March 11, 2020

留学なんてお金が無いから無理だと思ってたけど意外となんとかなった話


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今年のタックスリターン、申請終わりました


毎年おなじみ、インカムタックスを申告して、タックスリターンの手続きをしました。「今年の」ってことはつまり前年度の分なわけですが。

英語ではこの申告というか手続きを file と言います。

File your income tax

なんて言います。

終わってほっとしたのでこんなツイートをしました。



申告した結果、払い過ぎた所得税が戻ってくることになりました。日本の源泉徴収と同じですね。

会社員だと、日本の場合は雇用主が従業員の支払う形になりますが、カナダでは税務署から直接個人の口座に振り込まれます(どうでもいい情報)。

とにかく臨時収入です、イエイ!
イェイはYeahで本当にいいの?

まあ、ちゃんとした大人なら源泉徴収で税金の戻りがあることぐらい把握しているんでしょうけど、どんぶり勘定で生きているので臨時収入ですこれは。

そこで思ったんです。想像していかなった臨時収入ってわりとあるよな、と。




うれしい誤算が割とあるのが人生



留学前は、自分の貯金だけではどう計算しても学費と生活費でギリギリの分しか稼げませんでした。

それで4年間、外食も洋服の購入も何もしない覚悟で留学を始めたわけですが、意外な(うれしい)誤算がありました。



■アルバイト


留学先の大学付属の英語学校でたまたま受付事務の募集があって、運よく働くことができました。夏休みなどは朝から夕方まで週5日でシフトを入れてもらえて、卒業まで勤務できて、経済的にかなり助かりました。


■奨学金


大学には各種奨学金があるので、これから留学する人はダメ元で調べてみる価値アリです。僕の場合はたった1学期でしたが成績が良かったということで授業料が数万円安くなっていました。



■テクノロジーが進化して時代は変わる



留学前は、たくさん学校で文書を作ったら、USBとかデータを保存するメディアが必要だと思っていたのですが、実際には全学生にネットワークドライブが割り当てられてたり、入学した頃からちょうどクラウドなる概念が広まって各種サービスも始まって、データの保存にお金を掛けなくても良くなりました。

それから僕が留学を検討していた頃の体験談などでは「日本からたくさんCDを持っていって辛いときには聞いていました」みたいな声もありましたが、実際に留学を始めた頃にはYouTubeが一般人にも広まったので音楽にかけるお金も昔ほどかからない時代になりました(音楽業界の衰退に加担したといえばしたことになるけどみんなもそうでしょ)。


■教科書のBuy Back



カナダの大学の教科書は高額なのですが、大学の売店が毎学期買い取りをしてくれたり、これから受講する友達に売ることもできますし、逆に既にそのクラスを履修を終えた人から安く買ったりすることもできます。「留学って言っても教科書代高いしなぁ」といって留学を諦めてしまうとこういう所は見えませんよね。


などなど。


引き寄せの法則はあると思う



留学中は上記のようにプチ臨時収入しかありませんでしたが、卒業後はわりとドカンと大きな臨時収入があったりします。

■タックスリターン



今はこの制度は無いようなのですが、僕が卒業した頃は、卒業後も州から出ずに州内で就職すれば数年間毎年高額控除がありました。安月給だけど結局は収入アップと同じことですよね。



■積み立てとか利子とか



毎月積み立てをして、それに複利で利子がついて…みたいのは、暗算ですぐ答えが出るようなものでもないし、そもそも利子は変動するし、思っていたより増えていた、みたいなことはよくある話ですよね。


■昇給



今の給料がアレでも、上のポジションに大抜擢されるかもしれないし、そうでなくとも毎年の昇給は、実際に目にすると頭で考えていたより多く感じるかもしれません。


■福利厚生


安月給でも、実は厚生年金が良いとか、各種割引が使えるとか、給料明細の額面より実際に恩恵を受けている金額は多いかもしれません。




まとめ


毎月の積み立てをパッと考えた時に、
月1万円 × 12か月 =12万円
なんだ、12万円か。
と思うかもしれないけれど、利子の変動、税金の戻り、今まで有料だったものの無料化、さらにはひょっとしてひょっとするとブログやYouTubeで収益化、などなど、若い皆さんはあまり悲観しなくても良いのでは、とこれを書いているおじさんは思います。若い時に「どうせ貯金したって大して貯まんねーし」と思ってちゃんとやって来なかったので(泣)。


March 8, 2020

ポップミュージックのポップって何の略?

