March 13, 2021

デスクまわりを英語で



緊急避難的に「今日中に荷物をまとめて◯時までに全員帰宅すること。それ以降は許可なしにオフィスに戻ってはいけません。」と言われ突然始まった在宅勤務。

「連絡があるまでは在宅勤務」と言われていたので数週間から数か月間だろうと思っていましたが、1年近く経った今も変化はありません。

他部署の人は人数制限や時間制限、日数制限などをして少しずつオフィスに戻っている人もいるようなのですが、うちの部署はそんな気配は一切ありません(個人的にはありがたい)。

噂によると「せっかく在宅勤務が定着化してメリットもたくさんわかってきたんだからわざわざオフィスに戻らなくてもいいのでは」という声も上層部ではあるようですが、いずれにしても全世界で先が見えない状態ですからね。

というわけで、本格的にホームオフィスに投資を始めました。なんて書くとカッコイイですが、要は初老のため肩凝りと腰の痛みに耐えられなくなった、というわけです。



机と椅子を購入するにあたり、「デスク周り」という言葉で検索をしたのですが、良いですね、この「デスク周り」という言葉。

こう、なんていうか、意味がわかるじゃないですか。

「机」でも「椅子」でも「天板」でもなく、パソコンやキーボードなどの大物からマウスパッドやペン立て、メモ帳なども小物まで自分のワークステーションのテイストや収納、整理整頓まで全部含めた、断捨離やこんまりメソッドも裏テーマにありそうなすべてを包括したような響きの「デスク周り」。

とっても便利。

机や椅子を買う前に、全体のテーマをイメージするために、「デスク周り」で動画や画像を検索して大変参考になりました。



なぜかふと、「デスク周り」は日本語的な表現だなと思い、「デスク周り 英語」で検索してましたが、納得のいく回答はみつかりませんでした。

複数のサイトで around the desk という表現はみつかりましたが、それは「デスクの周り」であって、「デスク周り」ではありません。

デスク周りとデスクの周りは違うと思うんです。

今回僕はどうやってモニターやキーボードを置くか、マウスパッドの大きさはどうするか、ペン立てやメモ帳はどうするかなどが知りたかったのですが、「デスク『の』周り」というのはキャビネットやタンスなどの机でない家具のことで机が脇役になってしまいます。



僕は英語でデスク周りの画像検索をするときは desktop ideas で検索しています。

実際、当記事の最初に貼られているこの写真も、著作権フリー画像素材のサイトから 「desktop」というキーワードで検索したぐらいですし。

デスクトップというとパソコン用語のようですが、パソコンを作った人が机の上をイメージして作ったのかもしれませんね(机の上にゴミ箱は置かないけど)。

…とまとめようと思いましたが、desktop ideas で検索するとデスクトップパソコン込みの机の画像が、そして desk ideas で検索するとデスクトップパソコン関係なしに机の画像がヒットするので、もしかしたらdesktopは「机周り」という意味はないかもしれません。

ここまで長文書いておいて「なんじゃそりゃ」ってオチ。

 


まとめ:

英語でデスク周りの画像を検索するには

  • desktop ideas 
  • desk ideas

がおススメ!




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March 12, 2021

英語で I know! は知ってるよ!じゃない


 



英語で 「そうそう、わかる」「それな」と言いたい時には、

I know! 

と言う事ができます。



例1

「最近、雨ばかりで嫌になってしまいますね…」

I know!(意訳:本当にそうですね)」


例2

「あのレストランのハンバーガー、美味しいんだよね」

I know!(意訳:わかる!)」



でもこれ、英語学習の初心者には、“知ってるよ(怒)”と言ってると思われてしまうこともあるようです。

他愛の無い文章の後に言われることが多いし、I knowと言っている人の共感している表情がうるさいことを言われて困っている人の顔に見れなくも無いからかもしれません。


