May 14, 2018

「いただきます」を英語で

これ以前も書いたかも。
でもまあ、いいよね?




「いただきます」を英語で


「いただきます」と対になる訳語は英語にはないと思います(「思います」という個人的な感覚で英会話ブログを運営しちゃってます)。

食事の前の感謝のお祈りでなく、普段使いの「いっただきまーす」のような、食べる前に何かを言いたい時に使えるフレーズを紹介したいと思います。

ちなみに、黙って食べ始めても、その家の主より先に食べ始めても、特に失礼ではないみたいです。

そもそもレストランでは同席者の注文は同時に出されます。友達が食べ終わる頃自分の注文が来るようなサービスは良くないとされます(チップの額に響くので店員も同時に出すようにしてる)。

脱線しましたが、「いただきます」の代わりの言葉は誉め言葉です。

「いっただきまーす」の代わりに、「わー、美味しそう」みたいなことが言われます。

  • Wow
  • Mmmmmm salmon
  • It looks delicious
  • Looks good
  • Smells good
  • Yummy
  • Look at this!
  • I love pasta!


そういえば若い頃、留学先で同じく日本から来た女の子(同世代)が、

「ホームステイ先でも日本語で『いただきます』は言うようにしてる。だって大切な言葉だから。」

って言ってました。でもそんなこと言ったら「おはよう」だって「ありがとう」だって美しくて大切な言葉だから日本語で言うことになっちゃう。ここは郷に入れば郷に従えで現地の習慣を身に付ける方が良いのでは。たった半年のホームステイなんだから。とは言わずに「へー。」と聞いていましたが。

というわけで、「いただきます」と言いたい時はその代わりに料理を褒める何かを言いましょう。




「ごちそうさまでした」を英語で


同様に「ごちそうさまでした」もぴったりな訳語がない(と思われる)ので、料理を褒めましょう。

ネイティブのみなさんが言うのは、「ああおいしかった」「おなかいっぱい」などです。


↑この辺の表現ちょっと自信がないのでお近くの英会話講師などに聞いてみてね。
とにかくネイティブのみなさんは「ごちそうさまでした」の代わりに料理を褒めてます。


もし、「ごちそうさまでした」を誰かに言う場合は、thank you を付けると日本語の「ごちそうさまでした」のニュアンスに近づくと思います。

レストランを出るとき、カウンターの奥から顔を出すシェフに向かって
Thank you, it was delicious (ごちそうさまでした~)

お会計を済ませてくれた(ご馳走してくれた)上司に向かって
Thank you,  Jason. This was so nice of you. (部長、ごちそうさまでした)

出前のピザを取ってくれた友達に向かって
Thank you, Brian.  (ブラっち、ごちそうさまね)

あ、料理褒めてなかったw





洋画や海外ドラマの食事のシーンを「『ごちそうさま』(に相当する言葉)を言うタイミング」の観点でよく観察してみると新たな発見があるかもしれません。


相変わらずまとまらない記事となりましたが、英会話を習っている方のフリートークの際にネタになれば幸いです。


似たようなこと以前も書いてる:











May 12, 2018

「よろしくお願いします」を英語で


便利な言葉、「よろしく」


「よろしくおねがいします」って便利ですよね。
むしろ、無意識に使ってるんじゃないかってレベル。

メールでも、机の上に残すメモ書きでも、口頭でも、
「よろしくお願いします」
できれいに締められる。


丁寧な場面で「よろしくお願いします。」、軽く「じゃ、よろしく」。
そして言葉に詰まったら、とりあえず「よろしくお願いします。」。




困ったら「よろしく」




何かを伝えたあと、〆の言葉が見つからない時も「よろしく」って使いますよね。
  • こちらは対象外となりますので、えーっと、あの、…よろしくお願いします。
  • こちらをご確認下さい。よろしくお願いします。
  • これをチェックしておいてもらっていいですか。よろしくお願いします。

久しぶりに日本人と話すと、

「こちらは〇〇ですので、」

の後に、「お気を付けください」かな?それとも「ご了承下さい」かな?「ご確認ください」かな?と思っていたら「よろしくお願いします。」ときてズコーっとしたのを覚えています。

ホント、便利。


「よろしくお願いします」を英語で


そんな状況の時、普段なんて言っているか思い出してみました。


Please _____________.
Can you _____________?