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音楽のPOPは何の略?


音楽のジャンルのpop musicのpopは、おそらく popular の略かと思われます。

※このブログはリサーチなどをせず、筆者の頭の中の既存の知識だけで書くいわゆる「コタツ記事」ですので、断言を避けてます。

ちょっと前まで日本でもカラオケなどに行くと人気の歌は「ポピュラー音楽)」などと分類されていたし、英語圏でも年配の方と聞くと「ポピュラー音楽は聴かないんじゃよ」と言う中でpopular music をジャンルとして言っていたので、popular が略されて pop になったのだと思います。

この文字の最初の数文字だけ言う言い方はよくあります。
  • professor(教授)→ prof 
  • veterinarian (獣医)→ vet
  • mathematics (数学)→ math

なので pop music とは、一昔前でいう「歌謡曲」のことですね。

現在「歌謡曲」と言えばムード歌謡などのことを思い浮かべてアイドルが歌うイマドキの歌とは別モノと考える人もいるかもしれませんが、思い出して下さい。J-POPなる言葉が出て来る前の80年代のことを。今(当時)をきらめくアイドルの新曲も、ナウなヤングに人気のロックバンドの名曲も「歌謡曲」と呼ばれていたあの頃のことを。

昔で言う「歌謡曲」、つまり、ヒットチャートをにぎわすような人気の曲(またはヒットチャートをにぎわす予定で制作された楽曲、結果はどうであれ)が pop というジャンルなんでしょうね。

(そう言えばロック音楽は表向きは売上よりメッセージ重視ですよね)

ちなみに、日本では人気の曲の基準と言えばチャートの1位から10位までのトップ10で11位は惜しいと言われる傾向にありますが(ウチらベストテン番組世代だけ?)、北米ではよく「人気の曲」「流行歌」という意味で「Top 40」という表現が使われています。



パーティーで用意するPOPって何?



POPつながりで別のPOPの話を。

留学生時代、校内に学生同士の親睦会の貼り紙がしてありました。

その貼り紙に一行、「pop をこちらで用意します」的な文章がありました。

留学生の友達と、この “pop” とは何なのか考えこんでしまいました。

  • ポップコーン?
  • チラシ的な何か?
  • ポップアップウィンドウな?

そこで思い出しました、ニュージーランド(ワーホリしてました)で soda と呼ばれていた炭酸飲料を、カナダでは pop と呼ぶ、ということを。

カナダ(の田舎)では、ペットボトルの飲み物と言えば炭酸飲料か水しかないと言っても過言ではありません。

アイスティ-があるにはありますが、どの店でもほぼ1種類です(加糖、たしかレモン風味)。

つまり、「飲み物あります」と言う時に、日本のように緑茶やアイスコーヒーはありふれた選択肢ではありません。

ジュース (juice) は果汁のみを指す言葉で、かつ普段がぶ飲みするモノでもないし(大抵は朝食に飲む)、同様にスポーツドリンクも親睦会などで飲むものではありません。

つまり売場のほとんどが炭酸飲料なのです。同じような物を数社それぞれ通常のもの、ダイエット用のもの、カロリーゼロのものと出しているので、コーラだけでもかなりの売り場面積です。

というわけで、POP=炭酸飲料=一般的な飲み物、と捉えて良いと思います。



手書きPOPのPOPは?


POP と言えばもう1つ。

よくお店の棚に「おすすめ!」とか「特売品!」とか書いてあるカードやポスターがありますよね。

例えば書店で店員さんのお勧めの本の横にある、その店員さんが書いた推薦コメント。あれもPOPと呼ばれています。「手書きPOP」なんていう言葉、聞いたことありませんか?