僕も最初は英会話スクールで講師にこれを言われて一瞬びっくりしたことがあります。

そんなの知ってるよ、と言われたのかと思ってしまいました。

英会話スクール内という安全地帯での話なので、講師がそんなこと言うわけないという安心がありましたから怖い思いはしませんでしたが。


日本にいた頃、オーストラリアから来た人Aさんと、この「“I know”は英語学習の初心者には“そんなの知ってるよ(怒)”だと思われがちな件」について話をしたことがあります。

Aさんは「やっぱりあれはそう思われてしまっていたか」と、ある出来事を話してくれました。

Aさんが横断歩道で信号待ちをしていると、日本人が話しかけてきたそうです。日本在住のAさん、普段から「電車で自分の横には誰も座らない」と憤慨しているような人なので、見知らぬ日本人から片言の英語で一生懸命話しかけて来てもらえてうれしかったそうです。

その日本人は「ここのところずっと雨でいやですね~」と言ったそうで、その返事としてAさんが “I know!” と言ったところ、その日本人はハッと怯えたような顔をして、そのまま黙ってしまったそうです。

しかも、その“I know!”の言い方も、「本当にそうだよね、もうイヤになっちゃう!プンプン!」と言う時のような、嫌~な顔で言ったそうです。

もちろんここで言う「嫌」なのは雨。Aさんはその日本人に対して悪意は全然ありません。

でも、 I know を「知ってます」だと直訳で理解していて、しかもそれを言った人の表情が嫌な顔だったら。

そのあと信号はすぐに変わってしまったそうで、その日本人との会話もそこで終わってしまい気まずい思いをしてしまったと言っていました。



まとめ:

I know! は「それな!」





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March 11, 2021

ホワイトノイズで飛行機ごっこのススメ



「海外就職」という言葉にはキラキラしたイメージがあるかもしれませんが、仕事は仕事。就職した当初はワクワクするかもしれませんが、しばらく経つと新鮮味も薄れ、毎日同じことの繰り返しです。疲れるし、ストレスと無縁ではありません。どこで働いても一緒ですね。

ストレス解消のヒントを探してYouTubeで動画を漁っていたら、とある心理カウンセラーの動画にてホワイトノイズというものを知りました。





「ホワイトノイズ」で検索して動画を見てみたら、小川のせせらぎや、浜辺の音、焚火の音など、癒し系の音が聞ける動画がたくさん見つかりました。

確かに雑音が消されます。かといって音楽のように歌詞やメロディーを追ってしまうこともなく、リラックスした気持ちで聴くことが出来ます。

さらにヘッドホンで聞くと、ステレオで立体的に聞こえるので臨場感も出て、晴れた日に窓を開けて森林の音の動画を聞くと臨場感も出ました。



そして、その“ホワイトノイズ”で検索して出てきた動画の中には、フライト中の機内の音が聞こえる動画もありました。



聞いた途端、本当に飛行機に乗っている気分になります。トロントから羽田行きの便…。
ちょうど食事が終わって、消灯になって数時間したところ。


次第に空気が乾燥して冷たくなってくる気がしてきます。最座席に1枚ずつあるあの薄い毛布をまといたくなる気分。

だんだん乾燥で鼻の奥が痛くなる感じさえしてきます。

そして水を飲みたくなってくる…「お水はいかがですか」と回ってくる大きいDASANIのペットボトルから注いでもらう水を。


ゲーミングチェアのようにリクライニングができる椅子を飛行機の座席に見立てて、DASANIと飛行機で出されそうな食べ物を用意すればこのご時世でも旅行気分が味わえます。

といっても、味わえるのは飛行機の中にいる気分だけですが。

本当にリアルすぎて12時間の窮屈なフライトを思い出して疲れてくるほどです(良いんだか悪いんだか)





