April 17, 2020

おすすめカナダ料理ベスト3

今回もブログのネタを頂きました。ありがとうございます。
というわけで、リクエストにお応えして、僕が個人的におすすめするカナダ料理ベスト3を発表したいと思います。


第3位 ベジバーガー Veggie Burgers



別にベジバーガーはカナダ料理というわけでもないし、おそらく世界中で食べられるし、カナダが特にベジタリアン先進国というわけでもないと思いますが、個人的にはカナダと言えばベジバーガーなんです。ちなみにベジバーガーとは肉の代わりに野菜や豆、キノコで作ったパティを挟んだバーガーです。

カナダといえば「欧米」と括られてベジアリアンの活動家が多そうでベジタリアン先進国なイメージかもしれませんが、それはあくまでも都会での話。僕が住む田舎では、どのレストランへ行ってもベジタリアン料理は数えるほどしかありません。が、ベジバーガーは大抵の店にあるし、日本に帰省してもあまり見かけないので、カナダ料理としておすすめできるかなと思って選んでみました。


第2位 フィッシュ・アンド・チップス Fish and Chips




フィッシュ・アンド・チップスはイギリス料理だと思いますが、ワーキングホリデーをしていたニュージーランドの人々も「ニュージーランドと言えばフィッシュ・アンド・チップス」と言い張ってきかなかったしw、これもカナダ料理と言うにはちょっと強引な気がします。

でも!フィッシュ・アンド・チップスは上記のベジバーガー以上に至る所で扱っているのです。レストラン、パブ、ピザ屋、屋台、などなど。さらにカナダのレストランはメニューに写真がない上に料理の名前は独特なのでTOEICのスコアがあっても難しい所ではあるのですが、フィッシュ・アンド・チップスさえ知っていればどの店にもあるので、カナダに来て間違って変な料理を注文したくない人にはおすすめです。

個人的に大好物なので第二位としましたw

ちなみに表記は Fish and Chips だったり Fish & Chips だったり Fish 'n' Chips だったりしますね。 'n' は and の a と d を省略しているので、省略の意味を表す ' が a と d の代わりに使われています。発音的にはフィッシェン・チップスという感じですが、ニュージーランドではファッション・チョップスと聞こえてましたw

第1位 マック・アンド・チーズ Mac and Cheese



これもカナダ料理と言えるかどうかは謎ですが、っていうか決してカナダ料理ではないと思うのですがw、カナダの大抵のレストランにあるということ、そしてこのブログの筆者がカナダで良く食べるということで、ここではカナダ料理として扱わせて下さい。

そして個人的にカナダとかなんとか関係なく大好物なので、第1位としましたw

マック・アンド・チーズは、マカロニ・アンド・チーズの略で、Macaroni and Cheese と表記されることもあります。そしてマック・アンド・チーズと言えば多くの人はクラフト社のインスタント食品を思い浮かべると思いますが、おすすめしたいのはレストランで食べるマック・アンド・チーズです。インスタントではないと強調するためかメニューには”Homemade”(ホームメイド)と付けている店も多いです。

マック・アンド・チーズと聞くと北米留学経験者がドヤ顔で語りそうな、一般には日本人では知られていないようなメニューに聞こえるかもしれませんが、要はマカロニグラタン(マカロニチーズグラタン)です。

レストランで友人が食べていたのが美味しそうだったので次に行った時に注文してみたら、なんと、子供の頃(言っとくけど昭和50年代な)に、デパートの最上階のレストランで食べた、あのグラタンの味がしたのです…!まだデパートに行くにはおしゃれをして行っていた時代の味…(涙)。

ちなみにインスタントのマック・アンド・チーズは、カナダでは日本でいう袋ラーメンのような感じで、子供の頃から食べていたり、学生時代によく食べたという人がいたり(安いので)、愛好者が多いとされもはや国民食と言っても良いのではと個人的には思っていますが、僕はあまり好きではありませんw


おすすめはしないといいつつ、まだの人は食べてみるのもいいかも↓↓↓
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April 16, 2020