などのお願いやお知らせのあと。

Thanks.

でした。






困ったら Thanks


初対面のときの
「(今後とも)よろしくお願いいたします」
の場合はNice to meet you と言うのは皆さんご存知だと思いますが、それ以外の、

「じゃ、よろしくね」
「では、宜しくお願いします」
「以上、宜しくお願い致します。」
「ヨロシク!」
「夜露死苦」

みたいな、漠然とした「よろしく」は、たいてい

Thanks.


で済みます。

特にメールの最後とか、付箋のメッセージの最後とかに「よろしくお願いします」で締めたいけど何と書けば良いかわからないという場合は Thanks で締めてみてはいかがでしょうか。

あ、自己責任でお願いします。(*'ω'*)
お詫びのメールとかの場合は、誰かに確認してください。

(またテキトーなことを書いて逃げる)



May 11, 2018

英文メールの書き方 季節の挨拶はいらない

去年あたり、ちょっと血迷って日本人の多い大都会に引越しをして、日系企業を含めて就活をしていたんです実は。

その時に日本語の難しさを知りました_| ̄|○

僕は日本に居た頃は、官公庁が顧客の仕事でメールや書類のやり取りをしていたので
  • お世話になっております
  • 何卒よろしくお願いします
  • 添付ファイルをご確認下さい

みたいなビジネス用語は余裕だと思っていたのですが、ダメでした(笑)。





Eメールは簡潔に


自分の日本語力はさておき、日系の人材会社から頂いたメールはの日本語が素晴らしくて感動すら覚えました。

日本語も英語もビジネスレベルとはこういうことなんですね。
カナダに居ながらあんな完璧な敬語を保つのは尊敬しかありません。

特に要件以外の、季節の挨拶的な出だしとか最後にもこちらを気遣う一文。多分テンプレートではないと思わせるカスタマイズされた文章。

英語でも、紙に印刷されて郵送される、いわゆるレターだと出だしが挨拶で最後は相手を気遣う文章で締められます。

カナダの大学でビジネスレターの授業を取りましたが、「Goodwill を築け」、つまり相手を良い気持ちにさせましょうみたいなことを何度も言われたのを覚えています。

レターと言っても、「お手紙」ではありません。日本語だと「ラブレター」のように「お手紙」というイメージがありますが、英語だと公式な書類もレターと呼ばれます。入学許可書や推薦状もレターです。

紙のレターはフォーマルで公式なものなので昔ながらの形式がそのまま使われていますが、メールでは簡潔さが求められます。

そうなんです、日本語同様出だしと最後は挨拶的な文章が入るカナダのビジネス文書でも、レターではなくメールとなると違ってくるのです。


メールとEメールは違う



その前に一言。

日本語でメールと言えば電子メールですが、英語の場合 mail は本来郵送を指す言葉なので、電子メールの意味で mail と言ってしまうと混乱を招くので email や e-mail のようにEを付けるのをお忘れなく。

というわけで郵送(レター)と違って、メール(Eメール)では簡潔さが求められるのです(大事なことなので2回言いました)。


季節の挨拶はいらない




10年ぐらい前、カナダの某団体でアルバイトをしていたときに、日本からのメール(英語)を目にしたことがありました。上司が日本の取引先とやりとりをしていたのでそのお手伝いをしていました(相手には日本人スタッフがいることを知らせていない)。

そのメールには
「東京では桜が咲いてすっかり春になりました」
的なことが書いてありました(英語で)。

…かわいい(*'ω'*)

個人的に知り合いとか友達でもない限り、こういう文章は英語ではメールには書きません。この日本の取引先は実際に会ったり電話をしたりしない、メールと郵送だけの相手だったので、「友達かよwww」、「桜の報告www」みたな、ほっこりした気持ちになりました。

ビジネス的ではない、と言い換えることもできます。

日本語だと自然な事で、むしろ季節の挨拶がないのはぶっきらぼうで失礼な印象になってしまうかもしれませんが、英語のメールではいきなり本題に入ることが多いです(社会人は忙しいので)。


