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昔、アパレル販売員(メンズ)してました。
接客していると、あの定番のフレーズ、
「ちょっとしたパーティーにも着て行けますよね」
ってやつを言っていました。
たとえば、スーツ。
定番の色・デザインではなくて、ちょっと着丈が長いジャケットとか、極端に太い(または細い)パンツとか、色がちょっと鮮やかとか(例えば紺ではなく「なんちゃらブルー」とか)、お堅い仕事には向かない感じのスーツ。
当然ビジネスっぽいワイシャツやネクタイは合わず、関連商品として展開しているのはデザインものや変わった素材のシャツやネクタイ。
そう、分かりやすく言えば、歌番組の衣装みたいなスーツですw
格好いいし欲しいけど、着ていく場所がない、と多くのお客様が言います。
特に勤務先の店舗は田舎だったので、
「この辺じゃこんなの着てる人いないでしょ。」
とも良く言われました。
そこで具体的な例をご提案するのです。
例えば「ちょっとしたパーティー」w
でも、実際ちょっとした「パーティー」はあるんです。
- ビジネススーツをそのまま着ていくのは仕事みたいで気が引ける場面
- 冠婚葬祭の黒いスーツではフォーマルすぎる場面
- 普段着ではカジュアルすぎる場面
- フォーマルでないカジュアルな集まりだけど、割と改まった感じの場面
具体的に言うと、
- 地味婚の結婚式(家族と親しい友達だけで予約した会場で食事会)
- 結婚式の二次会(一旦解散して着替えて予約した会場で飲み会)
- 会社の親睦会(勤務時間外だから建前的には私服で良いんだけど知らない人も来るからオシャレすべき場合)
- 知り合いの子のピアノの発表会に招待された
- マナー教室の実習でフレンチレストランに
- 婚活パーティー
- 両親の銀婚式でおしゃれして外食
- おばあちゃんの喜寿のお祝いに親戚一同集まっておしゃれして外食
- 英会話サークルのみんなでレストランでクリスマスパーティー
- 何かの会でスピーチすることになった
- 大勢の前で趣味の何かを教えることになった
いろいろあることがわかります。だからもし欲しいと思った服があったら、買っても意外と着る機会はあると思います。
※ちなみに僕はそんな機会はここ20年ぐらい無いけどねw
全然話は変わりますが、英語での party とは、「飲み会」と言い換えられます。
「We are having a party all night long」は「一晩中飲み会するぜ」と言えます。
「They party every night」は「あいつら毎晩飲み会してる」。
と、知ったかぶって書いていますが、party は名詞と動詞、どっちも使えるみたいですね。
ググって一番上に出た英英辞書 lexico.com によると、動詞としての party はインフォーマルなようです。
何が言いたいかというと、仕事用でも冠婚葬祭用でもない、かといって普段着でもない、テレビ用の“衣装”みたいな格好をして、飲みに行きましょうよ、ということです。
もっと気軽にパーティーを。パーティーは飲み会ですから。
今のご時世じゃ難しいかもしれませんが、オシャレしてオンライン飲み会も楽しいかもしれません。
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