英語で独り言を言ってみよう

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英語の上達には普段から独り言を言うことです、なんてよく聞きますが、実際には難しいですよね。


お勧めなのは、もしインタビューを受けたら、という妄想。

例えば、地元のテレビ局に「日本からはるばるカナダへ」というテーマで「なぜアメリカではなくカナダに来たのか」というインタビューを30分番組向けにソロで受けている、という妄想。

もしくは英語圏のトークショーにゲストで呼ばれ、なぜ英語を勉強しているのかを話しているという設定の妄想。

こういう妄想系の独り言ならわりとうまくいくと思います。なぜならば会話のキャッチボールだから。聞き手がいると仮定すると、話したいことが出て来ると思います。

プレゼンテーションの練習や会議での発言の練習もこれに当てはまりますね。とにかく聞き手、特にリアクションを想像できる聞き手を妄想すると一人でもまるで誰かと話しているかのように“会話”が続くというものです(はたから見たら怖いw)。





さて、難しいのは「本当の独り言」。


たとえば
「どうしよう!」
「今日は何をしようかな」
「何食べようかな」
「やったー!」
みたいな、聞き手を意識していない、誰に言うわけでもない正真正銘の独り言。


そもそも独り言は教科書や会話集などには出てこないので、いざ英語を話す場面で「独り言のフレーズを知らない」ということに気付くわけです。

そもそも「道を聞く」「買い物をする」「会議で発言する」などに比べたら独り言なんて重要度が低すぎますから、実用的でないので教えてくれないわけですね。

これらは英語を話す人を常によく聞いているか、映画やドラマを見ることで表現を盗むことができます。

上記の例だと、

どうしよう→What do I do?
今日は何をしようかな→ What do I want to do today?
何を食べようかな→What do I want to eat?
やったー!→ I did it!

などと言い換えられます(ほんの一例です)。

英会話のレッスンでは、誰かに何かを聞く実用英語を練習していたので、
「独り言は自分が主語の疑問文なのか!」
と思ったのを覚えています。


もちろん、あなたの名前が太郎だとして、
What do you want to eat, Taro?
のように、自分で自分に聞くこともあると思います。

例えば花子という名前の女の子が、

「やれば出来るぞ、花子!」
「やったね、花子!」
「キミはすごいぞ、花子!」

みたいに、自分で自分を励ます場面が少女漫画などでありますが、この場合、もしあなたの名前が太郎ならば、

You can do it, Taro!
You did it, Taro!
You are amazing, Taro!

と、自分に対して you を使う事が出来ます。
…やっぱり漫画や映画の中でしか使わないのでしょうか。
うーん、わかりません。しっかりしろ、トム(仮名)!

↑こんな風に言いません?w









April 15, 2020

「おじさん」「おばさん」は英語で何て言うの?

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もうブログに書くことなんかないよ…そう思っていたある日。
フォロワーさんからご質問を頂きました。ありがとうございます。
執筆意欲が湧いてきました。




ご質問内容は、日本で中年の人を親族でなくても「おじさん」「おばさん」言うように、英語でも中年の男女を 「uncle」「 aunt」と呼んでいいの?とのことです。

良い質問!
(だって専門的な知識の必要な細かい文法表現の質問じゃないし、リサーチしなくても書けるコタツ記事だし...w)





 結論から言うと、伯父・叔父・伯母・叔母の漢字の当てはまらない場合、つまり親族関係にない人には 「uncle」「aunt」 は使えません。

また、おじさん・おばさんに限らず、テレビのレポーターが年配の男性に
お父さん、今日はどちらから来たんですか」
などというのは、その男性がそのレポーターの父親でない限り言うことはありません。

また道で
おばあちゃん、ハンカチ落としましたよ」
などと言うこともありません。

外国から来日してホームステイをする学生に「お母さん」と呼ばせることはあっても、カナダのホームステイ先のご婦人を「お母さん」と呼ぶのは先生をお母さんと呼ぶぐらい異様な事です。








英語では親族でない一般の中年を何て呼ぶか、ですが、まず、「おじさん」「おばさん」のような、事実とは別の、見た目で判断して呼ぶような名前はありません。

日常で、対面で、普段一般人が呼ぶなら、まずは名前でしょう。
名前を知らない場合、特に、というか、敢えて「おじさん」なのか「おにいさん」なのか言わなくても you で良いと思います。


「お父さん、今日はどこから来たんですか?」のテレビのレポーターの場合、まず名前を聞いて、すぐ名前を言うでしょう。
レポーター:What's you name?
(インタビューを受けている男性の名前がJohnだと判明 )
レポーター:Where are you from, John?