せいぜい
I hope you are well.
I hope this message finds you well.
などの一行程度です。

日本語でも、郵送する文書と違ってメールは簡潔であっさりしているとは思いますが、

  • お世話になっております。
  • お疲れ様です。


などの挨拶から始まりますが、英語だといきなり本題に入ります。



Dear じゃなくてもオッケー


イギリスなどでは違うかもしれませんが(あまりカジュアルじゃないって聞くし)、少なくともカナダでは同僚や上司、取引先には Hi _____(名前)、Hello _____ (名前)でよくて、必ずしもDearでなくても大丈夫です。


Dear はまさに直訳の「親愛なる」の通り、顧客へ「お客様を大事にしています」とアピールするときとか、社長が従業員に「社員を大事にしています」とアピールするときに使われているような気がします。

上司へ改まって退職届などを出すなら別ですが、上司だろうがなんだろうが日常のメールでは Hi _______, の方が自然です。


それでもヨーロッパの国や、英語を母国語としない国では Dear を使っている所が多い気もするので(気がするだけです)、この Hi の件は①カナダやアメリカに限って②自分が知る限り、なんですけどね。


そうそう、アメリカの企業ともメールやfax(たまに電話)をするので、わりと確かです。





あくまでも個人の感想なので、正確な英語の情報については各自ググるように。



May 5, 2018

便利な表現 -oriented と - driven

英語圏で生活していると、仕事をしているときに上司や同僚と話をしていて
「あ、それ便利」
と思うことが度々あります。

当然パクらせて頂いてます(笑)。

今日はそんな「あ、それ便利」と思った表現をご紹介。




目標やターゲットを示すなんちゃらオリエンテッド (- oriented) 


ホニャララオリエンテッド、という具合に言葉にハイフンで -oriented をつけると
  • 〇〇向け
  • 〇〇主義
のような言い方が出来ます。 


family-oriented ファミリー向け

customer-oriented   顧客第一主義

service-oriented  サービス第一主義













動かしているものを示すなんちゃらドリブン(-driven)




paper-driven 紙が主体の、紙で処理する、紙が必要な
※ネットでの処理しても更に印刷して紙で保存しなければいけないというニュアンス

mouse-driven マウスで動かす、マウスが主体の
※タッチパネルやショートカットではなく

market-driven 市場によって動かされる





ね?便利でしょう?(強引)





April 28, 2018

ストレスを和らげる英語




ザ・ストレス~北米バージョン~


英語でも「ストレス」という単語は日本語と同じような感じで使われています。

言葉によっては、

「『ナイーブ』は日本語だと『繊細』とか『傷つきやすい』といった意味合いで使われているけれど、英語だと『世間知らず』『ものを知らない』『バカ』といった意味なんですよ」

みたいに、そのまま使うと意味が違ってしまうものもありますが、「ストレス」は日本語と同じ感じで使えます。

It's so stressful. →それって超ストレス
I'm stressed out.→俺ストレス 
Stress management →ストレスマネジメント
It causes stress. →それはストレスを引き起こす

のように若干語尾の変化や文脈による臨機応変な対応は必要ですが、基本的な意味合いは、「ストレス」は日本語同様、精神的あるいは肉体的に病気を引き起こしてしまいそうなイライラを表すのに使われています。…と思います(個人の感想です)。

ストレスの原因を英語で


ストレスに関連した英語、という意味で、「〇〇って、すごいストレスなんです」の〇〇をいくつか挙げてみます。

high volume たくさんの業務
social pressure 世間の目
peer pressure 仲間の目

などなど。
具体的なストレスの原因を書き出したらきりがないので辞めておきます(笑)。

ストレスの原因を英語で言えるとスッキリできそうですね。

いや、英語云々ではなく、何がストレスなのか、言語化出来る事は精神衛生上良さそうです。

日本語で言えても英語で言えないとそれはそれでストレス?


