July 26, 2020

海外のファミレスにドリンクバーはあるの?



■ ファミレスなんてTVディナー?


日本に居た頃、カナダ人の友人にファミレスに行こうと提案した所、ファミレスはTVディナーを出すだけの店なのでいやだと言われました(チェーン店ではなく個人経営のレストランがいいとのこと)。

TV(ティー・ヴィー)ディナーとは、調理済みの冷凍食品のことで、電子レンジから出したらそのまま移し替えることなく食べられるもの。

ファミレスでアルバイトしたことがありますが、確かに本社から送られてくる冷凍の食材が多いです。そして全て同じ工場で作られているのか、どの店舗も同じような、判で押されたような仕上がり。

確かにファストフードのように全て画一的で、どの店舗も同じ味で、新しい発見や驚きはありませんが、低価格で、セットメニューが多くて、ドリンクバーで飲み放題、長居ができるということでファミレスが好きな自分にとっては、ファミレスへは行きたくないという意見にびっくりしたのを覚えています。



■ 現地のレストランはこんな感じ


僕が住んでいる町は田舎なので、レストランのほとんどはチェーン店ではなく個人経営の店で、感覚的に言えばファミレスが普及する前の日本のような感じです。1980年以前のような感じですかね(あまり記憶にありませんが)。

個人経営の店は大手ファミレスのように本社から冷凍食品が送られてくるわけでもなく、フレンチフライひとつとっても各店舗でカットしなければならないので大きさがバラバラだったりします。

またそもそもレストランの提供するサービスは食材だけではなくお客様のおもてなしだったりするので、料理を運んでくれる、飲み物のおかわりを持ってきてくれる、というもレストランでは省くことのできないサービスだったりします。

そのサービスを提供しないということはお客様からチップをいただくことができなくなってしまうのでドリンクバーにしてしまうとウェイターやウェイトレスの収入が下がってしまうと思われます。

僕に言わせれば、ドリンクバーを希望する人は何でレストランに行くの?という感じです。席に着いたまま食事や飲み物を持ってきてもらう(サーブしてもらう)というのもレストランを利用する理由の一つなので。

とはいえパンのおかわり自由とかサラダバーとかでお客さんが自ら席を立ってに取りに行くスタイルのレストランもあるのであれなんですけど。




■ 海外のファミレスにドリンクバーは…おそらく少ない!


英語でもファミリーレストラン(family restaurant)という言葉はあります。日本語でファミリーレストランといえば全国チェーンのいわゆるファミレスのことを指すと思いますが、英語の場合は文字通り「家族向けレストラン」という意味であって、必ずしもチェーン店とは限りません。

家族向けレストランというのはどういうことかと言うと大人から子供まで対応できるメニューを提供しているということになります。

僕が住んでいる町に全国展開しているようなチェーン店はおそらくないのと、カナダ全土のレストランについて知ってるわけではないので「カナダではこう」と断言することはもちろんできませんが(ましてや「海外の」とか)、一般論として、カナダには日本のようなファミレス(全国展開をしている、メニューに写真がある、低価格)は少ないということ、そしてドリンクバーというシステムはあまり普及していないことは間違いないと思います。





■ 個人的には一時帰国をしてまでファミレスに行きたいとは思わない…


低価格で長居ができるファミレスはもちろんメリットはありますが、ファミレスは行く前からその店がどんな感じか既にわかっているし、店舗ごとの個性がないのでワクワク感があまりないと個人的には思っています(子供の頃はファミレスに行くのが楽しみだったけど)。

今となっては先に述べたカナダ人の友人のファミレスではないレストランに行きたいと言っていた気持ちがよくわかります。

確かに行く前からどんなメニューが出てくるか想像がつくし、工場で作られた画一的な冷凍食品と言っちゃあそれまでですからね。

とはいえ、数年前に一時帰国した時に、20年ぶりに会った友人と24時間営業のファミレスで、当時のように深夜2時ぐらいまでドリンクバーをおかわりしながら懐かしい話をしていた時は
「そう、これこれ。こういうの。懐かしい。」
て思いました。


だからドリンクバーのことディスってないからね!