「おばあちゃん、ハンカチ落としましたよ!」の場合
Excuse me, Ma'am!
が適当だと思われます。





警察に目撃情報を提供する場合とか、新聞に報道される場合は、失礼だのエイジズム(年齢でレッテルを貼る差別)だのには当てはまらないのでそのまま表現することになるのでちょっと直接的になります。

中年の男性  a middle-aged man
中年の女性  a middle-aged woman




もし職場などで、担当者が不在の間に客が訪ねて来たことを伝えるような「おじさん(おばさん」)が来ましたよ」という場合は

おじさん gentleman
おばさん lady

が使えます。

「おばさんがカウンターに居ました。」は
There was a lady at the counter. となります。



でも、英語の場合、履歴書に年齢を書かせるのは違法なぐらい年齢は不問なので、あえて「おじさん」「おばさん」に拘らず、someone、 person、 people 等で困ることはありません。


僕は自分の年齢を忘れて「掃除のおじさんが~」「レジのおばさんが~」と言ってしまい、言った後に
っていうかおそらく同年代もしくは自分の方が年上
と思う今日この頃です。



April 13, 2020

イースターマンデーは祝日?


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日本人にはあまり馴染みのないイースター。
ハロウィンのように日本で広まるのでしょうか?

カナダではスーパーマーケットに卵型、もしくはウサギ型のチョコレートが大量に出回る日で、子供たちにはもちろん、大人にも義理チョコのように挨拶代わりに配ったりします。

家族に小さい子がいなくて大人しか集まらない場合でも、とりあえず用意していたりする場合も多いです。

お菓子メーカーにとってはバレンタインデーのようにチョコを販売できる新たな1年1度のチャンスだと思うんですけどね。いかがでしょうか。

ちなみにカナダは何かと言っちゃぁチョコレートです。
クリスマス、バレンタイン、イースター、ハロウィン…。
いろんな味があるわけでもなく、すべて普通のミルクチョコレート。
そりゃぁ抹茶味とか桜味とかのキットカットが珍しがられるわけです。




さて、イースターマンデー (Easter Monday)ですが、その前のグッドフライデー(Good Friday)と違い、カナダでは国民の祝日ではありません。

カナダは州ごとに法律が違っていて、州の権限は日本の都道府県のそれよりも強いのですが(例えば自動車運転免許や健康保険証は州が発行する)、祝日も州によって違います。県民の日レベルの祝日ではなく、もっときちんとした、民間の商店も休むレベルの祝日です(伝われ)。

それに加えて全国共通(nationwide)の祝日(Statutory holidays)もあり、それにこのイースターマンデーは含まれていないのです。

僕が住んでいる州ではイースターマンデーは多くの店が通常営業で、バスのスケジュールも平日運行です。

一部の企業や、官公庁、学校などは休みになります。社内カレンダーによる、ってやつですね。

で、なんでこんなことを書いているかというと、僕はカナダに来て以来、ずっとイースターマンデーは休みなので、そのことを忘れてしまうんです…。

もっと人付き合いが広かったり、家庭を持っていたり子供がいたり、もっとカナダに馴染んでいたらそういう一般常識も身に付いていたんでしょうけどね(汗)。




April 12, 2020

Quality Time クオリティー・タイム

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友人に週末の予定を聞いたときに、「母親とクオリティー・タイムを過ごす」と言われたことがありました。

I'll spend quality time with my mon.