ストレスを和らげる英語


alleviate 緩和、などが一般的によく使われる単語だと思いますが、個人的に職場で良く聞く言葉で気になったものをご紹介、というか自分のために書き留めておこうと思います。

decompress ガス抜き
decompose 分解

なるほどね。

上司たちはうちら部下のストレスの元となる業務そのものをなくしたり、業務量を“緩和”させたりすることは出来ないけど、定期的に話を聞いてくれるのですが、そのときにやたら上記の2つを言っていたので、辞書で調べてみたら納得。


ストレスを感じたら


なぜこんなにストレスを表現する言葉が気になったかいうと、上司が業務の多さや客の質の悪さ(怒鳴ったり脅したり)することに対してマメにミーティングなどを開いてくれるからです、うちの職場は。

最近は違うかもしれませんが、日本ではメンタルヘルスは「気の持ちよう」とか「根性が足りない」とかで片付けられてきていました。一方心理学が各方面に応用されている北米ではメンタルヘルスの重要性は日本より理解されているので(個人の感想ですけどね)、「もうストレスでいっぱいいっぱいです」となる前に定期的に「大丈夫?」と聞いてきてくれる上司が多い気がします。

会社で入っている保険が適用できるカウンセリングも多いし、「ストレスと感じたら?」というテーマのワークショップも社内外でよく行われています。



というわけで英会話のレッスンでネタに困ったら、ストレスの原因や対処法などについて講師と英語で話してみて下さいね(丸投げ)。


April 18, 2018

文を繋げる関係代名詞 That


カンケ―ダイメーシとか言われてもチンプンカンプン。まるでお手上げ。
that で文章を繋げるってどういうことよ。
that は省略できるって?



と、あやふやなままでしたが、いつの間にか文章の中に that を使えるようになりました。


「that」 は「~って」



簡単に言うと、that は〇〇って、の「って」なんです。


彼は正しいって言う。
He says that he is right.

分解:
He says 彼は言う
that he is right 彼は正しいって



これが安いって知らなかった
I didn't know that this was cheap!

分解:
I didn't know 知らなかった
that this was cheap これが安いって




この場合の that は省略できます。

He says (that) he is right.
I didn't know (that) this was cheap.

カッコ内はあってもなくても無問題。

ということは今日の記事は役立たず…?

お役に立ててたら拡散してね☆





April 16, 2018

書類あれこれ

日本語だと「書類」で済むことも、英語だとたくさんあります。「ドキュメント」だけじゃ誤解されることも。













Attached Documents


メールに添付する書類は attached や attached files/documents。
これはまあわかりますよね。
あまり attachment とは言わないような気がします。


Backup Documents


同じ添付書類でも、申請書の裏付けになる証明書類などは
backup と呼ばれたりします。

例えば申請用紙に生年月日を記入して、その証明としてパスポートのコピーを添付する場合、その添付したパスポートのコピーが backupとなります。


Supporting Documents


backupの場合は「裏付けとなる書類」という意味合いがありますが、申請書類の信ぴょう性をサポートする書類という意味でサポーティング・ドキュメント という場合もあります。


Source Documents


「この人の生年月日が〇月×日という、その情報はどこから?」
というソース(情報源)を提示している書類、と言いたい場合はソースドキュメントと言ったりもします。


Paperwork 


申請用紙や添付書類など、ひっくるめてペーパーワークと呼んだりします。
ペーパーワークに時間がかかる、ペーパーワークをまだ受け取ってない、などなど。

Document


口頭じゃなくて文書で記録していくこともドキュメントというらしいです。
たとえばいちいち食べたものを写真にしてSNSに記録していること
「生活をドキュメント(文書化)してるの?」
と言われることも。

そういえばノンフィクションのことをドキュメントって言いますもんね。

でも「書面でお願いします」と言うときの「文書で」は in writing だったりします。


Literature 


マニュアルのように文書化されたものをliteratureと呼んだりもします。
「文学」という意味での使われ方が有名ですね。






こんなん日本に住んでて使うんでしょうか。テスト対策にもならない。
でもカナダ事務職に就いて個人的に「へぇ」って思ったことなので、書いてみました。




April 10, 2018

Accrue アクルーって何?

年度末の会計用語


データ入力の仕事をしています。

年度末の期日までに入力をしなければいけないのですが、どうしても期日までに入力しきれない支払いが出てきます。

数年前、そんな入力しきれない支払いが出てきてどうしようか半分パニックになっていたところ、会計の人が

「アクルーするから大丈夫だよ」

と言ってくれました。

どうやら本年度は「アクルー」として記載して、実際の支払いは来年、という手続きをするらしい。

いや、魔法の呪文、「アクルー」を唱えれば、4月に入力しても3月に入力したことになる?

