April 12, 2020

Quality Time クオリティー・タイム

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友人に週末の予定を聞いたときに、「母親とクオリティー・タイムを過ごす」と言われたことがありました。

I'll spend quality time with my mon.

今なら「親孝行だな」「良い時間の過ごし方だな」と普通に思うだけですが、当時は

「その quality(クオリティー)は高いの ?低いの?」

と、high も low も付かない quality にモヤっとしました。

「へぇ、そうなんだ」と聞き流しましたが。





その後何度もそのフレーズを聞いていく内に、quality time は「質の高い時間」という言葉に置き換えるのが適当だと思うようになりました。

なかなかゆっくり時間を取れないような家族や親しい友人などに使うようです。ざっと検索してみた所、「子供たちと過ごす(with kids, with children)」という文章がたくさんヒットしました。




というわけで、もしオンライン英会話などで予定などを聞かれ、
  • 久々に親子水入らずで週末を過ごします
  • 普段は時間を取れない友人とゆっくりしたいと思います
  • 週末は子供たちの為に時間を使いたいと思います
みたいなことを言うような機会があったら、

I'll spend quality time with _____ (人)

と言えますよね。



あと、もしあなたが意識高い系で横文字を多く使いたいのなら、

「この週末は息子とクオリティ・タイムだよ」

と言ってみるのも良いかもしれません。意識高いのでクオリティーではなくクオリティです(「-」が無い)(なんのこっちゃ)















April 11, 2020

英語の Amid ってどんな意味?

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最近は1日じゅうツイッターのニュースに目を通している状態で、しかも日本語では手に入らないローカルなニュースが読みたいので、仕方なく英語で読んでいます。

仕方ない、と言っても、情報を仕入れたい気持ちの方が強いので、いやいや読んでるわけではなく、わりと夢中で読んでしまっています。


というわけで特定のニュースを中心に読んでいますが、やたら目にするのが「amid」。

名詞の前にこの単語をよく見るのですが、繰り返し目にしているうちに、前後関係から
「緊急事態『の間は』〇〇をクローズすることになりました」
のように「~の間は(に)」的な使われ方をしていることに気付きました。

辞書で調べていたら「真っ最中」でした:

恥ずかしながらこの単語を今まで目にしたことがなかったのですが、必要に迫られて(または好奇心に動かされ)たくさん読んでいるうちに単語を覚えた、という一例でした。


April 5, 2020

カフェイン抜きの英語はデカフェではない話

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ストレス対策でカウンセラーに通ったことがあります。

職場の福利厚生でメンタルヘルスにも使える保険に入っているので、自己負担額はゼロでした。

カウンセラーと言っても精神科医(psychiatrist)、心理学者(psychologist)、ソーシャルワーカー(social worker)など色々な人がいて、職場で契約している“お悩み相談室”みたいな機関に相談すると、スタッフの方が適切な人を紹介してくれるのです。

僕の担当だった方は、上記のいずれでもなく、教育の学位を持っている人だったと記憶しています…。肩書は何だったか忘れましたw 「まずは話を聞いてくれる人」のような人だったと思います。もし僕に精神疾患的な兆候があれば、その後適切なクリニックなり何なりを紹介してくれたのでしょう。

それまでは、きっと自分は躁鬱とかADHDとかナントカ障害とかナントカ症という根本的な何かを抱えているのだと思っていましたが、実際にカウンセリングを受けてみると、
「当てはまるような事柄があっても誰しも少なからず当てはまるような症状はあり、必ずしも精神疾患と診断されるわけではない(要は「素人判断は良くない」)」
と言われました。

カウンセラーのアドバイスを元に、ほんのちょっとの心がけでフッと心が軽くなったり、その心がけの習慣化で生きるのが楽になったりしていく…ような気がします(ただいま実践中)。