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March 7, 2021

英文添削をする身にもなってほしい





英文や和文の添削を引き受ける事がたまにあります。

日本人から英文を書いたので見て欲しいとか、外国人から和文を書いたので見て欲しいとか。

大抵はメールで受け取ってそれを後ほど返信するような、1往復のメールの簡単な依頼だと思われているようなのですが、実はそんなに簡単ではありません。

なぜならば書き手の言いたいことがわからないからです。





僕も日本人なので日本人が書いたものなら言わんとしていることが分からないわけではないですが、主語が曖昧だったり前後関係が繋がっていなかったりすると話が見えないことがあるのです。

例えば初心者レベルの方が I was scary と書いた場合、文脈によってはそれが I was scared と言いたかったのか、それとも It was scary と言いたかったのか、本人に聞かないとわかりません。 

英語圏の人が書いた日本語も、僕は英語学習歴二十年なので理解できないわけではありません。読みながら「英語だとそういう発想なんだよね」と思ったりします。それでもやっぱり書いた本人に聞かないと分からないことが無いわけではありません。

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僕が通っていたカナダの大学では学生が無料で利用できる添削指導のサービスがありましたが、それはあくまでも“指導”であって、指導員と一対一で文法ミスなどを指摘してもらうものでした。

しかも大学内のサービスなので「論文は自分で書かなければいけない」という大前提がありますから、指導員はあくまでも指摘するだけで、間違った箇所の言い換えは自分で考えなければいけませんでした。

これを社会人風に言い換えると、顧客とのすり合わせのようなものです:

指導員:「この箇所が意味が通じない」
学生:「◯◯が△△だ、と言いたいんですけど…」
指導員:「じゃあ、そう書いたら?」
学生:「そっか!」

僕が誰かの作文の添削をするときも、こんな風に書き手と同席して、本人の言いたいことを確認しながらすり合わせが出来れば気楽に出来るんですけどね。本人にとっても収穫があると思います。




添削して送り返すのがこんなに大変だとは、学習者側の頃は知りませんでした。

通信教育にしても、スクール等で提出された課題にしても、受講者からの英作文を受け取って、添削をしている講師の方々はすごいんですね。改めて尊敬します。

ネイティブ講師に添削されて返却された物がイマイチ自分が言いたいことと違ってしまっているのは仕方がないことだと今になっては思います。

英日どちらも理解していれば言わんとしていることを添削時に“意訳”できますが、日本語がわからない英語講師は添削する時の材料が書かれた物しかありませんからね。


まとめ:
書き手とやりとりしないで添削するのはむずかしい!


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March 5, 2021

You can't make everyone happy とは、どんな意味?

 

あちらを立てればこちらが立たず、みたいなことってよくありますよね。

会議をしているときなど、意見が対立することもあります。



事務職で派遣社員さんと働いていた時の話です。

派遣社員といっても立派な即戦力ですから、上司もその方には専門職として対応して、会議にも参加してもらっていました。

いくら期間限定とはいえ経験者ですから、みなさん正社員と区別することなくその方の発言にもきちんと耳を傾けていました。

しかしそうは言っても期間限定の派遣社員。来年はいないであろうその人が来年のことを決定するのにゴネてはいけません。

ですがその人は頑固というか、主観が強いというか、感情的になって意見を主張するのです。

来年ウチで働いているかどうかも分からないその人が、来年以降も確実に残るであろう我々の業務について口を出すなんて...。

空気読めよ(笑)。


どんな内容だったかはうろ覚えですが、我々が提供している複数あるサービスのうち、その方が担当していた業務を、普通は5営業日頂いているところカスタマーサービス向上のために当日お渡しにしましょう、みたいな発言だったと思います。

きっとみんな内心、

「いやいや、それをやったらウチら他の業務が出来ないから別のサービスを依頼してるお客様にしわ寄せがいくでしょうに…。」

と思ったことでしょう。いや、もしかしたら、

「っていうかお前来年いるかもわからんのに何言うてんねん、残る人の身にもなれや。」

と思ってたかも知れません。



そんな中、上司が口をを開いてこう言いました。

「◯◯さん、You can't make everyone happy.」

これは文字どおり、全員をハッピーにすることは出来ない、という意味です。




あちらを立てればこちらが立たずというのは、世の中の真理。

全員から「いいね」をもらうのは無理。

完璧主義の考えにとらわれて悩んでしまったときなども、自分に

You can't make everyone happy.