「アクルー」とは、交換する、みたいな意味なのかなーと思っていました。



Accrue 未払い



というわけで今年も年度末の季節がやってきました。

締め切り日を過ぎ、今年もたくさん耳にします、アクルー。

もう何年も耳にしているので、ネットで調べてみることにしました。

そう、意味を知らなくても何とかなってしまう海外生活。海外帰りの人が英語ペラペラだと思ったら大間違いですよ(?)。

良いサイトがヒットしました。
ビジネス英会話サイト[仕事英単語集]
(なんてすばらしいサイト)

「未払い」、だそうな。
そう、それ。しっくりきます。

「本年度は「未払い』で処理しておくから、来年度の入力で大丈夫だよ。」

うん。合ってる。





なんでもかんでも和訳する必要はない、英語は英語のまま理解を、なんて言うけれど、わからないままなんとなく使っている、ぼやっとした理解しかない、って言葉、たくさんあります。

全部が全部、日本語で置き換えられるわけではないけれど、辞書を引くってやっぱり大事ですね。

(と、アクルーとはまったく関係のないオチ)


April 5, 2018

Touch Base ってどういう意味?


I'll Touch Base with You の意味


決算を控え、とてつもなく忙しいわが部署。

状況が目まぐるしく変わるので、朝、晩と、1日2回、チーム全員で集まり、進捗状況を確認しています。

全体の他に、個別に抱えている案件もあります。

全体の時間を使っては勿体ないので、個別の案件については、上司は個別に話したいようです。

そんな時に上司が言う言葉。

I'll touch base with you.

全体会議の中で個別に

「あとであなたから話を聞きます」
「何かあるたびに連絡します」
「あなたとは連絡を取り合うようにします」

と言うような感じでしょうか。

レギュラーベースで連絡をする、気に掛ける、話を聞く、フォローアップする、そんな感じ。

Keep in touch のビジネス版、グイグイ版、ちょくちょく会う版、話す内容が決まってる版、といった感じでしょうか。

Keep in touch は、

「離れても連絡してね」

というニュアンスですが、
I'll touch base with you は、

「まめに業務連絡します」

という感じかな。


個人的には、「聞けばわかるけれど自分の口からは出てこない言葉」のカテゴリーに入る表現の1つです。今後なるべく使ってみようと思います。


April 1, 2018

イースターって何?



現在イースター連休の真っ只中で、住んでいる所から車で5時間の田舎町に滞在しています。

イースターって何

そもそもイースターって何?って話ですが、カナダではイースターとは祝日の1つです。
年によって日にちは変わりますが、曜日は固定されています。

金曜日・・・グッドフライデー。国民の祝日。
土曜日
日曜日
月曜日・・・イースターマンデー。祝日ではない。県民の日のようなゆるい祝日。

と、3連休または4連休です。

由来や何を祝っているのかについては各自ググって下さい。よくわかりません(笑)。

僕はずっとカトリック系の機関で働いているのでイースターマンデーは普通に休みかと思っていましたが、同業他社で働いている友人が出来て初めてイースターマンデーは国民の祝日ではないと知りました。

また社内会議で
「今週は4連休だから木曜までに済ませないと」
などという話題になると、他社から転職してきた人は
「4連休って、なんで?」
と驚きます。前職ではイースターマンデーは平日だったようです。


とりあえずチョコレート

先月のバレンタインデーにはハート型のチョコレートだらけでしたが、イースターには卵型のチョコレートだらけになります、店もメディアも。

そしてウサギ。

卵だらけでも、鶏じゃないんです。ウサギと卵型のチョコレート、これがイースター商戦のカギです。日本のお菓子メーカーのみなさん、これに乗っからない手はないですよ。

ウサギ型のチョコレートも出回りますけどね。

イースターエッグ探し

英語圏で育ったわけではないので実体験はありませんが、どうやらイースターには上記の卵型チョコレートを親が至る所に置いて、子供がそれを探して集めるイースターエッグハンティングをするみたいです。

職場に行くと、メールボックスに、コピー機に、棚に、ペン立てに、と、至る所で
「あ、こんなとこに卵型チョコレートが」
と気付きます。

朝早く出勤している物流のおじさん達のしわざです(笑)。


実際には庭ではなく、家の中に卵型チョコレートを隠すのが普通なようです。

(庭が無いアパート住まいの家庭もあるでしょうし、必ずしもイースターが晴天なわけじゃないでしょうからね)