こういう商品棚に局地的に置いてある貼り紙などの販促アイテムはPOPと呼ばれます。

応用の利く「SALE」とか「本日限り」などの決まり文句なら印刷会社に発注することもできますが、毎日変動する生鮮食品の価格や、1書店の、1店員の、1店舗で1冊の本にしか使わない紹介文などの、世界で1枚しか必要のない販促の印刷物は、チェーン店か個人商店かに関わらず各店舗で用意することになりますよね。

今なら簡単にパソコン等で作成して印刷できますが、今から20年ぐらい前までは手書きしか手段がなかったので、通信教育のコースに「英会話」「ペン字」などに並んで「POP文字」なんてのもあったんですよ。

…またおじさんの昔話ですね。飲み会で若手に嫌われるタイプです。

えーっと、何の話でしたっけ?あ、そうそう、POPは何の略かですね。

この場合のPOPは、point of purchase の略です。「購買のポイント」という意味です。

point of purchase で画像検索すると、販促用の、その商品専用の棚や什器の写真が出て来るので、きっと英語でのPOPは文字や印刷物に限らず、売り場のディスプレイを指しているのではないかと思います(出た、コタツ記事)。

蛇足ですが、 point of sales (POS) はレジや端末などの売り上げが発生する場所を指します。



March 6, 2020

新しい業務を教える時に「とりあえず一緒にやってあげます」って英語で言うには walk you through

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仕事で、今まで自分がやってたタスクを未経験の誰かにお願いすることってあるじゃないですか。

たとえば今まで店頭で品出し専門で働いていた同僚の山田さんがレジを担当にすることになり、今までレジを担当していたあなたが山田さんにレジを教えることになったとき。

本格的にレジの打ち方を教える前に、口頭でざっくり流れを説明するとしましょう。

「朝、出勤したら、つり銭を用意してもらって、それで日中はお客さんが来たらレジを打って、閉店時にレジ締めをする、って感じですね。」

ここまで説明して、もしレジ打ち未経験の山田さんが新しい業務に緊張していたら、きっと

「ちょ、ちょっと難しそうでレジ打ち出来る気がしません」

と言うかもしれません。

でも実はそのレジは簡単で、ひと通り説明をしてあげればわかる仕組みになっているので、

「大丈夫、大丈夫。私が一緒に横についてひと通りやり方を教えてあげるから。」

と言うとします。





はい!これ!

職場で、経験者が未経験者の横についてひと通り一緒にやってあげるやつ。

英語では、walk through と言います。

「一緒にやってあげる(から大丈夫)。」

は、

I'll walk you through.


と言います。


ちなみに僕は職場でこのフレーズを聞くまでは、

I'll show you.

と言ってました。



I'll show you だと、こちらが操作してそれを研修生(上記の設定では山田さん)に見せる感じですが、I'll walk you through だと研修生が操作してる横で「はい、次はこれをクリック」と言っているようなイメージです。知らんけど。



「_____を英語で言うと I'll walk you through」と書きたかったのですが、そもそもこの状況を表す端的な日本語のフレーズが見つからなかったので、寸劇のような脚本仕立てにしてみました。


March 4, 2020

何もいじってないのにパソコンがおかしいんです、ってときの英語

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ソフトウエアの調子がおかしい時ってありますよね。

  • 本人の入力ミス
  • 元からそういう仕様
  • 欠陥でヘンな動きをする
  • 普段とまったく同じ操作をしているのに、今回だけヘン

何もいじってないのに勝手に閉じた!とオジサン社員(僕のことですか)が言う場合、原因は上のどれかです。


自分の mistake でもないし、入力した値によるerror でもないし、システム上のdefecetでもない、というよな、普段とまったく同じ操作をしているのに、今回だけヘン!って時、なかなか英語で言うのがむずかしいんですよね。

そんなとき、同僚のある人は
wonky (ウォンキー)
と言っていたので、使わせもらっています。

The system is wonky.

でもどうやら口語らしいので、報告書などには書けないでいましたが、システム担当の上司が僕に説明したときに

The system is misbehaving. 

と言っていて、ミスビヘイブ!と使えそう!と思い、その日からパクらせて頂くことにしました。

そんな言葉が使えるなんて、なんと不安定なソフトウエアなんでしょう(笑)。


ちなみにコンピューター用語は日本語でもカタカナなので、英語を話している時でも割と口から出やすいです。

いつかまとめてみようと思います。

March 3, 2020

ホームステイ先で「パンに塗るの何がいい?」と聞かれたら

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〇〇が欲しいと言う


ホームステイをしていた時に、朝食の支度をしてくれていたホストファミリーから、トーストに塗るのは何がいいか聞かれました。

いつもは一人でキッチンに行き勝手に支度をしていましたが、その日はたまたま子供たちの朝食と重なったので、ついでにその家のお父さんが用意してくれたのです。

でも、お店じゃないし、どんな種類があるかわからなかったし、自分が欲しいものを言うのは図々しい気がしたし、日本では親戚の家とか友達の家で何かを出されるときは「あ、何でも結構です、あるもので結構です、どうぞお構いなく」というのが礼儀だと思っていたし、とにかく「何でもいいです…」としか言えませんでした。

今なら、たとえ何種類ものジャムやピーナツバターやチョコレートスプレッドがあろうがイチゴジャム一択なので

Do you have strawberry jam?