July 23, 2020

貧血を英語で







昔から貧血気味で、食べ物に気を付けないと大人になっても貧血の症状で気分が悪くなることがあります(病院行け)。

というのを英語で言う機会が何度もあるので、そのたびに辞書で調べるのですが、何回調べてもうろ覚えです。加齢による暗記力の低下⁉

辞書によると anemia というようです。

カタカナでアネミアと覚えていますが、どうやらアニーミアと発音するようです。

このように、「アネミアと書くけどアニーミアと言う」みたいな、はっきりしない覚え方だからなかなか記憶が定着しないのかもしれませんね。

普段からテレビや職場で耳にしていれば、きっとバシッと覚えられると思うのですが。





ちゃんと「貧血」と通じたことはあまりないのですが(笑)、それはきっと自分のはっきりしない発音のせいだけではなく、文章でズバッと言わないからではないか、とも思います。

「頭痛」のようによく口にする言葉なら

I have a headache 

と言えますが、anemia という言葉だけを知っていても文章で言えないと英会話では役に立たないようです。


とりあえず自分は万年貧血気味の場合、

I'm anemic

という文章で覚えようと思います。

そして鉄分を多く含む食べ物を摂ってコーヒーを控えます…(英会話に要らない情報w)。




July 21, 2020

Thank you と Thanks to you





Thank you だと、ご存知の通り「ありがとう」という意味になりますが、Thanks to you では「あなたのおかげで」という意味になります。

面白いですね。







今更説明するまでもありませんが、 Thank you はそれで完成する一行です。

それに S をつけた Thanks to you ですが、日本語訳の「あなたのおかげで」と同じで文章としては完成しません。

Thanks to you, I was able to go there.
→あなたのおかげでそこへ行くことができました

でも、It's をつけて
It's thanks to you.
にすると、「あなたのおかげです」という意味になります。



なお Thank you に I をつけて、もっと大げさにすることができます。
I thank you. 

「ありがとう」と話しかける場合は、対象はyou になりますが、話し相手に他の誰かに対しての感謝の気持ちを表現するならば、

I thank him
I thank her
I thank them
I thank my sister
I thank my classmates
I thank my friends

と表現することもできます。





全然関係ないけど音声入力はすごく楽ですね。Google Chrome で入力してますが、早口で喋っても全然理解してくれて漢字も的確に変換してくれるので入力がすごく楽です。

July 20, 2020

英語名のススメ











■ ニックネームは自分でつける


英語を勉強して色々な人に会って、英語圏の人は自分のニックネームは自分でつけるということに気付きました。

例えば Michael さんが Mike で行くのか Mikey で行くのかそれともそのまま Michael で行くのかは本人が決めるようなのです。 

ちなみに英語で「私はMikeで行きます」と言う場合は
I go by Mike.
です。
Call me Mike 
と同じような意味です。

もちろん子供の頃は自分で決められないので、周りの大人が呼ぶ愛称があるようですが。



■ 英語名でもいいじゃない

日本では基本的にあだ名は周りの人が付けてくれるもので、自ら名付けるのはちょっとハズカシイ感じがするかもしれません。

英語圏では逆に、呼び名を言ってくれないと周りが困惑することがあります。
  • ウィリアムと言ったけど、ウィルとかビルとかニックネームはあるのだろうか
  • うっ、あまり聞いたことない名前…復唱できない…
そんな場合、自己紹介の時に

        Please call me _______.

と言ってくれるとホッとしますよね。

語学学校で、日本人が突然「ブリトニーと呼んで下さい」と言い始めたら「あの顔でブリトニーだって」「スター気取りかよ」などと失笑されてしまう場面に出くわしたことがあります。

実は僕もそう思っていました。

親が英語名でもないのに、帰国子女でもないのに、クリスチャンでもないのに、そう思っていたけれど、今思えば本人が Please call me Britney と言っているのを他人が「いや、お前はブリトニーではない」と言うのはおかしな話です。

芸名やアーティスト名って、ツイッターのユーザー名、ユーチューブのアカウント名だって自分たちでつけた名前なのに、おかしくはないですよね?そんな感じでブリトニ―でも何でも読んで欲しい名前をつけましょう。


■ おすすめの英語名


英語名をつける時によく言われるのが、日本人としてのアイデンティティを失ってもいいのか、外国人に合わせて自分の名前を失ってしまってもいいのか、というような意見です。

でも、最初に言ったように、自分でつける名前であれば、植民地になって母国語の名前を失ったのとは違い、あくまでも自分の意思です。

ユーザー名、アカウント名だって、別に SNS の運営会社に強要されて本名をねじ曲げられているわけではありません。

これは日本人対英語圏の人という構図ではなく、他のどの国の人でも同じです。発音が難しい国の人が自己紹介をして、こちらが名前をお呼びできない場合、◯◯と呼んでください、と言ってもらえると助かります。

英語圏の人の名前でも、発音が難しい場合もあります。ありがちな名前かもしれないけれど、聞き取りの不審者には難しい名前だってあります。そんな時にニックネームを言ってもらえるとやっぱり助かります。

例えばタカヒロさんならTakaではなく、英語っぽいTucker(タッカー)なんかはどうでしょう。 

もしエミさんだったらEmi じゃなくてAmy(エイミー)とかエリさんなら Ellie(エリー)とか。
 
全然似てなくても、最初の一文字さえあってればもうOKでしょう。


■ 英語名は便利



オンライン英会話レッスン家や、スクールで英会話レッスンを受けてる人は、是非今日から英語名で名乗ってみましょう。

僕は英会話スクールでは恥ずかしくて本名でやっていて、英語名でやるのは、留学したら、就職したら、移民手続きが完了したら、と思っていながら結局タイミングを逃してしまいました。

一時期途中から名前を変える宣言をしてみたのですが、周りの人も混乱するし、自分が呼ばれても気づかないこともあったし、やっぱり自己紹介の時にすでに英語名を持っているとスムーズにいくと思います。

講師が毎回変わり、自己紹介がつきものの英会話のレッスンは絶好のチャンスです。

スクールに限らずこれから新しい人達に会う機会があるみなさん、ぜひ英語名を持ってみませんか?