「子供の頃、朝起きてすぐ家じゅうを探してチョコレートを集めたんだ」

というエピソードを聞くと、節分の次の日に朝起きてすぐ豆まきでこぼれおちた(外に撒けなかった)大豆を探したのを思い出します(急に和風な思いで)。



ギフト交換

と、これだけがイースターかと思いましたが、今回カナダ人家族の家に滞在したところ、なんと皆さんギフト交換してるじゃないですか。

いろんな卵型・ウサギ型のチョコレートや、ギフトカードなど。
(知らなかったので、一方的に頂いてしまいました。次のイベントで倍返しします)。

子供の場合、チョコレートの他におもちゃとか服とか帽子をプレゼントされるようです。
滞在先のご家族がそう思い出話をされていました。

日本のおもちゃ業界もチャンスですね(?)。



でもキリストの誕生日を祝うクリスマスは理解できますが(誰の誕生日であろうとおめでたいですからね)キリストの「復活」を祝うというのが日本人には(というか僕個人には)理解しがたいところで、日本のお菓子・おもちゃ業界では定着しないかもしれませんね。しかもウサギと卵とチョコレートって。




March 27, 2018

ボキャブラリーの増やし方




昔話でもしようと思います。

周りに聞いてくれる人もいないので、ブログに書くね。

テーマは、「どうやって単語を覚えたか」。



1.問題集での単語との出会い


楽しい問題集


ワーホリの記念に、滞在先でTOEICを受けました。留学を決意する前から、力試しでTOEFLも受験しました。

ワーホリの仲間はワーホリの記念にバンジージャンプとかスカイダイビングとかをしてたんだけど、僕はTOEICやTOEFLの受験。

自分への良いワーホリみやげになるかな、と思って。

どんだけETS(TOEICやTOEFLを運営している会社)が好きなんだよ、って感じですけど。


TOEIC必勝のコツは、漢字ドリルや計算ドリルのようにひたすら練習問題をこなすことだと思いますが、だんだんやっているうちにクロスワードパズルや数独などを解いてるみたいに楽しくなってくるんですよね。

そうするとたくさん知らない単語に出会うことになります。


単語も一期一会


人の顔と名前を一致させるように、単語との出会いも大切なんですよね。

たくさんいるツイッターのフォロワーさんの名前を覚えるのは無理そうだけど、たまたま何かのネタで絡んだとか、リプをくれたとか、何か関わりがあれば「あ、あの人か」となると思います。

同じように、単語だけで覚えるのは無理そうだけど、単語の第一印象もあります。

個人的には、details と言うたびに発音が通じなかったアメリカ人のルームメイトとの会話を思い出したり、transparent と言うたびにカナダの職場の元上司との会話を思い出します。

同じように、duplicate と言うたびにTOEICの問題集を思い出します。duplicateの意味がわからないと解けない問題がだったので、「わかるかい!」と思ったのです。

その文章にはコピー機だの提出だのというキーワードがあったので、duplicateというとオフィスのイメージです、未だに。

問題集にはそんな素敵な出会いが待っています。
(なんのこっちゃ)





2.単語の詰込みも効果あり


意外と楽しい単語集 


単語を覚えるには文脈や出会い、と書いておいてなんですが、ランダムに単語を覚えるのも意外と効果アリです。

しかも楽しいw

英会話のレッスンで、背伸びをして大人のふりをする子供のように、わざと難しめの言葉(big words)を使って「よくそんな単語知っているね」と言われるのを楽しんでいました。

なので文脈など関係なく、単語集を買って、ひたすら覚えたりもしました。

クイズ感覚で、「これって英語でなんだっけ」というのを楽しんでいました(1人で)。


単語カードと音声素材


出先での細切れ時間を利用するのに便利なのが単語カードです。
シャッフルして綴じなおせば順番で覚えることもありません。

さらに両手がふさがっているときには音声教材が便利です。
英語→日本語の順で録音されているものを、英語の後の日本語を言われる前に言っていました(1人で)。


3.適材適所ですんなり覚える



上記の自主練も大事ですが、やっぱり適材適所で覚えるのが一番です。

「留学経験なしでTOEIC満点」系の人でありがちなのが、英語が直訳っぽいところ。
(中にはそうでない人もいるとは思います)

例えば大学の寮を residence ではなく dormitory と言っちゃう、みたいな。
夏時間を daylight savings ではなく summer time とか?

