March 27, 2018

ボキャブラリーの増やし方




昔話でもしようと思います。

周りに聞いてくれる人もいないので、ブログに書くね。

テーマは、「どうやって単語を覚えたか」。



1.問題集での単語との出会い


楽しい問題集


ワーホリの記念に、滞在先でTOEICを受けました。留学を決意する前から、力試しでTOEFLも受験しました。

ワーホリの仲間はワーホリの記念にバンジージャンプとかスカイダイビングとかをしてたんだけど、僕はTOEICやTOEFLの受験。

自分への良いワーホリみやげになるかな、と思って。

どんだけETS(TOEICやTOEFLを運営している会社)が好きなんだよ、って感じですけど。


TOEIC必勝のコツは、漢字ドリルや計算ドリルのようにひたすら練習問題をこなすことだと思いますが、だんだんやっているうちにクロスワードパズルや数独などを解いてるみたいに楽しくなってくるんですよね。

そうするとたくさん知らない単語に出会うことになります。


単語も一期一会


人の顔と名前を一致させるように、単語との出会いも大切なんですよね。

たくさんいるツイッターのフォロワーさんの名前を覚えるのは無理そうだけど、たまたま何かのネタで絡んだとか、リプをくれたとか、何か関わりがあれば「あ、あの人か」となると思います。

同じように、単語だけで覚えるのは無理そうだけど、単語の第一印象もあります。

個人的には、details と言うたびに発音が通じなかったアメリカ人のルームメイトとの会話を思い出したり、transparent と言うたびにカナダの職場の元上司との会話を思い出します。

同じように、duplicate と言うたびにTOEICの問題集を思い出します。duplicateの意味がわからないと解けない問題がだったので、「わかるかい!」と思ったのです。

その文章にはコピー機だの提出だのというキーワードがあったので、duplicateというとオフィスのイメージです、未だに。

問題集にはそんな素敵な出会いが待っています。
(なんのこっちゃ)





2.単語の詰込みも効果あり


意外と楽しい単語集 


単語を覚えるには文脈や出会い、と書いておいてなんですが、ランダムに単語を覚えるのも意外と効果アリです。

しかも楽しいw

英会話のレッスンで、背伸びをして大人のふりをする子供のように、わざと難しめの言葉(big words)を使って「よくそんな単語知っているね」と言われるのを楽しんでいました。

なので文脈など関係なく、単語集を買って、ひたすら覚えたりもしました。

クイズ感覚で、「これって英語でなんだっけ」というのを楽しんでいました(1人で)。


単語カードと音声素材


出先での細切れ時間を利用するのに便利なのが単語カードです。
シャッフルして綴じなおせば順番で覚えることもありません。

さらに両手がふさがっているときには音声教材が便利です。
英語→日本語の順で録音されているものを、英語の後の日本語を言われる前に言っていました(1人で)。


3.適材適所ですんなり覚える



上記の自主練も大事ですが、やっぱり適材適所で覚えるのが一番です。

「留学経験なしでTOEIC満点」系の人でありがちなのが、英語が直訳っぽいところ。
(中にはそうでない人もいるとは思います)

例えば大学の寮を residence ではなく dormitory と言っちゃう、みたいな。
夏時間を daylight savings ではなく summer time とか?