July 12, 2020

「今日は暑い」は today is hot で本当にいいの?





「今日は暑い」を英語にすると、シンプルで簡単そうですよね。

Today is hot. 

でも…。よくよく考えると、なんとなく変じゃないですか?


Today is Monday ←わかる(“今日は月曜日”)
Today is a provincial holiday←わかる(“今日は州の祝日”)
Today is a national holiday←わかる(“今日は国の祝日”)
Today is hot ←なんか変


上の3つはカレンダーにあることなのに気温はカレンダーに無いから?
上の3つは前から決まっていることなのに気温はそうじゃないから?
上の3つは一日の間で変わらないのに気温は変動するから?


専門家ではないので詳しいことはわかりませんが(なら英会話系のブログを運営するな!)、結論から言うと、Today is hot よりも、

It's hot today.

の方が自然です。


「暑い」という感想は It's hot だけで完結します。なので「暑いです」と言った後に「今日という日は」を補足的に付けている感じ。

(説明が下手なので説明すればするほど読者が混乱してしまうパターン…?)




Today is _____ は時と場合を選ぶかもしれませんが、It's ______ はとりあえずいつでも使える安全牌です(ただし単数系&現在形に限る)。

It's Monday today.
It's a provincial holiday today.
It's a national holiday today.
It's hot today.


というわけで、主語が見つからなかったらとりあえず It's と言っときゃぁ安泰です(テキトー)。 

July 11, 2020

英語が下手なら、良い聞き手になれ









■ 英会話でも、「話し上手は聞き上手」


日本人でもそうですが、相談をしているようで実はただ聞いて欲しいだけ、という人はよくいますよね。

良い相談相手というのは、じっくり話を聞いてくれる人。例え適切なアドバイスでも、話も聞かずにズバッと提案をしたら「あの人は何もわかってない」と言われるでしょう。

顧客からの苦情も、まずは言いたいことを言わせてあげるのが基本ですよね。ロクに話も聞かず謝罪だけしたら「謝れば良いってもんじゃない」と火に油を注ぐことになるのがオチってもんです。

よく、ネイティブスピーカーの友達と話す機会があったなど、英会話の実践の場で上手く話せなかったと落ち込んだ話を聞きますが、もしかしたらお友達はたくさん聞いてもらえてスッキリしたかもしれませんよ?





■ 多くを語らず聞いてくれる上に時々確認してくれる



以前友達に「You're a good listener.(君は聞き上手だね)」と言われたことがありました。理由を聞いてみると、じっくり話を聞いてくれる上に、分からない所は質問してちゃんと話を理解しようとしてくれているから、というのです…ちょーウケるんですけどwww

そもそも、その友達の言う事は7~8割程度しか理解していませんw なぜなら仕事の話と違い話題の範囲も広い上に、いきなり突拍子もないことを聞かれることもあるからです。なので、真剣に聞くしかありません。

そしてすべてのトピックに対して自分の意見があるわけでもなく、またその分野の表現を知っているわけでもないので、気の利いたことは言えず相槌を打つのが精一杯なのですが、それが「余計な事を言わず聞いてくれている」というよう感じるようです。

繰り返しますが7~8割程度の理解度ですので(笑)、途中で確認しないと話についていけなくなってしまいます。

ですから
「つまりその『She』っていうのはさっき言った管理人さんってこと?」
「◯◯◯ってどういう意味?」
「その地名聞いたことはあるけどここから遠いの?」
などど途中で確認しなければいけないのですが、それが「ちゃんと理解しようとしてくれてる」という印象につながるようです。


■ 隙あらば自分語り、をしない


英語を話せるようになる、という意識のあまり、外国人の友達と語らいの場になった時に、自分が話すことばかりに集中してしまうことがあるかもしれません(「語らい」って表現の昭和感…)。