と言い聞かせると気持ちが軽くなります。



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March 3, 2021

海外の店で差別されてると感じたら


◆ 留学生あるある

これは留学生あるあるというか、海外滞在あるあるだと思うんですけど、よく店の人から差別された、なんて話をブログやSNSで読むことがあります。

例えばレジの店員が、自分の前に並んでいた人にはニコニコしていたのに、自分の番になったら急にムスっとして挨拶もなかったとか、あからさまに嫌な顔をしたとか。

実は僕も渡航後しばらくはそう感じていて、いや、感じていただけではなく、対応してもらえなかったなどの実害もありました。

その後、滞在歴が長くなるにつれて、いくつかの作戦を編み出したのでここでご紹介しようと思います。


◆ 実は差別されてない

作戦をご紹介する前に、まず、大前提として、なんでもかんでも差別されていると言っていないか一度考えてみてください。

と言うのも、僕は職場で、差別されていると上司に相談した時に、自然と誰に(どのグループの人々に)差別されているかを言う流れになり、人種の話をしたとして警告をうける羽目になってしまいました(幸い実質的な処分はありませんでしたが)。

他の人にはニコニコするのに僕にはムスっとしている人達は、態度こそ悪いものの、僕の肌の色の話や人種の話は一切していないのです。つまり人種差別とは言えず、単に機嫌が悪かった、と言われてもこちらは反論できません。相手の挑発に乗ってはいけないのです。

対応してくれなくても、僕がアジア人の血を引いているから差別されたという明確な証拠(発言を録音したものとか)がないと、訴えたこちらが差別したという流れにされてしまうので(特に自分以外の移民が絡むと厄介)、「感じ悪い店員」は単に感じ悪いだけで、それ以上でもそれ以下でもありません。

と言うわけで、以下、店員に対して「感じ悪ぅい、ムカつくんですけどぉ」と思った時の対処法書き出してみます。


◆ ご苦労様、と思う

その店員さんは感じ悪くてムカつくかもしれませんが、ちょっと待って下さい。レジの時給なんてそれほど高くないでしょうし、レストランのようにチップもありません。

僕もレジを含む元接客業経験者なので、それを思えばどんな接客をされようが「大変だよねー、つらいよねー、笑顔なんていいよ、疲れるから」という気持ちにしかなりません。

そして僕が留学していた頃と違って今ならではの考えですが、このご時世、多くの職種で在宅勤務を導入しているのに、レジなど店頭での仕事は感染のリスクも高い最前線の仕事です。感じ悪くたってなんだって、まず出勤してレジに立っているだけで「ご苦労様です」の気持ちしかないです。

ご苦労様です、大変だよね、と思うと、ムカつく気持ちはフッと消えていきます。


◆ アイドル作戦

これはまず日本の「お客様は神様です」という考えを捨てなければいけないのですが、客側である自分がアイドルだと思うようにするのです。そして店員が自分のファン。あたおか(頭がおかしい)と思わず、続きを読んで下さい。

レジは握手会会場。お金を渡す時はサイン色紙を渡す時(カナダはカルトンは使わない)。膝をちょこんと曲げて「ありがとうございまーす♥」のノリで。

基本的に、こちらが感じ良くしていれば(日本的な礼儀正しさではなく、おおげさな身振り手振りで明るく朗らかな感じ)、相手も普通に対応してくれるものです。

それでも言葉などの証拠は残さず態度で差別をしてくる感じの悪い店員はいますが、それも握手会と一緒。わざわざ握手券を買って推しに小言を言ってくるファンもいるそうじゃないですか。感情的に受け取らず、そういう人なんだ(あるいは接客ロボットなんだ)と右から左へ受け流せばイライラもしなくなります。


