■ マルチタスクは職場で求められることの1つ
マルチタスク、multitasking は求人票にも書いてあるぐらいカナダでは(そしておそらく英語圏の他の国でも)求められることのひとつです。
マルチタスクなんて数値化できることじゃないのにね。
面接でも、今までに経験したマルチタスクの例を聞かれるかもしれません(僕は聞かれたことはありませんが)。
例えば電話をしながらメールとか(先方に失礼?)、複数のプロジェクトを同時進行で掛け持ちとか?
■ でも1つ1つ片付けたい
というように、出来たらすごい、むしろ社会人なら出来て当たり前、なマルチタスクですが、一度にあれもこれも出来ませんよねぇ。
それでも作業中に別の案件を頼まれて引き受けないと、仕事が出来ない人と言われそう。
聖徳太子じゃあるまいし、同時に10人の話を聞くことはできません。
仏教だって、今この時、1つ1つのことに集中しなさいという教えだそうじゃないですか(そして座っている事、呼吸していることに集中するのが座禅)。
なんか個人的にはあんまり良い印象がないんですよね、マルチタスクって。
■ 毎日1万歩達成のコツ
これはマルチタスクと言えるかどうかはわかりませんが、あるときふと気づきました。
腕時計型の、脈拍等も図れる万歩計(つまり Fitbit)をつけて歩数を計っているんですが、1万歩を達成するには1時間ぐらい歩かなければならず、歩き終わる頃には足が痛くなります。
ですが、ウォーキングも朝昼晩と3回に分けて歩くと、全然大したことないんです。足も痛くならず1万歩達成です。
歩いているときは他の事はしないのでシングルタスクですが、1日という大きな単位で考えると、ウォーキングも雑用も仕事も夜には終わってるんですよね。
なので、ウォーキングが終わってから仕事、とか、仕事が終わってからウォーキング、のように1つ1つ終わせることに拘るよりも、
「仕事の日に朝に(昼に)ちょこっとウォーキング」
と仕事の時間もウォーキングの時間もどちらも同時進行で進めているイメージをすると、それもある意味マルチタスクなのでは、と思います。
■ 意外とやってるマルチタスク
メールを作成している最中にチャットが入ってくると頭がちゃんと働かなくなりますが、「メールやめてチャット」と頭を切り替えてシングルタスクとして、でもメールとチャットが同時進行で動いているイメージをすれば、安心してチャットに集中できるのではないでしょうか。
このブログも、日を設けて書いているわけでもなければ記事ごとに一気に書いているわけでもなく、ちょこっと書いては別のことをして、また戻って続きを書いています。
料理もそうです。僕はそもそも自炊はあまりしないんですけど、一気に何時間も台所に立つ代わりに、野菜を切る、お湯を沸かす、などなど、他のこととちょこちょこ同時進行でやっています。
同時進行という意味では、これもある意味マルチタスク。このように考えると何事においてもハードルが下がると思いませんか?思わない?
Photo by pixabay.com
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