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話を聞いてもらっていて、
ああなってこうなって、チョメチョメがホニャララしちゃったから、こうしたんだ。
と言ったら、聞き手に
There you go!
と言われることがあります。
これを言われる時は、
自分には答えが見えているのに、世間体や経験が邪魔をして踏ん切りがつかない中、思い切って決断した話をしたとき
なような気がします。
例1:やっぱりカナダが好きだと分かった話
あなた:カナダ生活に疲れて、一旦日本に帰ったけど、やっぱり自分にはカナダの生活の方が向いてると気付いてこの街に戻ってきたんです。
聞き手:There you go!
例2:質問したものの本当は答えを知っていた
あなた:これのやり方がわからないんですけど…。何度やっても出来ないんです。ここをクリックでしょ、そしてここでしょ、そしてここを…あ、出来ちゃった。
聞き手:There you go!
自然な日本語にするならば、
「そうこなくっちゃ」
「それでこそキミ!」
「よくやった!」
みたいな感じなんでしょうけど、これらの文章にはもっと適した英文があるし、微妙にニュアンスが違う気がするんですよねぇ。
イメージ的には、
私は良くわからないけれど、何であれあなたは本当は知ってるようですね。
みたいな感じが近いと個人的には思っています。
There you go を直訳をするならば、
there = そこへ
you = あなた
go = 行く
なんですが、実は感覚的にはこれが一番近い気がします。
「そこへあなたが行く」
が転じて
「そこへあなたが出る」
がさらに転じて
「ほら、あなたの出番」
とでも言いましょうか。
これは「おはようございます=Good morning」のように対になる日本語がない英語なので、無理に日本語に訳さずにそのまま状況と共に覚えるのが一番だと思います。
通訳とか翻訳は難しいですね。通訳者や翻訳家の方はほんとうに凄い!
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