と聞いてみるし、もし何があるかわからない場合は

What do you have?

と聞くと思います。

ホストファミリーにしてみたら、パンに何でもいいから塗ってくれと言われても困りますよね。

こういう「何でもいい」→「何でもいいって言われても…」→「でも本当に何でもいいし…」→「イチゴジャム?ピーナツバター?ナテラ(ヌテラ)?」→「じゃあイチゴジャムいいですか…?」

みたいな問答を繰り返し、結局卑しい人みたいになってしまいました。

なんでもいいです、のノリで「じゃ、イチゴジャムで!」とカラっと言っておけばよかったのに、まるで普段食べられないからここで自分が一番美味しいそうなものを食べたい、失敗は許されないから何があるか全部教えて…という卑しさです。

レストランでも選んで!



日本では「出されたものは文句を言わず食べなさい」が美徳で、給食も全員一斉に同じものを食べて、なんなら残したら一人だけ食べ終わるまで片付けられなかったりしますが、個人主義の英語圏では「好きなものは好き!」と言える気持ちが大事なのです。

宗教上の理由で食べられるものが制限されることも尊重されるし、ベジタリアンも宗教扱いされていないし、アレルギーの認知も進んでいるので、好き嫌いを言うのは悪い事ではありません。

なのでレストランへ行っても、いちいち細かく選ばされます。面倒臭いのでナントカセットとやらを頼んでも、ポテトはフレンチフライか、マッシュポテトか、ドレッシングはアレか、コレか、パンはホワイトかホールウィートか、などなど、「何でもいい」は許されません。

しかも、どの店もあまり選択肢がメニューに表示されていなく、昔は良く本当に「なんでもいいです」と言いたい気分でした。今では面倒くさいので同じものしか食べませんが。


彼らは同じものしか食べない


これもすべて、現地の人は同じものしか食べないからだと思います。

「海外では日本食は大人気」なんていうのは都市部だけの話。田舎では、同じものばかりです。レストランがたくさんあっても、どれも取り扱いメニューは同じような物ばかり。

なので、上記のホームステイのトーストの例なら、ジャム、ピーナツバター、チョコレートスプレッド、はちみつぐらいしか食べることは無く、日本のようにシラストーストやゴマ油トーストなどは無いのです(これは極端ですが)。

レストランの例では、和洋折衷、レストランの数だけメニューも様々です。
でも英語圏の人は同じものしか食べないので、「あれとこれとこれがあるけど、何にする?」などと選択肢を示さないのです。



要らないものも要らないと言おう


欲しい物をはっきりと言うことの逆に、要らない物をはっきり言うのも大事な事です。
日本では断るのは悪い気がして好きでもないものを無理矢理食べたりする(または残す)場面もあるかと思いますが、苦手な物、食べられないものをはっきり言うのもマナーのようです。

現地のレストランでアルバイトをしていた頃はお客さんはほぼ全員細かく好き嫌いを言ってくるし(嫌いなら残せばいいのに)、友人の家でホームパーティーなどをする際はダイエット中の人やベジタリアンの人達は遠慮なく断っています。

食べられないものを告げるのは失礼ではなく、
I don't eat meat. 肉、食べないんで。
I can't eat meat. 肉、食えねぇっス。
と言うのは良く見る光景です。



まとめ



自己主張とか大げさなことではなくて、普通に、アレが欲しい、コレはいらない、と、ソレ以上アレ未満でお願いします(なんのこっちゃ)。


March 2, 2020

英語でトイレットペーパーの別の言い方?&トイレに行くを英語で

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英語でトイレットペーパーを気取って言うと



トイレットペーパーって英語っぽいですよね。

っていうか英語ですよね、toilet paper って。

はい、れっきとした英語です。



でも、違う言い方をするお店もあります。



その別の言い方とは…


bathroom tissue (バスルーム・ティシュー)


