February 12, 2018

発音の他に大事なこと


Photo by PAKUTASO/ぱくたそ フリー写真素材





最近聞き返されることが多く、きっと発音より大事なあのことについて考えるようになりました。

そう。あのこと。


それは。


発声。



自分は絵に描いたようなコミュ障のキモオタなので、どうしてもボソボソ喋ってしまうんです。

普段からテレビ収録のつもりで、声を張らなければと思う今日この頃。


もう英会話以前の問題。



英会話の練習も大事だけれど、アナウンサー養成講座的な、発声練習も大事だと思っています。



といって何か対策があるわけじゃないんですけどね。




February 8, 2018

オノラリウム

追記:訂正記事を下記にリンクしました。





謝礼のことを、オノラリウム  honorariumと言います。
複数形なら オノラリア honoraria 。

外部から来て講義をして下さった講師への謝礼とか、当方までお越し頂いて演奏して下さった楽団への謝礼などです。

「出演料」とか「演奏代」などではなく、「謝礼」。

日本語でも「〇〇料」と「謝礼」ではニュアンスが違いますよね。



まあ、だから何、って話なんですが。







訂正記事:オノラリウムその2~実はオノラリアム~ 


February 7, 2018

日付の書き方





日本の場合は、年月日ですよね。
2018年2月7日
2018/2/7 


年、月、日。


多分、アメリカは月、日、年(たぶん)。

February 7, 2018
2/7/2018

そしてイギリスは日、月、年。

7 February 2018
7/2/2018

イギリス英語の国の1つであるニュージーランドに1年間滞在したことがあるので(ワーホリ)、これは合ってるはず。




じゃあカナダは?アメリカ式?イギリス式?

10年近くカナダの公的機関の事務職で生計を立てている僕がお答えしましょう。




ビシッとね。


ズバリ言います。


はっきりね。


正解は...




アメリカ式・イギリス式 どっちも です。

(ズコーッ)




例えば請求書の日付。
もう「会社による」としか言えません。

役所への提出書類は日月年が多い気もするけれど月日年も見たことがあるような。

同じ団体への書類でも、フォーマットによって違ったりもします。


これはイギリス連邦の国で基本的に英国英語の国だけれど、物理的にはアメリカに近いのでアメリカ英語が日常に溶け込み過ぎている、ということが理由だと個人的に思っています。




なので、パッと見てわからない場合(2月7日なのか7月2日なのか)、本文や前後関係からヒントを探して推測しています。





実際に手書きで書く場合は、数字ではなくアルファベットで月を書くことが多いので悩まずに済みます。

Feb. 7/18
7-Feb-18



ちなみに日本では2月7日のことは

2/7



と書くことが多いと思いますが、カナダでこう表記する人はあまりいないと思います(個人的に見たことがありません)。

7枚送付したうちの2ページ目


としか見えないのでは、と思います。



※個人の感想です。





February 5, 2018

風邪の症状を英語で言えない



風邪で金曜日に病休を取り(使わにゃ損)、土日と寝込んで今日の月曜日復活しました。


さて。

日本語でも風邪とインフルエンザは違うけれど、病院で診断でもされない限り
「あ˝ー風邪ひいたー」
って言いますよね?(僕だけ?)


総合感冒薬でとりあえず様子を見ようぜ的な場合、確かにもしかしたらインフルエンザかもしれないけれど、とりあえず「風邪」って言いますよね」?←しつこい


なのに、

I don't feel well.
I feel sick.
I think I have a cold.

などと言おうものなら、

head cold?
flu?
stomach flu?

などと細かく自覚症状を聞かれるのです!
なにやら診断されなくてもインフルエンザ(flu)を名乗って(?)良いみたい(要確認)。



ちなみに仕事を1~2日欠勤する場合は、会社に細かく病状を言わなくても、なんなら病名すら言わなくて良いんですよ。プライバシーの問題なので。


じゃあ誰に細かい自覚症状を聞かれるかと言うと、友達とかルームメイトとか、親しい人達です。


英会話スクールでは

I have a cold.
I have a headache.
I'm sick.

