February 21, 2021

衣類乾燥機をオススメする7つの理由


 

■ 衣類乾燥機が当たり前の生活


留学でカナダに来てそのまま現地に残り、はや十数年。洗濯物はずっと衣類乾燥機で乾かしています。

僕が住んできたアパートはどの物件も洗濯物をベランダに干してはいけない決まりになっていましたし、そもそも一年の半分は洗濯物が凍ってしまう気候です。

アパート住まいの人は基本的にコインラインドリーを使うようになっていたり(世帯ごとに洗濯機を置ける設計になっていない)、洗濯機が置ける物件の場合は衣類乾燥機も置ける設計になっていたり、店の洗濯機売り場には乾燥機も同じぐらい売られていたり、カナダではそもそも洗濯機だけを買う発想がないように見受けられます。

逆に日本では、意地でも衣類乾燥機を買わない(使わない)ような意志を感じます…。

梅雨の時期に一時帰国していたことがありましたが、朝のニュース番組では各局効果的な室内干しの方法を紹介し、コマーシャルも室内干しでも臭わない洗剤のもの、そしてインスタグラムで紹介される新築の家には室内干しのためのあれこれのこだわりが...。

そこまでするなら衣類乾燥機を買おうよ…。コインランドリー行こうよ…。

というわけで、衣類乾燥機使用歴十数年(一人暮らし歴ウン十年)の僕が、衣類乾燥機をお勧めする7つの理由を紹介します!


■ 理由1:天候に左右されない

雨の日でも大丈夫!

むしろ雨の日が洗濯日和になったりします。晴れた日は外出したいですからね。

事前に「明日は洗濯をする」、「週末は洗濯の日」と決めて、計画通り洗濯が出来るのは、思った以上に気持ちが良いものです(個人の感想です)。


■ 理由2:時間を問わない

夜でも大丈夫!

衣類乾燥機を使わない場合、洗濯機は朝に回さなければいけません。ちゃんと夕方までに洗濯物が乾くようにするには朝しか洗濯のチャンスは無いのです…(夕方になると湿気っぽくなる)。

仕事から帰ってきてから洗濯機を回しても、乾燥機があれば干すタイミングなど考える必要はありません。


■ 理由3:確実に乾く

生乾きの心配がいらない!

室内干しの場合はもちろん、外干しの場合でも天候や気温によってはしっかり乾かないこともあるでしょう。

乾燥機を使った場合、洗濯物の量が多すぎたりしない限り間違いなくきっちり乾きます。

1日じゅう干しておいて、畳もうと思ったらまだどこか湿っているあの感じ…ストレスです

■ 理由4:場所を取らない

シーツや大きめのタオルを洗った場合、または洗濯機を何度も回した場合、干す場所に困ることがあります。

ベランダしか干す場所が無いとか、庭があっても物干し竿が2本しかないとか。

1人暮らしの室内干しに至っては部屋中洗濯物なんてことも(若手芸人のYouTube動画がそんな感じ)。

衣類乾燥機なら、言うまでもなく、一台分の場所だけで済みます。2回分の洗濯物なら乾燥機を2回まわせばよいだけです。


■ 理由5:マルチタスクが可能!

洗濯物を外に干す場合、1着ごとに広げて、洗濯ばさみで何箇所か挟んだり、洗濯用ハンガーに掛けて行く作業を全部の洗濯物にしなければいけません。

そして数時間後にはその干した全部の洗濯物から洗濯ばさみやハンガーをはずして取り込む作業が待っています。

さらに突然の雨などにも注意する必要があります。

衣類乾燥機の場合、スタートボタンを押したらあとは時間まで機械にお任せです。別の家事をしたり、ブログを書いたり、テレビや動画を見たりしていても大丈夫です。


■ 理由6:嫌な匂いにサヨナラ!

理由3の「確実に乾く」でも言った通り、生乾きがないので、嫌な臭いがありません。

また、たとえば室内干しの場合、料理の匂いなどの生活の匂いが服に移ることもありますし、外干しをしていても近所から出る匂いが移ることもあるでしょう。

衣類乾燥機なら生活をしてく上で出る匂いは移りませんし、さらには柔軟剤シートで洗濯物を良い香りにすることも出来ます。

匂いが付かないように色々と対策をしなくても良いので、ストレスがありません。


■ 理由7:防犯

洗濯物が外に干してあると、住人の家族構成がわかってしまう可能性や、下着の盗難などの恐れもあるようです。

詳しくは空き巣対策などの防犯について調べてみて下さい。



■ まとめ

コインランドリーの場合はその都度利用料が、そして自宅で衣類乾燥機を所有する場合は電気代がかかってしまいますが、洗濯によるストレスはかなり軽減されます。

カナダに来たばかりの頃は、貧乏留学生だったこともあって、自然乾燥なら無料でも出来る洗濯物の乾燥への出費をどうにか節約できないかと思ったこともありましたが、十数年経った今となっては「そういうもんだ」と思って必要経費としています。

省エネでない、エコでないと反対派に言われてしまいそうですが、生活に電化製品がどんどん加わっていくのは仕方のないことだと思っています(掃除機ロボットとか、食器洗い機とか、ペットの見張りカメラとか)。

カナダ生活において一般的である、衣類乾燥機について書いてみました。英会話の際のネタにでもなれば幸いです。



Photo by pixabay.com

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