今なら「親孝行だな」「良い時間の過ごし方だな」と普通に思うだけですが、当時は

「その quality(クオリティー)は高いの ?低いの?」

と、high も low も付かない quality にモヤっとしました。

「へぇ、そうなんだ」と聞き流しましたが。





その後何度もそのフレーズを聞いていく内に、quality time は「質の高い時間」という言葉に置き換えるのが適当だと思うようになりました。

なかなかゆっくり時間を取れないような家族や親しい友人などに使うようです。ざっと検索してみた所、「子供たちと過ごす(with kids, with children)」という文章がたくさんヒットしました。




というわけで、もしオンライン英会話などで予定などを聞かれ、
  • 久々に親子水入らずで週末を過ごします
  • 普段は時間を取れない友人とゆっくりしたいと思います
  • 週末は子供たちの為に時間を使いたいと思います
みたいなことを言うような機会があったら、

I'll spend quality time with _____ (人)

と言えますよね。



あと、もしあなたが意識高い系で横文字を多く使いたいのなら、

「この週末は息子とクオリティ・タイムだよ」

と言ってみるのも良いかもしれません。意識高いのでクオリティーではなくクオリティです(「-」が無い)(なんのこっちゃ)















April 11, 2020

英語の Amid ってどんな意味?

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最近は1日じゅうツイッターのニュースに目を通している状態で、しかも日本語では手に入らないローカルなニュースが読みたいので、仕方なく英語で読んでいます。

仕方ない、と言っても、情報を仕入れたい気持ちの方が強いので、いやいや読んでるわけではなく、わりと夢中で読んでしまっています。


というわけで特定のニュースを中心に読んでいますが、やたら目にするのが「amid」。

名詞の前にこの単語をよく見るのですが、繰り返し目にしているうちに、前後関係から
「緊急事態『の間は』〇〇をクローズすることになりました」
のように「~の間は(に)」的な使われ方をしていることに気付きました。

辞書で調べていたら「真っ最中」でした:

恥ずかしながらこの単語を今まで目にしたことがなかったのですが、必要に迫られて(または好奇心に動かされ)たくさん読んでいるうちに単語を覚えた、という一例でした。


April 5, 2020

カフェイン抜きの英語はデカフェではない話

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ストレス対策でカウンセラーに通ったことがあります。

職場の福利厚生でメンタルヘルスにも使える保険に入っているので、自己負担額はゼロでした。

カウンセラーと言っても精神科医(psychiatrist)、心理学者(psychologist)、ソーシャルワーカー(social worker)など色々な人がいて、職場で契約している“お悩み相談室”みたいな機関に相談すると、スタッフの方が適切な人を紹介してくれるのです。

僕の担当だった方は、上記のいずれでもなく、教育の学位を持っている人だったと記憶しています…。肩書は何だったか忘れましたw 「まずは話を聞いてくれる人」のような人だったと思います。もし僕に精神疾患的な兆候があれば、その後適切なクリニックなり何なりを紹介してくれたのでしょう。

それまでは、きっと自分は躁鬱とかADHDとかナントカ障害とかナントカ症という根本的な何かを抱えているのだと思っていましたが、実際にカウンセリングを受けてみると、
「当てはまるような事柄があっても誰しも少なからず当てはまるような症状はあり、必ずしも精神疾患と診断されるわけではない(要は「素人判断は良くない」)」
と言われました。

カウンセラーのアドバイスを元に、ほんのちょっとの心がけでフッと心が軽くなったり、その心がけの習慣化で生きるのが楽になったりしていく…ような気がします(ただいま実践中)。

日本では気合や根性ばかり重視されて、あまりメンタルヘルス(特に日常的なストレスなどの精神的に病む前のちょっとした異変)の重要性は無視されがちなような気がしますが、もし職場内や近所に保険適用のメンタルクリニック等があれば、話を聞いてもらうのも良いかもしれません。

ネットで1時間何千円も課金するようなあやしいカウンセラーはダメですよ。カナダでは無資格ではメンタルヘルスのカウンセリングをしてはいけないので、たまにネットで日本人の「高卒で起業した俺がスカイプで1時間5千円で人生についてカウンセリング」とか「たくさん失恋した元OLの私が電話で有料恋愛カウンセリング」のようなものを見るとびっくりします。