日本では気合や根性ばかり重視されて、あまりメンタルヘルス(特に日常的なストレスなどの精神的に病む前のちょっとした異変)の重要性は無視されがちなような気がしますが、もし職場内や近所に保険適用のメンタルクリニック等があれば、話を聞いてもらうのも良いかもしれません。

ネットで1時間何千円も課金するようなあやしいカウンセラーはダメですよ。カナダでは無資格ではメンタルヘルスのカウンセリングをしてはいけないので、たまにネットで日本人の「高卒で起業した俺がスカイプで1時間5千円で人生についてカウンセリング」とか「たくさん失恋した元OLの私が電話で有料恋愛カウンセリング」のようなものを見るとびっくりします。

友達に聞いてもらうのはその友達のストレスになってしまうので良くないようです。それと、ウインドウ・ショッピングのように、自分に合ったカウンセラーが見つかるまでカウンセラー・ショッピングするのもアリだ、とカウンセラーの方が言っていました。











さて。以前、職場で大声を上げてしまったので、人事部から処分される代わりにカウンセリングを受けてくるよう言われたことがありました。

その時に紹介されたカウンセラーからは、きっとアンガーマネジメント(怒りの管理)について指導されるのかと思っていましたが、なんと、全然違っていました。

「ストレスのレベルが高い職場なんでしょう。転職もアリかもね。」

みたいな共感。拍子抜けしました(この時点でもうこのカウンセラーについて行くと決まりました)。

そこでそれ以降のセッションはすべてストレス対策の話になりました。できれば瞑想(僕が日本人なので座禅の話をしたらカウンセラーも仏教に詳しく座禅は良いと太鼓判)、もしくは一日に数回、2分程度の深呼吸、などなど、いろいろなストレス軽減のテクニックについて話を聞きましたが、中でも一番重要と言われたのがカフェインを摂らない、もし摂るなら午前中、そしてなんとしても8時間寝る、でした。


というわけでどうしても午後にコーヒーを飲みたい時は decaf (カフェイン抜き)にすることにしていますが、この decaf ディキャフ(ディにアクセントを置いて「ディーキャーフ」的に発音)、日本語ではデカフェと呼ばれているようでビックリしてしまいました(日本に住んでいた頃はカフェイン抜きのコーヒーの存在を知りませんでした)。



…というわけで、「デカフェじゃないよ、ディキャフだよ」、って3行で済む話を、こんなに長々と書いてしまいました。



April 4, 2020

近況報告。

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こんなご時世なので、とりあえず収束するまでは英会話関連の記事はお休みして、近況報告的なことを書こうと思います。



いや、こんな時こそ、家に籠っているからこそ、英語の勉強に集中した方が良いのでしょうけど、試験を受ける予定もないし、特に問題集を持ってるわけでもないし、なによりなんだかソワソワして落ち着きません…。

―――


まず、カナダ国外からカナダ市民や永住者とその家族以外、入国できないようになったようです。

※留学生や労働許可保持者についてはわかりません、というか当ブログでは詳細は無責任に書けませんので各自大使館等にお問合せ下さい…。

個人的には特に影響はありません。管轄の領事館もわざわざ現状確認のためのお電話を下さり(隣の隣の州にあります)、さらにメールでも帰国の予定を聞かれました。回答例にあった、「永住者なので帰国の予定なし」と回答しました。



そして僕が住んでいる州では、州知事が非常事態宣言を発令。物流などを除き、不要不急の旅行者を受け入れない体制になりました。そして州在住の人が州外から帰ってくる場合は14日間の自己隔離を要請。ニュースの写真を見ると、州境に人員を配置しているようです。

そして州内の居住者へは外出の自粛を要請。食料や薬の買い物、犬の散歩、健康のための近所の散歩以外は外を出歩かないようにとのこと。そして人と人との間は2メートル空ける事。公園はすべて閉鎖。5人以上の集まりは禁止。

悪質な違反者には罰金も課せる条例が急遽決まり、犬を連れて公園内に入った人、わざと人との距離をとらない嫌がらせをした人など、罰金刑になったようです(違反金は七万円弱)。