ぐらいしか習わなかったのですが(いや、もっと習ったのに忘れたのかも)、実際の会話では、

Aさん:「風邪ひいた」
Bさん:「あっそ」

とはならず、

Aさん:「風邪ひいた」
Bさん:「え?鼻?喉?あなたの風邪はどこから?」
Aさん:「インフルエンザかも」
Bさん:「お大事に」

などと膨らみますよね、会話って。




でも、僕の場合は友達が少なく、風邪をひいても一人で治してしまうので(むしろ風邪をひくと移したら悪いので人との接触を避ける)、何年経っても風邪関連の英語を覚えられません。


あ、あと「お大事に」の言い回しとかね。

職場でお見舞いのカードへの寄せ書きが回ってくるたびに困ります。今の職場で10年ぐらいになるんですけど、いまだにテキトーなこと書いてます(学習能力なし)。


これはやはり自分用にオリジナルの会話集とかフレーズ集とかを作った方が良いということですね。紙のノートに書いても忘れそうなので、いつかブログでやりたいと思います。





January 30, 2018

英会話ブログのターゲットを絞る



以前も似たような事を書きましたが、英会話を上達させたいなら遠回りしてちゃだめですよね。

接客用語を覚えたいのにスラングの勉強をしてちゃー意味が無い。

そりゃスラングもいつか役に立つ日は来るとは思うけど(お客さんに冗談を言う時とか、もしくは接客時には言ってはいけない言葉のリストとして、とか)、少なくとも初心者が取り組むことではない。

なので漠然と「英会話」を練習するのではなく、事務員のためのビジネス英会話なのか、小売業のための接客用英会話なのか、はたまた旅行者用のトラベル英会話なのか、ターゲットを絞らないと時間の無駄です。


と、普段からえらそーなことを書いているこのブログですが、まったくターゲットが絞れていません。


一体どんな読者層を想定して書いているのでしょうか。



レベル:
最近勉強を始めた初心者へのアドバイス?それともスランプに陥っている中級者への気分転換用?それとも上級者向けのエッセイ?

年齢層:
若者?ちょい年下世代?同世代?ちょい年上?年配向け?

職業:
学生?新社会人?主婦/主夫?求職者?管理職?海外出張が多い人/まったくない人?

お住まい:
日本在住で英語に興味がある人?それとも僕と同じく海外在住で英語に四苦八苦してる人?



大人気ブログになってブログで稼ぎたいのですが(笑)、やっぱりターゲットを絞らないと書いていても時間の無駄ですよね。

どうやらこのブログは日本国内より国外からのアクセスが多いようなので、海外組に向けて海外あるあるでも書けばアクセス数は増えるのかな。


とりあえず答えが見つかるまでは、自分が気付いたことやふと思ったことなどを書いていこうと思います。



January 28, 2018

英語でコーヒーを注文する4つの注意点





英語でコーヒーを注文するときのフレーズ、Could I get ~、などのフレーズは会話集など市販の教材でマスターしていただくとして、今回は文法や発音に関係ない、でも知らないと注文できない、大事な4点について書いてみようと思います。

前にも似たような事を書きましたが(ホットコーヒーって言わない )、改訂版です。



1.For Here or To Go?

For here? =店内でお召し上がりですか?
To go =お持ち帰りですか?


2.Medium Roast or Dark Roast

Medium roast=ミディアムロースト
Dark roast =ダークロースト


3.Milk or Cream

Milk=牛乳
Cream=コーヒー用の濃い牛乳

写真の2%はミルクで、18%はクリームです。
…ってなんで常温で大丈夫なんだろう。
でもこのメーカーは乳製品の会社だしちゃんと"dairy(乳製品)"って書いてあるし...。
まいっか。良い子のみんなは豆乳にしましょうね。

4.Room for Milk/Cream

Yes = カップの淵までなみなみとコーヒーを注がない。ミルクやクリームのための容量をとっておく。
No=店員さんはミルクやクリームのことは考えずにコーヒーを注いでしまって良い




ま、わからなくてもコーヒーは出てきます。最悪ブラックコーヒー飲めば良いでしょ。
(テキトー)


January 27, 2018

英語は「いかにカタカナに置き換えられるか」

pixabay.com



日本語チックな発音になっちゃうし、和製英語を覚えてしまうという弊害からも、普段の日本語の中にカタカナ言葉をたくさん使うのはあまり良くないという意見を聞きます。

確かにその通り。

ですが、普段使っているカタカナ語が、英会話で言葉に詰まった時に身を助けることも忘れちゃいけません。

意外と大きいんですよ、このパワー。

テコのように、小さな労力(英単語を覚えようとしたわけじゃなくて元々知っていた言葉)で大きな効果(中断しかけた会話を続行できる)が出せるので。








僕がこの効果に初めて気付いたのは(おおげさw)、英会話スクールのレッスン中でした。

何かの説明をしていて、確か「時と場合」「その場の状況」的な言葉が言えなくて(そもそも英語で何て言うか知らなかった)、言葉に詰まってしまった時。なぜか、

「シチュエーション」

と言う言葉が浮かんだのです!