友達に聞いてもらうのはその友達のストレスになってしまうので良くないようです。それと、ウインドウ・ショッピングのように、自分に合ったカウンセラーが見つかるまでカウンセラー・ショッピングするのもアリだ、とカウンセラーの方が言っていました。











さて。以前、職場で大声を上げてしまったので、人事部から処分される代わりにカウンセリングを受けてくるよう言われたことがありました。

その時に紹介されたカウンセラーからは、きっとアンガーマネジメント(怒りの管理)について指導されるのかと思っていましたが、なんと、全然違っていました。

「ストレスのレベルが高い職場なんでしょう。転職もアリかもね。」

みたいな共感。拍子抜けしました(この時点でもうこのカウンセラーについて行くと決まりました)。

そこでそれ以降のセッションはすべてストレス対策の話になりました。できれば瞑想(僕が日本人なので座禅の話をしたらカウンセラーも仏教に詳しく座禅は良いと太鼓判)、もしくは一日に数回、2分程度の深呼吸、などなど、いろいろなストレス軽減のテクニックについて話を聞きましたが、中でも一番重要と言われたのがカフェインを摂らない、もし摂るなら午前中、そしてなんとしても8時間寝る、でした。


というわけでどうしても午後にコーヒーを飲みたい時は decaf (カフェイン抜き)にすることにしていますが、この decaf ディキャフ(ディにアクセントを置いて「ディーキャーフ」的に発音)、日本語ではデカフェと呼ばれているようでビックリしてしまいました(日本に住んでいた頃はカフェイン抜きのコーヒーの存在を知りませんでした)。



…というわけで、「デカフェじゃないよ、ディキャフだよ」、って3行で済む話を、こんなに長々と書いてしまいました。



April 4, 2020

近況報告。

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こんなご時世なので、とりあえず収束するまでは英会話関連の記事はお休みして、近況報告的なことを書こうと思います。



いや、こんな時こそ、家に籠っているからこそ、英語の勉強に集中した方が良いのでしょうけど、試験を受ける予定もないし、特に問題集を持ってるわけでもないし、なによりなんだかソワソワして落ち着きません…。

―――


まず、カナダ国外からカナダ市民や永住者とその家族以外、入国できないようになったようです。

※留学生や労働許可保持者についてはわかりません、というか当ブログでは詳細は無責任に書けませんので各自大使館等にお問合せ下さい…。

個人的には特に影響はありません。管轄の領事館もわざわざ現状確認のためのお電話を下さり(隣の隣の州にあります)、さらにメールでも帰国の予定を聞かれました。回答例にあった、「永住者なので帰国の予定なし」と回答しました。



そして僕が住んでいる州では、州知事が非常事態宣言を発令。物流などを除き、不要不急の旅行者を受け入れない体制になりました。そして州在住の人が州外から帰ってくる場合は14日間の自己隔離を要請。ニュースの写真を見ると、州境に人員を配置しているようです。

そして州内の居住者へは外出の自粛を要請。食料や薬の買い物、犬の散歩、健康のための近所の散歩以外は外を出歩かないようにとのこと。そして人と人との間は2メートル空ける事。公園はすべて閉鎖。5人以上の集まりは禁止。

悪質な違反者には罰金も課せる条例が急遽決まり、犬を連れて公園内に入った人、わざと人との距離をとらない嫌がらせをした人など、罰金刑になったようです(違反金は七万円弱)。


不要不急でない業種として、食料品・薬品以外の小売り(書店や家具店、アパレル)、美容院、理容院、マッサージなどは営業禁止(国から補償があるらしい)。

飲食店は持ち帰りか出前のみ(もしかしたら出前のみかも)。店内で飲食できません。

スーパーマーケットの品揃えは通常通りですが、店内の入店規制があり、入店客数が一定数を超えると、それ以外の客は外で入店を待たなければならなくなりました。メンドクサ。