やっぱり会話はキャッチボールなので、相手にも話させる、聞き役に回る、ということも考慮しないといけませんね。

友達やその他、世間話の相手は、スピーキングのテストの試験官ではないのでこちらが話す量は気にしなくても良いはずです。

隙あらば自分語り、では、聞いてるほうも疲れてしまいます。ましてやノンネイティブの片言の英語ですから。



■ 無理に話さなくても良いんだ


英会話の練習をしている人にとっては、話すことは大事です。それでも、スピーキングのテストでもない限り、人間対人間の会話だということを忘れてはいけません。

いかに自分が話せないか落ち込んだ後、友人に聞き上手だと言われたことは目から鱗でした。

確かに自分の接客業の経験からいっても、心理学のクラスで受けたカウンセリングに関する内容でも、聞くということは話すのと同じぐらい大事なことだということを思い出しました。

というわけで、英会話の実践の場であまり話せなかったとしても、今日は聞くことに徹することができた、聞き上手だった、と思えればいいじゃないですか。ま、あんまり気にすんな、てことです。







July 8, 2020

動詞を克服する方法


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■日本語があやしくなってきている


個人的な話ですが、最近日本語話してないんです。

去年帰国して以来、ずっとw

というわけで、自分が知っている言葉以外、頭に浮かびません。

なので、ネット記事や各SNSへの投稿やコメントを読むと、動詞に感心させられるのです。ああ、こう言うのか、と。



■自分が使わない動詞を再発見


自分はこう言う→ネットで見た表現、の順で、例を書き出してみます。

検索する→検索をかける
重圧である→重圧をかける
発注する→発注をかける
メールする→メールを打つ
マウンティングする→マウントを取ってきた
冷え性を改善する→冷え取り
肩甲骨のストレッチをする→肩甲骨はがし

最後の2つはちょっとアレですねw


特に誰とも話さず、脳内での自分との対話だけの生活を長い事しているので、ほぼ「◯◯する」で済ませているのがわかりました…。

なので、ネットのコメントなどで他の人が「◯◯をかける」「◯◯をとる」など、「◯◯する」以外の動詞を使っているのを見ると、色々な言い方があると勉強になるのです。




■動詞を変えると文章が生き生きする


先日の記事にも書きましたが、言い方を変えると同じ内容でも違った印象になりますよね。

上の例で言うと、「マウントを取る」の「取る」には感動すら覚えました。

こう、何て言うか、相撲で相手の力士のまわしを取るような、主導権を握るような、こちらが何も言えなくなるような状況にするような嫌な感じが伝わってくるじゃないですか。

きっとこのブログが平坦でつまらない理由は、使われている動詞にも問題があるのではないか、と思うんです。

「◯◯する」ばかりで、文章に奥行きがないというか、色彩がないというか、ジェットコースターにならない(英語ではローラーコースター)。

「検索をする」を「検索をかける」にすると、コンピューターが1つ1つのデータを瞬時に照会してピコピコ音がなって両側にミシン目と穴の開いた長く繋がった用紙にジジジジジっと印字されるイメージがするじゃないですか(いつの時代のパソコンだよ)。



■動詞を克服する方法



英語の勉強を始めたばかりの頃は、動詞が苦手でした。

英会話(スピーキング)としてフレーズごと暗記していた頃はそれほど苦手意識はありませんでしたが、問題集とか参考書とかの机に向かって覚えるのが苦手でした。

でも当時は英会話スクールに通っていたので、レッスンで使えそうな表現は、「使える!」と思って自ら積極的に覚えていました。

当時はカタコトだったので(今も!?)、
「これを言えばちゃんと通じそう!」
と思うと勉強にも身が入るというもの。

make, take, get などの違いのまとめなど、参考書などで見た時は「どっちだっていいじゃん」とか「メンドクサ」としか思えなかったのですが(笑)、もっとちゃんと伝える、文章に奥行きを、彩りを、雰囲気を…(芸術家かw)みたいに思っていたら、動詞が怖くはなくなりました。

というわけで動詞を克服する方法は、「覚えればより正確にニュアンスを伝えられるようになる」と思って頑張る、でした(これ動詞に限らない…自己ツッコミ)。



July 5, 2020

読めない単語は覚えられない


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■忘れた単語を音で思い出す


久しぶりに、手書きで“顔”という漢字を書こうとしたときのことです。「彦」まで書いて、手が止まってしまいました。

彦は「へん(左側)」だったか、それとも「つくり(右側)」だったか…。そもそも「彦」に何だっけ?

そのとき「ひこページ」という言葉が浮かびました。

そういえば中学生の頃、同級生のH君が、顔と言う字が彦(ひこ)と頁(ページ)から成り立っていることにウケて、

「ひこぺーじwww」

とみんなで言い合っていたのが頭の中に残っていたのかもしれません。

自分で言えるようなフレーズは、割と頭の中に残るものですね。



■覚えられない単語は音で覚える


これと似たような話があります。

今の職場で、システムのデータ入力や検索に、わけのわからない文字列が使われるのですが、それは意味を成さない子音のまとまりなので暗記は難しいものです。

なので、ブックマーク機能を利用するか、メモをしておいてその都度参照するしかないのですが、後輩に質問されたときや、上司に説明されたときは大変です。

ところが、僕は自分でも驚くぐらいスラスラとその文字列が言えるのです。理由を考えてみたら、僕は新人担当を押し付けられがちなのですが、新人たちに何度もその文字列を読み上げていたのがどうやら良かったようです。

(例えて言うとQWERTYUIOPみたいのをキューダブリューイーアールティーワイユーアイオーピーと何度も何度も言っているうちに見なくても言えるようになった、みたいな)




■音で覚える英単語


中学生だった頃、テスト前に英語をカタカナで覚えたりしませんでしたか?

