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ニット帽って、英語で何て言うか知ってますか?
僕は元アパレル店員なのですが、うちのショップでは「ニットキャップ」などと呼んでいました。
元アパレルと言っても、20年前の話なんですけどn...え、ちょっとまって、20年前はもう退職してワーホリに行ってました。
アパレル店員だったのは20年以上前の話です。時の流れの速さ、恐ろしい…。
今でも「ニットキャップ」ですよね…。
日本語ではファッション用語はコロコロ変わります。
親の世代では「チョッキ」と呼ばれていたものが自分の世代では「ベスト」になり、さらに今ではジレ…?ホント?ジレって使われてる?
でも、英語ではそうそう変わるものではないのでここで紹介してみようと思います。
カナダでは「トゥーク」
ニット帽は、上の写真のようなニット帽はカナダではトゥーク(toque)と言われます。
※写真をクリックするとAmazon.caのページに飛びます。
または、ハット (hat)。
そう、帽子なら何でもハット (hat)。
アパレル用語はマニアック
アパレル時代、上司から商品名や色名を言うときには気を付けるように言われていました。
同じ商品でも、言い方ひとつでダサく聞こえたり最先端に聞こえたりするからです。
- 前だけにつばのある帽子(例:野球帽)→キャップ
- まわりにぐるっとつばのある帽子(例:麦わら帽子)→ハット
- 毛糸でスポッと被る防寒用の帽子(例:ニット帽)→ハット
さらにテーマによって細かく呼び名を変えなければいけませんでした。アパレル用語辞典買いましたよ。
カントリー風、カウボーイ風がテーマだったらテンガロンハットとかカウボーイハットとか。
トータルコーディネートでお買い上げいただくには「帽子。」じゃ説得力に欠けるようなのです。
英語でも、baseball cap (ベースボールキャップ)のように、種類やデザインによって呼び名が違いますよね。
英語でも、baseball cap (ベースボールキャップ)のように、種類やデザインによって呼び名が違いますよね。
でも一般人は気にしなくても良いみたいです。
それでもやっぱり帽子はハット
元アパレル店員として、英語で話す時もハットとキャップの使い分けには気を付けていました。
ですが、周りのカナダ人はその使い分けを気にしていないようなんです。
野球帽(キャップ)を被っていても、ニット帽(キャップ)を被っていても、仮装用のカウボーイ帽子(ハット)を被っていても、こんな風に言われます。
- I like your hat.
素敵な帽子ですね。
- Don't forget your hat.
帽子(を持って帰るのを)忘れないでね。
そう…どんな帽子を被っていても「ハット (hat)」と呼ばれます。
日本語でもそうですよね。
「素敵なカラーフェルト中折れつば広帽子ですね」
と言えなくても、
「素敵な帽子ですね」
で良いじゃないですか。
日本語では、野球帽も麦わら帽子もニット帽も「帽子」と呼んで間違いありません。
同じように、この「帽子」にあたる単語はハット (hat) のようです。
というわけで「ニット帽は英語で何というか」の答えは hat でした!
(個人的にはトゥークがお気に入り)
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