買い物に行けるのも世帯で代表で1人とのこと(子供を引き連れて一家総出で行かないように)。

ーーー

というわけで、よく聞かれるのですが、上記の通り元々日本に帰る予定はないので出入国に関する心配は個人的にはありません。ご心配ありがとうございます(ツイッターのフォロワーさんは優しい人ばかり)。

※留学生の方やワーキングホリデーの方、駐在の方など、いずれ日本に帰る予定でカナダに来ている人は帰国のタイミングなど色々大変だと思います…。


実質上の外出禁止令ということもあって、仕事についても心配して頂くこともありましたが、幸運なことに在宅になったので雇用の心配もありません。むしろこんな状況なのに年度末は年度末ということで毎年恒例の忙しさです…。



在宅勤務が出来ない職種や、不要不急でないとされた業種は大打撃だと思います…。

ワーホリでこの街に来てからずっと当たり前のようにあって、たくさん思い出のあるサービス業の数々、特にまだ来たばかりの半分観光客だったような頃によく利用したこの街の観光業がすべてクローズしていて、再開の目途が立っていないことが悲しいです。

早くレストランで食事がしたい(´;ω;`)ウゥゥ






March 30, 2020

やっぱりちゃんと辞書で調べよう

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市内の条例が毎日のように変わり、“来週から”などではなく突然“たった今から”(effective immediately)色々なことが禁止になったりする今日この頃。英語のニュースを読むようになりました。

と言っても長文を読むのは苦手なので、ツイッターでテレビ局のアカウントをフォローして、興味を引いたものだけ読むようにしています。

昔はリーディングの上達には英字新聞を読むと良いとされていましたが、見出しは新聞用語というか独自のスタイルなのでなので見出しだけでは本文が想像できません(英語がに苦手なのでw)

でもツイッターなら見出しよりは長く、でも140文字しかないので読み易い!というわけでツイッターで英語のアカウントをフォローするのがおススメです。

さて、その中で最近よく目にする言葉がありました。

toll と measureです。


toll は有料道路などの通行料金、measure は測るという意味だとそれぞれ思っていましたが、どうも意味が通じないんです。

でも辞書では調べず文脈から推測する派(横着ともいう)なので調べずにいつかわかるだろうと思っていましたがわかりません。

それにしてもどの記事にもこの2つの言葉が出て来るので、ようやく重い腰を上げて調べたら(っていうか座ったままでググるだけなんだけど)、見つけました、意味を。

toll は犠牲者、measure は処置、のような意味があるらしいんです。

death toll、emergency measure、というフレーズでよく見るのですが、辞書にもそのまんまの例文がありました。

やっぱりちゃんと調べないとだめですね。






March 28, 2020

非常事態でテレワーク

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世界的な非常事態ということもあって、今回は英会話とはまったく関係のない日記的な記事です、って英会話に関係ないコタツ記事なのはいつものことですね


■急遽テレワークをすることに



カナダの首相や僕が住んでいる州の知事がいろいろアナウンスしたこともあり、うちの職場では急遽テレワークをすることになりました。

過去記事→テレワークを日常英会話で言うとwork from home

前の日までセキュリティーの問題で在宅勤務は許可できないと言われていたのに、いきなり在宅勤務になるから職場のPCを自宅に持ち帰るように言われ、翌日の指定された時間までに全員帰宅、それ以降は職場に残ってはいけないとの指示が出ました。

今まで紙ベースで行っていたので急遽すべてスキャンして、職場のパソコンも勝手にいじらないように言われていたのに各自はずして持ち帰り家で再接続しなければならず、いきあたりばったりのぶっつけ本番でした。


■手探りで使いながら覚える



今までは紙ベースでかつ対面で話し合うというスタイルだったのが、いきなり準備なしに全員それぞれの家に居ながらネット経由で業務を行うことになったので、自分を含めチームの全員にパソコンの使い方を極めなかったツケがまわってきました。

テレビ電話会議も初めて、メールで受け取った書類を印刷せずにPDF化して更にそれを編集するのも初めて、「この部分」と書類を見せれば簡単な質問を会わずにメールやチャットで質問し合うのも初めて、すべてまったく予備知識なしで使いながら覚えていきました。1週間目が終わり、まだわからないことだらけです。