◆ 引き寄せの法則~ポジティブしか勝たん

巷で言われているように、ポジティブ(前向き)な事を言っているとポジティブなことが起き、ポジティブな人の周りにはポジティブな人が集まるというのは本当らしいのです。

“引き寄せの法則”というと、宗教のようだとかスピリチュアルのようだと敬遠されてしまうのですが、心理学的にも引き寄せの法則に似たような事は心がけ次第で起きるようです(ナントカ効果とかナントカ理論とか)。

そんなことない、と否定されそうですが、「こいつらワシのこと差別するんじゃろ」と思って入店するのと、あこがれの地に降り立って念願の海外の店に入れてキャッキャウフフしながら入店するのでは、その後の経験も違ってきます。

もちろんこちらが明るくふるまったって我々のような外国人(彼らから見て)の対応をウザい、面倒くさいと思う人もいるでしょう。でもそれはしょうがない。スルーするしかありません。


◆ 本当に“差別”されてたら英語を頑張れ

明らかな差別用語を言われたりしたのなら別ですが(帰宅するなど安全な場所に避難してから本社にメールなどで報告するのが良いと思います…)、店員の態度が気に入らない程度の“差別”だったら、厳しいようですがもっと英語を頑張りましょう…。

見た目でアジアからの外国人観光客と思われて面倒くさそうな態度をされることがあっても、話してみたら全然そうでもなかった、ということも何度もあります。

地元のネイティブなら客の方から店員に世間話を始めたり、なんなら客側が店員の機嫌を取るようなこともあります。

とあるドーナツ屋で態度の悪かったアルバイトと思われる若者に、同行していた友人(カナダ人)は「何時間働いてるの?あと1時間?じゃあもうちょっとじゃん。スマイル!」と店員を笑顔にさせていました(すげぇ)。




そういえば過去に似たような記事を書いていますが、若干考えが変わりました。

スルースキルがついたのかもしれません。


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March 2, 2021

英語で心の準備をしてほしいと伝えるとき a heads-up ヘッズアップ

 



まだ特に何もすべきことは無いけれど、何かをしてもらうことになる、とあらかじめ伝えておきたいことってありますよね?

心の準備をしておいて欲しいときとか。



たとえば…

・業者から来週の月曜日に備品が届くことになった。備品を受け取るまでは特にこれといってすることは無いけれど、担当者に伝えておきたい。

・別の部署から、現在ウチの部署に向けて、とある書類を大量に記入中との連絡。申請書を受け取らない限り何も行動は起こせないけれど、いきなり大量の事務処理をすると知ったら担当者がビックリしてしまうから、今のうちに伝えて心の準備をしておいて欲しい。

・お客様が契約を検討中で、今はまだハッキリしていないけど、契約が決まったらバタバタと忙しくなるので担当者に伝えて心の準備をしておいて欲しい。



そんなときに便利な表現があります。

Just a heads-up, (そして本文を続ける)


もし、あなたがheads-upという言葉を使わずに漠然と「明日お客さんが契約に来るかもしれないって。」と伝えてしまい、相手に「え?俺何かしなきゃいけないの?」みたいなことを言われて“心の準備をして欲しかっただけだよ”と伝えたい時は、

It's just a heads-up.