なぜ僕が「シチュエーション」という言葉を知っていたかというと、小室哲哉さんが観月ありささんに提供して小室さん自らもアルバムでカバーした、1992年発表のキリンビバレッジ「シャッセ」CFソング、「TOO SHY SHY BOY!」の歌詞に出てくるからです。

もしかしたら当時における「意識高い系」の外来語だったのかもしれません(アジェンダのプライオリティーをディシジョンして、みたいな)。

当時既に発売から何年も経っていましたが、発売後もずっと「TOO SHY SHY BOY!」を聴き続ていて良かった、と思った瞬間でした(なんのこっちゃ)。






最近もカナダ人と話していて、
「生活の感じっていうか暮らし方みたいな趣味嗜好的なアレ」
と言う言葉が出てこなくて、
「なんていうか、その、えーと、アレが違うんだよね、アレ」
みたいになってしまいましたが、咄嗟に

「ライフスタイル」

と言う言葉が浮かんで会話を続行することができました。




カタカナ語って意外と役に立つんです。

それを知ると、英会話へのハードルが下がります。意外と、気負わずに、平坦な言葉(カタカナ語という日本語)で出来るんですから。



カナダの大学で中国から来た留学生たちと話していてもそう思いました。

日本人はそもそも外来語を漢字の言葉に翻訳せず、例えばcomputer という言葉を取り入れた時も「コンピューター」と英語の音をそのままカタカナ表記で済ませちゃいますが、中国の皆さんは「電脳」ときっちり翻訳されているようなので、共同で課題に取り組んでいるときなど

「パソコン上に文字を動かすのって英語でなんて言うんだっけ」

と会話が途切れてしまうことがありました。

日本人ならとりあえず「スクロール」って言えますもんね(LとRの問題はありますが)。






January 25, 2018

Danceを格好良く言う方法

最近 Apple Music などで20年~30年前の日本のポップスやロックを聴いていて、思うんです。

当時は曲中に出てくる英語のフレーズが格好良いと思って聞いていたけど、今聴くとそーでもねーな、と。

特に「ダンス」という歌詞。

洋楽のパクリ、いえ、アメリカのアーティストに影響を受けたと思われる格好良い曲でも「ダンス」がとってもカタカナだと、萎える。

じゃあどうすればより本場仕込みのダンスレッスンをしてきました風の曲(なんだそりゃ)に仕上がるのか。






それは、「ダンス」を「デァンス」と言う事です。

発音を文字で、しかもカタカナで表現することほどアホらしいことはないと存じておりますが、書かせて下さい。


「だんす」、でなく、「デンス」に近い感じに言うのです。


ジャパンはジャペァン。
マップはメァップ。
バンクはベァンク。
ファイナンスはファイネァンス。
カナダはキャーナダ。
アンドはエァンド。

「エア」をちいさく、素早く言うのがコツ!




ちなみにこれをカナダでやると田舎臭くなるみたいです(笑)笑。

トロントあたりの“スタンダード・カナディアン・イングリッシュ”はあまり「æ」の音はキツくならないらしいのですが、ここアトランティックカナダの小さな港町では上記のような話し方です。


というわけで、カラオケなどで「ダンス」という歌詞が出て来たら、デァンス(ほぼ“デンス”のように)歌ってみて下さい。









January 24, 2018

英語の時には名前を呼んで





ビジネスマナー研修などで、

挨拶をするときには相手の名前をつけましょう。

というのを社会人の方なら聞いたことがあるかと思います。

上司や取引先に挨拶するときに、

「おはようございます」
「お疲れ様です」
「お時間よろしいでしょうか」

ではなくて、

山田さん、おはようございます」
鈴木課長、お疲れ様です」
佐藤主任、お時間よろしいでしょうか」

の方が感じが良くて、お互いに気持ち良く仕事ができますね、という、アレ。









英語でも同様に、相手の名前を呼んだ方が良いようです。

でもこれは、

「名前を呼んだ方が感じが良くなりますよ」

というレベルではなくて、むしろ

名前を文章に入れないのは失礼

と言っても良いぐらい、大事なことみたいです。


職場での挨拶だったら、

Good morning, Tom.
Hi, Nancy.
Thanks, Mike.