■通勤時間なし



当たり前ですが、自宅で働くので通勤時間ゼロ。外出禁止令は不自由でストレスフルですが、混んでいるバスに乗らなくて良いのはありがたい。そして起きたらすぐパジャマのままでパソコンに向かうので準備時間ゼロ(ヒゲ伸び放題)。犬も淋しくない。ネットで買い物しても受け取れる。

世界的な大変なことではありますが、これを機にうちの職場のお偉いさん方には在宅勤務を正式に認めて欲しいです…。

っていうかうちのオフィス、狭いので派遣社員を雇っても場所がなかったりするんです。だから僕ら正社員みたいな既に仕事の手順が頭に入っている人達は家で仕事させて欲しいなぁ…って何について書いているんだかわからなくなったのでこの辺にしておきます。








March 15, 2020

「メールしました」を英語で

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メールをしました、とか、メールで送って下さい、とか、メールを確認してください、とかを英語で言おうとするとそのまま mail と言ってしまう人がたまにいるようです。

いつだったか誰だったかも覚えていませんが(年を取ると恐ろしいくらい忘れる…四捨五入して50歳になるってこういうことなのね...)、誰かの英文添削を頼まれたときに「電子メールで送りました」という文脈で mail を見たのを覚えています。




mail は、郵送という意味なので、メール(電子メール)とするには e-mail にしなければなりません。

人によって、

  • e-mail
  • email
  • E-mail
  • Email

と書き方が違いますが、どれでも良いみたいです。e は electronic の略です。







「メールしました」の言い方は、e-mail は mail と同じ使われ方のはずなので

I e-mailed you.

で良いはずですが、うちの職場では

I sent you an e-mail.

と言う人が多い気がします(でた、コタツ記事)。





また、もし特定の文書を
「郵送でなくメールで送りました」
というとき、

I sent it to you electronically.

と言う場合もあります。




自分で書いていて気付きましたが、
  • I sent you an e-mail
  • I sent it to you.
と、送ったものがe-mail か it かによって you の場所と to がつくかつかないか変わるんですね、おもしろーい(コタツ記事なので調べたりしません…)。






で、何が言いたいかと言うと、


  • mail 郵送
  • e-mail 電子メール

の2つは大違い、と言う事でした。


March 12, 2020

カナダ人の主食は何?





日本人の主食は米ですよね。白米。
必ず出て来る。

子供の頃、外国(といえばアメリカ)の主食はパンだと教わりました。

レストランでも(ファミレスだけど)、ライスかパンか聞かれてたのでやっぱり外国(西洋)はパンなんだ、と思っていました。







でも、カナダでは「主食」は「メイン(entrée アントレー)」なんじゃないかと思います。

肉。

パンや野菜はあってもなくてもいいという感じ。

日本人のように炭水化物を大量にメインで食べることは少ないと思います。






あ、カナダ人といっても例えば日系カナダ人なら家で食べてるのは和食かもしれないので、ここではカナダの田舎のヨーロッパ系カナダ人ということにしておきます。






というわけで、カナダの主食は肉です、という結論で締めくくろうと思いましたが、あったんです、毎回メインと一緒に食べるものが。

じゃがいもです。

手を変え品を変え、毎回食べます。フレンチフライだったり、マッシュポテトだったり、ベイクドポテトだったり。

フライドポテトは英語はじゃない?

そう、まるでどんなおかずにも必ず白米が出る日本の食卓のように。



というわけで、カナダ料理で主食といえば「芋」です。
スーパーマーケットでも日本での米の売り方のように大きな袋で売っています。







March 11, 2020

留学なんてお金が無いから無理だと思ってたけど意外となんとかなった話


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今年のタックスリターン、申請終わりました


毎年おなじみ、インカムタックスを申告して、タックスリターンの手続きをしました。「今年の」ってことはつまり前年度の分なわけですが。

英語ではこの申告というか手続きを file と言います。

File your income tax

なんて言います。

終わってほっとしたのでこんなツイートをしました。



申告した結果、払い過ぎた所得税が戻ってくることになりました。日本の源泉徴収と同じですね。

会社員だと、日本の場合は雇用主が従業員の支払う形になりますが、カナダでは税務署から直接個人の口座に振り込まれます(どうでもいい情報)。

とにかく臨時収入です、イエイ!
イェイはYeahで本当にいいの?