Wednesday→ウェッドネズダイ
Japanese→ジャパン・イー・エス・イー

音で覚えると、テストの時に書けるんですよね。



社会人になって英会話スクールに通うようになってからは、筆記がなかったので綴りは覚えようとはしませんでしたが、単語はひたすら音で覚えました。

スクールで買わされた…いや、購入した、音声教材のCDを常に聞いたり(習ったセクションのみリピートしてました)、車の中ではラジオ英会話に続いて発声していました。耳だけで覚えたので綴りがわからないという難点はありますが、知ってる単語が増えて英会話に大きく役立っています。




■まとめ


visual learner (見たほうが覚え易い人)と auditory learner (聴いたほうが覚えやすい人)がいると言われるように、効果的な単語の覚え方というのは人によって違うのでしょうけど、覚えたい単語や、覚えたいアルファベットの順番、語呂合わせなどは、実際に声に出して言ってみると意外と定着するかもしれません。












July 4, 2020

Corn on the Cob って何それ美味しいの?




トウモロコシをまるごと1本食べるときに、いつも思い出すことがあります。

カナダ人の友人の運転で郊外にドライブに行こうという話になった時の事です。

車の中で corn on the cob を食べに行こう、と提案されたのですが、それがなんだかわかりませんでした。

コーン・オン・ザ…何?みたいな。

「cob だよ、cob! C,O,B!!」のように言われましたが、そもそも cob がなんだかわからない。

オン・ザ・なんとか…コーンが何かに乗ってる?

ポップコーンのような容器に入っている何かを連想しましたが、それなら in ですよね。

ドライブの道中の話で車はもう走り出しているし、それが何でもコーンの何かを食べることに僕は異論はなかったので、とりあえず目的地に向かうことしました。


* * * * *


着いた場所はトウモロコシ畑でした。

コーン・メイズ(とうもろこし畑の中に作られた迷路)の受付の横に、トウモロコシを売る屋台(クリィミーマミの移動クレープ屋のような、フード・トラックと呼ばれる自動車)がありました。

そしてわかりました。

corn on the cob とは、まるごと1本のトウモロコシだ、と。
(辞書には「皮のついたままの穂付きトウモロコシ」などどあります)

要は単なる茹でトウモロコシなんですが、トウモロコシ畑を目の前に、たっぷりの溶かしバターと塩コショウをかけて食べるのは格別でした。素材の味を活かす、ってやつですかね。

日本語だと、「トウモロコシ食べに行く?」で済むのに、英語だと corn on the cob とフルネームで言わないとまるごと1本食べるイメージにならないのかもしれませんね…って個人の意見ですが。

日本語では「コーン」はラーメンに乗っていたりする粒のことで、「トウモロコシ」といえばまるごと1本ガシガシ食べる茹でトウモロコシや焼きトウモロコシみたいな連想が個人的にはしやすくなってると思います。

もし英語で会話をしてる中で、「つぶつぶのじゃなくて、まるごと1本のトウモロコシ」と言いたくなったら corn on the cob を思い出してください。



※個人的には「とうもろこし」とひらがなを使う派なんですが(外来語じゃないよね?)、今回の記事中では読み易さを考えて「トウモロコシ」とカタカナ表記にしてみました。




July 3, 2020

言い換えの魔力


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最近まったく映画やドラマを見ていなかったので、この自粛期間にネットフリックスで何か見てみようと思い、日本のアニメを見始めました。

普通の洋画だと、職場で受けた人種差別発言の公開処刑がフラッシュバックしてしまって辛くて見れないのでアニメで現実逃避です。

元々アニメ好きな子供でしたが、大人になると、いえ、おじさんになると飽きてしまって話についていけません。が、音声を英語にしていくつか見るようにしています。面白い作品に出会えるかもしれないと期待しながら。

そこでおすすめに出てきた「中二病でも恋がしたい!」という作品を見て感銘を受けました(はいそこドン引きしない)。

登場人物にいわゆる“中二病”の子たちがいて、不思議なパワーを持っていると思い込み、日常生活でも魔界の言葉に言い換えるのです。

英語で観ているのと、おじさんなのでセリフもうろ覚えで作品の中の言葉を文字通り引用しているわけではありませんが、例えば;