です。


英語で検索してみてくださいね。



トイレとバスルーム



日本では、「便所」だと直接すぎるので、昔の人は「トイレ」とカタカナ語に呼び変えて、それが定着しました。

でも英語で toilet というのはトイレという場所のことではなく便器そのものなので、トイレに行ってきますというつもりで

I'm going to the toilet (×)

と言ってしまうと「便器に行ってきます」となり、ある意味「便所に行ってきます」より直接すぎるほど直接的な表現になってしまうので、ホームステイ先などで言おうものなら怪訝な顔をされてしまうでしょう。

では日本語の「トイレ」にあたる言葉は何かというと、

  • bathroom バスルーム
  • washroom ウォッシュルーム

です。


  • bathroom はお風呂が一緒になったトイレ、つまり一般家庭のトイレです(日本のようにトイレが独立してある家は、家にトイレが何個もあるような大きな家がほとんどです)。

  • washroom はトイレしかない(お風呂やシャワーが付いてない)トイレ、つまり店舗や商業施設でのトイレです。

なので、

アパートや一軒家など、誰かの家のトイレは bathroom

ショッピングモールやレストラン、職場などのトイレは washroom

となりますがすべてbathroomでも問題ないです(ここまでの説明をすべて台無しにする)。アメリカ人はいつもbathroomと言ってる気がします、個人の感想ですが。



英語ではトイレは借りない



というわけで、一般家庭でトイレをお借りする場合、トイレがお風呂と一緒になっているかどうかで bathroom か washroom か使いわけなくても良いのです。


トイレお借りできますか?と言う時は bathroom を使います。

でも、借りるではなくて use なのです!

Can I use the bathroom?

となります。


「トイレに行ってきます」を英語で



トイレに行ってきますは、
  • I'm going to the bathroom
  • I'm going to the washroom
などと言えます。

が、レストランなどに行った時、カナダ人の友達の多くはこう言います:

I'll be right back.

(すぐ戻ります)


わざわざ排泄を連想させるトイレに関する言葉を言わないのです。

「あーすっきりした」

みたいなことも too much information です。


まとめ



話が脱線しました。


というわけで、 toilet paper もちゃんとした英語ですが、意識高い系の皆さんはぜひ「バスルーム・ティシュー」というのも使ってみて下さい。

あ、あと、買い占めはダメ、絶対。

(↑これが言いたくてこの記事書いたw)






February 29, 2020

英語の論文の書き方

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英語の論文の書き方、教えます?


このブログでは支離滅裂な事を書いているので信じてもらえないかもしれませんが、一応英語圏の4年制大学を卒業しているので、英語の論文は書いたことがあります。

こんなに読みづらいブログを書いておきながらナンですが、英語の文章の書き方を伝授しようと思います。

今流行りのネットでの稼ぎ方教えます系の自称インフルエンサーさん達のように言うならば、これは有料レベルの情報です。

…冗談です。とてもお金を取れるレベルの情報ではないので、早急にTOEFLやIELTSのスコアが必要だという方は、早急にブラウザを閉じ、ライティングの参考書を探して下さい!




英語の論文の書き方


結論が先、最後にもう1度結論。


英語の論文では結論を先に述べて、次に本文、最後にまとめなります。

例題:日本とアメリカ、どちらに住みたいですか?
  1. 結論:日本に決まってる。
  2. 本文:納豆うまいもん。
  3. まとめ:やっぱり日本。
ね?説得力あるでしょう?(あるか?)


例1、例2、と続けていくパターン


本文は多ければ多いほど説得力が増すので、2つにしてみます:
  1. 結論:日本に決まってる。
  2. 本文1:納豆うまいもん。
  3. 本文2:醤油も欠かせない。
  4. まとめ:やっぱり日本。
このように“本文”を例1、例2…のように書くことができます。


本文1と本文2で比較するパターン


また、本文1と本文2で反対のことを書くこともできます。

  1. 結論:日本に決まってる。
  2. 本文1:日本は納豆あるでしょ。
  3. 本文2:アメリカは納豆ないもん。
  4. まとめ:やっぱり日本。

このテンプレートさえ覚えれば大丈夫

上記のどのパターンも、こんなテンプレートにまとめられます:


  1. Introduction 序文(結論を言う)
  2. Body 1 本文1
  3. Body 2 本文2
  4. Conclusion まとめ(再度結論)

これは日本語のブログを書く時も使えると思うのですが、このブログは読み物として読者さんにワクワクして欲しいので起承転結を心がけて書いていました。

でも結論を先に言うパターンに変えるかもしれません…(どうでもいい情報)。





裏付けを足して脱・個人の意見



さて。ここまで書いていてなんですが、実際の論文ではリサーチに基づく裏付けが必要です。

例えば上記の例だと、学術書やジャーナルその他、学者が書いた刊行物の中から、

「納豆は日本特有」
「日本の納豆は有名」
「アメリカでは納豆は手に入りにくい」

のような文章を探し出し、自分の論文内で引用し、

「これは私の個人的な意見や思い込みではありません。過去にそのように発表された論文があります」

という、まるで

「私だけじゃありません。みんながそう言っています。」

のような空気を作り出さなければいけません。


そして「みんなって誰?」と言われないように著者名、タイトル、発行年、該当ページなどを明記しなればいけません。

ちなみにこれ、すべて大学のデータベースやグーグルブックスなどで検索し、キーワード検索で欲しい文章を探しだし、引用もコピペでできます。

今の若者からしたら当たり前かもしれないけれど、留学前に 「お弁当を2つ用意し図書館に閉館時間まで籠って大量の資料に目を通した」 みたいなことを経験者から聞いていたので、拍子抜け。

全部自宅からアクセスしてお菓子を食べながら論文を作成していました。

だから今は留学のハードルも随分下がりましたねぇ。



…はっ!気が付けば自分語り。

飲み会で若い部下に武勇伝を語るおじさん上司みたいなことをしてまった。



* * * * *


というわけで、やっぱり無料レベルの記事でしたね。

人様に論文の書き方を教える前に、読み易い日本語ブログの書き方を教わらなければいけなさそうです…。



February 28, 2020

留学を迷っているあなたへ

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もし英語力で留学を迷っているなら


留学をした方が良いか、それともその数年間日本で職歴を積んだ方が良いのか、難しいですよね。

留学をすれば、英語は今よりマシになるでしょうし、履修した授業で学んだことを活かして帰国後に新しい職に就けるかもしれません。

でも帰国時には今より年を取っていて、就職は難しくなってしまうかもしれない…。海外で働ける確証も無い…。

人生設計として留学を決断するのは、とても難しいです。難しすぎてこのブログでは書けません…(書けないんかいっ)。

でも、もし留学や海外就職の理由が英語力に対する不安から来るものであったら、それは意外と大丈夫です。英語力に自信が付くまで待つよりも、まずは学校なり職場なりに入ってしまうことが良いかもしれません。

今回はそのことについて説明したいと思います。


入学は見切り発車ぐらいの方が良い


僕が留学をしたのは30歳を過ぎていて、留学するかしないかは焦らずに考えていました。新卒ならブランクのあるなしで変わるかもしれませんが、32歳で留学するのも33歳で留学するのもあまり変わりがないと思ったからです。

当時は仕事もしていたので毎日忙しかったし、迷っている間も留学資金を貯められたので、なんとなくTOEFLを受験し続けて「スコアが必要な点数に届いたら改めて考える」と思っていました。

結局TOEFLのスコアも必要な点数を取れて志望大学から入学許可も届いたのですが、それでも英語で商業科の授業を受けるのが不安だったので授業開始前の2ヶ月間、付属のESLで受講することにしたのです。約30万円も払って。

その大学付属のESLはTOEFL免除のためのコースで(但しTOELFのスコアも取れないような子には簡単には卒業出来ない)、大学から入学許可をもらうためのコースでした。

つまり既に入学許可をもらった人は準備コースでお金も時間も無駄にしないのです。

とはいえ大学準備コースなだけあってノートの取り方やパワーポイントを使ったプレゼンの練習、図書館でのリサーチの方法、エッセイの書き方など、英語以外のことでいろいろ知ることが出来て良かったとは思っています。

そして実際に新学期が始まる前に大学内の教室や施設を使えたのも良いオリエンテーションになったと思います。

でも、繰り返しますが、2ヶ月という時間と30万円という大金を使ってまですることでは無かったかなと思います。

クラスメイトだった他国からの留学生は、やっぱり19歳で進学するのと20歳で進学するのでは大違い(一刻も早く大学生になりたい)と、とりあえず英語的にはギリギリでもいいから入学したい、入学後になんとか追いつくようにするからとりあえず入学したい、という子ばかりでした。