我ながら例えが下手で情けなくて涙でてくらぁ。_| ̄|○


あ、良い例を思いついた。

日本で英語を使う仕事をしていたときに、振替休日のことを make up holiday と言っていました。でも、それは in lieu です。

覚えようと意識しなくても、申請するときに使う言葉なのでいつの間にか覚えているのです…あぁぁぁ、これ前にも書いた。


また同じような話を繰り返してしまいました。
老化現象です。




March 22, 2018

ディナーとサパーの違い


カナダで生活をしていると、昼食のことをディナーと言ったり、夕飯のことをディナー以外の言葉で言ったりする人に会うことがあるので、戸惑うことがあります。



ディナー Dinner


簡単にいうと、ちゃんとした夕食がディナーです。
「ちゃんとした」。曖昧ですね。

ボリュームがある夕食もそうだし、みんなが集まって取る夕食もそうです。
クリスマスディナー、などのように、豪華な食事はディナーです。

「ディナー」を昼食にに使う人もいます。きっと夜は軽めに済ます予定なんでしょうね。

みんなが集まるお昼の会食は luncheon (ランチョン)と呼ばれるので、必ずしも豪華な昼食がディナーというわけではなさそうです。



サパー Supper


簡単に済ます夕食とか、日常的な夕食がサパーのようです。

同じ料理でもディナーと言ったりサパーと言ったりするので主観によるようです。

「今日の夕飯どうする?」
みたいなときはたいていサパーと言っているのを聞きます。




ラパー Lupper


朝食と昼食を兼ねた遅い朝食(っていうか早い昼食)をブランチ brunch と呼ぶのは有名ですが(breakfast + lunch )、昼食と夕食を兼ねた、遅い昼食(っていうか早い夕食)をラパー lupper (lunch + supper)と呼ぶ人もいたりいなかったりするようです。


余談ですが、ニュージーランドでホームステイをしていた時、夕飯時に
Your tea is on the bench.
と言われました。

え?ご飯が出来るまで待っててこんなに腹ペコなのにお茶?
しかもベンチの上って…。

と思ったら、ティーとは夕食の事、そしてベンチとはカウンターのことでした。





というわけで、カナダに来る予定のある方は、夕食=ディナーと時間で使わずに、食事のタイプによってディナーとサパーを使い分けてみると良いかもしれません。

お呼ばれしたときはディナー(ご馳走、というニュアンスもあるし、みんなで食べるし)、とりあえずなんか食べなきゃね的な夕食はサパー、というように。


(※すべて個人の感想です)



March 20, 2018

Hit the Spot



最近よく一緒に食事をするカナダ人が、食べ終わった時に

「Hit the spot」

と言うのに気づきました。




特に前の日から「〇〇食べたい」って言っていたものを食べたときなどに言っていて、単に「お腹いっぱい」というよりは

「これ食べたかったんだよね」

というニュアンスで言っているような気がします(個人の感想です)。





お腹がいっぱいになった時。

お腹いっぱいだけど、

「苦しい~!」

ってニュアンスじゃなくて、

「ああ、満腹♥」

という感じの時。





訳してしまうと

「お腹いっぱい」

なんでしょうけど、感覚的には量より質についての感想のような気がします。
(個人の感想です。2回目。)




量について「お腹いっぱい」(苦しい、というニュアンス含む)という場合は、

I'm full.
I'm stuffed.

…というのはきっとホームステイ経験者にはおなじみでしょう(そうなのか)。






ホームステイ先の夕飯では「Hit the spot」は不自然かもしれませんね。

「これが食べたかったんだよね」

というニュアンスが含まれるので。
(個人の感想です。3回目。)

もしかしたら

「ずっと腹ペコだったんだよね」

というニュアンスかもしれません。




空腹だった胃のスポットに、食べ物がヒットした感じでしょうか(テキトー)。

hit の過去形も hit らしいので(今ググって知った)、主語を省略して

「Hit the spot」

で良いみたいです。







苦しい、腹いっぱい、じゃなくて食後に言う満腹感を表す日本語ってなんでしょうね。

「余は満足じゃ」

かな(絶対違うでござる)。



March 17, 2018

クレジットカードのPOS端末は英語で何て言う?


「POS(ポス)」とか「POS端末」とかって普通に言いますよね?

「カードで払おうと思ったらさー、POS端末がエラーになっちゃってさー、結局現金で払ったよ」

とか。


でも、どうやら、カナダでは、あまり POS と言っても通じないようです。

POS machine とか、
POS terminal とか、

通じたためしがありません。

例えばPOS端末で支払うと、端末からビーって出てくる感熱ロール紙のことをPOSレシートって言うと思うんですが、通じないんです。

POSレシートって、みんなも普通に言うよね?

え?言わない?


ほかにも、

  • 洋服をたたむことは「おたたみ」
  • お買い上げの商品を入れるブランドのロゴが入った紙袋は「ショップ袋」
  • 裾上げは「お直し」
  • 納品の段ボールは「パッキン」(使用例:「今日は3パッキンも納品があった」)
  • テーブルみたいな陳列棚は「島什器」
  • 商品をハンガーにかけることは「ハンギング」
  • メインのショーウィンドウは「VP」
  • 顔のないマネキンは「トルソー」
  • 型崩れを防ぐためにバッグに入れる紙やビニールは「あんこ」
  • エレベーターは「ベータ―」

って、みんなも普通に言う事だと思うんだけど、言わない?