みたいな感じ。

会話だったら、

Do you know about this, Bob?

のように、名前をつけた方が丁寧です。

ハードルがすごく高いのが、初めて会って自己紹介されたあとの、

Nice to meet you, Jason.

という、アレ。名前覚えるの苦手!(3秒前に聞いたばかりだというのに)





とは言っても、ネイティブでも僕の名前を文章の中に入れてくれない人もいます。

そういう人は大抵白人同士としか仲良くしない人とか、外国人には最低限の話しかしない人とか(日本人でも発展途上国の人とはまともに話さないような人、いますよね)、そういう冷たい人です。または極度の恥ずかしがり屋とか。

といっても、僕もあまり人の名前を呼びません。

アジア人以外の顔はみんな同じに見えるので人違いをしてしまったらはずかしいし、英語の発音も上手くできないし。

名前を呼んだ方が良いと知っていながらそれを避けて、

Hi, Eric

と言うかわりに

Hi.

とだけ言っていたら、新しく入社してきた人に

Do you know my name?

と試すように聞かれてしましました(笑)
たまたま正解して恥をかかずに済みましたが。






接客マナー講座で、

「ありがとうございます」は何度言っても言い過ぎることはありません。

と教わりましたが、英会話において、相手の名前を呼ぶのは何度言っても言い過ぎるとはありません。

そもそも、

Oh, Tom.

などと言われますからね。そもそも文章じゃない、それ。

なるべく相手の名前を文章に入れて、英会話らしいコミュニケーションをとりたいと思っています(思ってるだけ)。



ちなみに僕はカナダでも日本名で生活しています。
Tomは、もちろんあだ名に決まってます。


January 22, 2018

独学かスクールか





昔、英会話関連の掲示板などで、英会話スクールに行くべきか否か、という議論がよく行われていました。

英会話スクール否定派の人は、英会話スクールに行かなくても独学でスクールに行っている人と同レベルの英会話力は身に付く、英会話スクールに通っている人は金を無駄にしている、と、英会話スクール賛成派の人をけちょんけちょんにけなします。

(「けちょんけちょん」って人生で初めて書きました)


これは留学でも同じで、「留学経験なしでTOEIC〇〇点」が売りの人は、語学留学は無駄、とバッサリ斬りがちです。独学で留学と同程度の結果を出せるなら、留学費用は無駄、と。


留学組は留学組で似たようなことがあって、留学エージェントを使う人は世間知らずでお金をドブに捨てているも同然、という批評をする人がいます。







僕はどちらかというと独学、国内、自力で節約、に大賛成だったのですが、カナダの英語学校でクラークとして5年半働ていていたときに考えが変わりました。


その英語学校は州立の機関だったので、売り上げのノルマなどもなく、他に安いことがあればそれをおススメしていました。

たとえば、空港出迎えサービス。
うちのスタッフに向かわせる有料サービスがあったんですが、ぶっちゃけ民間のタクシーを使った方が安い。そして(ど田舎なので)、違法タクシーもなく安全(地元のタクシー組合の縄張りで勝手に商売できないのかも)。