  • 電車が止まると手をかざす(自動ドア=魔法で開けた)
  • テストの点数が悪い→まだ人間界に慣れていない
  • 男の子と付き合う→彼を闇の力と戦う契約者として選ぶ
  • 神社で神様にお願いする→神に指令を出す
  • 何もない→インビジブルなんちゃらが潜んでいる

言葉の言い換えで中二病真っ最中の子と中二病を卒業した子の見える世界が全く違う所もアニメでしっかり描かれていて、これってメンタル的な事にも言えるなと思いました。
 
「中二病でも恋がしたい!」の英語版Wikipediaはこちら:



コップに水が半分、という同じ現実でも、ある人には「まだ半分残ってる」と見えて、またある人には「もう半分しか残ってない」と見える、アレです。

このブログ記事の冒頭で書いた、人種差別発言の公開処刑ですが、まず自分が差別されてると受け取っているだけかもしれないし(そう感じること自体、助けが必要な証拠なんだけれど、まぁそれは置いといて)、外国の会社で会議室に呼ばれて人事のツートップと面談なんて、映画の中のような出来事を経験して誇らしいとも思えることだし、同じ出来事でも見方が変れば“真実”さえも変わるってことですよね。



ポリティカル・コレクトネスもこれと同じような発想なもかも。言い方を変えると見える世界が変わるということ。

定年退職した前の上司は、良く僕の英語を直してくれました。英語講師的な直し方ではなく、同じ事でも当たり障りのない言い方や感謝が伝わる言い方にする直し方です。

たとえば…なんでしょう、覚えてないw
あとで機会があったら思い出してビジネス英会話としてまとめてみようと思います。




そこにある物事が、各自脳内で変換されて別の世界に見える、って面白いですね。

何が言いたいかというと、これからはキャラ設定をして、嫌な事があったら言葉を言い換えて対処したいと思います。


July 2, 2020

英語も複利で増えていく

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ありきたりで、手垢にまみれた、使い古された事を書きます。
でもこれは本当の話です。
あなたもこの未来の話がいつか分かる日が来ます…ふふふ。


■英語は時間がかかる


英語をマスターすることは呪文を覚えるようなものです。いろんな単語やフレーズを覚えていく修行ですからね。

それゆえ攻略本さえあれば一夜で英語が話せるようになるのではないかと思ってしまうことがあるかもしれません。

「英語はこれだけでOK」「聞き流すだけで~」「多読をすればいつのまに~」という広告がとても信憑性があるように聞こえるのはそのせいでしょう。一部当てはまることがありますので。

でも、英語を話せるようになるという最終目的のためには、ふさわしい呪文を選んだり、呪文と呪文の隙間を埋めて繋げたり出来なければいけません。

パソコンだって、ソフトウェアに単語やフレーズを入力するだけでは話をするようにはならないので、人工知能的として会話をするには単語を選んだり繋げたりする機能が必要じゃないですか。

そのためには時間が必要となります。コンピューターも学習機能で所有者が良く使うコマンドを覚えていくじゃないですか。漢字の予測変換とか。


■時間を味方に付ける方法


英語の習得には時間がかかる、と聞くと、その時点で自分には無理だ、と思ってしまう人が多いかもしれません。

たしかに初心者の場合、たった1年ではたとえ外国で英語漬けになっても上達には限度はあるでしょう(すっっっごく上達するとは思います)。

でも、時間と言うのは何もしなくても、過ぎていきます。あっという間に年を取ります。年を取るとわかるのですが、20代の頃は自分が40代になるなんて想像もつきませんでした。でも、なるのです…。病気や事故で命を落とさない限り、誰もが40代になるのです…。時間が過ぎていくことは難しくありません。勝手に過ぎていきます…。

気付いたら、40代も後半になりました。職場でも勤続10年。職場では、何も努力をしていなのに気付いたら同僚からのほとんどの質問に答えられるようになっていました。英語もとりあえず問題なく通訳なしで仕事をしています。毎日使う、それ以外は何もせずに。

毎日取り組んでいけば、時間は勝手に過ぎて行ってくれます。つまり時間を味方に付ける方法は「毎日やる」です。

今30代でも、毎日英語に触れていれば50代になる頃には洋画を字幕なしで理解するぐらいにはなると思います。


■英語も複利で増えていく


この「毎日やってりゃ10年、20年後には今の想像以上に話せるようになってる」というロジックはわかりづらいと思うので、お金に例えてみます。

毎月の積立をタンス貯金で行えば、1年後、2年後の金額は簡単に計算が出来て、10年後、20年後の金額を計算してがっかりするかもしれません。

でも…これが複利で利子がついたら。投資信託だったら。個人年金だったら。普通の計算機では簡単に出ない額の意外さに驚くでしょう(つまりローンを組んでも合計支払い額に驚くんですけど…)。