まあ、ちゃんとした大人なら源泉徴収で税金の戻りがあることぐらい把握しているんでしょうけど、どんぶり勘定で生きているので臨時収入ですこれは。

そこで思ったんです。想像していかなった臨時収入ってわりとあるよな、と。




うれしい誤算が割とあるのが人生



留学前は、自分の貯金だけではどう計算しても学費と生活費でギリギリの分しか稼げませんでした。

それで4年間、外食も洋服の購入も何もしない覚悟で留学を始めたわけですが、意外な(うれしい)誤算がありました。



■アルバイト


留学先の大学付属の英語学校でたまたま受付事務の募集があって、運よく働くことができました。夏休みなどは朝から夕方まで週5日でシフトを入れてもらえて、卒業まで勤務できて、経済的にかなり助かりました。


■奨学金


大学には各種奨学金があるので、これから留学する人はダメ元で調べてみる価値アリです。僕の場合はたった1学期でしたが成績が良かったということで授業料が数万円安くなっていました。



■テクノロジーが進化して時代は変わる



留学前は、たくさん学校で文書を作ったら、USBとかデータを保存するメディアが必要だと思っていたのですが、実際には全学生にネットワークドライブが割り当てられてたり、入学した頃からちょうどクラウドなる概念が広まって各種サービスも始まって、データの保存にお金を掛けなくても良くなりました。

それから僕が留学を検討していた頃の体験談などでは「日本からたくさんCDを持っていって辛いときには聞いていました」みたいな声もありましたが、実際に留学を始めた頃にはYouTubeが一般人にも広まったので音楽にかけるお金も昔ほどかからない時代になりました(音楽業界の衰退に加担したといえばしたことになるけどみんなもそうでしょ)。


■教科書のBuy Back



カナダの大学の教科書は高額なのですが、大学の売店が毎学期買い取りをしてくれたり、これから受講する友達に売ることもできますし、逆に既にそのクラスを履修を終えた人から安く買ったりすることもできます。「留学って言っても教科書代高いしなぁ」といって留学を諦めてしまうとこういう所は見えませんよね。


などなど。


引き寄せの法則はあると思う



留学中は上記のようにプチ臨時収入しかありませんでしたが、卒業後はわりとドカンと大きな臨時収入があったりします。

■タックスリターン



今はこの制度は無いようなのですが、僕が卒業した頃は、卒業後も州から出ずに州内で就職すれば数年間毎年高額控除がありました。安月給だけど結局は収入アップと同じことですよね。



■積み立てとか利子とか



毎月積み立てをして、それに複利で利子がついて…みたいのは、暗算ですぐ答えが出るようなものでもないし、そもそも利子は変動するし、思っていたより増えていた、みたいなことはよくある話ですよね。


■昇給



今の給料がアレでも、上のポジションに大抜擢されるかもしれないし、そうでなくとも毎年の昇給は、実際に目にすると頭で考えていたより多く感じるかもしれません。


■福利厚生


安月給でも、実は厚生年金が良いとか、各種割引が使えるとか、給料明細の額面より実際に恩恵を受けている金額は多いかもしれません。




まとめ


毎月の積み立てをパッと考えた時に、
月1万円 × 12か月 =12万円
なんだ、12万円か。
と思うかもしれないけれど、利子の変動、税金の戻り、今まで有料だったものの無料化、さらにはひょっとしてひょっとするとブログやYouTubeで収益化、などなど、若い皆さんはあまり悲観しなくても良いのでは、とこれを書いているおじさんは思います。若い時に「どうせ貯金したって大して貯まんねーし」と思ってちゃんとやって来なかったので(泣)。