え?こんなこと言ってるの、20年前のアパレル店員だけ?





というわけで、長年「POS端末」を英語で何と言うのか疑問に思ったままお茶を濁してカナダで生活してきましたが、今日気付いちゃったんです。

毎日その単語に触れていたことを!





僕は買い物をする時、可能な限りセルフレジ(self-checkout)を選びます(英語を話さなくても良いのでw)。

そこでクレジットカードでの支払いを選択すると、画面に表示される(または音声で案内される)のが、

Use the PIN pad.

そう、POS端末は英語で PIN pad !! ピンパッド!

(PIN…Personal Identification Number。暗証番号。)

ほぼ毎日買い物をするので、毎日目に(または耳に)していた言葉です。

何年海外に住んでも現地語が上達しない典型です。
POS端末を英語で何と言うか知らなくても生活できちゃうんですから。





さて次は、「POSレシート」を英語で何て言うか知る機会を待ちたいと思います。
(いつになることやら)


March 15, 2018

スマイル!の言い方


「笑って~」
「スマイルして~」

というときは、

Smile!

と言います。
(そんなの知ってますよね)


と、いうわけで、最近気付いたテクニックを。


「スマーイル!」

ではなく、こう言って見て下さい。


「スマイヨー!」

きっと通じるはずです。



Will は ウィヨ
Oil は オイヨ
Tail はテイヨ
Eel は イーヨ


騙されたと思って言ってみて下さい。
(本当に「騙された―!」って思うはず)




ちなみに
「ねぇ、笑って!」
は、
「Hey, smile!」
です。


March 14, 2018

恋のデリンクエント



年度末ですね。

会社によって会計年度(fiscal year)の始まりは4月だったり5月だったり違いますが、僕が働いている所は4月始まりです。

“4月始まり”って、手帳みたいですね(笑)。

というわけでまた同じようなこと書いちゃいます。

去年の記事はこちら→年度末の英語




年度末に今までの総決算をしている人達の会話からよく聞こえてくる言葉が、

「でりんくえんと」。

耳コピで聞こえたままのなんちゃってな綴りで検索してみたら、

delinquent

がヒットしました。

Dictionary.com でみても、サッパリ。→ delinquent

日本語の辞書のサイトでいくつか検索しても、ちんぷんかんぷん、まるでお手上げ。




職場で聞こえてきたデリンクエントの使われ方は、

「経費を前借りした人が、領収書を送ってこない。こういうデリンクエントはどう対処すべきか。」

でした。

グーグルで翻訳してみたら、 delinquent は「滞納」でした。

そうそう、滞納。

もやもやしてる概念も、言葉で説明できるとしっくりきます。






アイドルが、

「Delinquent ~滞納~」

みたいなシングルを出してくれたら簡単に覚えられるんですけどね。

「Temptation (誘惑)」
「Desire ー情熱ー」
「人魚姫 mermaid」

みたいに。
僕はそうやって英単語を覚えました(80年代は中学生でした)。







March 10, 2018

中華料理を英語で






カナダでは(おそらく他の英語圏の国々でも)中華料理店が多いので、英会話の中にも中華料理の名前が出てくることもあります。

餃子、小籠包、炒飯、点心などなど。

なので、機会があったら

「ラーメンって英語でなんて言うんだろう」

って各自調べてみて下さいね。







…で今回の記事は終了なんですがw、ちょっと思いつくものを書き出してみます。





餃子...dumpling
(肉まんもあんまんも steamed bun の他に dumplings と言われたりする)

小籠包...これも dumpling と呼ばれたり呼ばれなかったり。
(xialongbao とメニューにはあるが、一般的ではないと思われる)

炒飯…fried rice
そのままw

点心...dim sum
カナダでおなじみのブランチ(または "big breakfast")。日本で言う飲茶(ヤムチャ)ですね。本場中国ではああいう(どういう?)フルコースみたいの(説明が下手)は飲茶ではなく点心というらしいです。

