僕が住んでいるカナダの田舎では、菓子パンや総菜パンが売っていません。
何年か住んでそのことに気付きました。
カナダといえば色々な種類のパンが売ってそうなイメージですが、原材料が異なるパンの種類はたくさんあっても、どれもバターやマーガリンやジャムを塗って食べるようなパン(食パンとかロールパンとかコッペパン)で、おやつに食べられるような、チョコパンやメロンパンのようなパンがないんです。
アジア人の多い大都市・バンクーバーに遊びに行った時に、中華系のスーパーに菓子パンが普通に売っていてそのことに気付きました。
そのお店が日本風の菓子パンの影響を受けたのか、それとも日本のパン屋が中華圏の菓子パンを真似し始めたのかはわかりませんが、とにかく“普通の”カナダのスーパーマーケットでは菓子パンらしい菓子パンは売ってないんです。
そう言えば、20年前にワーキングホリデーで滞在していたニュージーランドでも、一般のスーパーマーケットでは菓子パンを見つからず、アルバイト先の日本食材店でアンパンか何かを売っていたような記憶があります。たしか近所の日系のベーカリーから仕入れてたとかなんとか(あまりにも昔の事であまり覚えていない)。
とはいえ、チョコレートやジャムの入ったデニッシュや、チョコやがかかったクロワッサンなどは売っていますが、それはベーカリーというよりペイストリー。
コーヒーショップやカフェで売っている、ドーナツの仲間です(個人の感想です)。
そう考えると、マフィンやカップケーキなど、カナダで売っているドーナツの仲間(?)はたくさん種類がありますね。
でもやっぱりドーナツやマフィンは菓子パンとは違いますよね…?
焼きそばパンとかコーンマヨネーズパンとかいう総菜パンはもちろんありません…。
とはいえ、ロールパンとかコッペパンを買って、自分で菓子パンや総菜パンのようなものを作ることは出来ます。
でも、スーパーやコンビニなど、どこでも簡単に買えて、テレビを見ながら、パソコンで作業をしながら、はたまた植え込みの陰で張り込みをしながら気軽に食べられる菓子パンが懐かしいです。
Photo by pixabay.com
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