不要不急でない業種として、食料品・薬品以外の小売り(書店や家具店、アパレル)、美容院、理容院、マッサージなどは営業禁止(国から補償があるらしい)。

飲食店は持ち帰りか出前のみ(もしかしたら出前のみかも)。店内で飲食できません。

スーパーマーケットの品揃えは通常通りですが、店内の入店規制があり、入店客数が一定数を超えると、それ以外の客は外で入店を待たなければならなくなりました。メンドクサ。

買い物に行けるのも世帯で代表で1人とのこと(子供を引き連れて一家総出で行かないように)。

ーーー

というわけで、よく聞かれるのですが、上記の通り元々日本に帰る予定はないので出入国に関する心配は個人的にはありません。ご心配ありがとうございます(ツイッターのフォロワーさんは優しい人ばかり)。

※留学生の方やワーキングホリデーの方、駐在の方など、いずれ日本に帰る予定でカナダに来ている人は帰国のタイミングなど色々大変だと思います…。


実質上の外出禁止令ということもあって、仕事についても心配して頂くこともありましたが、幸運なことに在宅になったので雇用の心配もありません。むしろこんな状況なのに年度末は年度末ということで毎年恒例の忙しさです…。



在宅勤務が出来ない職種や、不要不急でないとされた業種は大打撃だと思います…。

ワーホリでこの街に来てからずっと当たり前のようにあって、たくさん思い出のあるサービス業の数々、特にまだ来たばかりの半分観光客だったような頃によく利用したこの街の観光業がすべてクローズしていて、再開の目途が立っていないことが悲しいです。

早くレストランで食事がしたい(´;ω;`)ウゥゥ






March 30, 2020

やっぱりちゃんと辞書で調べよう

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市内の条例が毎日のように変わり、“来週から”などではなく突然“たった今から”(effective immediately)色々なことが禁止になったりする今日この頃。英語のニュースを読むようになりました。

と言っても長文を読むのは苦手なので、ツイッターでテレビ局のアカウントをフォローして、興味を引いたものだけ読むようにしています。

昔はリーディングの上達には英字新聞を読むと良いとされていましたが、見出しは新聞用語というか独自のスタイルなのでなので見出しだけでは本文が想像できません(英語がに苦手なのでw)

でもツイッターなら見出しよりは長く、でも140文字しかないので読み易い!というわけでツイッターで英語のアカウントをフォローするのがおススメです。

さて、その中で最近よく目にする言葉がありました。

toll と measureです。


toll は有料道路などの通行料金、measure は測るという意味だとそれぞれ思っていましたが、どうも意味が通じないんです。

でも辞書では調べず文脈から推測する派(横着ともいう)なので調べずにいつかわかるだろうと思っていましたがわかりません。

それにしてもどの記事にもこの2つの言葉が出て来るので、ようやく重い腰を上げて調べたら(っていうか座ったままでググるだけなんだけど)、見つけました、意味を。

toll は犠牲者、measure は処置、のような意味があるらしいんです。

death toll、emergency measure、というフレーズでよく見るのですが、辞書にもそのまんまの例文がありました。

やっぱりちゃんと調べないとだめですね。






March 28, 2020

非常事態でテレワーク

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世界的な非常事態ということもあって、今回は英会話とはまったく関係のない日記的な記事です、って英会話に関係ないコタツ記事なのはいつものことですね


■急遽テレワークをすることに



カナダの首相や僕が住んでいる州の知事がいろいろアナウンスしたこともあり、うちの職場では急遽テレワークをすることになりました。

過去記事→テレワークを日常英会話で言うとwork from home

前の日までセキュリティーの問題で在宅勤務は許可できないと言われていたのに、いきなり在宅勤務になるから職場のPCを自宅に持ち帰るように言われ、翌日の指定された時間までに全員帰宅、それ以降は職場に残ってはいけないとの指示が出ました。

