
例えばまだ翻訳されてない芸能人の取れたてゴシップとか、日本ではまだ人気の出ていない俳優のウィキペディア(もちろん英語版)とか、あまり日本人観光客のいない地域の観光情報などはどうでしょう(テキトーw)。
僕が個人的に最近読まざるを得ないと思わされている「興味のあること」は、アマゾン(カナダ)での自分が興味のある商品の商品説明、レビュー(口コミ)です。気付いたら真剣に読んでることが多いです。
リーディングとリスニングの化学反応
リーディングの話ばかりしてきましたが、実はリスニングもリーディングを楽にするのに役立つこともあります。
英語をたくさん聞いていると、活字を目の前にしたときに脳内でその音が蘇るのです。
だとえば、僕は昔(20年ぐらい前)、although、 however、 in order to などの日本語にはない(または個人的につかわなかった)ような用法の単語がどうしでも引っかかって、読んでいても内容が頭に入ってきませんでした。
Although:
おるぞう?「~であるが」、って日本語では「~」が先なのにalthough は最初だから脳内で入れ替えなきゃいけない。
However:
辞書によると「しかしながら」。普段「しかしながら」なんて言わないから、この単語が出て来るたびに頭に「シカシナガラ」という音が出て来てしまい黙読に詰まる。
In order to:
イン・オーダー・トゥ、ってそもそも3つも単語が出るし意味も「~するために」とかいう to と変わんねぇんじゃね?的な用法でこれも黙読中に引っ掛かる。
ところが、テレビや周りの人の話などでこれらの言葉を耳にしているうちに、活字に出て来る時に音が脳内再生されるのです!つまり、リス二ングがリーディングで役に立った、ということ!
同時に、リーディング時にこれらの単語に引っ掛かっていたからこそ、実際にそれを耳にした時に
「あ、今 although って言った。おるぞうじゃなくて『おどー』って言ってたw」
のように引っ掛かり、頭のどこかで覚えていたわけです。
読む、聴く、書く、話すの4技能は、まんべんなく取り組むと相乗効果をもたらすのです!
ずっとリーディングだけをしていると足し算のような伸び方ですが、たまにはリスニングなどの違うアプローチすると掛け算になるという化学反応が起きるわけです。
…「化学反応」言いたいだけやん。
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