我ながら例えが下手で情けなくて涙でてくらぁ。_| ̄|○


あ、良い例を思いついた。

日本で英語を使う仕事をしていたときに、振替休日のことを make up holiday と言っていました。でも、それは in lieu です。

覚えようと意識しなくても、申請するときに使う言葉なのでいつの間にか覚えているのです…あぁぁぁ、これ前にも書いた。


また同じような話を繰り返してしまいました。
老化現象です。




March 22, 2018

ディナーとサパーの違い


カナダで生活をしていると、昼食のことをディナーと言ったり、夕飯のことをディナー以外の言葉で言ったりする人に会うことがあるので、戸惑うことがあります。



ディナー Dinner


簡単にいうと、ちゃんとした夕食がディナーです。
「ちゃんとした」。曖昧ですね。

ボリュームがある夕食もそうだし、みんなが集まって取る夕食もそうです。
クリスマスディナー、などのように、豪華な食事はディナーです。

「ディナー」を昼食にに使う人もいます。きっと夜は軽めに済ます予定なんでしょうね。

みんなが集まるお昼の会食は luncheon (ランチョン)と呼ばれるので、必ずしも豪華な昼食がディナーというわけではなさそうです。



サパー Supper


簡単に済ます夕食とか、日常的な夕食がサパーのようです。

同じ料理でもディナーと言ったりサパーと言ったりするので主観によるようです。

「今日の夕飯どうする?」
みたいなときはたいていサパーと言っているのを聞きます。




ラパー Lupper


朝食と昼食を兼ねた遅い朝食(っていうか早い昼食)をブランチ brunch と呼ぶのは有名ですが(breakfast + lunch )、昼食と夕食を兼ねた、遅い昼食(っていうか早い夕食)をラパー lupper (lunch + supper)と呼ぶ人もいたりいなかったりするようです。


余談ですが、ニュージーランドでホームステイをしていた時、夕飯時に
Your tea is on the bench.
と言われました。

え?ご飯が出来るまで待っててこんなに腹ペコなのにお茶?
しかもベンチの上って…。

と思ったら、ティーとは夕食の事、そしてベンチとはカウンターのことでした。





というわけで、カナダに来る予定のある方は、夕食=ディナーと時間で使わずに、食事のタイプによってディナーとサパーを使い分けてみると良いかもしれません。

お呼ばれしたときはディナー(ご馳走、というニュアンスもあるし、みんなで食べるし)、とりあえずなんか食べなきゃね的な夕食はサパー、というように。


(※すべて個人の感想です)



March 20, 2018

Hit the Spot



最近よく一緒に食事をするカナダ人が、食べ終わった時に

「Hit the spot」

と言うのに気づきました。




特に前の日から「〇〇食べたい」って言っていたものを食べたときなどに言っていて、単に「お腹いっぱい」というよりは

「これ食べたかったんだよね」

というニュアンスで言っているような気がします(個人の感想です)。





お腹がいっぱいになった時。

お腹いっぱいだけど、

「苦しい~!」

ってニュアンスじゃなくて、

「ああ、満腹♥」

という感じの時。





訳してしまうと

「お腹いっぱい」

なんでしょうけど、感覚的には量より質についての感想のような気がします。
(個人の感想です。2回目。)




量について「お腹いっぱい」(苦しい、というニュアンス含む)という場合は、

I'm full.
I'm stuffed.

…というのはきっとホームステイ経験者にはおなじみでしょう(そうなのか)。






ホームステイ先の夕飯では「Hit the spot」は不自然かもしれませんね。

「これが食べたかったんだよね」

というニュアンスが含まれるので。
(個人の感想です。3回目。)

もしかしたら

「ずっと腹ペコだったんだよね」

というニュアンスかもしれません。




空腹だった胃のスポットに、食べ物がヒットした感じでしょうか(テキトー)。

hit の過去形も hit らしいので(今ググって知った)、主語を省略して

「Hit the spot」

で良いみたいです。







苦しい、腹いっぱい、じゃなくて食後に言う満腹感を表す日本語ってなんでしょうね。

「余は満足じゃ」

かな(絶対違うでござる)。