今まで紙ベースで行っていたので急遽すべてスキャンして、職場のパソコンも勝手にいじらないように言われていたのに各自はずして持ち帰り家で再接続しなければならず、いきあたりばったりのぶっつけ本番でした。


■手探りで使いながら覚える



今までは紙ベースでかつ対面で話し合うというスタイルだったのが、いきなり準備なしに全員それぞれの家に居ながらネット経由で業務を行うことになったので、自分を含めチームの全員にパソコンの使い方を極めなかったツケがまわってきました。

テレビ電話会議も初めて、メールで受け取った書類を印刷せずにPDF化して更にそれを編集するのも初めて、「この部分」と書類を見せれば簡単な質問を会わずにメールやチャットで質問し合うのも初めて、すべてまったく予備知識なしで使いながら覚えていきました。1週間目が終わり、まだわからないことだらけです。



■通勤時間なし



当たり前ですが、自宅で働くので通勤時間ゼロ。外出禁止令は不自由でストレスフルですが、混んでいるバスに乗らなくて良いのはありがたい。そして起きたらすぐパジャマのままでパソコンに向かうので準備時間ゼロ(ヒゲ伸び放題)。犬も淋しくない。ネットで買い物しても受け取れる。

世界的な大変なことではありますが、これを機にうちの職場のお偉いさん方には在宅勤務を正式に認めて欲しいです…。

っていうかうちのオフィス、狭いので派遣社員を雇っても場所がなかったりするんです。だから僕ら正社員みたいな既に仕事の手順が頭に入っている人達は家で仕事させて欲しいなぁ…って何について書いているんだかわからなくなったのでこの辺にしておきます。








March 15, 2020

「メールしました」を英語で

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メールをしました、とか、メールで送って下さい、とか、メールを確認してください、とかを英語で言おうとするとそのまま mail と言ってしまう人がたまにいるようです。

いつだったか誰だったかも覚えていませんが(年を取ると恐ろしいくらい忘れる…四捨五入して50歳になるってこういうことなのね...)、誰かの英文添削を頼まれたときに「電子メールで送りました」という文脈で mail を見たのを覚えています。




mail は、郵送という意味なので、メール(電子メール)とするには e-mail にしなければなりません。

人によって、

  • e-mail
  • email
  • E-mail
  • Email

と書き方が違いますが、どれでも良いみたいです。e は electronic の略です。







「メールしました」の言い方は、e-mail は mail と同じ使われ方のはずなので

I e-mailed you.

で良いはずですが、うちの職場では

I sent you an e-mail.

と言う人が多い気がします(でた、コタツ記事)。





また、もし特定の文書を
「郵送でなくメールで送りました」
というとき、

I sent it to you electronically.

と言う場合もあります。




自分で書いていて気付きましたが、
  • I sent you an e-mail
  • I sent it to you.
と、送ったものがe-mail か it かによって you の場所と to がつくかつかないか変わるんですね、おもしろーい(コタツ記事なので調べたりしません…)。






で、何が言いたいかと言うと、


  • mail 郵送
  • e-mail 電子メール

の2つは大違い、と言う事でした。


March 12, 2020

カナダ人の主食は何?





日本人の主食は米ですよね。白米。
必ず出て来る。

子供の頃、外国(といえばアメリカ)の主食はパンだと教わりました。

レストランでも(ファミレスだけど)、ライスかパンか聞かれてたのでやっぱり外国(西洋)はパンなんだ、と思っていました。







でも、カナダでは「主食」は「メイン(entrée アントレー)」なんじゃないかと思います。

肉。

パンや野菜はあってもなくてもいいという感じ。

日本人のように炭水化物を大量にメインで食べることは少ないと思います。






あ、カナダ人といっても例えば日系カナダ人なら家で食べてるのは和食かもしれないので、ここではカナダの田舎のヨーロッパ系カナダ人ということにしておきます。






というわけで、カナダの主食は肉です、という結論で締めくくろうと思いましたが、あったんです、毎回メインと一緒に食べるものが。

じゃがいもです。

手を変え品を変え、毎回食べます。フレンチフライだったり、マッシュポテトだったり、ベイクドポテトだったり。

フライドポテトは英語はじゃない?