これは実際ESLを終えて学部に進学してからもそうで、同じクラスの留学生の英語力は必ず満を持して入学したわけではなく、入学後に必死で宿題やテストをこなしていくうちに上達していったと思われます。

入学さえしてしまえば、授業の後に教授がオフィスで質問の受付時間を用意してくれたり(僕は毎日のように通ってさんざん質問しました、無料だったので)、校内に学生が無料で利用できる論文の添削ルームがあったり(学生バイトが常駐)、グループワークでクラスメイトが助けてくれたり、毎日授業や宿題をこなしていくうちになんとかなるものです。



業務の英語は専門用語・英語力は関係ない


カナダで事務職として働きだして十数年になりますが、英語はボロボロです。電話対応はグダグダ、メールはノロノロ。

言い換えれば、英語が出来なくてもなんとかなってます。

日本で働いたことがある人ならわかってもらえると思いますが、仕事って略語とか業界用語とか一般の人には分からない言葉だらけですよね。

  • 例えば日本のアパレルの場合、
  • らりるれろの発音が苦手で「売場レイアウト」という言葉が言いづらいとしてもVMDと言えば良いし、
  • お店の正面に飾るメインのショーウィンドウのことはVPと言うし、
  • メインではないけれど店内にポツンポツンとあるトルソー(マネキン)のことをPPと言ったりします。

むしろ、ショーウィンドウなどと言ったら「VPね。専門用語で言いましょう。」と言い直されてしまうほど。

「VMPなんだけど、VPがタータンだからPPは無地で。」
のような感じで、難しい日本語の文法は必要ありません。

英語の略語もそうですが、事務の場合、システムの入力画面の名前がプロセスの名前として通じてしまうことがあるので、例えば

「It's not in ホニャララ」

で、「このお客さんうちのサービス使ってないです」という意味になるのです!
(ホニャララには他社では通用しないような略語が入ったりします)

もう「使えるビジネス英語フレーズ集」のような本に乗っているフレーズで乗り切っている感じです。

まとめ


外国語はどんなに勉強しても完璧になったと感じることはないと思います。自分も20年前に初めて海外でアルバイトしてた頃に比べたらかなり上達したとは思いますが、まだまだ聞き返されるし言いたいことを完璧には言えてないことがほとんどです。他の海外在住者のブログを覗いても、「何年住んでも結局はノンネイティブ(だから英語は完璧にはならない)」という話を見ます。

だからずっと英語を勉強していても、英語力に問題を感じなくなる日は一生来ないと思います。

留学にしても就職にしても、英語云々の前にいずれにしてもたくさん調べたり人に聞いたり間違ったりしなければならないので(留学なら宿題や課題、テスト勉強、就職や転職なら新しい業務を覚える、など)、自然と英語を覚えることになります。

まったく英語が出来ないのに出来ると言ってクビになってしまうのは問題ですが、入学許可を貰えたり(留学)、採用試験に受かったりしたのなら(就職)、条件は満たしているということですから、入学・入社後に頑張れば周りのみんなについて行けます。

もし英語力だけが留学・海外就職への挑戦のネックになっているなら、見切り発車は大いにアリだと思います。

ただ、「留学は絶対すべき!した後悔より、しかなった後悔のほうが大きい!」と言いたいところですが、健康保険、年金、家賃や住むところ、老後の計画、親の高齢化、などの現実問題もありますから、英語以外の点は簡単にスルー出来ませんよね。

結局留学を迷っているあなたをさらに迷わせてしまうオチになってしまいました…。

February 26, 2020

テレワークを日常英会話で言うとwork from home

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ここ連日、テレワークという言葉をツイッターやネットニュースでよく見かけます。


確かに telework なる言葉はありますが、ちょっと堅苦しいというか、新聞や社会の教科書、お役所の文書などに使われているようなイメージです。

日常会話では、在宅勤務のことは work from home と言います。

I used to work form home in my previous job.
昔は在宅勤務でした。

I'll work from home tomorrow.
明日は在宅勤務します。

He is working from home today.
彼は今日は在宅勤務です。






ジャパンタイムズのニュース*を見ると、telework も work from home もどちらも使われていますね。

*5,000 Dentsu employees to telework after staffer at Tokyo headquarters contracts COVID-19