そこで
「実はタクシーの方が安くておススメなんですが」
と言ったら、自分より一回り以上若い学生に

お金のことは大丈夫です

と言われてしまいました(赤面)。
そうだよね…若いうちに留学するような子は裕福なうちの子だよね…。

中国から来る子は一人っ子で裕福、中東からくる子は国費の奨学金で裕福。
必死で節約しながら留学してた自分の金銭感覚でしゃべってしまってました。




英会話スクールや留学はお金の無駄遣いと力説している人は、単にその人の金銭感覚で話しているだけなのです。

何にお金を払うかは人それぞれ。誰かの価値観を押し付けるわけにはいきません。








英会話スクール vs 独学、の他にも、こんなものもあります。

自分で丸刈り vs 床屋で丸刈り

貧乏留学生(男子)の間では、散髪代も節約の対象になり得ます。

そして自分で散髪するなら坊主一択。
バリカンを買っても、1年もすれば元がとれます。

というようなことを同世代で長期留学している人たちとブログを通じて話したことがあります。

確かに坊主なら、自分でやっても慣れればそれなりに出来ちゃいます。
坊主ならプロとの出来の差も許容範囲。

年間で何万円も浮きます。





...と思いましたが、僕には向いてませんでした。

お金を払ってでも、人にカットしてもらいたいと思いました。
例え仕上がりが自分でやったのと変わらないとしても。



人生、結果だけじゃない。

人に散髪してもらって、ウトウトすること、やめられない Oh yeah!
床に散らばった髪を気にしなくて良い。
髪を切ったあとのバリカンの手入れも気にしない。
床屋に行く日を決めたり、床屋まで歩いたりするのも楽しい。
散髪のあとに足取りが軽くなるのもいい。

年間何万も浮くのに、って?

お金のことは大丈夫です

何にお金をかけるかは人によって違うでしょ!





独学でもスクールでも同等のレベルまで上達できるかもしれないけど、
スクールまで通う感じとか、
自宅と違う教室の感じとか、
インストラクターとの出会いとか、
他の生徒さんとの他愛のないおしゃべりとか、
レッスン後の帰り道のテンションがあがったままの感じとか、
...目的地だけじゃなくて、道のりを楽しむことも大切。

英会話レッスンだけじゃなくてその付加価値にお金を払ってるんだもんね。


だから、英会話スクール、留学、斡旋会社、床屋さんでの丸刈り(笑)、を、一概に悪徳業者と決めつけるのは良くないと思います。

何事もイエスかノーか、白か黒か、0か100かで決められないのです。
(↑英語で良く使われる表現)


※個人の感想です。















January 21, 2018

鼻水はすすらない



文法にも語彙にも関係ありませんが、英会話できっと役立つお話を。

英語圏では鼻をすするのはマナー違反なので、しないように気を付けましょうというお話。



アイドル歌手が新人賞を受賞した時、いや、今風に言うと、干されメンが人気投票でラインクインした時、または推されメンが卒業コンサートを開催してもらった時など、泣いてしまって鼻水が出てしまうシーンがありますよね。

しかたないです、人間だもの。

「今日は泣かないって決めてたのに」
の言葉通り、みなさんティッシュなどは持参していないのでしょう、流れ出た鼻水をすすりながらマイクに向かいます。

これ、英語圏においては、すごく汚らしいことらしいんです、
(人前で鼻を噛むのは良いみたいです。不思議ですね。)




南半球のとある羊の国でホームステイをしていた時に、ホストマザーが男の子に
「あなたそうやって学校でも鼻をズズズ―ッて啜ってないでしょうね?」
と聞いていたのを耳にしたことがあります。

カナダに来てからも、鼻をすすっていると友達にティッシュを差し出されたことがよくありました。

日本人はあまりにも大きな音でない限り、鼻をすすってもあまり周りも気にしませんが、英語圏ではそれはとても不愉快なようです。

YouTubeなどの場合は投稿者が素人ということもあって、平気でズルズルやっていたりします。

まあ日本でも鼻をすすることにたいして厳しく注意する家庭もあるでしょうから、英語圏に限ったことじゃないんでしょうけどね。

英会話のレッスン中、特にヘッドセットなどを付けている場合は、鼻をすすらないようにティッシュを手元に置いておくことをおススメします。





ちなみにカナダには無料でポケットティッシュを配っている所は無いので、わざわざ買うか、家から数枚をジップロックなどに入れて持参したりしています。




January 20, 2018

英作文の書き方




小説などの物語なんかは“起承転結”で書かれている方が読みやすいと思いますが、学校の宿題で書かされるような作文は結論ありきで書くように指導されます。

大学から入学許可をもらう前に日本でTOEFL対策をしていたときに読んでいた参考書にもそうあったし、新学期が始まる前に受講した大学付属のESLのクラスでもそう言われたので多分あってるはず。




英作文の書き方

学校で書かされる作文は、英語の場合、決まった型があります。
  1. イントロ (Introduction)
  2. 本文1(Body 1)
  3. 本文2(Body 2) (Body 3, 4, 5...と続く)
  4. 結論 (Conclusion)
これを言い換えると、
  1. 主張
  2. 理由その1
  3. 理由その2
  4. 結論
という感じになります。