そう、まるでどんなおかずにも必ず白米が出る日本の食卓のように。



というわけで、カナダ料理で主食といえば「芋」です。
スーパーマーケットでも日本での米の売り方のように大きな袋で売っています。







March 11, 2020

留学なんてお金が無いから無理だと思ってたけど意外となんとかなった話


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今年のタックスリターン、申請終わりました


毎年おなじみ、インカムタックスを申告して、タックスリターンの手続きをしました。「今年の」ってことはつまり前年度の分なわけですが。

英語ではこの申告というか手続きを file と言います。

File your income tax

なんて言います。

終わってほっとしたのでこんなツイートをしました。



申告した結果、払い過ぎた所得税が戻ってくることになりました。日本の源泉徴収と同じですね。

会社員だと、日本の場合は雇用主が従業員の支払う形になりますが、カナダでは税務署から直接個人の口座に振り込まれます(どうでもいい情報)。

とにかく臨時収入です、イエイ!
イェイはYeahで本当にいいの?

まあ、ちゃんとした大人なら源泉徴収で税金の戻りがあることぐらい把握しているんでしょうけど、どんぶり勘定で生きているので臨時収入ですこれは。

そこで思ったんです。想像していかなった臨時収入ってわりとあるよな、と。




うれしい誤算が割とあるのが人生



留学前は、自分の貯金だけではどう計算しても学費と生活費でギリギリの分しか稼げませんでした。

それで4年間、外食も洋服の購入も何もしない覚悟で留学を始めたわけですが、意外な(うれしい)誤算がありました。



■アルバイト


留学先の大学付属の英語学校でたまたま受付事務の募集があって、運よく働くことができました。夏休みなどは朝から夕方まで週5日でシフトを入れてもらえて、卒業まで勤務できて、経済的にかなり助かりました。


■奨学金


大学には各種奨学金があるので、これから留学する人はダメ元で調べてみる価値アリです。僕の場合はたった1学期でしたが成績が良かったということで授業料が数万円安くなっていました。



■テクノロジーが進化して時代は変わる



留学前は、たくさん学校で文書を作ったら、USBとかデータを保存するメディアが必要だと思っていたのですが、実際には全学生にネットワークドライブが割り当てられてたり、入学した頃からちょうどクラウドなる概念が広まって各種サービスも始まって、データの保存にお金を掛けなくても良くなりました。

それから僕が留学を検討していた頃の体験談などでは「日本からたくさんCDを持っていって辛いときには聞いていました」みたいな声もありましたが、実際に留学を始めた頃にはYouTubeが一般人にも広まったので音楽にかけるお金も昔ほどかからない時代になりました(音楽業界の衰退に加担したといえばしたことになるけどみんなもそうでしょ)。


■教科書のBuy Back



カナダの大学の教科書は高額なのですが、大学の売店が毎学期買い取りをしてくれたり、これから受講する友達に売ることもできますし、逆に既にそのクラスを履修を終えた人から安く買ったりすることもできます。「留学って言っても教科書代高いしなぁ」といって留学を諦めてしまうとこういう所は見えませんよね。


などなど。


引き寄せの法則はあると思う



留学中は上記のようにプチ臨時収入しかありませんでしたが、卒業後はわりとドカンと大きな臨時収入があったりします。

■タックスリターン



今はこの制度は無いようなのですが、僕が卒業した頃は、卒業後も州から出ずに州内で就職すれば数年間毎年高額控除がありました。安月給だけど結局は収入アップと同じことですよね。



■積み立てとか利子とか



毎月積み立てをして、それに複利で利子がついて…みたいのは、暗算ですぐ答えが出るようなものでもないし、そもそも利子は変動するし、思っていたより増えていた、みたいなことはよくある話ですよね。


