April 16, 2020

英語で独り言を言ってみよう

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英語の上達には普段から独り言を言うことです、なんてよく聞きますが、実際には難しいですよね。


お勧めなのは、もしインタビューを受けたら、という妄想。

例えば、地元のテレビ局に「日本からはるばるカナダへ」というテーマで「なぜアメリカではなくカナダに来たのか」というインタビューを30分番組向けにソロで受けている、という妄想。

もしくは英語圏のトークショーにゲストで呼ばれ、なぜ英語を勉強しているのかを話しているという設定の妄想。

こういう妄想系の独り言ならわりとうまくいくと思います。なぜならば会話のキャッチボールだから。聞き手がいると仮定すると、話したいことが出て来ると思います。

プレゼンテーションの練習や会議での発言の練習もこれに当てはまりますね。とにかく聞き手、特にリアクションを想像できる聞き手を妄想すると一人でもまるで誰かと話しているかのように“会話”が続くというものです(はたから見たら怖いw)。





さて、難しいのは「本当の独り言」。


たとえば
「どうしよう!」
「今日は何をしようかな」
「何食べようかな」
「やったー!」
みたいな、聞き手を意識していない、誰に言うわけでもない正真正銘の独り言。


そもそも独り言は教科書や会話集などには出てこないので、いざ英語を話す場面で「独り言のフレーズを知らない」ということに気付くわけです。

そもそも「道を聞く」「買い物をする」「会議で発言する」などに比べたら独り言なんて重要度が低すぎますから、実用的でないので教えてくれないわけですね。

これらは英語を話す人を常によく聞いているか、映画やドラマを見ることで表現を盗むことができます。

上記の例だと、

どうしよう→What do I do?
今日は何をしようかな→ What do I want to do today?
何を食べようかな→What do I want to eat?
やったー!→ I did it!

などと言い換えられます(ほんの一例です)。

英会話のレッスンでは、誰かに何かを聞く実用英語を練習していたので、
「独り言は自分が主語の疑問文なのか!」
と思ったのを覚えています。


もちろん、あなたの名前が太郎だとして、
What do you want to eat, Taro?
のように、自分で自分に聞くこともあると思います。

例えば花子という名前の女の子が、

「やれば出来るぞ、花子!」
「やったね、花子!」
「キミはすごいぞ、花子!」

みたいに、自分で自分を励ます場面が少女漫画などでありますが、この場合、もしあなたの名前が太郎ならば、

You can do it, Taro!
You did it, Taro!
You are amazing, Taro!

と、自分に対して you を使う事が出来ます。
…やっぱり漫画や映画の中でしか使わないのでしょうか。
うーん、わかりません。しっかりしろ、トム(仮名)!

↑こんな風に言いません?w









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