ラーメン...ramen
おそらく日本語の「ラーメン」から来ていると個人的には思います。






会話の中で言えるようになるのもそうですが、メニューを見てわかるのも大事です。

日本のファミレスのような写真付きのメニューは多くないので。


chow mein.. やきそば
chowが「炒」で meinが「麺」のようです。

spring roll...春巻
(そのまんまw)

tofu...豆腐
中国語ではドウフと言うのかと思っていましたが、レストランでもスーパーでも豆腐はtofuです。






中華料理は英語圏ではポピュラーというかメジャーなので、それで箸に慣れている西洋人もいるので、日本に来る前から箸が使える人もいてもおかしくありません。

なので

「わぁ、お箸上手ぅ~♪」

は言われるとイラっと来るみたいですw



…と話が脱線したのでこの辺で。


March 8, 2018

Sorry と Thank you




日本語は、とりあえず謝る文化


日本語の定型句や雛形には、相手に迷惑をかけてはいけない、とう気持ちが至る所に滲み出ている、思いやりのあるものが多くあります。

「大変申し訳ございませんが」
「恐れ入りますが」
「ご多忙の所申し訳ございません」
「突然のご連絡失礼致します」
「何卒宜しくお願い致します」
「お手数をお掛けしてすみませんでした」

というように、謝ったり、頭を下げるようなニュアンスの言葉で始めたり終えたりする形式になっています。

ここで「日本人は頭下げ過ぎ」だの「腰が低すぎ」だの「もっと自信を持て」などと言うつもりは一切ありません。

日本で社会人経験が10年ほどあるので、日本人だって堂々としてバリバリ仕事をしていることも僕は知っています。

ただ、日本語ってそういう言語(どう書いても流れ的に最後は「お忙しい所申し訳ございませんがよろしくお願いいたします」的に頭を下げるような文に落ち着く)だと思いませんか?






英語は、とりあえずお礼を言う文化


逆に英語は、とりあえず「サンキュー」って言っておけ、っていう文化だと言っても華厳、いや、過言ではないと思います。

例えば上司に
「これやっておいたからね」
と言われた場合。


日本語なら、
「あ、やって頂いちゃってすみません、お世話様でした」
とか、そんな感じになると思います(わざと口語的にしてみました)。

ですが英語の場合、
「あ、ありがとうございます、助かります」
となります。

「お待たせしてしまい申し訳ございません。」

は、サラッと

「Thank you for your patience.」

です。

言われた方はズコーッ!ですけどね。






よろしく、も、サンキュー。


「申し訳ございませんが、宜しくお願い致します。」
「お手数ですが、宜しくお願い致します。」
「お忙しいところ恐縮ですが、宜しくお願い致します。」

などの「よろしく」も、Thank you で置き換えらえます。

日本語のビジネスメールでは、とりあえず〆の言葉に困ったら
「よろしくお願いします。」
と書いておけば間違いありませんが(そうなのか)、

英語では〆の言葉に困ったら Thank you でオッケーです。


書類を誰かに渡す時も、日本語なら

「じゃ、よろしく~」
とか
「じゃ、こちら、よろしくお願いします、すみません」

ってな感じですが、英語だと

「Thanks♥」

でオッケーです。






クレームにも「ありがとう」

某企業の接客マニュアルには、クレームには

「まず最高丁寧にお詫びをする」

というのが最も重要で、一番初めにすべきことと書かれていたりしますが、

カナダで生活して良く見聞きするのが

「Thank you for bringing this to our attention.」
(「ご指摘ありがとうございます」)

