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音楽のPOPは何の略?
音楽のジャンルのpop musicのpopは、おそらく popular の略かと思われます。
※このブログはリサーチなどをせず、筆者の頭の中の既存の知識だけで書くいわゆる「コタツ記事」ですので、断言を避けてます。
ちょっと前まで日本でもカラオケなどに行くと人気の歌は「ポピュラー音楽)」などと分類されていたし、英語圏でも年配の方と聞くと「ポピュラー音楽は聴かないんじゃよ」と言う中でpopular music をジャンルとして言っていたので、popular が略されて pop になったのだと思います。
この文字の最初の数文字だけ言う言い方はよくあります。
- professor(教授)→ prof
- veterinarian (獣医)→ vet
- mathematics (数学)→ math
なので pop music とは、一昔前でいう「歌謡曲」のことですね。
現在「歌謡曲」と言えばムード歌謡などのことを思い浮かべてアイドルが歌うイマドキの歌とは別モノと考える人もいるかもしれませんが、思い出して下さい。J-POPなる言葉が出て来る前の80年代のことを。今(当時)をきらめくアイドルの新曲も、ナウなヤングに人気のロックバンドの名曲も「歌謡曲」と呼ばれていたあの頃のことを。
昔で言う「歌謡曲」、つまり、ヒットチャートをにぎわすような人気の曲(またはヒットチャートをにぎわす予定で制作された楽曲、結果はどうであれ)が pop というジャンルなんでしょうね。
(そう言えばロック音楽は表向きは売上よりメッセージ重視ですよね)
ちなみに、日本では人気の曲の基準と言えばチャートの1位から10位までのトップ10で11位は惜しいと言われる傾向にありますが(ウチらベストテン番組世代だけ?)、北米ではよく「人気の曲」「流行歌」という意味で「Top 40」という表現が使われています。
パーティーで用意するPOPって何?
POPつながりで別のPOPの話を。
留学生時代、校内に学生同士の親睦会の貼り紙がしてありました。
その貼り紙に一行、「pop をこちらで用意します」的な文章がありました。
留学生の友達と、この “pop” とは何なのか考えこんでしまいました。
- ポップコーン?
- チラシ的な何か?
- ポップアップウィンドウな?
そこで思い出しました、ニュージーランド(ワーホリしてました)で soda と呼ばれていた炭酸飲料を、カナダでは pop と呼ぶ、ということを。
カナダ(の田舎)では、ペットボトルの飲み物と言えば炭酸飲料か水しかないと言っても過言ではありません。
アイスティ-があるにはありますが、どの店でもほぼ1種類です(加糖、たしかレモン風味)。
つまり、「飲み物あります」と言う時に、日本のように緑茶やアイスコーヒーはありふれた選択肢ではありません。
ジュース (juice) は果汁のみを指す言葉で、かつ普段がぶ飲みするモノでもないし(大抵は朝食に飲む)、同様にスポーツドリンクも親睦会などで飲むものではありません。
つまり売場のほとんどが炭酸飲料なのです。同じような物を数社それぞれ通常のもの、ダイエット用のもの、カロリーゼロのものと出しているので、コーラだけでもかなりの売り場面積です。
というわけで、POP=炭酸飲料=一般的な飲み物、と捉えて良いと思います。
手書きPOPのPOPは?
POP と言えばもう1つ。
よくお店の棚に「おすすめ!」とか「特売品!」とか書いてあるカードやポスターがありますよね。
例えば書店で店員さんのお勧めの本の横にある、その店員さんが書いた推薦コメント。あれもPOPと呼ばれています。「手書きPOP」なんていう言葉、聞いたことありませんか?
こういう商品棚に局地的に置いてある貼り紙などの販促アイテムはPOPと呼ばれます。
応用の利く「SALE」とか「本日限り」などの決まり文句なら印刷会社に発注することもできますが、毎日変動する生鮮食品の価格や、1書店の、1店員の、1店舗で1冊の本にしか使わない紹介文などの、世界で1枚しか必要のない販促の印刷物は、チェーン店か個人商店かに関わらず各店舗で用意することになりますよね。
今なら簡単にパソコン等で作成して印刷できますが、今から20年ぐらい前までは手書きしか手段がなかったので、通信教育のコースに「英会話」「ペン字」などに並んで「POP文字」なんてのもあったんですよ。
…またおじさんの昔話ですね。飲み会で若手に嫌われるタイプです。
えーっと、何の話でしたっけ?あ、そうそう、POPは何の略かですね。
この場合のPOPは、point of purchase の略です。「購買のポイント」という意味です。
point of purchase で画像検索すると、販促用の、その商品専用の棚や什器の写真が出て来るので、きっと英語でのPOPは文字や印刷物に限らず、売り場のディスプレイを指しているのではないかと思います(出た、コタツ記事)。
よくお店の棚に「おすすめ!」とか「特売品!」とか書いてあるカードやポスターがありますよね。
例えば書店で店員さんのお勧めの本の横にある、その店員さんが書いた推薦コメント。あれもPOPと呼ばれています。「手書きPOP」なんていう言葉、聞いたことありませんか?
こういう商品棚に局地的に置いてある貼り紙などの販促アイテムはPOPと呼ばれます。
応用の利く「SALE」とか「本日限り」などの決まり文句なら印刷会社に発注することもできますが、毎日変動する生鮮食品の価格や、1書店の、1店員の、1店舗で1冊の本にしか使わない紹介文などの、世界で1枚しか必要のない販促の印刷物は、チェーン店か個人商店かに関わらず各店舗で用意することになりますよね。
今なら簡単にパソコン等で作成して印刷できますが、今から20年ぐらい前までは手書きしか手段がなかったので、通信教育のコースに「英会話」「ペン字」などに並んで「POP文字」なんてのもあったんですよ。
…またおじさんの昔話ですね。飲み会で若手に嫌われるタイプです。
えーっと、何の話でしたっけ?あ、そうそう、POPは何の略かですね。
この場合のPOPは、point of purchase の略です。「購買のポイント」という意味です。
point of purchase で画像検索すると、販促用の、その商品専用の棚や什器の写真が出て来るので、きっと英語でのPOPは文字や印刷物に限らず、売り場のディスプレイを指しているのではないかと思います(出た、コタツ記事)。
蛇足ですが、 point of sales (POS) はレジや端末などの売り上げが発生する場所を指します。
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