■昇給



今の給料がアレでも、上のポジションに大抜擢されるかもしれないし、そうでなくとも毎年の昇給は、実際に目にすると頭で考えていたより多く感じるかもしれません。


■福利厚生


安月給でも、実は厚生年金が良いとか、各種割引が使えるとか、給料明細の額面より実際に恩恵を受けている金額は多いかもしれません。




まとめ


毎月の積み立てをパッと考えた時に、
月1万円 × 12か月 =12万円
なんだ、12万円か。
と思うかもしれないけれど、利子の変動、税金の戻り、今まで有料だったものの無料化、さらにはひょっとしてひょっとするとブログやYouTubeで収益化、などなど、若い皆さんはあまり悲観しなくても良いのでは、とこれを書いているおじさんは思います。若い時に「どうせ貯金したって大して貯まんねーし」と思ってちゃんとやって来なかったので(泣)。


March 8, 2020

ポップミュージックのポップって何の略?

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音楽のPOPは何の略?


音楽のジャンルのpop musicのpopは、おそらく popular の略かと思われます。

※このブログはリサーチなどをせず、筆者の頭の中の既存の知識だけで書くいわゆる「コタツ記事」ですので、断言を避けてます。

ちょっと前まで日本でもカラオケなどに行くと人気の歌は「ポピュラー音楽)」などと分類されていたし、英語圏でも年配の方と聞くと「ポピュラー音楽は聴かないんじゃよ」と言う中でpopular music をジャンルとして言っていたので、popular が略されて pop になったのだと思います。

この文字の最初の数文字だけ言う言い方はよくあります。
  • professor(教授)→ prof 
  • veterinarian (獣医)→ vet
  • mathematics (数学)→ math

なので pop music とは、一昔前でいう「歌謡曲」のことですね。

現在「歌謡曲」と言えばムード歌謡などのことを思い浮かべてアイドルが歌うイマドキの歌とは別モノと考える人もいるかもしれませんが、思い出して下さい。J-POPなる言葉が出て来る前の80年代のことを。今(当時)をきらめくアイドルの新曲も、ナウなヤングに人気のロックバンドの名曲も「歌謡曲」と呼ばれていたあの頃のことを。

昔で言う「歌謡曲」、つまり、ヒットチャートをにぎわすような人気の曲(またはヒットチャートをにぎわす予定で制作された楽曲、結果はどうであれ)が pop というジャンルなんでしょうね。

(そう言えばロック音楽は表向きは売上よりメッセージ重視ですよね)

ちなみに、日本では人気の曲の基準と言えばチャートの1位から10位までのトップ10で11位は惜しいと言われる傾向にありますが(ウチらベストテン番組世代だけ?)、北米ではよく「人気の曲」「流行歌」という意味で「Top 40」という表現が使われています。



パーティーで用意するPOPって何?



POPつながりで別のPOPの話を。

留学生時代、校内に学生同士の親睦会の貼り紙がしてありました。

その貼り紙に一行、「pop をこちらで用意します」的な文章がありました。

留学生の友達と、この “pop” とは何なのか考えこんでしまいました。

  • ポップコーン?
  • チラシ的な何か?
  • ポップアップウィンドウな?

そこで思い出しました、ニュージーランド(ワーホリしてました)で soda と呼ばれていた炭酸飲料を、カナダでは pop と呼ぶ、ということを。

カナダ(の田舎)では、ペットボトルの飲み物と言えば炭酸飲料か水しかないと言っても過言ではありません。

アイスティ-があるにはありますが、どの店でもほぼ1種類です(加糖、たしかレモン風味)。

つまり、「飲み物あります」と言う時に、日本のように緑茶やアイスコーヒーはありふれた選択肢ではありません。

ジュース (juice) は果汁のみを指す言葉で、かつ普段がぶ飲みするモノでもないし(大抵は朝食に飲む)、同様にスポーツドリンクも親睦会などで飲むものではありません。

つまり売場のほとんどが炭酸飲料なのです。同じような物を数社それぞれ通常のもの、ダイエット用のもの、カロリーゼロのものと出しているので、コーラだけでもかなりの売り場面積です。

というわけで、POP=炭酸飲料=一般的な飲み物、と捉えて良いと思います。



手書きPOPのPOPは?