英語にもそんなところがあって、単語を毎日1つ覚えても1年で365個とは限らないのです。毎日続けることで、似た言葉なら予想が付いたり、関連する言葉の場合まとめて2つ3つ覚えられたり、その単語のお陰で文章も簡単に覚えられたり、単純計算で出た以上の量の英語が身に付いたりします。もしそれが10年続いたら…。

利子の計算と同じで、時間を味方につけるとすごいことになります。


■まとめ:気付けば上達しているはず


魔法使いが成長していくように、人工知能が学習していくように、同じ場所に長く勤めているとなんでも答えられるように、長期で投資をすると思っていたより多く金額になるように、毎日やることは大したことはなくても10年ぐらい続けてみると思った以上の成果になるものです。

そして何もしなくても気付いたら年は取っていくもので、今英語に不自由を感じていても、1日に30分しか受講できなくても(ラジオ講座でもオンライン講座でも)、5年、10年と経てば意外なほど上達していると思います。




June 29, 2020

出来そうにない仕事の依頼を受ける時の英語

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■約束を守らないカナダの受付?

「カナダでは」と主語を大きくして話すと語弊があるのであくまでも個人の感想なのですが、カナダに住んだ経験のある方ならきっと、書類や修理を依頼した時に受付カウンターで言われた日に取りに行ったのに仕上がってなかった、というようなことがあると思います。

この「納期を守らないカナダ人」というのはカナダ在住の日本人のブログを読み漁っているとたくさん出てきます。そんなカナダ人の国民性を日本人のブロガーさん達は「いい加減」「自由だ」「なんでもアリ」「おおらか」「細かいことは気にしない」などと言ったりします。

でも…。確かにそうかもしれないけど、うちの職場ではサービス残業している上司もいるし、謝れば見逃してくれそうな締め切りもしっかり守ろうとしている同僚もいるし、「カナダ人は」というより「人による」というのが本当の所じゃないのかなぁとも思います。


だけど自分が客の立場になるとやっぱり遭遇する「その予定でしたが出来ませんでした」と言われる状況。

自分が受付側になってカナダで十数年働いて、客側から急ぎの依頼を受けているうちに、わかりました。なぜ約束の日に仕上がっていないのか、が。




■自分が受付の側になるとこんな感じ

カナダで働き出してから職種は変われど「依頼を受けて期日までに書類を作成」みたいな仕事をしています。そして大抵の人が「処理は5営業日かかります」のような但し書きを無視して急ぎだと主張します。

「お客さん」と書きましたが、実際には社内の書類を処理している部署なので金銭授受は伴わず、急ぎで依頼されても特別料金などありません。急ぎの場合は◯◯ドル上乗せします!みたいなことが言えれば良いのですがそんなことも言えず、基本的にギリギリの依頼ばかり。

実際には書類の作成なので何日もかかるものではありません。が、複数人のサインが必要だったりすると、各担当者の出勤状況や会議などのスケジュールに左右されるので、「正午までに受け取れば3時には仕上がります」のような約束は出来ないのです。

日本人の国民性かどうかはわかりませんが、僕はいい加減な約束はしたくないし、後からのトラブルを避けるためにそもそも出来ないものは出来ないというのですが、これがひと悶着起きる原因になります。

でも同僚を観察していて気付いたんです。前の部署でも今の部署でも、カナダ人の同僚はお客さんと揉め事を起こさず、とりあえず引き受ける、と。


■英語で言うとこんな感じ

実際に英語で言うとこんな感じです。

受付時:
  • It should be ready by then.
  • I'll try my best.
  • We'll do it as soon as we can.
  • We'll do it as soon as possible.

そして当日:
  • I didn't have a chance to do it.

観察しているうちに、どうせ客が色々言ってくるなら、先に色々言われるよりも後から言われた方が良いという気がしてきました。

「もしかしたら間に合わないかもしれない」という「もしも」の前提で先方に悪いお知らせ(「出来ませんでした」)をするよりも、とりあえず良いニュース(「すぐやります!」)を与えておいて、間に合わなかった場合に初めて悪いニュースを伝えた方がメンタルをやられなくて良さそうです。

もしかしたら間に合うかもしれません。たまたま受付のボリュームが少なかったとか、他に急ぎの件がなくて優遇してあげられたとか。その場合、結局起らなかったことに無駄に精神的に消耗したことになりますからね。

そもそも急ぎの依頼の理由が「この人は来週飛行機で国に帰るので今日必要」とか、「この書類がないとこの人は今月収入ゼロ」とかいう、こちらに先方を説得できる余地を残さないものなので、こちらとしても「出来てないものは出来てません」という「しょうがない」としか言えない状況にすると言うのもお互い様という感じで良いのではと思うようになりました。