英字新聞なんて読まないのに、ブログの記事にするために読んじゃった★
ブログを書くお陰で勉強になりました。




日本のニュースでは「テレワーク」などと言わずに「在宅勤務」って言えばいいのになぁと個人的には思います。









  

February 25, 2020

職場のグリーティング・カード~英語でお見舞い・お悔やみ・誕生日

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カナダのグリーティング・カード文化



日本の職場には無くてカナダの職場によくある習慣に、カード文化があります。

誰かが入院した時、誰かの家族が亡くなった時などに、グリーティングカードを贈るのです。




もちろん職場にもよりますが、うちの職場では誰かが自費で1枚買って、みんなで寄せ書きをします。

カードを贈るような場面は以下のような時です:

  • お見舞い
  • お悔やみ
  • 送別(退職)
  • 誕生日

(結婚や出産も該当すると思うのですが、うちの職場では該当者がいるのになぜか送った記憶がありません…。今回ご紹介するのは見送ります。)




グリーティングカードに一言英語でお見舞いの言葉?


というわけで英語で何か書かなければいけないのですが、カードが自分のところに回ってきたときにどんな言葉を書けば良いかわからず困ります。

なんとか20年ぐらい前に日本に居た頃に買ったフレーズ集とか、NHKのラジオ英会話入門で聞いたような言葉を思い出し、ひとこと書いています。




ここでちょっとご紹介したいと思います。

お見舞い 

Get well soon 一択です。それしか知らないw


お悔やみ 

I'm sorry for your loss ぐらいしか書けません。なんとお声を掛けてよいやら。

ちなみに、その方が亡くなったのが僕のせいではなくても「I'm sorry」と言います。


送別(退職)

Good luck しか書きません。もう辞めちゃう人だし(冷たい人と言われそう)。

なぜかと言うと、Good luck のあとが on なのか in なのか自信がないのです(わからないまま働き続けること十数年…)。

今調べてみたら

Good luck in your new job!

でした。

参考:What to Write Congratulations Messages for New Job

 このブログをやっていなかったら一生調べることはありませんでした。
ブログやってて良かった。

そうそう、転職による退職は、日本では別れによる悲しみムードですが、英語圏では「おめでとう」ムードです。


誕生日 



Happy Birthday! 一択です。それ以外書きませんw


他の人がいろいろ書いているのを見て、ある違いに気付きました。


日本では「Tomくんにとって17歳が良い1年になりますように」という感じですが、英語では

Have a wonderful day!

のように、あくまでも「誕生おめでとう」「Happy Birthday」とそのにスポットを当てて「今日はキミが主役」というメッセージを送ります。


えーっと、17歳だったのは確か約30年前...。


  

February 24, 2020

質問を切り出し易くなる便利な言葉





英語で質問する機会がありますよね。

例えばオンライン英会話。

会話中、「それとこれの違いは何ですか?」と疑問が浮かんだ時でも、会話をぶったぎって What's the difference between this and that? って言いづらいですよね?

  • あ、あの
  • えーっと、
  • ちょっといいですか?
  • まった!
  • しつもーん!
  • ゴホン!(咳払い)

みたいな、何かあると便利ですよね?


そんな時は I have a question. が便利です。



オンラインレッスン中なら、タイミングを見て「ちょっといいですか?」の代わりに使えます。

仕事中なら、「〇〇さん、ちょっといいですか」の代わりにも使えます。


本当は、
  • ちょっといいですか
  • お時間ありますか
  • 聞きたいことがあるんですけど

に相当する英語はありますが、咄嗟の時に言い慣れている言葉が出るように「I have a question」 一本に絞って毎回言うのがとりあえずは良いと思います。


日本語の「すみません、ちょっと良いですか」につられて「エクスキューズミー」と言ってしまう方が多い気がしますが、一対一のレッスン、たとえばオンライン英会話レッスンや職場の研修の場合、I have a question の方がフレンドリーかつ熱心な印象になると思います。

エクスキューズミーが自然な状況は、

  • すみません、ちょっと聞こえません。
  • すみません、トイレに行ってもいいですか
  • すみません、ホワイトボードの文字、間違ってますよ

のような時です。




相変わらず話がまとまりませんが、何が言いたいかというと、質問を切り出す時は景気づけに

I have a question.

と言うとその後の質問がスムーズですよ、というお話でした。