カナダは湿度が低い
みなさんご存知かもしれませんが、カナダは湿度が低いんです。
梅雨も無いし、夏でもカラッとしています。きっと北海道もそうなんでしょうね。行ったことないけど。
もちろん日によっては湿度が80%なんて日もあるし、空気が肌にまとわりつくように感じる日もありますが、何日も続くようなことは基本的にありません。
また室内の場合、たとえば地下にある部屋など、構造によっては湿気が多い建物もあるので除湿器なんかも普通に売っていますが、それも特殊な件と言って良いでしょう。
カビとの闘いが少ない
というわけで、日本と違ってカビに悩まされることがあまりありません。
もちろん先述のように構造にもよりますので、お風呂場は掃除しないとカビが生えるし、冷蔵庫に入れっぱなしの野菜や果物やパントリーに入れっぱなしのパンにもカビは生えてしまいます。
でも、久しぶりに取り出した革製品や、マットレスの裏側、押入れの内側、家具の裏側にカビを見つけるようなことは少なくともここ東海岸の某所ではありません。
古い書類を取り出したら湿気でふやけていてカビまで生えてた、なんてこともないんです。
.(..って、日本でどんな生活してたんだよ)
カナダは大雑把、といわれる理由
よく、我々日本人は、日本人の仕事っぷりを丁寧で完璧主義だと表現しますよね。例えば海外製品は造りが大雑把で欠陥も多いけれど、日本製品は造りが丁寧で欠陥も少ない、など。
一方、カナダ在住の日本人のブログなどで、よくカナダ人は大雑把、テキトー、いいかげん、自由、なんでもあり、みたいに表現されたりしています。
これはおそらく、湿度が低いからというのもあると思うんです。
日本では湿度が高いので、普通に生活していたらなんでもカビが生えてしまいます。
定期的に押入れを掛けて空気の入れ替えをするとか、革製品は乾燥剤を入れて箱にしまうとか、食器や木製のしゃもじは食器棚にしまう前によく乾燥させるとか、マットレスは定期的に裏返すとか。
カナダではカビの恐れが少ないので、そういう配慮は不要なのです。
カビ問題に限らず、生活全般において、見えない所もちゃんとしないとあとで大変なことになるからね、みたいなことが無いんですよね。地震も津波もないし。
英語圏共通?
実はニュージーランドでワーキングホリデーをしていたときも似たような事を思っていました。
同じく湿度が低い国だったので、炊事でも洗濯でも掃除でも、1つ1つの作業をきっちり完成させずに次の工程に進んでも、カビが生えるとか虫が湧くとか心配しなくて良いせいか、ハウスシェアをしていた現地の人たちはなんでも大雑把だった記憶があります。
ニュージーランドもカナダもイギリス連邦ですが、イギリスもおそらく湿度が低いんだと思います(行ったことない)。英国紳士のスーツだって、高温多湿じゃないからこそ着れるもの。両国とも、イギリスの文化を持ち込める気候なんだと思います(つまり日本でスーツ着用の義務はキツい)。
地域にもよるんでしょうが、アメリカもきっとそうなのでは、と思います。生活や風習が似ているので。
Photo by https://pixabay.com
No comments:
Post a Comment