と言うことも出来ます。

業務連絡で使われるので大抵は指示を出す人(上司とか)に言われることの多い表現です。



もし「エビデンス」とか「アジェンダ」とか「マター」とか言う意識高い系の人にマウントを取りたい場合には

「◯◯さん、ただのヘッズアップなんですけど、週明けに大量の納品があるそうです」

などと言ってみてはどうでしょう(冗談です)。




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March 1, 2021

英語を話す時は鼻をすすらないように!ヌーハラと一緒やで。

 



英語を話している時は、鼻をすするのはやめましょう。

英語圏の人からは嫌な顔をされます。

親しい人なら指摘してくれるかもしれませんが、大抵は言ってくれないでしょう。体臭や口臭を指摘できないように。

鼻水が出てしまう時は、ティッシュを使いましょう。

ティッシュを使わず、鼻水を自分の体の外に出さずにすすってまた鼻の中に戻す感じがよろしくないようです。



英語圏では、人前で鼻をかむのは良いようです。

テレビなんかでも堂々と鼻をかむ場面を見ますよね。

同じズズズ―っって音でも、鼻水を鼻の中に入れ戻すのと違って、出す分には良いみたいです…。

というわけで、鼻炎のときはティシュを持ち歩きましょう。

日本では広告のついたポケットティッシュが無料で配られたりしていますが、カナダでそのような文化はありません…。買いましょう。



カナダ生活も十数年になり、僕もこの「鼻水をすする音」が気になるようになってしまいました。

特に日本人YouTuberで話ながらズルっとやるが多いんですよね。

テレビに頻繁に出ている芸能人は、常にピンマイクが拾ってしまう音について気を付けるのが習慣になっているのか、YouTubeでもあまり鼻をズルズルすすったりはしていないように見受けられます。

ですが専業YouTuberとか、あまりテレビに出演しない若手芸人が出演している動画では、話しながらズズッと鼻をすする音がしっかり聞こえてぶっちゃけ不快です。

まぁYouTubeはテレビと違って咳やくしゃみなどが入っても撮り直さず、ゆるく配信しているというのもあるんでしょうけど、先述の「英語圏では~」の話はカメラが回っていない一般人の間の話ですからね。


と、ここまで書いて、これはヌーハラことヌードルハラスメントみたいなものなのかもしれないと思いました。

僕は生まれも育ちも日本なので、ラーメンや蕎麦はすすった方が美味しいと思います。

ですがラーメンや蕎麦なんて滅多に食べない生活を十数年もした結果、たまにYouTubeなどでラーメンの食レポを見ると、そのすする音に一瞬「えっ」と思うまでになってしまいました。

とはいえ、麺をすするのがマナー違反だと思っていない人は、麵をすする音を指摘されてもピンとこないでしょう。

同様に、日常的に鼻をすする人に音を立てないように指摘しても(ティッシュを使う事を推奨しても)、何がどう問題なのかわかってもらえないとは思っています。


というわけで英語を話す際には、鼻水が出たらすすらずに鼻をかみましょう。


余談ですが、漢字で書くと

  • すする→啜る
  • つづる→綴る

なんですね。面白い。



過去にも同じテーマの記事を書いていましたね。

過去記事→鼻水はすすらない


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February 28, 2021

凍らせる、を英語で



僕はバナナを毎日食べるので、バナナを切らさないようにしています。

でも、買って来たばかりのバナナはまだすこし青くてよく熟していないので、固くてまだあまり甘くなくて渋味もあったりしますよね。

かといって店頭にある時点で黄色くなったバナナは、なんだか鮮度が落ちてる感じで買いたくありません…。

そもそも行きつけのスーパーマーケットは仕入れの数の調整が上手いのか、またはよく入れ替えをしているのか、鮮度のよいバナナ(まだ青い)しか無いことがほとんどです。

というわけで、家にまだバナナがあっても、バナナを買い足すようにしていて、つねに一軍(数日前に買って熟している)と二軍(1,2日前に買ったばかり)を置くようにしています。

食べるペースや一房あたりの本数の数により、熟しすぎて茶色くなってしまいそうなバナナも出てきますが、そんなときは冷凍してバナナスムージーにして飲んでいます。

というわけで一軍バナナが多すぎたときは茶色くなる前に数本選んで冷凍庫行きを決めるのですが、そのことを人に説明するときに「バナナを凍らせる」と言おうとして

I want to froze some bananas (間違い) 

と言ってしまいました。

しかも自分では気付かず、指摘されて(からかわれて)気付きました…。

正解は現在形なので freeze bananas ですね。

中学校レベルの英語の間違いです…。


今回は間違いをみなさんと共有するためにブログ記事にしてみました。

凍らせたバナナと豆乳をブレンダーでスムージーにすると、砂糖も使ってないのにシェイクみたいな感じでおいしいですよ!(話をそらす)



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February 27, 2021

英文メールの締めの言葉

 



英文メールの最後に、
  • Sincerely,
  • Regards,
などとつけますが、どの言葉を選んだら良いか迷うことはありませんか?