■まとめ:無駄なストレスで消耗しない

本当は、1人に許可してしまうと全員に許可しなくてはならなくなるし、受ける前位にきちんと説明して時には「お受けできません」という悪いニュースを伝えなければいけないのも覚悟すべきなんでしょうけど、警察でもあるまいし、自分が依頼を断るような権限があるわけでもないし、「とりあえず頑張ります」とでも言っておこう、そしてダメなら上司に相談、という考えに変わりました。

他人の考えは変えられないし、完璧主義(客全員に従ってもらうという考え)は自分を苦しめるだけ。

そう言えば、上司を含め、誰一人として依頼時に断ってる人がいないということにこれを書いていて気付きました…。そりゃぁカリカリして職場で叫んじゃうわけだ。

もしカナダで◯日に出来ると言われた書類が出来ていなかったとしたら、
  • 悪いニュースを先に受け取らずに後から受け取っただけ
    • お飲み物は食前・食後どちらがよろしいでしょうかみたいなアレ
  • 自分が働く側になったことを考えて「お互い様」と思う
    • こんなお国柄だから残業しなくて済んでる
みたいに思うようにしています。




June 28, 2020

プロトコルというパワーワード


pakutaso.com



■覚えられない単語「プロトコル」


プロトコル(protocol)という単語に苦手意識がありました。
最初に出会ったのは、初めてインターネットに繋いだ二十数年前。

当時は今のようにパソコンが勝手にWiFiを感知して勝手にネットに繋がってくれるわけではなく、自分で色々設定しなければならなかったのですが、今まで聞いたことのないカタカナ用語ばかりで参りました。

パソコンの知識もなかったし、プロトコルなんて聞いたこともなかったので、用語を聞いてもピンと来ず、説明を聞いても意味と用語が繋がらず、苦手意識だけが残りました。

その後本格的に英語の勉強を始めたのですが、protocol という単語に出会った時も、辞書の例文を読んでも意味がサッパリ頭に入ってきませんでした。


■勝手に口から「プロトコル」


そんな苦手だった「プロトコル」と言う言葉ですが、口から出てきたことがあります。

とある派遣社員の方が、顧客からの急ぎの依頼を僕に直接言ってきたことがありました。ですが、うちの職場では基本的には急ぎの依頼は受けず、どうしてもという場合はマネージャーが判断をするので、顧客から急ぎの依頼を受けた場合はマネージャーまで直接相談するという決まりなので、その旨教えてあげました。

それでもその人は引き下がらず僕に仕事を押し付けようとしていたので、再度それはマネージャー案件だよと告げたところ、「Why?」と聞いてきました。すると気付いたら僕は「It's a protocol」と言っていました。「そういう決まりだから」と言うつもりで「プロトコル」という言葉が勝手に出てきました。

多分普段日本語を使わず英語だけで仕事をしてきた中で、同僚たちが「プロトコル」を使って会話をしているのが耳に入っていて、無意識に頭の片隅に残っていたのかもしれません。

■別の機会の「プロトコル」


先日、まったく別の機会で上司から「プロトコル」という言葉を聞く機会がありました。

最初は朝のミーティングでは何でも相談があったらみんなで共有しよう、1人1人が発言する時間(わかりやすく言うとテレビ業界でいう尺)を気にして黙るより不安なことはどんどん発言しよう、という空気があったのですが、それを見直そうという話になった時のことです。

なんでも相談を共有してしまうと公開処刑のようになりかねず(参考:海外で働く際は「金持ち喧嘩せず」の精神で )、また尺を気にしなくなると内容によっては関係のないスタッフが無駄に拘束されるようになってしまう、という話を切り出す時に、上司は「プロトコルなんだけど…」と言って話を始めたのです。

つまり上司は「決まり」を作りたいと言っているわけで、この場合の「プロトコル」は上記の例と同じ文脈で使われているのです。

■プロトコルとは「協定のような手順」


辞書で protocol を調べてみると、いくつか意味があり、「協定」「手順」「儀礼」などなど、そのすべてがバラバラでいまいちピンときませんでした。

それがなかなか覚えられなかった理由でもあるのですが、今ならイメージがなんとなくまとまってきました。

それは「協定のような手順」、つまり「きまりごと」です。

インターネットプロトコルというのは接続の時に出てきますが、TPC/IPなんちゃらというのは互換性のあるやり方でないと世界中のパソコン同士が繋がりません。

京都議定書もThe Kyoto Protocol というらしいので(Wikipedia)、やっぱりプロトコルは“きまりごと”的なニュアンスの意味だと捉えて良いと思います。







ここまで書いていてなぜ「プロトコル」がなかなか覚えられず難しい単語だったかというと、もう1つのインターネット用語「プロパティ」と混同してしまっていたからだと思います。左クリックと右クリックの違いもわからなかったのに自力でインターネットを電話回線を使って設定していたものですから…(っていうかみんなも悪戦苦闘してやっと繋がってたのかな?)。Windows98の話。