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またまたご質問を頂きました。ありがとうございます。
カナダの職場の人達との飲み会はどんな感じなのか、というご質問です。
これはお国柄というより職場によるところが大きいと思います。
日本でも「うちの職場の飲み会はこんな感じだけど、友達の職場では違うらしい」みたなこと、ありますもんね。
それでも日本だと
- 退勤後
- ほぼ全員参加
- 居酒屋
- 誰かが幹事
- 日本同様、仕事が終わってからみんなでパブ(日本でいう居酒屋)に行く風潮の職場
- そういうソーシャルなことは一切ない職場
- 昼休みに持ち寄りパーティー(ポットラック・家から料理を持参する)をする所(昼休みは勤務時間外だけれども拘束時間内なので小さい子供がいる人も参加しやすい)
- 会社が勤務時間内に社員の交流の時間を設け、お菓子や飲み物など(refreshment という)を出してくれる職場
などなど、職場によりさまざまです。
以下、ほんの一例ですが経験談を。
■歓迎会
職場主催で会議室的な所でお菓子や、飲み物が振舞われて、一人一人自己紹介などをします。歓迎会という名の飲み会はないですねぇ。
■送迎会
最終日か前日に全員集まってグリーティングカードや送別品を渡します。送別品は、うちの職場ではみんなで出し合います。
■ただの飲み会
今の職場では一切ありません。数人で行ったという話も聞きません。
同じ会社内の別の職場に居た頃は、夏にパティオ(テラス席)が利用可能になると、金曜日の仕事終わりにパブというか酒やおつまみが中心だけどちゃんとした食事もあるレストランにみんなで行ったりしていました。
別の会社に勤める友達は仕事帰りに仲の良い同僚数人とパブに行ったりしてるみたいです。
■新年会
新年を祝うのは大晦日のカウントダウンをする深夜0時のみだけというお国柄なので、出勤して新年絡みの飲み会をすることはありません。1月2日に出勤したらもう通常営業です。
■忘年会
唯一僕が日本と被るなぁと思うのが忘年会です。忘年会という名前ではなく「クリスマスなんちゃら」という名前ですが。
うちの部署では「クリスマス・ランチョン」毎年12月の中旬に、上司の許可のもとちょっと長めの昼休みを取り、全員で職
場近くのレストランに行きます。カナダ人の皆さんってばいくら昼休みは勤務時間外とはいえ午後の勤務もあるのにアルコールをお召し上がりになるのでビックリですw
ちなみに英語学習者のツイートで「TOEICに luncheonという単語がよく出て来る」というのをみかけましたが、luncheon は実際のビジネスの場で割と使われる単語です。
そして会社全体では、勤務時間内に会社のトップ主催のクリスマス・ディナー的な名前の(正式な名称は忘れましたw)謝恩会的なイベントがあります(参加自由)。食事は振舞われますがアルコールは個人が実費で会場に出店しているバーから直接購入するようです。ちなみに僕は一度も参加したことがありません(そもそも担当業務が多すぎて時間的に無理のと、どっちにしろ英語のネイティブではないのでジョークを含めた業務に関係ない世間話をしたくないw)
うちの職場の歓送迎会まとめ:
- 親睦会は日本同様、大事とされる。コンファレンスや面接、勉強会などでランチを取りながらの業務もある(日本でいう“食事会”的なランチならluncheon、普通のランチなら business lunch, work lunch とも言う)
- ただし拘束時間内
- 会社主催であれば勤務時間内。業務としての親睦会なら強制参加。
- 従業員有志が企画したものであればプライベートな時間である休憩時間を利用。もちろん不参加もOK。
- 社員同士で友達のように仲良くなって、退勤後に飲みに行くこともそりゃあるでしょう。
- 日本のように退勤後に強制参加の飲み会は無い
誤解を恐れず「カナダはこうです!」と、イエスかノーではっきり書いた方がアクセス数が増えるんだろうけど、まあ国は関係なく「人による」「会社による」ということを書きたくて書いていたらこんなにダラダラした内容になってしまいました。書きたいことを書くじゃなくて読者が求めてることを書くって「ブログで稼ぐ」で検索してヒットしたサイトには書いてあったけど、いいんですこれで(本当は日記が書きたいw)。
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