日本語なら
  • 敬具
  • かしこ
などの違いは、なんとなくわかりそうなものだと思います。母国語だから、同僚や前任者の書いた書類などをサンプルとして見れば、大体ニュアンスがわかるからです。


ところが英語の場合、日本で生まれ育った場合は日常的に使ってきた言葉ではないので、それぞれのニュアンスがピンとこないと思います。
  • Regards,
  • Kind Regards,
  • Best Regards,
のどれでも良いと言われても、よくわかりません。


個人的に僕は経験則でわかったことは、
  • 郵送の手紙の代わりとして送るメールはフォーマル(おおげさ)に
  • 電話の代わりに送るメールはインフォーマル(そこまでおおげさでない)でいい
ということです。

本来ならば印刷して郵送で送るところを今回は電子メールで送る、のような場合は Sincerely,のように丁寧な表現を使うけれど、電話で質問してもメールで質問してもどちらでも良いような社内メールや頻繁に連絡を取り合う業者との連絡の場合はRegards,などで良いわけです。

日本人は内容に関わらず、よく Dear で始まりSincerelyで終わるメールを書くように思われますが(僕もそうでした)、問い合わせのメールなどではそこまで形式ばってなくても良いようです。

というわけで、個人的におすすめの締めの言葉は
Thank you
です。

ちょっとメールっぽくない(書き言葉っぽくない)し、プロフェッショナル度に欠けるかもしれませんが、そもそも僕の場合、本文がネイティブのような文体ではないので(多分読み手にはノンネイティブだとわかってしまうと思います…)、あえて研修生っぽさ、素人っぽさを演出しています(セルフプロデュースを忘れないw)。
 




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February 23, 2021

英会話・気の利いた一言「You're welcome to share!」

 



このご時世ですから、デリバリー(出前)をたくさん利用するようになりました。

そしてこのご時世ですから(2回目)、うちのアパートでは、受け取りは各部屋ではなく、1階のエントランスで行うことになりました。

先日、出前のハンバーガーをエントランスで受け取り、自分の部屋に戻ろうとしたときのこと。

たまたまロビーで他の住人と立ち話をしていたアパートの管理人に見つかり(?)、

「Enjoy!」

と言われました。

「(食事を)楽しんで!」という意味ですが、日本語で言うなら「召し上がれ!」でしょうか(それはご馳走する側が言う言葉ですが)。

レストランのロゴがデカデカと入った紙袋だったので、いかにも“これから食べます”感があふれ出てたんでしょうね。

あきらかに食べ物が入っている袋を見て、「何それ?食べ物?これから食べるの?」などとは言うのは野暮ってもんですが、ひとこと「Enjhoy!」と言うのは粋だと思いませんか?


なんてことを思っていたら、すれ違いざまに

「You're welcome to share!」

((その食べ物を私に)分けてくれてもいいんだよ!)

とも言われました。


もちろん管理人さんはジョークで言っているので、本当に食べ物を分けて欲しいわけでもないでしょう。

明らかにシェアするわけない場所で、去り際、しかもエレベーターに乗る間際のことでしたから、誤解も生まれません。


ただし、もしこれの表現を英語学習者が使ってしまうと誤解されてしまうこともあるので要注意です。

実際に使うかどうかは別として、知っておくと便利(かもしれない)表現としてブログ記事にしてみました。



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