と、ここでもサンキューです。


カナダでの社会人経験が無いと、

「あいつら(カナダ人)絶対謝んねーのな」
「まずは謝罪だろ?」
「サンキューじゃねーよ」

などと思ってしまうかもしれませんが、

「まずは謝罪」
「常に頭を下げる」
「腰を低く」

は日本の常識であって、日本の常識はカナダの常識ではないということですね。

サンキューはありがとう、ソーリーはごめんなさい、と、言葉自体の言い換えができてしまうので、文化の違いがあることが盲点になってしまって、

「サンキューじゃねーだろ、ソーリーだろ」

などと思ってしまうのでしまっていました、カナダに来たばかりの頃は。

サンキューでいいんですよ、そこは。




March 3, 2018

For Example は実例






僕は普段日本語で話している時は、よく例え話をする癖があります。

それは実際にあった話ではなくて、

「それをすると問題が起きる。例えば、お客さんが混乱するとか。」

のように、空想上の話というか、もしも〇〇が□□だったら、の例え話です。




その癖に加え、

「『例えば』は英語で『for example』」

と自動的に置き換えてしまう癖もあるので、for example, と何度も言う傾向にあります。






が、会議などでその癖が出ると、

「え?お客様が混乱したの?」

と話を遮られて、例え話なのに真剣に心配されてしまうことが多々ありました。



なので

「例え話ですよ。」

と言うと、ますます具体的に聞かれてしまいます。何年何月何日地球が何回回った時、みたいに。







なぜかうまく話が伝わらないと思っていた矢先、同僚が似たような例え話をするときに、あることを言っていることに気付きました。

それは、

「仮の話なんだけど」
「これはフィクションの話ね」
「あくまでも想像の話なんだけど」

という、事前の断りの一句。



ああ、英語圏の人にはこういう風に現実の話か想定している話かきっちり説明しないといけないのね、と思いました。

が、そもそも僕の for example の使い方が悪かったようです。



どうやら、for example というのは、実例を指すようで、例え話ではないようです。


「例えばこの間、こんなことがあったんです。」
「例えばバナナ。バナナにはそれが豊富に含まれています。」
「例えばAさん。彼女はその制度を利用した一人です。」

などなど、何かの話をして、それを裏付けるような、または利き手に理解をさせるような実例が for example のようです。






空想上の「例え話」でいろいろ突っ込まれて、

「例えばの話ですよ」

と言おうとして

「It's just an example.」

と言ったらますますわけがわからなくなります。

「ほんの一例ですよ」

と言っているのと同じなので。





March 1, 2018

Accidentally アクシデンタリー



あやまらずに言い訳?


社内の他部署からの依頼を処理する仕事をしていますが、処理が終わったあとに

「実はあの依頼にミスがありまして、再度やり直しして頂かなければならないのですが...」

という状況がたまにあります。ムカーッ。





そういう時のメールは、日本人同士なら

「恐れ入りますが」
「お手数ですが」
「申し訳ございませんが」
「すみません」
「こちらの手違いで」
「私の確認ミスで」

など、お詫びの言葉とミスを認める言葉が入っていると思うのですが、そういう言葉が一切ないことが入社当時、気になりました。

その代わり、

accidentally

という言葉が使われているのです。





Accidentallyの使い方


「間違って削除してしまいました。」



Because of my mistake, I deleted it. I'm sorry.
ではありません。

I accidentally deleted it.
です(笑)。

えーっと、「私の不注意で」はどこかな?(無い)

アクシデントらしいです。ミスは不可抗力なのかな?あはは。

謝罪を強調したり、誰のミスなのか強調するよりも、さらっと

「間違いで」

と告げるのが普通のようです。



あまり謝られるとドン引きされる


あまりに腰が低すぎて、ちょっとのことで

「も、も、申し訳ございませんっ!」

と謝られると、引きません?
むしろ、謝罪の度が過ぎるとこちらが悪い人みたいになる、みたいな。


英語圏では謝るのが日常ではないらしく、日本人の感覚で

「私のせいで…」
「私がミスしたばっかりに…」
「私が不注意で…」

と言ってしまうと、たかだか業務の一環で大げさに謝罪されると受け取られてしまうようです。

切腹してお詫びしようとしている人と、切腹されたら「私が悪いみたいじゃないですか」と困る人の温度差、とでも言うのでしょうか。


しかも処理をやり直しするような場面では既にやらされる側はイライラしているのでw、言い訳されたり大げさに謝られるより手短に説明してもらった方が良いはず(個人の感想です)。

それにはシンプルに accidentally で済ませちゃった方が良さそう、というのが最近わかるようになりました。


ビジネス英語の決まり文句


多分、ビジネスで良く使われる決まり文句なのだと思います。疲れてなくても「お疲れ様です」って言うみたいな。

もう accidentally と言った時点で「私のせいで」という含みがあるので、それを聞いたら許してあげるようにしています。

ええ、もう一回事務処理をやり直してあげるんです(涙)。

その代わりこちらも、いちいち謝ったり説明したりせずに accidentally の一言で説明しちゃってます。

お互い様ですw