あるアイドルグループで、A子ちゃんとB子ちゃん、どっちがセンターになるべき?というお題があったら、こんな感じで書けます:

例1:A子ちゃんをゴリ推しする場合
  1. 主張:A子ちゃんがセンターになるべき
  2. 理由その1:歌が上手
  3. 理由その2:ダンスが上手
  4. 結論:やっぱりA子ちゃんがセンターになるべき
例2:A子ちゃんとB子ちゃんを比較する場合
  1. 主張:A子ちゃんがセンターになるべき
  2. 理由(A):A子ちゃんは歌もダンスも上手
  3. 理由(B):B子ちゃんは可愛いだけ
  4. 結論:やっぱりA子ちゃんがセンターになるべき




ビジネスレターの書き方

同じ英作文でも、ビジネスレターになると変わってきます

レターの場合、もうちょっと読み手(お客様、利用者、取引先など)に好意・善意、読み手のメリットを伝えるのが良しとされています。
  1. あいさつ:季節や気候の挨拶はあまりしないけれど、お元気でお過ごしのことと存じます的なことは書く
  2. 本題:依頼とかお知らせとか
  3. メリット:本題の件を実行することによって読み手が得するメリットを何か書く
  4. 連絡方法:レターヘッド(社名とかが印刷してある便箋)にメルアドや電話番号があっても、社会人は忙しいのでここに具体的な連絡手段を書いておく
と、カナダの大学のビジネスコミュニケーションのクラスで習いました(またしても受け売り)。

次のお題は、A子ちゃんをぜひ次のシングルのセンターに!とプロデューサーにお願いするレター:

  1. あいさつ:私はこういう者で、お便りする機会があって嬉しい
  2. 本題:A子ちゃんをセンターに!
  3. メリット:売上が上がるし新規ファンも獲得できるよ
  4. 連絡方法:メルアドはこれ、メールはちょくちょくチェックしてます
というように、レターヘッドに印刷す紙の文書の場合、わりとまどろっこしいのです。




ビジネスメールの書き方

印刷する文書と違って、メールの場合、かなり簡潔です。

ちなみに「メールをもらった」と聞いて「郵便物を受け取った」と勘違いする日本人はいないと思いますが、英語では Mail と書くと「郵便物」、つまり紙のことになってしまうので、電子メールなら必ずE-mail、 email、 e-mailのように「E」を付けましょう。
  1. あいさつ(短い)
  2. 本題

込み入ったことや正式なことは紙の文書(というかPDF)などで書かれることが多いので、ここでは添付書類ではなくてメール本文に書かれることを「ビジネスメール」と」呼ぶことにします。

ここでのお題は、A子ちゃんセンターに決定!です(まだひっぱる):
  1. あいさつ(短い):どうも!(Hi, Hello)的な。 
  2. 本題:A子ちゃんセンターに決まったよ
  3. 〆:じゃよろしく(Regards)、的な。
社外からのメールでも驚くほど短いぶっきらぼうなメッセージもありますが、それはそれで「簡潔」ということで忙しいビジネスの世界では良いようです。

メールなら「返信」ボタン1つで連絡が取れるので、細かく「いついつなら捕まります」的なことも書かなくても良いってのもあるんでしょうけどね。




このブログは起承転結で読みやすい書籍化も視野に入れた大ヒット間違いなしのエッセイにしたいんですけど、文才無いのでだめっぽいです。




January 19, 2018

Stay Out of Trouble

今日2回言われました、これ。





今日は金曜日なので、退勤したら上司や同僚には土日の2日間会いません。

なので、普通に言う「また明日。」よりはちょっと念入りな(?)別れの挨拶となりがち。


そこで良く言われるのが、というか今日だけで2人に言われたのが、

「Stay out of trouble」。


土日にトラブルに巻き込まれると月曜に出勤できなくなってしまうので

「トラブルに巻き込まれないでね」

と言っているのですが、要は、週末に

「やんちゃするなよ」
「良い子にしてなよ」
「無茶しないでね」

ということを言っている、彼ら流の冗談です。
あまり面白くないんですけど。



今日は2回とも

 「I will。」(「はい、stay out of trouble します」の意)

と答えましたが、次回は

「You, too!」(お前もな!の意)

とでも言ってみようと思いました。



※ただの日記です。