POP と言えばもう1つ。

よくお店の棚に「おすすめ!」とか「特売品!」とか書いてあるカードやポスターがありますよね。

例えば書店で店員さんのお勧めの本の横にある、その店員さんが書いた推薦コメント。あれもPOPと呼ばれています。「手書きPOP」なんていう言葉、聞いたことありませんか?

こういう商品棚に局地的に置いてある貼り紙などの販促アイテムはPOPと呼ばれます。

応用の利く「SALE」とか「本日限り」などの決まり文句なら印刷会社に発注することもできますが、毎日変動する生鮮食品の価格や、1書店の、1店員の、1店舗で1冊の本にしか使わない紹介文などの、世界で1枚しか必要のない販促の印刷物は、チェーン店か個人商店かに関わらず各店舗で用意することになりますよね。

今なら簡単にパソコン等で作成して印刷できますが、今から20年ぐらい前までは手書きしか手段がなかったので、通信教育のコースに「英会話」「ペン字」などに並んで「POP文字」なんてのもあったんですよ。

…またおじさんの昔話ですね。飲み会で若手に嫌われるタイプです。

えーっと、何の話でしたっけ?あ、そうそう、POPは何の略かですね。

この場合のPOPは、point of purchase の略です。「購買のポイント」という意味です。

point of purchase で画像検索すると、販促用の、その商品専用の棚や什器の写真が出て来るので、きっと英語でのPOPは文字や印刷物に限らず、売り場のディスプレイを指しているのではないかと思います(出た、コタツ記事)。

蛇足ですが、 point of sales (POS) はレジや端末などの売り上げが発生する場所を指します。



March 6, 2020

新しい業務を教える時に「とりあえず一緒にやってあげます」って英語で言うには walk you through

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仕事で、今まで自分がやってたタスクを未経験の誰かにお願いすることってあるじゃないですか。

たとえば今まで店頭で品出し専門で働いていた同僚の山田さんがレジを担当にすることになり、今までレジを担当していたあなたが山田さんにレジを教えることになったとき。

本格的にレジの打ち方を教える前に、口頭でざっくり流れを説明するとしましょう。

「朝、出勤したら、つり銭を用意してもらって、それで日中はお客さんが来たらレジを打って、閉店時にレジ締めをする、って感じですね。」

ここまで説明して、もしレジ打ち未経験の山田さんが新しい業務に緊張していたら、きっと

「ちょ、ちょっと難しそうでレジ打ち出来る気がしません」

と言うかもしれません。

でも実はそのレジは簡単で、ひと通り説明をしてあげればわかる仕組みになっているので、

「大丈夫、大丈夫。私が一緒に横についてひと通りやり方を教えてあげるから。」

と言うとします。





はい!これ!

職場で、経験者が未経験者の横についてひと通り一緒にやってあげるやつ。

英語では、walk through と言います。

「一緒にやってあげる(から大丈夫)。」

は、

I'll walk you through.


と言います。


ちなみに僕は職場でこのフレーズを聞くまでは、

I'll show you.

と言ってました。



I'll show you だと、こちらが操作してそれを研修生(上記の設定では山田さん)に見せる感じですが、I'll walk you through だと研修生が操作してる横で「はい、次はこれをクリック」と言っているようなイメージです。知らんけど。



「_____を英語で言うと I'll walk you through」と書きたかったのですが、そもそもこの状況を表す端的な日本語のフレーズが見つからなかったので、寸劇のような脚本仕立てにしてみました。