March 11, 2020

留学なんてお金が無いから無理だと思ってたけど意外となんとかなった話


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今年のタックスリターン、申請終わりました


毎年おなじみ、インカムタックスを申告して、タックスリターンの手続きをしました。「今年の」ってことはつまり前年度の分なわけですが。

英語ではこの申告というか手続きを file と言います。

File your income tax

なんて言います。

終わってほっとしたのでこんなツイートをしました。



申告した結果、払い過ぎた所得税が戻ってくることになりました。日本の源泉徴収と同じですね。

会社員だと、日本の場合は雇用主が従業員の支払う形になりますが、カナダでは税務署から直接個人の口座に振り込まれます(どうでもいい情報)。

とにかく臨時収入です、イエイ!
イェイはYeahで本当にいいの?

まあ、ちゃんとした大人なら源泉徴収で税金の戻りがあることぐらい把握しているんでしょうけど、どんぶり勘定で生きているので臨時収入ですこれは。

そこで思ったんです。想像していかなった臨時収入ってわりとあるよな、と。




うれしい誤算が割とあるのが人生



留学前は、自分の貯金だけではどう計算しても学費と生活費でギリギリの分しか稼げませんでした。

それで4年間、外食も洋服の購入も何もしない覚悟で留学を始めたわけですが、意外な(うれしい)誤算がありました。



■アルバイト


留学先の大学付属の英語学校でたまたま受付事務の募集があって、運よく働くことができました。夏休みなどは朝から夕方まで週5日でシフトを入れてもらえて、卒業まで勤務できて、経済的にかなり助かりました。


■奨学金


大学には各種奨学金があるので、これから留学する人はダメ元で調べてみる価値アリです。僕の場合はたった1学期でしたが成績が良かったということで授業料が数万円安くなっていました。



■テクノロジーが進化して時代は変わる



留学前は、たくさん学校で文書を作ったら、USBとかデータを保存するメディアが必要だと思っていたのですが、実際には全学生にネットワークドライブが割り当てられてたり、入学した頃からちょうどクラウドなる概念が広まって各種サービスも始まって、データの保存にお金を掛けなくても良くなりました。

それから僕が留学を検討していた頃の体験談などでは「日本からたくさんCDを持っていって辛いときには聞いていました」みたいな声もありましたが、実際に留学を始めた頃にはYouTubeが一般人にも広まったので音楽にかけるお金も昔ほどかからない時代になりました(音楽業界の衰退に加担したといえばしたことになるけどみんなもそうでしょ)。


■教科書のBuy Back



カナダの大学の教科書は高額なのですが、大学の売店が毎学期買い取りをしてくれたり、これから受講する友達に売ることもできますし、逆に既にそのクラスを履修を終えた人から安く買ったりすることもできます。「留学って言っても教科書代高いしなぁ」といって留学を諦めてしまうとこういう所は見えませんよね。


などなど。


引き寄せの法則はあると思う



留学中は上記のようにプチ臨時収入しかありませんでしたが、卒業後はわりとドカンと大きな臨時収入があったりします。

■タックスリターン



今はこの制度は無いようなのですが、僕が卒業した頃は、卒業後も州から出ずに州内で就職すれば数年間毎年高額控除がありました。安月給だけど結局は収入アップと同じことですよね。



■積み立てとか利子とか



毎月積み立てをして、それに複利で利子がついて…みたいのは、暗算ですぐ答えが出るようなものでもないし、そもそも利子は変動するし、思っていたより増えていた、みたいなことはよくある話ですよね。


■昇給



今の給料がアレでも、上のポジションに大抜擢されるかもしれないし、そうでなくとも毎年の昇給は、実際に目にすると頭で考えていたより多く感じるかもしれません。


■福利厚生


安月給でも、実は厚生年金が良いとか、各種割引が使えるとか、給料明細の額面より実際に恩恵を受けている金額は多いかもしれません。




まとめ


毎月の積み立てをパッと考えた時に、
月1万円 × 12か月 =12万円
なんだ、12万円か。
と思うかもしれないけれど、利子の変動、税金の戻り、今まで有料だったものの無料化、さらにはひょっとしてひょっとするとブログやYouTubeで収益化、などなど、若い皆さんはあまり悲観しなくても良いのでは、とこれを書いているおじさんは思います。若い時に「どうせ貯金したって大して貯まんねーし」と思ってちゃんとやって来なかったので(泣)。


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