でもそれは、日本の常識。
今回は英語とは直接関係ないお話ですが、英会話スクールに通っている方が講師と雑談するときのネタになればいいなと思って書きます。
日本ではアパートに入居したら水道局と契約をして一軒一軒水道メーターに基づいて使用料金を支払いますが、カナダでは家賃に含まれていることが多いです(つまり使い放題)。
大家さんのご厚意で、とかではなく、高層アパート(日本で言うマンション)などでは、管理会社に払う家賃にそもそも水道代と暖房費が含まれている場合があります。
分譲マンションでも、毎月の管理費に水道代が含まれている所もあるそうです。
とはいっても、一軒家の場合は各自市の水道会社と契約をしなければいけないので、日本と同じで使用料金が発生すると思います…(一軒家を所有したことがないので間違ってるかも)。
僕が住んでいるのはカナダの東海岸なのですが、クリスマス休暇にブリティッシュ・コロンビア州のとある島のコテージに泊まった時に、水道から出た水が井戸水で硫黄の匂いがしたのにびっくりしました。
飲み水は水道からの水を浄水器に入れてしばらく置いておくかミネラルウォーターを買うかしなければならず、シャワーのお湯はまさに日本の温泉のように硫黄の匂いがしました。
…という話を東海岸に帰ってきて友人にしたら、カナダではほとんどの地域で井戸水を使用していると言うじゃないですか。
でもここ東海岸の某市でも市営の水道会社に水道代を払うし、ブリティッシュ・コロンビアにあるバンクーバー市でも市営の水道会社があるとネットで見たことあるけど?
と言ってみたところ、上水道が通っているのは都市部だけだそうです。
例えば僕が住んでいる地域の場合、市バスが通っているようなシティと呼ばれるエリアは市営の水道会社に水道代を払っているけれど、郊外の一軒家などは井戸水を屋内の水道に引いて使っているそうです。
たしかに僕の住んでいる地域の場合、車で1時間も走ればすぐに一軒家がポツンポツンとあるだけのどかな風景が広がるし、休暇で訪れたブリティッシュ・コロンビアもバンクーバーや近隣の街を抜けて北上するとすぐに広大な自然が広がるので、あれを全部水道会社が管理しているわけではないというのは納得がいきます。
話が逸れましたが、水道については日本と同じかと思っていたのに、アパートの場合一軒一軒メーターがなかったり、水道会社も都市部だけだと知って、ところ変われば常識も変わるもんだと思ったのでした。
英会話の雑談の際に、
「キミん所は水道料金は一軒一軒契約してるの?それとも家賃に込み?」
などと言うネタになれば幸いです。
ちなみに水道料金は英語で water です(そんだけ?って感じですよね)。
「水道代を払う」は pay water でも通じます。
通じやすいのは pay water bill です。
「水道料金の請求書」は water bill です。
(かろうじて英会話系ブログらしく〆る…)
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