■つま先は toe
みなさーん、つま先は英語で toe、つまり、トーですよ!
Cambridge Dictionary さんによると、発音記号は以下の通り。
/toʊ/
トーです。トゥー (too, twoのような発音) じゃありませんよー!
■「とう」と違って「トウ」はひっかけ問題?
「どうもありがとう」と書いても、「どーもありがとー」と言いますよね。
ドゥ―モアリガトゥーではありません。
それなのに。
ひらがなで「とう」と書かれていれば「とー」と読めるのに、、カタカナの「トウ」になると「トゥー」と読んでしまう人が多いようです。
■なぜトーでなくトウと書くのか
英語の言葉をカタカナで書く場合、ショー(show)をショウと書くように、人によって表記が違うことがあります。
go のように小学生でも知っているような言葉ならだれもが「ゴー」と書きますが、
- カタカナとしてあまり知られていない言葉をカタカナにする場合
- 書き手がカタカナ表記を英語の発音に近づけたい場合
- 書き手にこだわりがある場合
- 書き手がその言葉を普段英語で使っていて滅多にカタカナ表記しない場合
は、人にとって表記が違ったりしますよね。
show は通常「ショー」ですが、アメリカのショービジネスを見てきた人は本場の発音に近づけるために「ショウ」と書くかもしれません。またはレトロな雰囲気を醸し出したいとか。
No も一般的には「ノー」ですが、実際の発音は「ノウ」に近いと思います。ただ、No はあまりにも「ノー」という有名なカタカナ表記がありますからあまり「ノウ」と書かれることがありません。
toe の場合、あまりカタカナとして使われている言葉でもありませんし、海外のトレンドを紹介しているファッションジャーナリストにカタカナ表記のこだわりがあってもおかしくありません。
toe はトウと書かれるべくして書かれた外来語だったのです!(おおげさ)
■まとめ:ポインテッド・トー、です
ファッションに詳しい人が「ポインテッド・トウ」を「ポインテッド・トゥー」と言ってしまっているのを動画で度々見ます。
そういえば僕が英語の勉強を始めたのは、当時勤めていたアパレル業界の専門用語が英語をそのままカタカナにしたものが多かったからです。
英語を勉強して、つま先が toe だと知っていればトゥーと言ってしまうようなことはありません。
とはいえ発音はファッションの知識とは別物です。トーをトゥーと言っている人は英語の toe という単語の発音に馴染みが無いだけでしょうから、ファッションのアドバイスそのものには関係ありません。
日本語のファッション系の動画、これからも楽しませて頂きます(フォロー)。
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Photo by pixabay.com
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